6月に入ると、そろそろ父の日のプレゼントの準備に本腰を入れなければ!という人も多いと思います。
父の日のプレゼントを渡す相手は、自分のお父さんだったり、子供がいる場合には夫。
義両親にギフトを…なんていう場合もありますよね。
いろいろ迷ってしまうと思いますが、今年は思い切って手作りに挑戦トライ!なんていうのはどうでしょう?
手作りするものも、いつも身につけてもらえる小銭入れをチョイス。
今回は、小学生でも簡単に手作りできそうな、フェルトの小物入れを提案したいと思います!
材料もシンプルだし、作り方も簡単。
フェルトだったら切りっぱなしでOKなので、裁縫初心者や子供でも安心して挑戦できますよ。
実際に作っている過程の画像を交えて、わかりやすく説明していきますね!
今年の父の日のプレゼントには、ちょっと変化をつけたいな!と思っているあなたに、しっかりお届けしたいと思います♪
Contents
父の日のプレゼントに手作りの小銭入れ!裁縫するのは難しい?
裁縫、手作り、手芸…と聞くと「うわあ苦手だな!」、という印象の人も多いと思います。
私はたまたま趣味が手芸なので、ミシンも使い慣れていたり生地の選び方も少し慣れていますが、裁縫初心者だったり子供が作るとなった時には簡単に越したことはありませんよね。
今回は父の日に手作りにもぴったりな、簡単なフェルトの小銭入れを提案!
なぜ生地の素材にフェルトをチョイスしたのか?というと、とにかく楽に簡単に作れるから!なんです。
このサイト内のこの記事に、フェルトで小物を作る時のコツが書かれています。
この記事を読んでもらえればわかる通り、フェルトは繊維を圧縮して作られているのでとっても丈夫。
なので「はしの処理がいらない」ことが、大きな特徴です。
裁縫初心者や子供が手作りの作品に挑戦する時に、いろんなところを折り返してほつれないようにはしを処理するって大変なことですよね。
フェルトなら、切りっぱなしではしの処理がいらないのでとっても扱いやすいです。
ポーチやなどの袋物の裁縫をする時に、はしの処理に続いて難関なのはファスナー付けですが、フェルトなら折り返すなどの工程がなく見たまま表に縫い付けるだけです!
子供に説明するのも、楽チンですね。
また、やわらかくて分厚いので、手縫いでも支えやすく疲れにくいです。
今回紹介するフェルトの小銭入れは、縫うところがとっても少ないです。
しかもまっすぐ縫うだけ!
さらに小さいので、手縫いでもすぐ鵺えちゃいますよ!
さあ、これらを踏まえて、お父さんの毎日に寄り添えるようなすてきな小銭入れを作っていきましょう!
小銭入れをフェルトで手作りする時に準備する材料や道具は?
フェルトの小銭入れを作るために準備するものは、とってもシンプル。
手に入れることが難しいようなものはありません。
100均で揃えられるので、家にない材料や道具があっても、すぐにゲットできちゃいます。
父の日のフェルトの小銭入れを手作りするのに必要な材料と道具を紹介!
それではさっそく、百均でも手に入るフェルトの小銭入れの材料を紹介しましょう。
フェルト:まずはフェルトがないと始まりません。
100均でも手に入りますが、裏表を同じフェルトで統一したいのならば最低でも同じ色が15センチ角ほど必要です。
表と裏で色が違ってもかわいいと思います。デザイン性があって、とてもすてきにしあがりそうです!
ファスナー:今回は小銭入れですので、そんなに長さはいりません。
最低でも14センチというものを、100均で買っておけばばっちりです。
私は複数個作る予定だったので、110センチのファスナーの中に留め具が三つついているコイルファスナー(樹脂製のもの)を選びました。
このファスナーは、長さを自分で設定してはさみでカットできます。
20センチ使いたいとき、10センチだけ使いたいときとそれぞれ100均でファスナーを買うよりも、110センチのコイルファスナーを切って使った方が経済的ですよね。
樹脂ですから、普通のはさみで切ることができるのでおすすめですよ〜!
アイロン接着のワッペン:絶対に必要!というわけではないのですが、ワンポイント華を添えるためにあったらいいかな?と思います。
プレゼントするお父さんの好きなモチーフなどがあったら、ぜひアイロンでぺたっと貼っちゃいましょう!
裁ちばさみ・縫い糸・縫い針・糸切りばさみ・定規・マチ針・チャコペン:基本的な裁縫道具ですが、今回はこれだけあれば作業ができちゃいます。
もしミシンがあるのなら、ミシンでも。もちろん手縫いだけでも作れますよ!
フェルトを縫うので、手縫いだったら太口の手縫い糸が適しています。
チャコがなければ、ボールペンなどで代用してもOK!
その他には、アイロン接着のワッペンを貼るためのアイロン・アイロン接着の際に使う当て布などが必要です。
これだけの材料で作れるので、とっても簡単ですよ!
父の日に手作りのフェルトの小銭入れを作る方法は?
さていよいよ、フェルトの小銭入れを簡単に作る方法を説明していきたいのですが…
大きさについて、先にちょっとお話をしておきますね!
