裁縫の基本の縫い方を知りたい!学んでおくべき4つのポイント



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みなさん、「家事のさしすせそ」をご存知ですか?

「料理のさしすせそ」なら聞いたことがあるけれど、「家事のさしすせそ」は初耳、という方も多いのではないでしょうか。

「家事のさしすせそ」とは、

さ=裁縫

し=しつけ

す=炊事

せ=洗濯

そ=掃除

です。

私も、主婦になってしばらくたってから、テレビで偶然知りました。

そして、裁縫って家事の基本的なことなんだ…とちょっとショックだったのです。

なぜなら、私は一番最初の裁縫が、どうしても家事の一つとして割り切れないくらい下手だったんです。

最近では洋服を買うときに、無料や格安ですぐ裾上げをしてくれます。

子供の園グッズなども細かい指定がなければ、百円ショップで作るより簡単に手に入ってしまいます。

わざわざ、裁縫を学ばなくてもじゅうぶん生活していけます。

なので、私が裁縫で唯一やることといえば、取れてしまったボタンをいやいや縫い付けるくらいでした。

いやいや縫い付けたボタンは、「なんとか、服にくっついている」という状態で、とても褒められるような縫い方ではありませんでした。後ろから見ると、ぐちゃぐちゃです。

その不器用に縫い付けられているボタンを見て、「これではちょっと恥ずかしいな…家事のさしすせそに入ってるくらい基本のことなんだから、もう少しきれいに縫えるようになりたい」と、思いはじめたら居ても立っても居られなくなりました。

夫と子供のためにも、裁縫上手なお母さんになりたい!と素人ながらに奮闘し、今ではミシンがなくても、きれいな裾上げができるほどになりました!

それでは、私が学んだ裁縫の基本の縫い方で、特に身につけておいて良かったと思う4つのポイントをご紹介します。

自己流を捨てて基本を学ぶ

昔の私は、まっすぐ縫うことや、ボタンを均等にきれいに縫い付けることが苦手でした。

手縫いで裾上げするときも、どうしても曲がっていったり縫い目が不揃いだったり。

ボタン付けも、何個かつけているうちに、ゆるいものやきつすぎるものが出てきたりしていました。

 

それもそのはずです。必要なときにだけ、自己流でなんとなく裁縫をしているので、基本を知らなかったのです。

「ボタン付けはこうすれば見た目もきれいで取れにくい」、などの情報を全く知らない状態で自己流を押し通していたら、そうなるはずですよね。

自己流を捨てて初心にかえって勉強するには、まず何から始めればいいんだろうと、裁縫上手な母に相談しました。

母が言うには「裁縫はまず、きちんとした縫い方を知ること」から始めなければいけないそうです。

逆に言うと、正しい縫い方をきっちり学んでおけば、初めて縫うものにも楽に対応できるよ、とアドバイスをもらいました。

 

なるほど!と思い、本やネットで裁縫のやり方を調べていくうちに、難しい縫い方や作品になるにつれて、確かに基本の縫い方を応用した表現がたくさん出てきました。

もちろん、基本の縫い方を知らない私には、ちんぷんかんです。

結局、私は型紙が理解できないので、動画を利用しました。

動画で勉強するのは、素人にも手順が見えてわかりやすかったです。

本だと難しくて諦めてしまう表現も、すんなり頭に入ってきたので、とても役立ちましたよ。

 

