お母さんに日頃の感謝を伝える日、母の日。
母の日に趣向をこらした既製品のプレゼントや、豪華な花束もとっても素敵ですよね!
私もちょっと奮発して、普段変えないような豪華なお菓子のセットを贈ったりしています。
そんな風にいつもは渡せないようなプレゼントや、カーネーションをあしらった花束ももちろん喜んでもらえると思います。
今年はそこに、プラスワンのサプライズ…手作りのプレゼントも添えてみませんか?
このサイト内でも、前回母の日に向けて手作りのレジンのアクセサリーの作り方をご紹介しました♪
母の日のプレゼントは手作りで♪初めてのレジンのアクセサリーはこう作る!
手作りのものって、作っている間に「喜んでもらえるかな?気に入って使ってくれるかな?」なんて、自分もワクワクできました。
今年の母の日には、みなさんにもそんなワクワクをシェアしたくて、もう一つ手作りの裁縫のプレゼントを提案してみようと思います!
- 作り方が簡単
- はぎれでもできちゃう!
- 手縫いでもミシンでもOK!
そんないいとこを詰め込んだ、裁縫で作れるプレゼント。
「サシェ」の詳しい作り方を、画像と一緒に紹介していきますので、ぜひお付き合いくださいね♪
Contents
母の日のプレゼントに心を込めて裁縫したサシェはいかが?
前回は母の日のプレゼントにレジンで作るアクセサリーの提案をしました!
アクセサリーなら、いつも身につけてもらえそうですよね。
でも、レジンで作るアクセサリーはちょっと「工作」というイメージです。工具を使ったり、パーツを付けたりという作業が苦手な方もいるかもしれません。
そういう方に向けて、今回は「手縫いでもできちゃうサシェの縫い方」を提案します♪
はぎれでも作ることができる大きさのサシェは、手縫いでもミシンでもささっと作れちゃうので、母の日のプレゼントのプラスワンにぴったり。
でも「サシェってなに?」という疑問がある方もいると思います。
まずは、サシェについてちょっとだけお話しますね!
サシェって何?ポプリとの違いは?
今回作るサシェ、名前だけは聞いたことある!っていう方も多いのではないんでしょうか?
実は私も、「サシェとポプリの違い」についてははっきりわかっていませんでした…
「とにかくいい香りのするもの」という認識で、ポプリのようなもの?なんて思っていました。
せっかく手作りするサシェのこと、ここで一回まとめて理解してみましょう♪
ポプリは植物の形がほとんどそのまま残っているのが特徴で、小さな壺などに入れて部屋に飾りその香りを楽しむものです。
香りのする植物や花びら、ハーブなどを形を崩さず使うので目にも華やかなものが多いようですね。
サシェはフランス語で『乾燥ハーブやアロマオイルなどの香料を入れた小袋の』ことを指しますが、ポプリと違うところは植物の形そのままを使用するわではなく、基本的に乾燥させたハーブなどを砕いて袋の中に入れて飾ったりして楽しむものです。
袋の形にはとくに決まりはなく、ただ布にくるんでリボンで結んだりクッション型やテトラ型・巾着型など多種多様。
比較的小さめ…手のひらサイズで作られる事が多く、はぎれで気軽に作ることができるので、裁縫初心者でも挑戦しやすいですね。
見ためもかわいらしいデザインのものが多く、フリルやレースなどでデコレーションしたりとハンドメイドにぴったりのかわいらしい存在です。
きちんと調べてみると、同じいい香りがするポプリとサシェにはこんな違いがあるんですね!
ポプリならおしゃれな瓶や壺に入れて玄関や部屋に置いたり、インテリアとして楽しむ事が多いようですが、サシェはハンカチなどが入っている引き出しに入れたり、お気に入りの洋服のハンガーに一緒にかけて服に香りがうつるようにしたりという使い方をするようです。
上記の説明だと、サシェを手作りするのなら中身の乾燥させたハーブも作らなければいけないの!?と思ってしまいましたが…
そんなことはないようですよ!
- 自家製乾燥ハーブを手作りして、サシェに入れる以外にもこんな方法があります♪
- ヒノキチップなどに、お気に入りのアロマオイルを垂らしたものをサシェに入れる
- コーヒーの出し殻を乾燥させたものをサシェに入れる
- お気に入りの香りの石けんを小さく切って、サシェに入れる
- 香水をコットンに染み込ませてサシェに入れる
自家製乾燥ハーブを作る以外にも、こんなに様々な方法があります。
そしてそして、今回私がおすすめしたい簡単なサシェの中身は…
「百均で売っているポプリを軽く砕いて、サシェに入れる!」です。
簡単に手に入りますし、コスパがいいので惜しみなく使えますよね。
香りが弱くなってきたら、また違う百均のポプリを買って詰め替えても楽しそう。
百均のポプリと、自宅にあるはぎれで簡単に作れちゃいそうなサシェ。
いい香りのするかわいらしいサシェ、ぜひぜひ母の日のプレゼントに添えてみたいですね♪
母の日に向けてサシェ初心者の私も、思い切って挑戦してみようと思います。
母の日に裁縫で手作りサシェを作るのに必要な材料と道具
それではさっそく、サシェの簡単な裁縫の方法を紹介していきます!
