お歳暮は親に送るべき?旦那の実家には?親族間での相場やおすすめも調査!




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就職や結婚をすると、若い頃には全く意識しなかったような習慣にトライしなければならなくて、マナーがわからずとまどった!という経験はありませんか?

結婚祝いの内祝いはもちろん、夫の会社の上司へお中元やお歳暮をお渡しする事になった時に、どこで買えばいいのかも何を送ったらいいかも全くわからずとても苦労しました。

親元から離れると、そういった礼儀を重んじる習慣を行うのも全て自分。
大人になるってこういう事なんだな〜と、責任の重さを実感しますよね。

今は私も子供がいますので、出産祝いや入園祝いの内祝いなども無事クリアして、だいぶ大人になれました(笑)

ママ友たちと、次はお歳暮だね!と話していたんですが…ある友達の「うちの親へは何を送ろうかな」という言葉で、場は大騒ぎ!

「え〜自分の親にも送ってるの!?」
「うちは毎年、親にも送るよ」
「親にはお歳暮を送った事ない!」

いろいろな意見が飛び交いましたが、私もお歳暮を親に送ったことはありません。

お歳暮は親に送ることが普通なの?
そうなると、旦那の実家には?親族間での相場も気になる…

これはしっかり調べないといけない問題ですよね!
今回は、お歳暮は親に送るべきなのか、送るとしたら相場やおすすめも知りたい!と私が徹底調査しました。

同じようにびっくりしたみなさんにも、しっかりお伝えしたいと思います♪

お歳暮は親に送るべきもの?


お歳暮とはそもそも、お正月にご先祖の霊をお迎えする「御魂祭り」のお供え物を、年末までに本家に送り届ける風習だったそうです。
それがいつしか、お世話になった人へと贈り物を送る習慣に変化していったもの。

要するに「今年も一年お世話になりました」という感謝の気持ちを形にして、相応の時期に送るものなんですね。

上司、恩師、恩人、仲人さんなどなど、お歳暮を送るべき相手はいろいろと思い浮かびますが…先ほどもお話したとおり、自分の親に!という発想は、私にはありませんでした。

我が家はわりとフランクに付き合っているので、年末年始の集まりでもしっかりとした手土産を包んでもらって持参するというよりは、みんなで楽しく食べられたり飲めるものをたっぷり用意していく!というスタンス。

そんな我が家では、お歳暮を親に送るというのはちょっと雰囲気が違いそうです。
けれども、みんながみんなそんなにラフな雰囲気の家庭ばかりではありませんよね?

それでは、お歳暮は親に送るべき?という問いかけに、
いくつか私なりの答えを用意してみたいと思います!

兄弟、姉妹・いとこなど親族間で相談してみる

就職や結婚で、兄弟、姉妹・いとこなどが遠方に住んでいる場合もあると思います。

そういった場合、年末年始の会には顔を出せないので、親にもお歳暮を送っているというパターンも多いよう。
もし、自分も就職や結婚で親元を離れ、さらに実家から遠方に越してしまった場合などは「遠くでもしっかりやっていますよ、離れていても感謝を忘れていませんよ」という気持ちもこめてお歳暮を送ってみてもいいんじゃないかな?と思います。

けれど、「兄弟や親族間だーれもそんなことしていないよ!そんなことしなくても問題ない!」という場合には、親の誕生日や結婚記念日など他の機会にプレゼントを送り、特にお歳暮にはこだわらないというスタイルもアリだと思います。

その反面、「みんな送っているよ!あなたのところも送ってみたら?」という話を聞けたら、いい機会ですからお歳暮を親に送る習慣をスタートさせてみるのはどうでしょうか!

親元を離れて一年目はとりあえず送ってみて様子をうかがってみる!

兄弟、姉妹・いとこなどがいなかったり、親族間でお歳暮を送り合う習慣がない場合ははっきりとした目安がなくて迷ってしまいますよね。

私の周りでは、我が家も含め核家族が多く聞く相手がいないまま、お歳暮の必要性が分からず何年もずるずるきてしまった…というケースが多かったです。
家族間の習慣て、兄や姉などを見習う場合が多いですよね?その見習う相手がいないとなると、自分が切り込んでいかなければなりません!

ママ友の何人かは、「就職と同時に一人暮らしを始めたのでお歳暮を送ってみた」・「結婚して実家を出て、別世帯になった初めての年にお歳暮を送ってみた」など、実家からでて世帯が別になったきっかけで、とりあえず送ってみる!という作戦に出たそう。

これってとってもいい方法だと思いませんか?
苦労して育てた子供が立派に独り立ちし離れて暮らしを始めたら、なんとお歳暮を送ってくれた!
そんなサプライズに喜ばない人はあまりいなそうな気がします!