- 今回私が作った小銭入れの大きさは、11センチ×8.5センチで、縫い代を5ミリとっています。
ファスナーはそれよりも少し大きめにカットして13センチほど。 - 小銭だけなら、これでも十分な大きさだと思いますが、カードも一緒に入れたいということであればもう少し大きくしてもいいと思います。
- 11センチ×8.5センチでもカードは入りますので、後ほど画像で紹介しますが、お札もカードも入れるという場合は13センチ×8.5センチで、縫い代を5ミリに設定してもよさそうですね!
それでは私は11センチ×8.5センチにフェルトを裁断して、小銭入れを作っていきます!
ぜひ最後までお付き合いくださいね♪
1.フェルトを11センチ×8.5センチに二枚裁断する
- 一般的なカードの大きさは、だいたい横幅が9センチ弱です。
縫い代を5ミリとっても、この大きさが収まるように11センチ×8.5センチにフェルトを裁断します。 - 裁断する前にチャコで印をつけたフェルトにカードを合わせてみると、縫い代を5ミリとってもおさまりそうですね!
- 二枚に裁断したフェルトと、コイルチェーンファスナーを13センチ程度にはさみで切っておきます。この時に、留め具が外れてしまわないように前後に軽く糸で縫い止めておくといいですよ。
- ファスナーの留め具を開ける向きで置いて、その左右に裁断したフェルトをセットします。
フェエルトははしの処理がいらないので、見たままの向きで縫い付けていけばOKですよ。
2.フェルトにファスナーを縫い付ける
- ファスナーの左右にフェルトをセットしたら、しつけ縫いをしていきます。
しつけ縫いには玉止めは不要です。
ぐるっと一周しつけをしたら、手縫い糸やミシンでしっかり縫っていきます。 - 私はミシンを使いました。
- ミシンを使う場合は、途中で留め具が引っかからないように、一度抑えがねをあげて留め具をずらしましょう。
- 片方を縫い止められました!
3.ファスナーを付けたら中表にして袋状に縫う
- フェルトを二枚ともファスナーに縫い付けられました。
- 中表に合わせる前に、必ずファスナーを開けておいてください。
しめたまま縫ってしまうと、開けられなくなりますので(笑) - ファスナーが裏側を向くように中表にフェルトを合わせて、マチ針でとめます。
- ファスナー以外の面を、ぐるっと手縫いやミシンでまっすぐに縫っていきます。
4.縫い目がファスナーにかからないよう、ぐるりと一周縫う
- 袋状に縫う時に気をつけてほしいことが、ファスナーの金具です。
手縫いであれば金具に針が当たらないように縫えますが、ミシンの場合は金具に針が乗ってしまうと折れてしまうことがあるかもしれないので、金具のちょっと手前でミシンを止めてください。 - ぐるりと一周縫い終わりました!
- 裏返してファスナーを見てみましょう。
折り返した部分が邪魔になって、ファスナーがしめにくい場合があります。 - そういう場合は、手縫い糸で、片方のファスナーに縫い止めてしまうと開閉のときに邪魔になりませんよ。
5.表に返した袋の角をしっかりと出す
- 千枚通しやピンセットなど、なにか先の尖ったものでそこの部分がしっかり角が出るように整えます。
- 小銭入れの形になりました!
- カードをおいてみても、ちゃんと入りそうですね〜
- ファスナーを開いてみると、こんな感じです。
カードもしっかり入りますよ!
6.アイロンでワッペンをつける
- お好きなモチーフのアイロン接着のワッペンを用意します。
これも100均で購入しました。 - このへんに貼りましょう!
- 当て布をして、アイロンを当てます。
- しっかりとアイロンを当てて、冷めるまで触らないようにしましょう。
7.父の日のフェルトの小銭入れの完成!
私は猫が好きなので、ついつい猫モチーフを選んでしまいましたが、あげる相手のお好みに合わせていろいろなワッペンを選んでみても楽しいですね!
はしの処理がいらないフェルトで作る、簡単な小銭入れ。
どうでしょうか?
シンプルなので手縫いでもすぐ縫えてしまうので、裁縫初心者や子供でも簡単に作れちゃうと思います!
色違いのフェルトに、不思議の国のアリスのうさぎのワッペンを貼ったものも縫ってみました。
ワインレッドに近い色なので、男性でも日常使いできそうです!
フェルトの色とワッペンの柄で、いろいろとバリエーションを楽しんでみてくださいね♪
まとめ
- 父の日のプレゼントに手作りの小銭入れ!裁縫するのは難しい?
- 小銭入れをフェルトで手作りする時に準備する材料や道具は?
- 父の日に手作りのフェルトの小銭入れを作る方法は?
父の日に向けて、簡単な裁縫で手作りプレゼントを作ってみたい!という人に、この小銭入れの作り方が届くといいなと思います。
材料も少なく、工程もシンプル。
まっすぐ縫うだけですぐに出来上がります!
フェルトは生地そのものがしっかりしているので、耐久性もありますから、日々使ってもらうのにもぴったり。
ふわふわほっこりしたフェルトの雰囲気で、お父さんも取り出すたびににっこりしてしまいそうです。
心のこもった手作りのプレゼントも、これだけ簡単ならトライしやすいと思います!
今年の父の日には、ぜひフェルトの小銭入れを縫ってみてくださいね♪
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