お盆はお墓参りをしないといけないの!?行けない人は不幸になるの!?




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もうすぐ夏ですね。夏といえば夏休み!

子供の頃は指折り数えて楽しみにしていたものです。宿題のことはともかくとして。

 

それが大人になると、お盆休みだけになってしまうんですよね。

 

ところで「お盆休み」というぐらいですから、その休みは「お盆」のためにあるはず。

お盆といえば、迎え火を焚いたりお墓参りをしたり、送り火を焚いたり。

となると、お盆休みはそのためにあるもので、お墓参りをしないといけないのでしょうか?

 

でも、中にはお盆にお墓参りをしない人もいます。私もその一人です。

それにお盆がお休みじゃないために、行きたくても行けない人もたくさんいるはず。

では、お盆にお墓参りをしないのは非常識なのでしょうか?

お盆にお墓参りをしないでいると、不幸になったり罰が当たったりするのでしょうか?

 

お盆にお墓参りをしないのはダメなことなの?

実は、「お盆にお墓参りをしなくてはいけない」という決まりはどこにもありません。

浄土真宗のお盆は「仏となって見守ってくださっている故人の徳を讃え、感謝をする期間」という位置づけなので、お墓参りをするものという考えがあるようです。

けれど他の宗派では、お盆はご先祖様の精霊を供養するためのもの。必ずしもお墓参りをしなければならないわけではないし、むしろお盆の期間はご先祖様が家に帰ってきているので、お墓参りをしてもご先祖様はお墓にいないという考えもあるのです。

 

他にも地域や宗派の違いによって、お盆にお墓参りをする・しないことの正しい答えはありません。

 

また、理由があってお盆にお墓参りをしない人は決して少なくありません。

ざっと調べた範囲でまとめてみましょう。

  • お墓が遠い
  • お盆休みに旅行の予定がある
  • 仕事が休みじゃない
  • そもそも疎遠だからお墓の場所も知らない
  • お盆にお墓参りをする意味を感じない
  • 家庭の事情がある
  • 地域や宗派の関係で、お盆はお墓参りをする期間ではない

 

その他にもいろいろな理由で、お盆にお墓参りをしない人はたくさんいます。

私は疎遠かつ遠く、さらに家庭の事情があるので行ったことがありません。

母方のご先祖様のお墓は遠く、疎遠。

父方は私が幼い頃に両親が離婚しているので、あちらの親族に会うと気まずいという家庭の事情です。

 

では、お盆にお墓参りをしないのは、私も含め非常識でしょうか?

 

そんなことを言ってしまったら、お盆の期間にサービス業に従事している人や鉄道・道路関係者、さらには物流に携わっている人までみんな非常識になってしまいます。

たしかにかつての日本では、お盆や正月はほぼみんなお休みでした。でも、今は違います。

こうしてインターネットができるのもサーバーを管理している人たちのおかげですし、電気やガス、水道が使えるのもお盆期間に働いている方がいるからです。

それに、先に述べたように、宗派や地域によって捉え方の違いがあります。

 

このように、お盆にお墓参りをするかしないかについては、正解はどこにもありません。

 

 

お盆のお墓参りに行きたいけど行けない人のために

お盆にお墓参りをしたいけれど、都合がつかなくて行けないという人も多いようです。

そんな場合はどうすればいいのでしょうか?

・自宅で供養する

自宅で迎え火を焚きます。我が家ではずっとこのパターンです。

そして精霊棚(盆棚)を作り、お供え物をしてご先祖様をお迎えするのです。

今はホームセンターや通販などでお盆セットが用意されていますので、簡単に用意できますよ。お盆が終わる時には送り火を焚くことも忘れずに。

 

・別の日程でお墓参りをする

供養の気持ちがあれば、お盆にお墓参りに行かなくても大丈夫です。

お盆のお墓参りに行けないことに後ろめたさを感じるほど供養の心を持っているあなたのご先祖様ですよ。そんなに心が狭いはずがありません。

お盆には仏壇に手を合わせておいて、時期をずらして行っても大丈夫です。

その際には心を込めて、お盆の分までしっかりお墓を綺麗にしてきましょう。

・卒塔婆を立ててもらう

これは宗派によりますが、お盆に卒塔婆を立てることもあります。

お世話になっているお寺や霊園に相談してみるといいでしょう。

卒塔婆料がかかりますが、お経もお願いすれば立派にお盆の供養になります。

 

 

お盆にお墓参りをしないと不幸になる?

これまでお話ししたように、お盆のお墓参りは必ずしなければいけないわけではありません。ですから、お墓参りをしないことで不幸になったり罰が当たったりということはありません。

むしろお墓参りをしないことで罰を当てるようなご先祖様を持つことのほうが、よっぽど不幸に思えてしまいます。

 

私がご先祖様だったら、お盆のお墓参りができないことで子孫が頭を悩ませているよりも、今の生活を大切にして更なる繁栄に向かってくれるほうがずっと嬉しいです。

たまにちょっぴり思い出してもらえたら嬉しいなとは思っても、義務感だけで渋々お墓参りをされても嬉しくありません。

 

そして何よりも、大切な子孫に「罰を当てられるんじゃないか」なんて思われてしまうことは、ご先祖様からしたら不幸なのではないでしょうか。

 

まとめ

  • お盆のお墓参りをしないという選択肢は間違っているわけではない
  • お盆にお墓参りに行きたいけど行けない場合は、「自宅で供養する」「別の日程で行く」「卒塔婆を立ててもらう」などの方法がある
  • お盆にお墓参りをしなくても、罰も当たらないし不幸にもならない

 

お盆にお墓参りをしないことに問題はありませんが、今の自分が存在するのがご先祖様のおかげであることに間違いはありません。

お盆の時期に限らず、ご先祖様を大切にする気持ちは忘れずにいたいですね。




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