子供の年中行事って楽しいですよね!
私は日本古来の行事から、最近定番になったものまで、ぜーんぶいいとこ取りして楽しみたいタイプなんです。
子供が生まれる前には、戌の日にご祈祷してもらいました。
生まれたら、お宮参り・お食い初め・初節句…そして誕生日にクリスマスに〜と年中なにかの準備にあたふたしています(笑)
先日は三歳の七五三のお祝いで、写真だけ前撮りしてきました!
そしてこの先には11月15日に、七五三のご祈祷をしてもらいに参拝に行きます。
そこで!着物にするか、洋装にするかとっても悩みました…
まだ三歳なので、着物は嫌がるんじゃないか?
写真撮影だけ着物にすればすぐ終わる?
じゃあ参拝の時には何を着せるの!?
心は千々に乱れ…先輩ママや、ママ友に相談しまくりました!
みなさん優しいので、それぞれの体験からいろんなアドバイスをくれましたよ。
たくさんアドバイスをもらい、気づけば私はかなり七五三の着物について詳しくなっていました(笑)
今回はそんな先輩ママと現役ママのアドバイスから、七五三の着物についてのあれこれを、みなさんにもおひろめしたいと思います!
Contents
七五三の意味と着物との関係は?
そもそも七五三というのは何をお祝いする行事なのでしょうか?
年中行事大好きママとしては、ぜひ詳しく知っておきたいところです!しっかり調べましたよ!
現代のように七五三が、年中行事・儀式として定着したのは江戸時代からだと言われています。
それより昔では、今のような様式ではなかったようですね。
平安時代では、男女共三歳まで髪の毛を伸ばさず坊主頭だったそうですよ!
髪の毛をきれいに剃り上げることで、黒々とした美しく丈夫な髪の毛が生えると信じられていました。
三歳をすぎると「髪置き(かみおき)」と呼ばれる、健やかな成長を願って髪の毛を伸ばし始めました。
それまではみんな、ツルツルで過ごしていたんですね…寒くなかったんでしょうか!
平安時代なんかは、今よりも猛暑で年間通して暑かったのでは?と言われていますから、ツルツルの方が過ごしやすかったのかもしれないですね。
思い切り脱線してしまったので、話を戻します(笑)
五歳になると、「袴着(はかまぎ)」と呼ばれる、男の子が袴をつけ始める儀式。
七歳になると、「帯解(おびとき)」と呼ばれる、女の子が大人と同じ帯を締めるタイプの着物になる儀式。
それらが江戸時代あたりで、「男の子は三歳と五歳、女の子は三歳と七歳」とだんだん定着していき、お金持ちの武家から始まった七五三も、だんだんと庶民にも広まっていったようです。
現代では、子供が無事に成長できたことを神様に感謝し、これからも健やかに大きくなっていけるよう神社などに詣でるという行事になりました。
今は三歳の七五三は女の子がやるのが普通ですが、昔は男の子もやっていたんですね。
これは写真スタジオのスタッフの方が教えてくれたのですが、「髪置き(かみおき)」の儀式は男女共通のものなので、男の子が三歳の七五三をお祝いしても何もおかしいことはないそうですよ。
写真スタジオの七五三キャンペーンでは、三歳の男の子のオーダーもたくさんあるそうです。
年中行事大好きママ、図書館に行ってまで調べてしまいました(笑)
みなさんにも、七五三をする意味がわかってもらえたでしょうか?
七五三の子供の服装:女の子編
さて!本題の七五三のときの着物についてですが、男の子と女の子では全く作りが違うことはもちろん、三歳の女の子と七歳の女の子でもだいぶ必要なものが変わってきます。
年齢別にわかりやすくまとめてみました!
