春分の日とは?お彼岸の時期や準備、子供達に伝える為に知っておきたいコト




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今日、春一番が吹いたというニュースを見ました。

季節はどんどん春に近づいていきますね。

日本の春といえば、節分・バレンタインデー・ひな祭り・こどもの日…あたりが大きなイベントでしょうか。

イベントとは別に、アレルギー持ちの私は「花粉症」という一大事も待ち構えています(笑)

春一番が吹くあたりから、スギ花粉が元気にバンバン飛び始めます。

この私の花粉症、春のお彼岸…春分の日あたりからピークを迎えるな〜というイメージなんです。

個人差はあるでしょうけれども、私はなんとなく毎年恒例の春分の日あたりからの猛烈なかゆみ!と記憶しています。

 

本当にぼんやりとそう感じていたんですが、いざ「春分の日っていつだろう?」と考えてみるとわからないんですよね!

春のお彼岸、とさも知ったような顔で言っていますが、それがいつなのか何をしたらいい日なのかもわかっていません(笑)

 

祝日!そう!お休みなのは知っています(笑)

 

毎年そのあたりでスギ花粉の花粉症がピークに…という目印なんです。

 

そもそも、春分の日っていつでしょう?

 

春のお彼岸とはどう違うんでしょう?

 

なにか和菓子を買ったり作ったりしなかったっけ…?

 

私ももう人の親なんです!

子供に「春分の日ってなに?」と聞かれて、このあやふやさ…まずいですよね!?

 

これを読まれている方の中にも、もしかしたら私と同じくらいあやふやな認識の方いませんか?

もしいらしたら!

これを機に、私と春分の日・お彼岸について、一から勉強してみませんか!

 

 

春分の日とは…?

春分の日は、国民の祝日に定められている日です。

 

ちなみに2018年は3月21日(水)が春分の日ですね。

 

つまり会社や学校はお休みの日ですね。

 

そして、春分の日を中日として前後の三日間を合わせた七日間をお彼岸と言います。

 

義父が呉服屋さんの店長さんなので、ちょうどその時期に催事がよくあるんだそうです。

 

でも、顧客の方をお誘いしても「その日は彼岸の入りだから」、「お彼岸でお墓まいりだから」と断られてしまうので、よく覚えてるんだよと教えてもらいました(笑)

 

なので毎年お彼岸の時期はちゃんとチェックして、顧客の方の予定と照らし合わせているんだそうです。

ここで不思議だったのが、毎年チェックするということ!

 

祝日になってるんだったら、毎年同じ日じゃないの?と思いませんか。

私は思いました!

 

ところが、春分の日って毎年違うんですよね。

同じなのは「お彼岸の中日」ということだけだそう。

ちょっと混乱してきました!

ゆっくり整理していきましょう。

 

春分の日が毎年変わる理由って?

 

春分の日が毎年違う日だという理由、気になりますよね。

 

私が図書館で真面目に勉強した結果…

 

春分の日は、毎年二月一日に国立天文台から発行される官報で公表されるんです!

 

正直、国立天文台って何?と思ってしまったのは、情けないのであまり話したくないのですが…(笑)

国立天文台とは、「理論と観測の両面から、天文学を研究するための日本の研究所と大学共同利用機関」だそうです。

 

この機関で毎年、地球の運行状態や、太陽が春分点を通過する瞬間を含む日を分析して官報で公表するんだそうです。

 

太陽は、常に星たちの間を移動しているのですが、その道は「黄道」と呼ばれています。
そして、地球の自転するための重心を通っている「赤道」をずーっと宇宙まで伸ばしていったものを、「天の赤道」と言います。

 

「黄道」と「天の赤道」は傾いているため、二点で交わるポイントがあります。
その交わる二点を「春分点」と「秋分点」と言い、太陽がその二点をちょうど通過する日を「春分の日」「秋分の日」と決めているのです。

 

それなら毎年その瞬間は一緒だろうと思ったのですが!
地球の公転はぴったり365日におさまっているわけではなく、365日と6時間かかっているんです!

 

うるう年に例えるとわかりやすいでしょうか。

 

私は地球が太陽の周りをぐるーっと回ってくるのにかかる日数は、ちょうど365日だと思っていたんですが、6時間くらいの若干の端数がでてくるそうなので…

 

微妙に毎年、春分点と秋分点を通る日が変わってくるのも納得がいきます。

 

 

春分の日の決め方って?