今回は、「テトラ型」と「クッション型」の二種類を作っていこうと思いますので、みなさん最後までおつきあいくださいね♪
それでは、裁縫でサシェを作るその材料や道具を詳しく紹介していきましょう!
前回のレジンアクセサリーの作り方でも、百均が大活躍してくれたのですが、今回も必要な道具はほぼ百均で揃いました!
とはいえ、裁縫ですから基本的な裁縫道具はあったほうがいいと思います。
「基本的な裁縫道具ってどんなもの?」と、疑問を持たれた方はこのサイト内のこの記事を参考にしてみてくださいね。
裁縫の基本の縫い方を知りたい!学んでおくべき4つのポイント
今回のサシェ作りにも、上記の記事にある裁縫道具は一通りあった方がいいと思います。
裁縫道具も基本的なものだったら、おためしで百均でソーイングセットを買ってしまうというのも一つの手ですよ♪
さらに裁縫を楽しみたい!と思ったら、手芸洋品店などでそろえてみてください!
基本的な裁縫道具の他には、どんなものが必要なのかも詳しく紹介していきますね!
テトラ型とクッション型の二種類を作りますが、どちらもほぼ材料は一緒でほぼ百均で揃いました!
- ポプリ:今回は中にこれを入れなければいけないので、絶対に外せないメインの材料ですね!
いろいろな種類がありましたが、私はふんわり女性らしい香りのローズ系を選んでみました。
かなりたくさん入っていたのでたくさん作れそうです! - サシェの生地:サシェはあまり大きいものではなく、手のひらサイズ。6センチ四方くらいの生地が二枚あれば、一つ作れるくらい小さいものです。
自宅にあるはぎれでじゅうぶんだと思いますが、百均のはぎれコーナーにも何枚かセットになって百円で売っています。
そういったものを利用してもいいですね。 - リボンや麻紐:テトラ型の先に、ぶら下げるように縫い込む紐が必要なのですが、かわいいリボンや麻紐だとオシャレ感が出ますよね!
細めのレースなどを引っ掛けるように縫いこんでもかわいいと思います。
もちろんお手持ちのかわいい紐などでもOK♪ - スナップホック:サシェの一辺を縫い合わせずにスナップホックにしてみようと思います。ホックにしておけば、開閉が楽にできて、中のポプリの香りがしなくなってきたら交換できますよね。
せっかくの手作りサシェです、使い捨てるのはもったいないしもう一度ほどいて縫い合わせるのも大変ですから、一辺をスナップホックにしてみましょう。
私は人形の服などを縫うときに、6ミリのシルバーのスナップホックをよく使うのですが、そのくらい小さいサイズでも良さそうだと思いました。
あまりにも小さくて扱いづらいようなら8ミリくらいでもいいかもしれませんね。
スナップ シルバー(6ミリ)
こちらのショップで、6ミリのホックを購入できますよ。 - だしパック:お茶を入れるパックでもかまいませんが、不織布のパックがあるとポプリが飛び散らなくて便利です。
- アイロン:プレゼントにするものなら、なおさらきっちりとシワをのばしておきたいですよね。見た目良く仕上げるためにも、今回はアイロン必須です!
- 定規:裁断する前にチャコで印をつけるときに必要です。
これらを準備したら、さっそくサシェを縫っていきましょう!
手作りサシェの簡単な縫い方の手順を紹介♪
先ほどもお話した通り、今回はテトラ型とクッション型の二種類を作っていきます。
まずはテトラ型の手順を見ていきましょう!
テトラ型のサシェの詳しい作り方
柄があるとわかりにくそうなので、真っ白な生地で説明していきますね。
1.必要な材料を出しておく
- 百均で買ったポプリを散らばらないようにティッシュペーパーなどに出します。
- このままだと、かなり大きくサシェの中に入れるには不便ですので、できる限り手で小さく砕いておくとよさそうです!
- だしパック、スナップホック 、サシェを吊るすための紐や麻紐も用意しておきます。
テトラ型のサシェなら、だしパックは一つにつき一枚でじゅうぶんでした。クッション型は今回少し大きめに作っていますので、一つにつき二枚か三枚あるといいと思います。 - 家にあるはぎれを集めてみました!
