料理の基本の調味料とは?料理の第一歩にはどんな調味料があればいいの?




この記事の所要時間: 71

新婚さんや、一人暮らしを始めたばかりのお料理一年生の方は、「家庭で作る料理って、どんな調味料を用意しておけばいいの?」と迷っていませんか?

はじめて自分の台所を持つ時って、なにもかもがわからなくて大変ですよね。

特に調味料は、ひんぱんに使うものと、そうでないものの差が大きいので迷うところです。

 

私は新婚の頃、友達から「キャベツ炒めにオイスターソースを入れるとおいしいよ」と教えてもらい、使ったことのないオイスターソースをさっそく買ってきました。

でも、知識がなかったのでキャベツを半分炒めたものに、オイスターソースをひと瓶入れてしまいました…

もちろん、食べられたものではなく、全部捨てる事になってしまい夫にも怒られてしまいました。

後日、友達に話したら大笑いされ、今はスマホでもすぐ調べられるんだから、きちんと計って入れないとダメだよと教えてもらったんです。

そして、いきなりオイスターソースに挑戦しないで、最低限必要な基本の調味料をしっかりそろえている?と聞かれ、すぐに答えられませんでした。

 

その頃の私は、なぜか目分量で料理を作れる奥様というのに憧れがあり、料理の時に計量して調味料を入れることをしていませんでした。

もちろん、料理に最低限必要な基本の調味料もぼんやりとしかわかっていませんでした。

その結果、オイスターソースをひと瓶入れてしまうことになったのですが…(笑)

そんな、調味料の知識ゼロだった私が地道に努力した結果、「これならお客さんが来てもすぐに料理を出せる!」と思うまでに自信がついた、調味料の基本的な知識をご紹介しますね!

計量のための道具を用意する

友達に注意されてから、「そうか、調味料っていちいち計ったほうがいいんだ」と、意識するようになりました。それからは、とんでもない失敗はなくなりました。

ネットのレシピや、人気のレシピ本にも必ず調味料の分量が記載されています。

それをしっかりきっちり守れば、料理ってそんなに難しいものではないなとリアルに感じる事ができましたよ。

そのために調味料のお話より先に、台所にこれだけは必要という道具を見ていきましょう。

計量スプーン

どのレシピにも登場する、大さじ小さじを計る基本の道具です。

確実に計るために、すりきりというヘラが付属しているものがいいですよ。

計量カップ

カレールーを使ってカレーを作る時にも、水の量を計るのに必要です。

簡単なルーだし適当でいいや、と計量をしないと仕上がりに差が出ます。

たとえカレーでも、きちんと計量カップを使いましょう。

熱湯もOKな耐熱性のものが便利です。

キッチンスケール

重さを計る、いわゆるはかりです。昔ながらの上に乗せて、針が動くものでもいいのですが、今はデジタルで薄型のものが千円以内で手に入ります。

邪魔にならない薄型のものだと、狭い台所でも置き場に困りませんよね。

 

まずはこの三つを用意して、レシピ通りに計って作ってみてください。

私が友達にアドバイスしてもらったことは、「目分量はプロのシェフがやること。あなたはまずどの料理に何がどのくらい必要かを知らないと、先に進めないよ」ということでした。

確かにそのとおりで、行き当たりばったり、レシピも見ずになんとなく適当に調味料を入れていた時の料理は、「名もなき料理」になっていました(笑)

「今日は肉じゃがです!」と自信を持って、レシピのタイトル通りの料理を提供できるように、計量をサボらないようにしましょう!

私は、計量スプーンの使い方を、こちらの動画を参考にして覚えました。。

計り方にもきちんと決まりがあるんですね。

基本的すぎて今さら誰にも聞けない、と悩んでいたのがスッキリ解決されました。

最低限の調味料を買っておく

計量する道具を用意したら、「じゃあ家にあったほうがいい調味料は何?」という疑問がわいてきますね。

私はそこで、家庭科で習った「料理のさしすせそ」を思い出しました。

確かにどのレシピを見ても、和食であれば「料理のさしすせそ」プラスアルファで作れそうでした。

「料理のさしすせそ」を整理してみましょう。

さ=砂糖

し=塩

す=酢

せ=しょうゆ

そ=味噌

です。

 

それと、煮物などのてりを出すのに必要な「みりん」

材料の臭みを消して、風味を豊かにしてくれる「料理酒」

これらがあれば、和食はだいたい作れます。

どれもこれも、スーパーで簡単に手に入るものです。切らさないよう、常備しておきましょう。

あったら便利な調味料を取り入れてみる

和食だったら、だしの素と「料理のさしすせそ」「みりん」「料理酒」で、だいたいのものは作れます。

ですが、そのだしの素のテイストをちょっと変えるだけで、アレンジがききます。

その他にも、一味足りないときにお役立ちな調味料がありますよ。

中華スープ

メーカーによっては、「中華だし」「鶏ガラスープ」という名前でも売られています。

簡単な中華風レシピには、必ずといっていいほど登場するので、あったほうがいいですね。

炒め物にも、煮込み料理にも使えるすぐれものです。

コンソメ

洋風だしのことで、顆粒やキューブ型など形状もいろいろあります。用途は一緒なので、使いやすいものを選んでくださいね。

オイスターソース

私がひと瓶入れて、大失敗したオイスターソースですが、ちゃんと分量を計ればコクが出て味わい深い料理が作れます(笑)

意外な事に、ナポリタンや焼うどんのアクセントとしても相性がいいんですよ。

くれぐれも、ひと瓶入れないでくださいね!

昆布茶

お茶として売られていますが、昆布に塩やうま味調味料を足したもので、茶葉は入っていません。

もちろんノンカフェインです。

粉末の昆布だしと変わらない使い方ができるので、煮物の味がいまいちなときに一つまみ入れたり、お湯にとかしてスープのベースなどに使えます。

ウェイパー

中華風の味付けに使う、ペースト状の調味料です。

これさえあればプロの中華料理の味になる!というほど、少量でビシっと味が決まります。

自宅でチャーハンやラーメンを作る時に、ちょい足しすると驚きのおいしさになりますよ。

 

これらはあくまでも、「あったら便利」な調味料なので絶対に必要!というわけではありません。いつもの和食の味に飽きてしまったら、ぜひ使ってみてくださいね!

まとめ

  1. 計量の道具を用意する
  2. 最低限の調味料を買っておく
  3. あったら便利な調味料を取り入れてみる

 

以上の知識をつけておけば、どんな料理でも、とんでもない味にはならないと思います。

私はだいぶ主婦歴が長いのですが、友達に言われた「目分量はプロのシェフがやること」という言葉を肝に銘じ、今でも毎食きちんと計量しています。

目分量はいつかおばあさんになる頃までに習得できればいいな、と思っています(笑)

同じ調味料を同じ分量で使っても、材料を変えるだけでバリエーションは無限に広がっていきます。

慣れてきたら、使う野菜やお肉を変えてみたりして、飽きないように工夫してみましょう。

調味料の基本の知識を身につけておくと、「肉じゃがの材料があるけれど、今日はコンソメを使ってポトフにしてみよう!」なんて発想が自然と浮かんでくるようになるはずです。

そんな風に、アレンジできるようになれたらすてきですね!

 

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ふじもとつるり

ふじもとつるり

服飾科で裁縫の基本とデザインについて学び、卒業後は創作小物の製作・販売を経て一児の母になりました。今はライターとして、仕事と子育ての両立に日々奮闘しています! 趣味は手芸と製菓。それらの経験をいかした、子育て中ならではの目線の記事をみなさんにお届けできるように頑張りたいと思います。

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