それでも、親側から「そんなに気をつかわないで」と言われたり、嬉しいけれどもちょっと困ったな…という気配を感じたら、「これは独立した記念にこちらの感謝の気持ちとして送りたかっただけだから」と伝え、翌年からは送らなければいいのではないかなと思います。

冗談ぽく、「ちょっと大人っぽいことがしたかったんだよね」という感じに一言添えると、親側もほっとして「来年はいらないよ」など断りやすくなりそう。

もし、とても喜んでくれて来年以降も送っても迷惑ではなさそうであれば、感謝の気持ちを形にするという意味で送り続けてみるといいですね。

自分の親にお歳暮の必要性をはっきり聞いてみる!

これは、私がのママ友が結婚した年にやってみた方法らしいのですが、かなり勇気がいりそうですよね(笑)

サバサバした彼女らしく、笑ってしまったのですがママ友いわく「いるのかいらないのかハッキリさせておけば、無駄がない」とのこと!

確かにその通りでさらに笑ってしまいましたが、そのくらいフランクに尋ねられる親子関係であれば、変に探り合うような事をせずにズバっと聞いてしまうのも一つの手だなと感心しました。

 

 

旦那の実家にはお歳暮を送った方がいい?


自分の親にならズバッと直接お歳暮の件を聞ける!という人でも、旦那の実家となるとそんなに大胆にはなりづらくて当たり前です。

  • 結婚して旦那さんの実家にお歳暮を送るべきかどうかは、旦那さんの記憶に頼ってみましょう!
    義母・義父が祖父母にお歳暮を送る習慣があったとしたら、それにならって毎年送った方がいいのではないかなと思います。
  • もし義母・義父が祖父母にお歳暮を送る習慣がなかったとしたら、結婚して一年めには「これからもどうぞよろしくお願いします」という意味を込めて、送ってみるのもよさそうですよね。

その後、義母・義父から「来年からは送らなくていいよ」と言われたら、そのままストップ。
そもそも、感謝の気持ちですからお歳暮にこだわらなくてもいいのかもしれません。

他の機会にちょっと美味しいものやプレゼントをして、いい関係を保てるように努力したいですね!

お歳暮の親族間での相場はどのくらい?


よーし、今年は親にもお歳暮を送ってみるぞ!と思った人もいるかもしれません。そこで気になってくるのは「金額はどのくらい?」という事だと思います。

上司や恩師などに送る場合と、相場は違うのか?と私もちょっと気になったので調べてみました!

お歳暮のカタログや、ネットで今年のおすすめ!なんていうトピックスを見ていると、だいたい3000円から5000円という場合が多いようですね。

お中元よりもちょっと相場が高いという印象がありますが、これは一年ぶんの感謝をこめている…ということで、少し高めの設定だそう。
なるほど、お中元ってもっとお手軽なものが多いですが、お歳暮のラインナップがちょっとリッチな理由がよくわかりました!

  • 若い世帯なら、まだまだ収入も不安定でしょうから3000円程度のものでもじゅうぶんだと思います。
  • でもさすがに40代を迎えると、一年ぶんの感謝の形が3000円というのも少しカジュアルすぎるかな…という印象。それくらいの年代だと、5000円くらいが妥当な額と言われています。

とはいえ、その時のお財布事情にもよりますから、だいたい3000円から5000円の間を意識してお歳暮を選んでみるとよさそうですね!

 

 

お歳暮を送る時期はいつからいつまで?


私はけっこうなケチなので…お歳暮を送る用事がある時には、11月くらいから始まる百貨店などの「早期割引」を狙っています(笑)
消費税ぶんはゆうに割引になる場合が多いので、早めにオーダーしちゃいます!

その時に必ず聞かれるのは、「お届けの時期はいかがなさいますか?」です。
最初の頃はよくわからなかったので、売り場のスタッフさんに時期について聞いてみました。

  • 関東では12月1日から年末までが常識的な時期なようです。
  • 一方、関西方面では12月10日頃から送るのが一般的だそうです。

こんなところにも地域性が出てくるんですね〜!

私は東京在住なので、関東の標準的なお歳暮の時期である12月初日あたりに届くように設定してもらっています。
一応年末まではお歳暮という熨斗をつけて送っていいことにはなっていますが、何かと忙しい時期ですから20日頃までに届くようにするのが一般的な気遣いとされていると売り場のスタッフさんが教えてくれました。

さらに、年内までに送る手配が間に合わなくなると熨斗の種類が変わりますので注意してくださいね!

  • 元旦以降は、お年賀。
  • 松の内からは、寒中見舞いと変わります。

届く時期が微妙だな〜!と思ったら、売り場のスタッフさんに詳しく聞いてみてください。

自分で判断して、熨斗の種類を間違ってしまうとちょっとはずかしいですよね…
そのあたりはプロの売り場のスタッフさんが、しっかり教えてくれるはずですよ!

 

 

お歳暮を両親に送る時のおすすめは?