三歳の女の子
昔は、三歳前の女の子は「三つ身」という、お腹の周りを締めつけずゆったりとした幼児用の着物を着ていたそうです。
着物の身頃を身の丈の三倍の生地で縫っていたので、三つ身と呼ばれていたんですね。
三歳の女の子は、その「三つ身」の上から、「被布」というベストのような被り物を切るので帯は締めません。
そんな三歳の女の子の着物に必要なものを、一覧にしてみました。
三歳の女の子の着物に必要なもの一覧
- 「三つ身」の着物(あとで詳しく紹介しますが、肩上げ・腰上げという作業を事前にしておく必要があります)
- 長襦袢
- 肌襦袢(我が家は首元が着物から見えない、綿の肌着で代用しました)
- 腰ひも・兵児帯(写真撮影だけの場合、短時間ですので幅広の兵児帯でしっかりとめずに腰ひもだけで済ませる場合もあります)
- 被布
- 足袋(三歳はまだ歩きにくいと嫌がることがあるので、キャラコのかたい本格的なものよりも伸縮性のある靴下タイプがオススメです)
- 草履(鼻緒がかたすぎて痛くならないよう、綿のクッションが入ったものがいいと思います)
- 巾着
- 髪飾り
基本の必需品はこれくらいです。
肩上げ・腰上げとは、もともと「子供にはもっと大きくなってほしい!」という願いを込めて、少し大きめに着物を作るという願掛けがありました。
そのため、大きめの着物を着る子供の体型に合わせてあらかじめ縫いとめておく必要があります。
肩上げ | 着物の肩山を、子供の体型に合わせて縫いとめる |
腰上げ | 着物の丈を、子供の身長に合わせて縫いとめる |
これは、三歳の女の子に限らず、七五三の着物ではよく登場する言葉なので覚えておくといいと思います!
- 兵児帯については、被布を脱ぐことがなければ省略してしまってもかまわないようですが、もし七五三の着物セットのようなものを買う場合にはついてくるものですね。
- 我が家は寒い日に着物を着せたので、被布を脱がせる必要がないなと思って腰ひもだけでとめました。
- 写真撮影だけなら室内で済むので、天候に左右されることはないですが、参拝の日の天候によってはとても寒い日もあると思います。
- 参拝にも着物を着せる予定があるのならば、着物でも簡単にはおれるポンチョやケープを用意しておくのも忘れないでくださいね!
- 髪飾りは、写真撮影の場合だとヘアメイクもセットになっていたり、美容院で着付けとヘアメイクがセットになっていたりして必要ないかもしれません。
そのあたりは事前にしっかりチェックしましょう。
七歳の女の子
七歳になると、「帯解(おびとき)」ですから大人と同じようにしっかり帯を締めます。
すっかりお姉さんになって、大人と同じような着物もばっちり決まるようになり、親としてはどんな柄や髪型にしようかワクワクしてたまらないですね(笑)
大人と同じ着物ですから、当然必要なものも大人と一緒。
三歳の時とは比べ物にならないくらい、たくさん用意するものがあります!
七歳の女の子の着物に必要なもの一覧
- 「四つ身」の着物
- 結び帯(今は、最初から帯が形つくられている作り帯もあります。子供は帯を締める工程で疲れてしまうので、そういった既製品を使うのもいいと思いますよ)
- 肌襦袢・裾よけ(これも三歳と同様に着物の衿から見えなければ、綿のキャミソールや三分丈のレギンスで代用しても大丈夫です)
- 長襦袢
- 半衿(長襦袢の衿につける、汚れ防止・装飾のためのものです。華やかな飾りがほどこされているものがいいですね)
- 重ね衿(伊達襟とも言います。おめでたい席では、慶びが重なりますようにと、重ね衿をつけて華やかにするのが一般的です)
- 伊達締め(長襦袢・着物の衿の合わせを固定するために使うので、二本必要です。ゴムでできたマジックテープでとめるタイプが楽ですよ)
- 帯板(作り帯の場合は、一枚ですみます)
- 帯枕・三重紐(作り帯では使いません)
- 腰ひも(念のため五本くらいはあったほうがいいです)
- 帯揚げ・しごき(買う場合は、この二つがセットになっていることが多いです)