みなさんも一回、今までの自分のやり方を全部捨てて、動画でも本でも自分の一番わかりやすい方法で、基本を学んでみてください。

必要最低限の道具をそろえる

これは裁縫が苦手だった頃の私の経験から言えることなのですが、必要最低限の道具をそろえるときには、高いものでなくていいと思います。

専門的な手芸店には行かず、百円ショップのものでじゅうぶんでした。

内容は、小学校の家庭科で持っていた裁縫箱の中身をお手本にしました。

・裁ちばさみ

布を切る専用のはさみです。工作用などは用途が違うので、無理やり布を切るとはさみをいためてしまい、使えなくなってしまうので専用のものにしましょう。

・糸切りばさみ

糸の始末に使う専用の、小さいはさみです。

裁ちばさみでは、糸のはしを切るには大きすぎて危険なので、あったほうがいいと思います。

・糸と針

最初は裁縫セットについてくるようなものでいいと思います。

折れたらすぐに新しいものを使えるように、針を何本か。

糸は、白と黒と茶色があればだいたいの服の裾上げくらいは問題なく縫えます。

・チャコペン

布に線を書いたり、印を付けるのに使います。

昔はチャコという、固形のチョークのようなものが主流だったようですが、現在は百円ショップにも水性のペンタイプのものが売っていますよ。

・マチ針

布を二枚縫い合わせるときに必要です。

わたしはマチ針を持っていなかったので、裾上げのときにどんどん布がずれていって、縫い上がったら斜めになっていることがよくありました。

必ずあったほうがいいと思います。

・メジャーか定規

メジャーにそんなに必要性を感じないという人は、百円ショップの透明な定規でじゅうぶんだと思います。

・文具のクリップやウッドピンチ

これは必須ではないのですが、マチ針を使うほどでもないけれど、布を固定したいときに便利です。

特に木でできた、ウッドピンチは挟む力があまり強くないので、布にあとがつかなくていいですよ。

私は、ボンドを塗ったところをウッドピンチで挟んで、乾くまで固定するのによく使います。

 

クリップやウッドピンチこそ、家庭科では使いませんでしたが、小学校の裁縫箱の中身はとても参考になりました。

子供に基本を教えるのに、機能的で必要最低限のものがつまっていますよね。

 

縫い方を覚えるなら、道具はこのくらいで足ります。この先、ステップアップしていくときにまた買い足すつもりで、まずはこのラインナップが家にあるか確認してみてくださいね。

最低限の技を身につける

必要な道具が手元にあることを確認したら、実際に縫い方の基本を実践していきましょう。

私の経験からも、本当に裁縫は手が慣れていかないと先に進めないと思います。

最初は縫い目もガタガタでひどいものでしたが、わかりやすい動画を見ながらゆっくり学んでいたら、何回めかでまっすぐ縫うことはできるようになりました。

私が学んだわかりやすい動画を含めて、これだけは出来たほうがいいよ、という縫い方を見ていきましょう。

・玉どめ

糸のはしを、玉のように結んで布から抜けないように処理することです。

これって、家庭科で習ったはずなんですが、ちゃんとわかっていなかったんです。

夫にもやってもらいましたが、やっぱりなんだかおかしな結び方をしていて、大笑いしました(笑)

そして、二人でこの動画を見て、一緒に練習しました。二人ともすぐ上手になりましたよ!

・まっすぐ縫う、なみ縫い

この動画では線を引いて印をつけていませんが、最初は水性のチャコペンで直線を引いて、その上を縫うと縫い目がそろいやすいと思います。

等間隔をしっかり意識し、まっすぐにきれいに縫うことをこころがけましょう。

・ズボンの裾上げなどで必要になる、まつり縫い

まつり縫いをマスターできれば、ズボンの裾上げも有料で頼まなくてよくなります!節約にもなりますよ(笑)

なみ縫いよりは難しいですが、きれいに縫い目が並んでいくのはなかなか快感です!

私はこの動画を見て、きれいにまつり縫いをすることにハマってしまい…夫のスーツをどれだけまつり縫いで完璧に仕上げるか、とムキになっていました(笑)

そのおかげで、今でも裾上げはミシンを使わず、しっかり仕上げられるようになりました。

・ボタン付け

我が家だけではないと思いますが…子供と服はすぐにボタンがとれてしまいます!

昔はそのたびにイライラしていたのですが、この動画を見てからあまりいやではなくなりました。

つまようじを使ったテクニックがおもしろく、実用的なのでぜひやってみてください!

最低でもこれらの縫い方をマスターしていれば、全く裁縫ができないというレベルからは脱出できるはずです!