私の母親は、茶道教室の師範をしているので生徒さんから毎年たくさんお歳暮をいただいています。

そのお歳暮をもらうプロ…?の母に、もらって嬉しいものを聞いてみました。
就職や結婚で子供が独立する世代ドンピシャの母なら、お歳暮を親に送ってみよう!という人たちの参考になる意見が聞けそうですよね!

お歳暮をもらう機会の多い母が嬉しいものは、ズバリ「自分では買わないけれど、人からもらったら嬉しいモノ」だそう!

まだ現役で働いている世代なら、ほしいものは自分で買えちゃいます。
でも、お歳暮でいただくのなら普段買わないような何かが嬉しい、という気持ちすごくよくわかります!

さらに掘り下げて聞いてみると、夫婦二人で楽しめるもの=ちょっと高級な食べ物や飲み物が特に嬉しいそうですよ。

これはお歳暮を親に送るかどうか問題だけでなく、私も今後とても役に立ちそうな情報。
それをふまえて、いくつかおすすめをピックアップしてみました!

ちょっと高級なビール

私の実家でも、普段二人で飲むようなビールはスーパーで買う普通のものだそうです。

でも、お歳暮でちょっと高級なビールの詰め合わせをいただくと、かなりテンションがあがるよ!と教えてくれました(笑)
リッチなビールが冷蔵庫に入っている…と思うと、一日がんばれるらしいですよ♪

実際にビール大好きな私が飲んでみた中で、買いやすくてちょっと高級で美味しいビールはこちら!

 

サントリーのモルツシリーズの中でも、瓶に入っていて見た目からして高級そうなビールです。

ほんのりと甘い風味と、優しい苦味で万人受けしそうな味なんですよ!
上記のリンクのギフトセットは、年末が近づいてくるとお歳暮の熨斗も選択できるようになるそうです。

価格も相場内の3000円と、買いやすい設定ですよね。
ビール好きの両親に!とお歳暮を検討している人には、かなりおすすめのビールです!

調理済みのお取り寄せグルメ

子供が独立して夫婦二人の暮らしになると、あまり大量のおかずを作らなくなるそうで、保存がきく調理済みのグルメもありがたいわ〜と母が言っていました。

お歳暮でいただいたんだけど…と、母が私にも出してくれたこの「金華豚の味噌漬け」は、びっくりするほど美味しかったです!

 

トースターであたためるだけで簡単に食べられますので、手軽ですよね。

一ヶ月くらいなら冷凍保存もできるので、両親二人暮らしの家庭でも迷惑にならない贈り物だな!と思いました。

とらやの羊羹

お歳暮といえば…というくらいに外せない、和菓子の贈り物の王様といえば「とらやの羊羹」です。

とらやの羊羹は、賞味期限が製造日より一年とかなり余裕があるので、たくさん食べる若い世代とは違いたまにちょっといい甘味を味わいたいな…という親世代にはぴったりではないでしょうか?

近くにとらやがない!という人も大丈夫、オンラインショップがありますよ!
とらや・TORAYA CAFÉ オンラインショップ

オンラインショップがあれば、遠方の両親にも気兼ねなく送る事ができますね。

 

ちなみに楽天でも購入可能です!登録されている方はこちらの方が便利かもしれません。

さらに年末が近くなると、とらやでは翌年の干支にちなんだパッケージが発売されることがあります。
そういった季節物を選んで送ってみるのも楽しそうですね♪

まとめ

  • お歳暮は親に送るべきもの?
  • 旦那の実家にはお歳暮を送った方がいい?
  • お歳暮の親族間での相場はどのくらい?
  • お歳暮を送る時期はいつからいつまで?
  • お歳暮を両親に送る時のおすすめは?

お歳暮を親に送る、という発想がなかった私ですが、いろいろな意見を聞いて一年ぶんの感謝の気持ちを形にしてみるのもいいかもな〜と思い始めました。

子供が大きくなってきて、お泊りやお祝いなどお世話になる機会も増えてきました。
今回この記事でまとめた内容を自分でもしっかり受け止めて、今年は両親の気遣いへの感謝をおいしいビールやお菓子にこめて送ってみたいです。

改めてお歳暮を受け取ったら、両親はどんな反応をするかな?と、いたずら心のようなワクワク感もあります(笑)

みなさんもこんなこともできる大人に成長したよ!という報告もかねて、お歳暮を親に送ってみることを一年の計画に入れてみてはどうでしょう?

絶対に送らなくてはいけない!という決まりがないので判断が難しいかもしれませんが、改めて親に感謝を伝えるのは照れくさいという人には、お歳暮はとってもいい手段かもしれませんね。

新しい家族の楽しみになれるよう、素敵な一品を送ってみてください!

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ふじもとつるり

ふじもとつるり

服飾科で裁縫の基本とデザインについて学び、卒業後は創作小物の製作・販売を経て一児の母になりました。今はライターとして、仕事と子育ての両立に日々奮闘しています! 趣味は手芸と製菓。それらの経験をいかした、子育て中ならではの目線の記事をみなさんにお届けできるように頑張りたいと思います。

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