- 帯を安定させるためのフェイスタオル(三枚程度あると安心です)
- 帯締め (帯の作りの中に通して固定するものです。帯の真ん中にくる目立つものなので華やかなものがいいですね)
- 足袋(こちらも三歳同様、ストレッチの効いた靴下タイプだとお子さんに負担が少ないです)
- はこせこ(帯に差し入れて飾りにする、薄いポーチのようなものです)
- 扇子
- 着物用のハンドバッグ
- 髪飾り
怒涛の一覧に、びっくりされている方も多いと思います(笑)
着物を着たことがある女性ならわかると思いますが、本当に必要なものが多くて大変ですよね…脱いでも脱いでも「どこにこんな紐が!?」という感じで、紐やらタオルが現れます。
髪の毛もアップにするとたくさんあんこを詰められるので、身につけているものの数が膨大です。
それだけ大変な着物の準備なので、「帯は作り帯で肌襦袢はキャミソール」など見た目に影響がない程度に楽をするのも賢い方法だと思います。
髪飾りも、三歳の時よりもこった髪型ができるので、ヘアアレンジは絶対に自分で!とこだわりがなければ、メイクともども美容院にお任せしちゃうのもいいですよね。
七五三の子供の服装:男の子編
先ほどもお話したとおり、男の子でも三歳の七五三をお祝いする方もいます。
確かに「袴着(はかまぎ)」は五歳で行う儀式ですが、三歳まで無事に成長しましたよ〜!とお祝いしても悪いことはないですよね。
最近では男の子が三歳の七五三で着物を着せる時に、「袴着(はかまぎ)」がまだなのだから袴はNG!ということもないようです。
三歳の今しか着られないから!という理由で、男の子用の被布を用意する方もいるようですが、そうなると女の子の被布の時と必要なものはかわりません。
男の子の被布姿も、小さい子ならではの愛くるしさがあり、とてもかわいいと思います!
でもやっぱり、キリッとかっこいい袴姿で…という場合は、三歳でも五歳でも男の子の七五三の着物で必要なものは変わりませんので、男の子の着物に必要なものをご紹介しますね。
男の子の着物に必要なもの一覧
- 着物(三歳では三つ身、五歳では四つ身が一般的です)
- 袴
- 肌襦袢(男の子の場合も、長襦袢と半衿しか外から見えないのでタンクトップなど肌着で代用しても大丈夫です)
- 長襦袢
- 半衿
- 角帯
- 羽織(最近では、自家の家紋ではなければいけない!ということはあまりないようです。ご家庭で特に紋のこだわりがなければ、お好みの飾り紋や柄を選んでみるのもいいと思います)
- 羽織紐(動きが激しいお子さんだと、羽織紐がすぐほどけてしまうのであらかじめ結んだ状態で糸で軽く縫いとめておくといいようです)
- 腰ひも(女の子は付け紐ができますが、男の子の着物は身八つ口がないので紐が通りません。着なれない子供の場合は、二本は腰ひもを用意しておきましょう)
- 足袋(グレーや色柄物もありますが、やはりビシっときまる白が人気なようです。靴下タイプが履きやすいですね)
- 草履(女の子の時と同じく、鼻緒がかたいと痛がるので綿のクッション入りがオススメです)
- 懐剣(巻いてある房紐がとれやすいので、お子さんが懐剣をおもちゃにしないよう注意してくださいね)
- お守り袋
- 扇子
こちらもずら〜っと並びますが、七歳の女の子ほどではないですね(笑)
男の子がいるママ友が教えてくれたのですが、ちょっとお腹が出ている子でも袴なら紐で調節できるので、スーツを着せるより臨機応変に対応できたようです。
なるほど〜と思いました!着物ってそれぞれの体型に合わせて、着付けができるところも着物の魅力ですよね。
また、懐剣の房紐がとれてしまった!という話もよく聞きます。レンタルだったりしたら、とても焦りそうですね。
レンタルしたショップに事情を話せば、スタッフさんが直してくれます。
ですが、買い揃えたものだったりこれから写真を撮るのに!という時にあわてないよう、動画を見て勉強しておいてもいいと思います
こちらの動画がとてもわかりやすかったですよ!