まっすぐ縫えて、裾上げができて、ボタン付けができれば生活に困るレベルではなくなります。

慣れてきたら小物にチャレンジ!

私は、基本的な縫い方に慣れてきたころに夫が、「お弁当を入れる袋がほしい」と言っていたので、巾着を作ってみることにしました。

ところが、本やネットの型紙を見ても、初心者にはまだまだ難しく…

やはりわかりやすいものを参考にしよう、と動画を見て手縫いでも簡単にできる巾着に挑戦したところ、本当に簡単でわかりやすく、かわいいものが出来上がりました!

一枚のバンダナだけで、はさみも使わず完成できるので、嬉しくなってたくさん作って「そんなにいらない」と言われたほどです(笑)

こういう風に、自分が基本を練習した成果が形になるのって、とても嬉しいですよね。

裾上げばっかりじゃつまらないので、こういった簡単な小物で作る喜びを知るのは、単調な主婦の日常のスパイスになると思います。

我が家は小さい子供がいるので、さらに子供のために何か作ってみたくなり、簡単にできる手ぬぐいを使った小物にもチャレンジしました。

このブログ内の、この記事にも手ぬぐいを使った子供のための小物を何点か紹介しています。

裁縫に入門したいあなたへ!知っておくべき4つのステップ

ズボンの裾上げだけでは満足いかなくなったという方は、ぜひのぞいてみてください!

まとめ

  1. 自己流を捨てて基本を学ぶ
  2. 必要最低限の道具をそろえる
  3. 最低限の技を身につける
  4. 慣れてきたら小物にチャレンジ!

以上が私が実践して、基本の縫い方を習得できた4つのポイントです。

 

動画を見てハマってから、ずいぶん数をこなしたまつり縫いは、今では裁縫上手な母のお墨付きをもらっています!安いお店で、てきとうにミシンをかけられるよりきれいだと褒められましたよ。

他にも、子供の服の簡単なほつれなどにも慌てず対応できるようになりました。

とはいえ、縫うことにすでに苦手意識があるという人もいると思います。

苦手なことは、動画を見たってあまりやる気がでないものですよね。

そういう方には、テレビ番組で簡単なものを実際に作っていくところを見てみるのがオススメですよ!

Eテレで放送している、「すてきにハンドメイド」という番組は、簡単なものから上級者向けまで、いろいろなテーマをわかりやすく紹介しています。

テキストも書店やコンビニで簡単に手に入りますよ。

公式サイトから、講師の方へ質問できるフォームもあるので、もしかしたらあなたの素朴なお悩みを番組内で解決してくれるかもしれません。

私も、毎回楽しみにしている番組です。

 

最後に、ボタン付けすらうまくできなかった私が、まつり縫いのお墨付きをもらえるまで頑張れた理由をお話ししますね。

それは、縫い方の基本を知って理解して、世界が広がったからです。

裁縫に限らず、自分ができることが増えていくって、とても楽しいことですよね。

まわりの人に褒めてもらいながら、ちょっとずつできることを増やしていったら、チャレンジしたいことも増えました。

結果的に、まつり縫いにハマったことで、自分の世界も可能性も広がったようです(笑)

 

今は家にいながらにして、テレビ番組や動画、ネット検索でいくらでも情報が手に入ります。

そういった便利なものを活用しつつ、百円ショップの裁縫セットでもいいから反復練習をしていけば、ちょっと違う世界が見えてくるかもしれません。

私もまだまだ裁縫初心者です。

いつか手芸屋さんで華やかな布を買って、家族や友だちがびっくりしちゃうような大作を作れるように、基本の縫い方をしっかり学んで一緒にがんばりましょう!

投稿者プロフィール

ふじもとつるり
ふじもとつるり
服飾科で裁縫の基本とデザインについて学び、卒業後は創作小物の製作・販売を経て一児の母になりました。今はライターとして、仕事と子育ての両立に日々奮闘しています! 趣味は手芸と製菓。それらの経験をいかした、子育て中ならではの目線の記事をみなさんにお届けできるように頑張りたいと思います。
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