子供の基礎体力作り!外遊びと習い事どちらがいい?トレーニング法とは?




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子持ちの親にとって問題になっているのが『子供の体力低下』です。

ここ最近、家の中で遊ぶ子供が増え運動不足を引き起こしています。

 

「子供が安全に遊ぶためには家の中がいいけど運動不足になるのは困る」なんて親も多いです。

かといって子供を外で遊ばせるにも『交通量が多い』『子供を巻き込んだ犯罪が増えた』などの理由で一人で外で遊ばせるのは不安がありますよね。

 

そこで今回は『子供の基礎体力作り』『子供の体力向上になる習い事』『子供の外遊びで体力をつける方法』『子供の基礎体力トレーニング法』の紹介をしていきたいと思います。

 

子供の基礎体力作りの3大要素とは?

体力作りに必要な要素⑴:食事

一つ目は『バランスのいい食事』

朝、昼、晩をしっかり食べることがもっとも大切となります。

最近では『あまり食べたくない』『ダイエット』という理由から朝食を食べない子供が増えていますが逆に太りやすくなり、栄養のバランスも悪くなります。

 

体力作りに必要な要素⑵:睡眠

二つ目が『充分な睡眠』

子供の年齢に応じて違うのですが小学生で約10時間、中高生で約8時間とされています。

『受験勉強』や『ゲーム』、『塾で帰りが遅い』などの原因でこの睡眠時間が大幅に削られているなんてことも増えてきています。

 

体力作りに必要な要素⑶:運動

そして三つ目が『適切な運動』

これは毎日の活動ですから、学校だけではなく、放課後や休みの日にも時間を使って適切な運動量を確保する必要があります。

 

特に最近は子供の運動不足を原因とする体力低下が指摘されています。

それには3つの原因があります。

  1. 子供の遊べる場所となる広場や公園、野原が極端に減ったこと。
  2. ゲーム機の普及により外で遊ぶよりゲームで遊ぶのが楽しくて夢中になってしまうこと。
  3. 防犯面で親が心配してしまい「子供にはもう少し大きくなってから」と外で遊ばせなくなってしまったこと。

 

どれも聞いてみると「あ~確かに」と納得してしまう理由ですよね。

社会的な流れには逆らえない部分がありますから、仕方ないかなと思ってしまいそうですが、それは少し待って下さい。

何故なら運動不足による体力低下には無視できない大きな問題があるからです。

 

 

問題⑴:怪我が多い子供に育ってしまう

まず一つめは、運動不足になることで怪我をする子供が日本体育・学校健康センターの調べで昭和に比べてかなり多くなっていることが分かっています。

普段私たちは生活の中で『歩く』ことを基本にしていますがこの『歩くこと』も運動機能なのです。

運動不足になるということは歩くことでさえ衰え、躓きやすくなったり、転んでしまったりする原因となり結果怪我に繋がるということです。

問題⑵:社会活動にストレスを感じやすい子供に育ってしまう

そして二つ目が『社会生活に影響が出る』ということです。

『社会生活』と言われると大人は『会社などのこと』と思い浮かびやすいですが子供で言えば『保育園、幼稚園』『小学校』などのことを指します。

運動不足というのは原因の時にも書きましたが『外に出ず、家の中に籠ってしまうこと』が原因で起きます。

外に出ないと病原菌などの免疫もつきにくく、一人で遊ぶことに慣れてしまうと集団生活をする上でストレスを感じやすくなり体調を崩してしまいます。

問題⑶:肥満になりやすい子供に育ってしまう

そして最後は運動不足による『肥満になりやすい』ことです。

これは大人でもなるのですぐに納得出来ます。

このように運動不足による体力低下は今だけでなく、将来まで続いてしまうほど困る問題が出てきてしまいます。

 

さて、ここまでの内容から問題は理解できたけれど、どう対処して良いかわからないという方も多いですよね。

結論とすれば、「基礎体力を向上させる活動がとても重要」ということになります。

 

それでは上記の問題もある中で効率的に体力を向上させるためにはどうしたらいいのでしょうか?

その具体的な解答として、ここからは『体力作りの手法』について、タイプ別に紹介していきます。

 

子供の体力向上にはどんな習い事がいいの?