七五三の着物をレンタルするメリット・デメリット
男女共に七五三の着物に必要なものをご紹介してきましたが、それをレンタルするべきか買うべきか、悩むところですね。
他に同性のきょうだいもいないし、しょっちゅう着るものでもないからレンタルで!というご家庭も多いと思います。
レンタルのみをネットオーダーして使用後に返送するショップを利用したり、写真スタジオで着物のレンタルと撮影を一緒に済ませる、などが主流ですね。
我が家は三歳の七五三は、写真スタジオでレンタルして済ませました。
実際に着物をレンタルして感じた感想を、ママ友と話していたのですが、やはりみんな同じようなことを思うようです(笑)
七五三の着物をレンタルで済ませたママたちの、メリットもデメリットも織り交ぜた、実感のこもった感想をどうぞ!
着物をレンタルするメリット
- 写真スタジオなら、着付けだけでなくヘアメイクも手早く仕上げてもらえるので親としては手間がかからない
- 七五三の前に写真だけ前撮りしても、後日参拝の時に同じ着物を貸してもらえるプランが用意されているので、参拝の時には洋装のフォーマルなどを新調する必要がなく助かった
- 小物から一式自分たちで揃えるとなると高額になるけれど、パックで全て揃えてくれているので買いもらしがない
- 袴や着物の袖から手がしっかり出ないなどの調整も、店側で事前に丈つめをしてくれたりするので相談したほうがいい
- 参拝当日が雨など悪天候でも、多少の汚れならかまわないと言うところが多いので、その後のクリーニングの心配がない
着物をレンタルするデメリット
- かなり事前に写真スタジオで前撮りを予約しても、後日に神社の予約が取れなかったりすると参拝の時に着物を借りることができなくなるかもしれない(一番混みやすい10月の休日や、11月15日は変更できない場合があります)
- 三歳の場合は、子供によっては細身だったりすると80・90サイズから着物を選ぶことになり、100サイズより種類が少ない(我が子がこのパターンだったのですが、着物もドレスも80サイズだったため選択肢が少なかったです)
- 参拝の時に着物を返却する時間が決まっているため、両家祖父母を招いての会食などの時間に余裕が持てなくなる
- 有名な写真スタジオだと、着物やアングルがお友達とかぶってしまうことがある
などなど…
総括してみると、「楽だけど私物ではないから融通が利かない」という感じでしょうか?
我が子はたまたま写真スタジオでまったくグズらず、ノリノリで和装も洋装もスムーズに着付けと撮影ができましたが、三歳くらいでは大泣きして機嫌がなおらず、一回帰宅する方もいるそうです。
ですのでレンタルする場合は、ご自分のお子さんの性格などもよく考えて、「着物のレンタルショップで借りるだけにするか、写真スタジオで撮影もこみで借りる」のかを、しっかり見極めるのが大切だと思いました。
我が家は有名な「スタジオアリス」で七五三と誕生日のキャンペーンを組み合わせて、とても安価に済ませられました。
かなり前から予約ができますが、当日の体調不良などでキャンセルする場合も、キャンセル料がかからないところがとても良心的だと思います。
http://www.studio-alice.co.jp/shortcut/753_s.html
ママ友一家は、パパとママの着物のプランを選んでいて、家族全員レンタルですてきな写真を撮っていました。
その後データをDVDに焼いたものを販売してくれるのも、嬉しいポイントです。
ネットでオーダーして、送料無料でレンタルできるショップもあります。
こちらは、ママ友オススメの「RENCA」というショップです。たくさん種類があるので、サイトを見ているだけでもかなり楽しめます!
https://renca.jp/list/8/
ママ友はここでレンタルして、着付けとヘアメイクは美容師だったおばあちゃんがやってくれたそうです。
身内に着付けやヘアメイクができる方がいるなら、着物だけ借りるのも安く済みますね。
七五三の着物は高い?買う場合のメリット・デメリット
実は我が家は…先日三歳の七五三が終わったばかりなのに、もうすでに七歳の反物を買ってあるんです!
うっかり通りかかった呉服屋さんのショーウィンドウに、とてもかわいい反物を発見!
お値段を聞いてみたら思ったよりも安かったので、つい衝動買いを…
帯はどうするか、小物はどうするか、一切考えられなくなって気づいたら買っていました(笑)
オレンジに近い濃い黄色に、緑の絞りがほどこしてあり、黒い帯を締めたらとんでもなくかわいいと思います!