母の日のプレゼントですから、少し華やかな生地にしてみようかなと思います♪
2.生地を裁断して紐を仮縫いする
- チャコと定規で生地に印をつけていきます。
テトラ型は15.5センチ×8.5センチで裁断します。 - 15.5センチ×8.5センチに裁断した生地の中央に、6センチ程度に切った紐を仮縫いします。
これはあとで糸を抜きますので、玉止めの必要はありません。 - 紐の根元を、生地の内側にループがくるように仮縫いします。
- 縫ったときにするっと抜けないよう、はじっこが少し生地から飛び出る位置においてくださいね。
3.生地を半分に折って縫っていく
- 生地を半分に折り、側面に返し口を作るのでチャコで三センチ間隔くらいの印をつけます。
- 上部を6〜7ミリ程度の縫い代をつけてまっすぐに縫っていきます。
側面も返し口を避けて、下まで縫います。
私はミシンを使いましたが、小さいので手縫いでも難しい作業ではないんではないかと思います。
縫い方の種類と名前を覚えるだけ!私を裁縫上手にさせた3つのコツ
手縫いの場合は、このサイト内にある上記リンクの生地の「返し縫い」を参考にしてみてください!ミシン並みにしっかりと縫いとめられますよ。 - 返し口以外、上部と側面を縫い止めました。縫い終わりには返し縫いをしてください。
下部だけ開く状態でOKです。 - 下部を開いて見てみると、紐がちゃんと縫い合わさっているのがわかりますね。
4.下部をテトラ型になるよう開いて合わせ縫っていく
- 三角のテトラ型にするには、ここから上部とは逆方向に縫っていきます。
下部の両端にチャコで赤い印をつけておきました。 - 開いて、赤い印どうしがくっつくように口を合わせます。
- マチ針でとめます。
- 下部も縫い代を6〜7ミリ程度とってまっすぐ縫っていきます。
5.ひっくり返してテトラ型に整える
- 下部を縫うと、ちゃんとテトラ型になりました!
- 角は邪魔になるので少し切っておきましょう。
縫い目まで切らないように気をつけてください。 - 返し口からひっくり返していきます。
- しっかりテトラ型になりました。
返し口が開いた状態ですが、ここからポプリなどを入れるのでこれからこの部分の処理をしていきますね。
6.返し口の真ん中にスナップホックを縫い止める
- 材料の項目で紹介した、スナップホックと糸と針を準備します。
- 縫い目が表に響かないよう、縫い代部分にスナップホックを縫っていきます。
- 閉じるとこんな感じになりますね。
スナップホックで開閉を自由にしておけば、いつでも中身を交換できます♪ - だしパックを用意して、メインのポプリを入れていきましょう。
7.だしパックに砕いたポプリを詰めサシェの中に入れる
- 細かく砕いたポプリをだしパックに入れます。
- スナップホックをつけた返し口から入れていきます。
あまりぎゅうぎゅう押し込むと、縫い目がほつれますのでゆっくりと! - 形を整えたらホックをとめます。
- テトラ型のサシェの完成です!
手縫いでも簡単に縫えるので、たくさん作れそうですよね!
作業中もポプリのいい香りに包まれて、なんだかウキウキしました。
基本の縫い方を説明するのに、柄があると見えにくかったので無地の生地にしましたが、いろいろな生地で試していきましょう!
ワンポイントでレースをつける方法
一部分にレースがあると、華やかで目を引きそうです。
レースはどのくらいの幅のものでもいいと思いますが、私は存在感のある幅広のものを使いました。
1.裁断した生地にレースを縫い付ける
- 15.5センチ×8.5センチに裁断した生地に、レースをおいてみます。
縫い代ギリギリにならなければどの位置でもいいと思います。 - ミシンや手縫いでレースを生地に縫い付けます。
幅が広い場合は、左右両方縫い付けてみてください。 - 余分なレースを切り落とします。
- 先ほどと同じように、紐を仮縫いします。
2.テトラ型に縫う
- レースが縫ってあるだけで、作業の内容は無地の生地と一緒です。
二つ折りにして、返し口を作り下部を開いて逆方向に縫います。 - レースがこんな感じに表に出ました!
- 生地だけの部分もあり、レースの部分もあり。
ワンポイントをプラスすると華やかになりますね。 - かわいらしいドットの生地でも、同じようにレースを縫い付けてつくってみました!
レースだけではなく、チロリアンテープを縫い付けたりしてもかわいいかもしれません。
縫い付ける方向も、横にしたり斜めにしたりとデザインは無限大です。
簡単な方法ですので試してみてくださいね!
これは柄の違う布をパッチワークにして、適当なところで15.5センチ×8.5センチにに裁断し、テトラ型にしました。
こんなポップな柄もかわいらしいですね!