基本的には、前年の二月一日の国立天文台からの発表を待つのが一番簡単だと思います。

来年の予定はたてられる!ということですよね。

でも、年単位でスケジュールを把握したい!という場合にはどうしたらいいのでしょうか?

それにはなんとなんと、ご自宅のパソコンを使って計算式で日にちを割り出す計算方法が、簡易的ではありますが…あるんです!

もし、ご自宅にエクセルなど、関数計算のソフトがある方はこれから紹介する計算方法をぜひやってみてください!

 

 

春分の日を割り出す計算式

 

その簡易的な計算式はこちらです。

=int(20.8431+0.242194*(自分が調べたい年-1980))-int((自分が調べたい年-1980)/4)

私もさっそくこの計算式をエクセルに入力してみました!

自分が調べたい年の部分に2018と入れたところ…「21」と出ました!

慌ててカレンダーを見たら、春分の日は三月二十一日になっています!

すごい…自宅でこんな高度なことができてしまう時代なんですね〜!本当に驚きました。

 

これは1980〜2099年まで適応されるようなので、2099年まで予定立て放題です。

よかったです、2099年まで私のスケジュールはバッチリ決められます(笑)

 

驚いて夫に見せたのですが、「毎年三月なのは変わらないの?」と言われてしまいました。

ムキになって反論したのですが、地球の公転は365日と6時間かかるので、四年に一回うるう年のような誤差は出てきますが30日前後までズレないでしょう!

春分点は三月に通るのはもう変わらないんだよ!と声を荒げてしまいました(笑)

三月からもズレてしまうのなら、上記の計算式も当てはまらなくなってしまいます。

春分の日は三月、秋分の日は九月ではあるけれども日数は変わるということがきちんとわかりました。

これから、先ほど紹介した仕組みをしっかりと夫にも叩き込みたいと思います(笑)

そして、私も「スギ花粉のピークの目安」という認識は改めなくてはいけませんね…

 

計算式の詳細についてはこちらのページでまとめています。

2018〜2020年の春分の日

それでは気になる(?)、今後の春分の日ですが…2020年までは先ほどの計算式で、簡易的ではありますが算出することができますよね。

2018年 /平成31年3月21日(水曜日)
2019年/平成32年3月21日(木曜日)
2020年/平成33年3月20日(金曜日)

我が家のエクセルが計算してくれた結果によると、2020年まではこのようになっております!

けれど、これはあくまで予測です。

毎年の国立天文台からの官報で、翌年までの最終的な日にちがしっかりと決まりますので、計算式での予測は自分だけのスケジュール管理くらいにとどめておきましょう!

 

 

春分の日とお彼岸の関係

春分の日の前後三日間を合わせた一週間が、春のお彼岸ということになります。

春のお彼岸の真ん中に春分の日があるんですね。

それぞれ、何かするべきことはあるのでしょうか?

もともと春分の日とは、戦後に「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」と決められたそうです。

そして、お彼岸ですが…仏教ではご先祖様がいらっしゃるあちら側の世界を「彼岸」と言い、西側にあるとされています。

これはですね〜私は仏教系の学校を出ているので、自信満々に答えられます!

女子高生なのに、毎朝学校内の放送に合わせて読経するんですよ。見た目がものすごい派手な子なんかも、毎朝聞いているのできちんと読経できるようになるんです(笑)

 

この前ふとお経本が出てきたので、般若心経を娘に聞かせてみたら嫌がられてしまいましたが…

 

学校の行事の際に、えらいお坊さまからのお話があったりして、お彼岸のことは教えていただきました。

太陽が真東から上がり、真西に沈んで昼と夜の長さが同じになる春分の日というのは、彼岸とこちら側の世界がもっとも通じやすくなると言われているのでこの期間にご先祖の供養をするのが良いとされているんですね。

 

ですので、今ある豊かな生活はご先祖様のおかげだなと思いを馳せ、お墓まいりに行くのであればやはり中日、春分の日がいいようです。

そしてもう一つの意味である「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」もちょっと意識して、ご先祖様に感謝しつつ自省をする期間であると考えればいいのではないでしょうか?

春のお彼岸にはお墓まいりを

勉強してみた結果、春分の日と春のお彼岸には「絶対にこうすべき!」という行事はないようですね。

しかし、ご先祖様に感謝を伝える意味でも中日である春分の日に、お墓まいりに行くというのはとってもいいことだと思いました。

あ、義父が言っていた「中日はお墓まいりで催事を断られる」がここでやっと理解できました!