ではどんな習い事がいいのでしょうか?子供の基礎体力を上げるためにはとにかく『運動』をすることが大切です。

 

とある調査機関の調べでやっていてよかった習い事の男女別調査が

男の子、1位水泳、2位サッカー、3位武道

女の子、1位水泳、2位ダンス、3位武道

となっています。

 

この結果を見て分かる通り一位は堂々の水泳です。

それには他のスポーツと同様に『体力がついて風邪を引きにくくなった』だけではなく『運動の苦手な子供も始めやすいスポーツ』という理由があります。

 

確かに水泳なら泳ぐだけでなく水の中にいるだけで水の抵抗もあるので体力も付きやすいですし、費用も他のスポーツに比べると安いので気軽な気持ちで始めやすいです。

そして他のスポーツと違うところは『0歳からでも始められる』という点です。

 

小さいころから費用も安く始められる水泳は体力向上のために始めやすいスポーツなので是非始めてみることをおすすめします。

 

「習い事が手っ取り早いのはわかっているけどやっぱり月謝のことを考えると…」なんて方もいます。

実際、私も旦那の収入があまりよくはないので習い事をするのはちょっと…と感じてしまいます。

 

そこで次は『外遊びで体力向上させる方法』について紹介していきます。

 

子供が外遊びで体力向上させる方法とは?

習い事では月謝や初期費用等がかかってしまいなかなか手が出しずらいという方におすすめなのが『外遊び』です。

 

外遊びならお金をかけずに基礎体力をつけることが出来ます。

では外で遊ぶ時にどんな遊びをしたらいいのか?

基本、外で遊ぶ時にはどんな遊びでも基礎体力の向上になるので必ずこれをしなければいけないというものはありません。

 

しいて私のおすすめを挙げるなら『アスレチックのある公園』です。

普通の公園と違い、アスレチックは手も足も使って遊ぶものなので漫勉なく身体を鍛えることが出来ます。

 

ただ一つ外遊びで注意してほしいのは『適度な休憩』です。

子供は楽しさのあまりつい休憩せず遊んでしまって逆に疲れがたまって次の日に熱を出すなんてこともあります。

そして大事なのはこまめな水分補給です。

特に真夏などは脱水症、熱中症にかかりやすいので外で遊ぶのは少しにして水分補給をしっかりさせて涼しい場所で休憩しましょう。

 

「下の子が小さくてしょっちゅう外に出れない」「仕事があって習い事の送り迎えが難しい」なんて方もいらっしゃると思います。

 

そんな方のために『家で出来る簡単基礎体力トレーニング』を紹介していきたいと思います。

 

 

子供と出来る家での基礎体力トレーニング

 

習い事では送り迎えの時間がかかる、外遊びも遊び場まで行く時間がない…なんて方も結構いますよね。

 

私も仕事をしていたり休みは家事で手一杯でなかなかまとまった時間子供を外へ連れて行くことが出来ず、行けても現地で遊ぶのが1時間ぐらいになることが多いです。

 

「家で何かトレーニング出来たらな…」なんて方のためにおすすめしたいのがこちら。

日本レクリエーション協会さんが運営する「子供の体力向上ホームページ」です。

https://www.recreation.or.jp/kodomo/play/play_list.php?sp_code%255B%255D=4

 

このサイトは子供の体力向上のための運動が沢山書いてあり、スペースを5m程のところにチェックを入れて検索すると家でも簡単に出来るトレーニングが載っています。

 

このサイトを使えば家の中はもちろん、庭先や玄関前の廊下で出来るようなこともあるので移動時間をかけずにすみます。

 

基本的に二人組でするものが多いので大人と一緒に出来て大人も普段の運動不足解消にうってつけです。

 

これを機に色んな遊びを覚えて子供と一緒に楽しく運動してみましょう。

 

まとめ

  1. 体力低下には家でジッとして遊ぶことが原因であり、病気や怪我をしやすい原因がある。『バランスのいい食事』『充分な睡眠』『適度な運動』が基礎体力作りには重要である。
  2. 習い事で『水泳』はとても始めやすいスポーツである。
  3. 外遊びには『アスレチック』がおすすめ。適度な休憩と水分補給に注意する。
  4. 家の中でも出来るトレーニングはあるので大人と一緒に基礎体力作りをしてみよう。

 

子供の基礎体力作りには習い事をさせるもよし、外に遊びに行くもよし、家の中で身体を動かすもよしです。

どれにしても注意しなければいけないのは『運動させ過ぎる』ことです。

体力がついて風邪が引きにくくなってくれたら大人は助かりますがやりすぎは逆効果です。

適度に汗をかくぐらいがベストなので気を付けることが大切です。

 

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