プレゼントする方のお好みに合わせて、いろいろな生地で縫ってみてください♪
クッション型のサシェの詳しい作り方
クッション型と言うくらいですから、真四角でクッションのように縫うだけです!
テトラ型のように縫い合わせる方向が違う部分もないので、裁縫初心者の方でも縫いやすいデザインですね。
1.生地を選んで裁断する
- クッション型は、一つでも絵になりますが二つ重ねてリボンなどで結んでおいてもかわいいと思います!
相性の良さそうな二種類の生地で、二つ作ってみます。 - 生地を12センチ×12センチの正方形に二枚裁断します。
- 中表に合わせて、マチ針でとめます。
- こちらも三センチ程度の返し口を作ります。
返し口を避けて、真四角になるよう6〜7ミリ程度の縫い代をつけて、まっすぐに縫っていきます。
2.角を整え表に返す
- 返し口以外をぐるっと四角く縫い終わりました。
- こちらもテトラ型同様、角を切り落とします。
- 返し口から、表にひっくり返します。
- アイロンでシワをのばすと、ほぼできあがりです!
3.スナップホックを縫い付けポプリを入れる
- テトラ型と同じく、スナップホックと針と糸を用意します。
- 表にひびかないよう、縫い代にスナップホックを縫い付けます。
- だしパックにポプリを入れたものを、二つか三つ用意します。この大きさだと一つでは足りないようです。
- 返し口から丁寧にポプリを入れていきましょう!
4.二つ作ってリボンで結ぶ
- ポプリを入れてホックをとめたらクッション型のサシェの完成です!
- 次に、二つ重ねられるようにちょっと華やかな柄でもう一つ縫ってみましょう。
工程は全く一緒ですよ。
ダブルガーゼの花柄の生地と、白の無地を中表に合わせて先ほどと同じように縫っていきます。 - ホックを縫い付けポプリを入れたら、二つ重ねてリボンを結んでみましょう♪
かわいらしいですね〜!形のいいポプリ をリボンに差し込んでみました。
このまま玄関などに置いてもよさそう。 - ストライプの生地の方は、麻紐で結んでみました。
ちょっとカジュアルな印象ですね!
重ねたものをちょっと斜めから見てみると、こんな感じに仕上がっています。
ふわっと香る、かわいいサシェの完成です!
いくつか作って、いろんなところに置いてもらったりクローゼットに入れてもらったり…
母の日のプレゼントにぴったりな、優しいアイテムだと思います♪
母の日のプレゼントに手作りポーチもプラスしてみては?
もちろんプレゼントするのは、サシェだけでもじゅうぶんですが…
もしサシェに使った生地が余っていたら、共布で一緒にポーチを作ってみるというのはいかがでしょうか?
(以下の動画はサムネイルが反映されていませんが、正常に再生されます)
こちらの動画を参考にして、私も共布でポーチを作ってみました!
✳︎共布でポーチを作る時には、ファスナーが必要です。百均でも購入できますよ。
テトラ型のサシェにはリボンを結んでかわいらしく。
クッション型とも同じ生地なので、統一感があってプレゼントによさそうですよね。
プレゼントらしく、ラッピングしてみました!
- OPPの透明なビニール袋に、お好みの色画用紙を入れておく
- サシェとポーチを入れる
- リボンをかける
これだけの手順ですが、ちょっと一手間でだいぶ印象が変わりますね!
ラッピングする時のリボンのかけ方は、こちらを参考にしてみてください。
私のリボンのかけ方は、斜め十字という方法なのですが動画のような斜めがけでもじゅうぶんかわいらしく仕上がりますよ♪
まとめ
- 母の日のプレゼントに心を込めて裁縫したサシェはいかが?
- 母の日に裁縫で手作りサシェを作るのに必要な材料と道具
- 手作りサシェの簡単な縫い方の手順を紹介♪
- 母の日のプレゼントに手作りポーチもプラスしてみては?
私も初体験だったサシェ作りですが、とっても簡単ですよね〜!
これなら普段あまり裁縫をしないという方でも、トライしやすそう。
贈る相手が好きそうだなと思った生地で縫えば、スペシャル感もアップしますよね。
うちの母は、ガーリーなモチーフが好きなので花柄のダブルガーゼでサシェとポーチを作りラッピングしてみました。
サシェって、ハンガーにかけたりクローゼットに入れたり…玄関や出窓に置いてもかわいらしい万能アイテムなんだな〜と改めてその魅力を知ることができました。
みなさんも、お母さんの好きな香りや好きな柄を思い浮かべながら、感謝を伝える母の日に向けてたくさんかわいいサシェを縫ってみてください!
コロンとかわいいサシェに癒されながら、思い出に残る母の日をお過ごしくださいね♪
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