と、いうわけで七歳の時には確実に反物から仕立てて、帯や小物も買わなければいけなくなりました(笑)
夫に話したら相当びっくりしていましたが、反物を見せたら「うちの娘にはこれしかないな!」と親バカが発動してくれたので一安心。
そこで呉服屋さんの店長さんである義父に、七五三で着物を買い揃える場合のメリット・デメリットを聞いてみました。
いずれ自分もそのお店でお世話になるつもりなので、しっかり学んで対策を練っておかないといけませんからね!
着物を買うメリット
- 同性のきょうだいがいる場合、お下がりができる。いずれ孫やひ孫にも受け継いでいける
- お宮参りで着た着物や、ママが成人式で着た振袖を仕立て直すこともできるので、思い出に残る大切な一枚になる
- 必ずしも反物から選ばなければいけないわけではなく、呉服屋さんでも帯や小物が一式そろった七五三用のセットがあるので、選択肢が多い
- レンタルと違い、帯や小物も好みのものを選べる
- セットは大きめに作られているので、店舗で肩上げか腰上げをしてくれる。お子さんの体にぴったりフィットしたものが作れる
- 和装ができる人であれば、セット商品を自宅で肩上げ・腰上げできるので、好みのものをすぐ持ち帰ることができる
着物を買うデメリット
- 七五三は季節ものでさらに子供用なので、店舗にあまり多く反物をそろえていないことが多い。好みの反物が店舗になかった場合、問屋から取り寄せる必要があるので、半年くらいは時間に余裕を持たせなければいけない
- 反物を持ち込んだ場合でも、仕立てるだけで一ヶ月以上余裕を持ってオーダーし、その後微調整などもあるので何回か店舗に足を運ぶ必要がある
- 七五三セットなど小物一式もパックになったものがあるが、レンタルと比べると価格が高い
- 男の子は反物が一反で済んだとしても、羽織・着物・袴と三枚あるのでそれだけ仕立て代がかかる
- 着付けを美容院で頼んだり、勉強したりする手間がある
現役のプロに詳しく話を聞くことができたので、本当に勉強になりました。
なにしろ、我が家は七歳で仕立てることがもう決まっているので…(笑)
ざっくりいうと「レンタルより価格が高く時間がかかるが、他にはないオンリーワンの着物を手に入れられる」ところが魅力ですね。
気になる仕立て代ですが、反物はもうピンからキリまでお値段の幅があるので、反物代は別にするとして…
仕立て代だけで3万円弱。それに裏地をつけるのでプラス2万円。帯や小物をつけて、トータルで10万円前後といったところでしょうか。
もし呉服屋さんの七五三セットを買うのであれば、注意が必要なのは着物の素材です。
ポリエステルなどの化繊を使った着物のセットなら、5〜10万円くらい。正絹ならば、セットでも10万円以上になるそうです。
オンリーワンの着物を作りたい!という方にも、扱いやすい化繊が選択肢に入っているのは、お値段の面でも優しいなあと思いました。
私が成人式の時に着物を作ってもらった、「天野屋」さんでも七五三のセットを扱っています。
東京近辺には何店舗も支店があるので、お近くの方は一度のぞいてみてください。
http://amanoya1907.com/publics/index/33/
かなり安価なセットもありますし、とても親身に相談に乗ってくれますので、七歳の着物の仕立てもこちらにお願いするつもりです。
着物をちゃんと管理しておけば、もし孫が産まれたらその子にお下がりもできます。
七五三でなくても、お宮参りにも仕立て直すことができますからね。
レンタルにはない、家族のつながりを持てる行事になるはずです。
また、反物から選んだり持ち込んだりすると、仕立てた後に余り生地が出ることがあります。
それをもらって帰ることも可能だそうなので、私は髪飾りを自分で作ってみようかなと思っていますよ!
この動画にあるような、七五三にぴったりのつまみ細工に挑戦したいです。
着物と共布の髪飾りなんて、とても素敵ですよね!
七五三お役立ちポイントを先輩ママが教えます!
七五三の着物について、私が調べたことはだいぶお伝えできたと思います!