せっかくの機会ですから、おじいちゃんおばあちゃん、子供世帯とみんな総出でお墓まいりに出かけてみようかなという気持ちになりますね。

特に節分やお盆のように決まった飾り付けなどはないようですが、お墓まいりをしてお墓周りを掃除し、日頃の感謝を述べるいいきっかけになりそうです。

慌しい日常生活では、つい忘れがちなことですが、日本の四季折々の節目にはこういった意味深い行事や時期が設けられていて、つくづく日本人は情緒があるなあと思います。

 

 

春分の日や春のお彼岸に用意したい物は?

春分の日や春のお彼岸には、特に飾り付けなどは必要ないと紹介しました。

けれども、お墓まいり以外に何かその時期特有に春分の日や春のお彼岸を彩るものはあるのでしょうか?

 

春のお彼岸のお菓子

茶道の師範をしていて、茶道教室を開いている母は和菓子にとても詳しいんです。

その時期にあったお茶菓子を選んだりするので、当然なんだそうですよ。

私の薄い知識では、お彼岸は春と秋の二回あり…なんとなく、おはぎ…?ぼたもち…?的なあんこをもち米にどうにかしたお菓子が登場するイメージです。

それを正直に母に伝えたら、とても呆れられました(笑)

いい年して、春のお彼岸にはぼたもちだっていうことも知らないの!?と言われましたが…知りませんでした…

お茶事の心得が書いてある本を見せてもらったのですが、「春のお彼岸の頃には牡丹が咲くので牡丹餅(ぼたもち)」・「秋のお彼岸の頃には萩が咲くのでお萩(おはぎ)」と、分けられているそうです。

ぼたもちは牡丹の花のように、丸く大ぶりにどっしりと。

おはぎはその花のように、長細くスッと控えめな小ぶりな形に作るそうです。

 

確かに牡丹の花って、人の頭に例えられるくらいに丸く大きいですし、萩の花は縦長でこじんまりとスタイリッシュな形ですよね〜!

そして母の本から学びましたが、二つとも材料は全く同じですが、ぼたもちはこしあん・おはぎは粒あんなんですね。

私は単純に牡丹のような大きなものをイメージしたので、あずきも荒くつぶした物ではごつごつするからかな?と思っていましたが、全く違いました(笑)

 

古来から、あずきの収穫が多く行われる秋のお彼岸では、とれたてのフレッシュなあずきをあんこにすることができます。

皮も一緒につぶしてあんにできるので、粒あんでもなめらかな口当たりにできたそうです。

 

ですが、春のお彼岸に使うあずきは、秋に収穫してから一冬を越すことになります。

そうすると皮がかたくなり、一緒にあんこにするとかたくてザラザラしてしまうため、皮を取り除いてあんこを作っていたためこしあんなんだそうです。

 

イメージで使い分けているわけではないんですね(笑)

今では、あずきの生産・流通・保存の技術がとても高くなったので、年間を通して変わらぬクオリティのあんこを作ることができるそうですが、そういった昔ながらの習慣をとりいれつつ季節のお菓子を楽しむのも風情があるなあと思いました。

 

春のお彼岸には、ぼたもちを墓前や仏壇にお供えして、ご先祖様にも風情を楽しんでもらいましょう。

ただ、墓前にお供えしたものは、その日に持ち帰るのがマナーだそうです。

動物などに荒らされるかもしれませんものね。

持ち帰って、しっかりと最後までおいしくいただきましょう!

 

 

春のお彼岸のお花

お墓まいりや仏壇にお供えして、ご先祖様に感謝を伝えるお手伝いをするお花ですが…
私は今度の春のお彼岸の中日である春分の日に、みんなでお墓まいりに行くぞ!と意気込んだはいいのですが、お花は何を準備すればいいのかわかりません。

これも茶道教室の先生である母に聞いてみたのですが、「茶花 十二ヶ月」「茶席の花」などの本を渡されて勉強しろとのことで…

なるほど、春には桜や菜の花。秋には菊や晩夏の桔梗などが一般的な季節の花ということがわかりました。

仏花はまた茶花とは違いますが、やはりイメージとしては菊がメインですよね。

菊って長持ちするお花だそうで、墓前に供えてもすぐにだめにならないところもお墓まいりによく使われる理由だそうです。

マナー本も読んでみたのですが、仏花に関しても「これでなければいけない」という決まりはないそうです。

ただ、

  • トゲのある花は避ける(バラやあざみなど)
  • 毒がある花は避ける(彼岸花など)

は、墓前や仏壇にお供えするにはちょっと不向きかな…?という雰囲気ですので、避けたほうがよさそうです。

あとは、故人が好きだったお花を入れて花束にするという方法も一般的だそう。

白いカーネーションやオリエンタルリリー、スプレー菊、胡蝶蘭あたりがよく使われるようです。
季節のお花として、桜や菜の花を入れてもいいようですよ!

私が調べていた花屋さんの花束やアレンジメントには、マリーゴールド(キンセンカ)もポイントに使われていました!
マリーゴールドが入ると、ぱっと華やかになってかわいらしいイメージになります。

私が用意するなら…お墓は騒々しく騒ぎ立てる場ではありませんから、お花も同じようにあまりどぎつい色でなく淡い色をベースに。
そこに少し華やかな色を足したアレンジメントを、お花屋さんにオーダーしようかなと思います。

お花屋さんだったら、お願いしたときにお彼岸にお供えして良いお花かどうか聞くこともできますよね。

春分の日を子供に伝えるための5つのポイント

最初にも言った通り、もう私も人の親です。

今年はしっかりと勉強して、春分の日も春のお彼岸も理解しました!

娘に「春分の日ってなに?」と聞かれた時に、スギ花粉がピークになるくらいの日なんてとんちんかんな事を答えずにすみます!

もし今後、子供に春分の日について聞かれた時には、

  • 毎年、三月の半ばを過ぎた頃にある祝日
  • 昼の時間と夜の時間が一緒になる日
  • ご先祖様の事に思いを馳せて、感謝をする日
  • 自然をたたえ、生き物をいつくしむ日でもあるので、自分の身の回りにある春への移り変わりの気配を感じてほしい
  • みんなの都合が合えば、お墓まいりに行く事もあるかも!

この5つのポイントを軸にして、子供にもわかりやすくゆっくりお話してみようと思います。

そして、ぼたもちについて、季節のお花についても教えてあげられたらいいなと思います。

もし祖父母も総出でお墓まいりに行く事になったら、子供にしてみれば「お休みの日のイベント」という感じでしょうけれども、最初はそれでいいのではないかな?と感じています。

子供の頃から、日本のそういった細やかな季節の行事に触れていくことで、知らず知らずに身につく事もあるでしょう。

我が家の娘はまだ未就学児なので難しいかもしれませんが、ちょっといいことを思いつきました!
仏花にプラス、子供と折り紙で菊などの花を折って、墓前や仏壇に添えてみようかなと思います。



これらの動画にあるくらいの折り紙なら、未就学児でも一緒に楽しめそうです!

墓前だと持ち帰らないといけないかもしれませんが、仏壇やお写真であればしばらく飾っておく事もできますね。

親世代がしっかりと春分の日や春のお彼岸の知識を身につけ、それを自然にわかりやすく子供たちに伝えていければとても素敵ですね!

 

まとめ

  • 春分の日とは…?
  • 春分の日とお彼岸の関係
  • 春分の日や春のお彼岸に用意したい物は?
  • 春分の日を子供に伝えるための5つのポイント

春分の日が毎年違う理由や決め方には、本当に驚きました!

でもここで学んでおいたことは、絶対に無駄にならなさそうですね。

子供にもわかりやすく伝えられますし、季節の話題のときにさりげなく話を広げる材料としても活躍しそうです。

勉強してみて、日本の複雑で奥深い習慣や、同じ材料で作られたお菓子のちょっとした違いなど知る事ができました。

「春分の日」を調べようとして、思いがけずいろいろなドラマに触れた気持ちです!

私と同じように、あまり春分の日について馴染みがなかったな〜という方は、今回ご紹介した内容をちょっとだけ心に留めてもらって…
日本の四季をお子さんやご家族と共有する時のアイテムとして、役立ててもらえたら嬉しいなと思います!

 

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ふじもとつるり

ふじもとつるり

服飾科で裁縫の基本とデザインについて学び、卒業後は創作小物の製作・販売を経て一児の母になりました。今はライターとして、仕事と子育ての両立に日々奮闘しています! 趣味は手芸と製菓。それらの経験をいかした、子育て中ならではの目線の記事をみなさんにお届けできるように頑張りたいと思います。




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