その他にもこれから着物で七五三をしたい方たちに、私を含めママ友たちと話していて意見が一致した、お役立ちポイントをご紹介しちゃいます。
お宮参りや七五三って、やり直しがきかないイベントなのに一回きりしかチャンスがないので、親としてはハラハラドキドキ…
当日もめまぐるしく動き回らなくてはいけないので、ぜひぜひ先輩ママたちの経験をいかしてください!
- 三歳の着物のヘアメイクで、アップスタイルを希望する場合は最低でも後頭部の真ん中くらいまで、ポニーテールができる程度の長に髪の毛を伸ばしておく(我が家は一歳半から伸ばしました。ボリュームはヘアピースで出すので、ポニーテールができればOK)
- 写真スタジオで撮影する場合は、見慣れない着物を嫌がることがある。先に着物を着せて「これが終われば、あの素敵なドレスが着られるよ!」と励ますと、すんなり撮影できる子が多い
- 女の子はとにかくほめる!「かわいい」「きれい」「プリンセスみたい」「アイドルみたい」など、家族が声をかけるとおませな子は気どるのでグズらない
- 男の子は着付けの前にトイレを済ませておく。袴が脱ぎ着しづらいので、なるべく撮影や参拝の前にあわてないようトイレに連れて行く
- 袴がずり落ちて歩きにくく、参拝の時に裾を汚してしまうことがあるので、念のためサスペンダーを用意しておく。羽織で隠れるので脱がなければ見えない
- 男女共、草履が脱げやすく履きなれないので嫌がることが多いので、参拝の時には直前まで履きなれたスニーカーを履かせてなるべく車移動が望ましい
- 三歳の男の子はまだ小さいので、当日にいきなり袴に懐剣や扇子を刺すのを嫌がるので、好きなおもちゃや動画・DVDなどご機嫌とりできるものを用意しておく
- 先に写真スタジオや着物のレンタルを予約したものの、参拝の時間予約が一ヶ月前でないととれないなどということもあるので、レンタルとの兼ね合いを考えてかなり前から余裕をもって参拝の時間予約をしておくこと
- 仕事や家事で忙しい中、七五三の準備をすすめるので親の支度がおろそかになりがち!最低でも一ヶ月前にはクリーニングに出したりアクセサリーを確認したりと、前日や当日になって着物姿の子供とあまりに格が違う装いにならないよう注意する
七五三大変だったね…というママ友たちとの愚痴&いたわりお茶会での話をまとめると、こんな感じです。
親の支度は、本当に注意してください。
パパは礼服をクリーニングに出しましたか?ママもストッキング切らしていませんか?
私は全てそろえた!クリーニングもパールのアクセサリーもばっちり!よし!本番だ!と、朝メイクをしようと思ったらマスカラがカラッカラに乾いていました…
慌ててコンビニに走って、マスカラだけ買って帰ってきたのですが、かなりの時間のロスです。
そんなことがないよう、忙しいとは思いますが自分の持ち物もすみずみまでチェックしてみてくださいね。
まとめ
- 七五三ってどんな行事?
- 女の子の着物に必要なもの
- 男の子の着物に必要なもの
- 七五三の着物をレンタルする場合
- 七五三の着物を買う場合
- 先輩ママ直伝の七五三お役立ちポイント!
これが、年中行事大好きママの私が、実際の経験と先輩ママたちのアドバイスから得た七五三を着物でやりとげるためのポイントです!
レンタルでも買っても、同じ我が子を思ってお祝いしたい気持ちは変わらないと思います。
どっちがいい、悪いではなく、それぞれのご家庭の事情に合わせて臨機応変に選択できるよう、それぞれを詳しくご紹介しました。
私も三歳の時は、初めてで勝手がわからないし小さいので、写真スタジオに全てをお任せしました。
レンタルの良さも実感できたし、いい経験になったと思います。
七歳の七五三では、これらの知識をフル活用して着物の仕立てからがんばりたいです!
みなさんも一度きりのかわいい我が子の晴れ姿、せっかくですからかわいい着物姿でお祝いしてみてはいかがでしょうか?
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