朝晩が寒くなり、冬が近づいて来ましたね。
これからの時期、家計を管理する身として心配なのが暖房による電気代ですよね。
私は去年、アパートから一軒家に引っ越しました。
初めて迎えた冬、電気代の高さにびっくり!
確かに暖房は毎日のように使っていましたが、部屋が広くなったせいか朝から夜まで暖房を入れていてもあまり暖かさを感じませんでした。
それなのに想像の倍近くの請求が来て、ものすごく落ち込み、来年もこのくらいの金額が来るのかと思うと1年後が恐怖でしかありませんでした。
10月に入り朝晩が寒くなってきて、頭をよぎったのが電気代…
また去年ほどの請求が来るのかと思うとゾッとしますが、子供がまだ小さいので暖房を我慢するなんてしたくない!家族には暖かい家で過ごして欲しい!と思い、暖房を使う時期になる前に節約方法を調べて見ました。
私のように悩んでいる方、是非読み進めて見てください。
Contents
1.エアコンの仕組みと暖房が高くなる理由
エアコンの電気代は冷房よりも暖房の方が高くなるのを皆さんご存知ですか?
聞いたことあるって方も多いと思います。
私も暖房の方が高いと知っていました。
現に冬の暖房をよく使う時期が電気代が1番高くなります。
ですが知ってはいましたがなんとなく程度でなぜ暖房の方が高くなるのかという理由までは知りませんでした。
そこで、まずなぜ暖房の方が高くなるのか、エアコンの仕組みを調べて見ました。
①エアコンの仕組み
エアコンは暖房も冷房も同じヒートポンプ技術を使っています。
空気中には冷たい空気であっても熱を持っていますが、その熱を集めて、エアコンと室外機の間に通っている冷媒というガスに乗せて移動させることをヒートポンプ技術と言います。
そしてその熱を運ぶ役割の冷媒は、圧縮すると温まり、膨張すると冷たくなります。
暖房時はヒートポンプシステムが冷媒を膨張させ空気を冷たく冷やし、熱を取り込みます。
室外機まで移動させる途中に冷媒を圧縮させ、集めた空気中の熱をさらに温め室内に送られるという仕組みです。
②暖房の方が高い理由とは?!
それは“冬の方が室内温度と設定温度の差が大きいから”です。
エアコンは室内温度を設定温度にするまでが1番電気代がかかります。
室内温度を25℃設定にしたとすると、夏の35℃の日で温度の差は10℃ですが、冬の5℃の日だと20℃になります。
地域に寄って異なるかもしれませんが暖房が冷房よりも高くなるのはこれらの理由からです。
理由を知ると「納得!」って思いませんか?
電気は付けた瞬間が1番電気代がかかると聞いたことがありましたが、暖房も同じような理由だったんですね。
冬、電気代の請求を見てびっくりしていましたが、仕組みを知ることで納得出来ました。
2.暖房の節約術
エアコンの仕組みと暖房が高い理由は分かりましたが、仕組みが理解出来ても寒い日はやっぱり暖房を入れたいですよね。
暖房を入れる時にただ入れるだけでは家計を管理する身としては、部屋が暖かくなるのは嬉しいけど電気代の事を考えるとそわそわします。
そこで少しでも気を楽に暖房を入れれるように、暖房を入れる時の節約方法をご紹介します。
①エアコンは自動運転で
リモコンを見ると“弱運転”や“強運転”などいろんな運転の方法がありますよね。
“強運転”はなんとなく電気代がかかるイメージなので使うのはちょっと怖いって人も多いのではないでしょうか?
私もその1人で、電気代の事を考えてエアコンは“弱運転”で使うようにしていました。
ですが私も調べて分かったのですが、エアコンは室内温度を設定温度にするまでが電気代がかかるので“弱運転”だと逆効果ですよね。
“自動運転”にしてエアコンに任せた方が1番節約なるそうです。
②外の冷気をなるべく遮断
なるべく早く設定温度になるように外の冷気をシャットアウトできる工夫をしましょう。
例えば厚手のカーテンにするとか、窓に断熱シートを貼るなど。
真冬に窓の近くに行くとひやっとしますよね。
窓を閉めていても冷気は入って来るのでひと手間かけて節約に繋げましょう。
③サーキュレーターを活用
暖かく空気は上にたまります。
暖房を入れているのに全然暖かくならないって感じたことありませんか?
我が家は吹き抜けのようになっているのですが、リビングよりも吹き抜けの所にある部屋の方が温まります。せっかく暖房を入れているのに暖かさを感じれないともったいないですよね。
そこでサーキュレーターが大活躍です!
ポイントは上を向けること!
上の方にたまった暖かい空気を循環させて部屋中が温まるようにしましょう。
④エアコンの定期的なお掃除
フィルターのお掃除を定期的にするのがおすすめです。
フィルターが汚れていると性能が落ちて電気代がかかってきます。
エアコンフィルターの掃除と聞くとめんどくさいとイメージがありますが、私は1ヵ月に1回、フィルターのお掃除をします。
掃除を溜めると汚れを落とすのにも時間がかかるので掃除が億劫になりますが、1ヵ月に1回掃除機のついでにちょっと吸ってあげるとそんなに汚れも溜まってないので楽に掃除出来ますよ。
⑤室外機にも気を使う
室外機の周りに物が置いてあると効率が落ちてしまうので室外機の周りには物を置かないのが理想です。
また室外機の上に雪が積もっていると空気はさらに冷たくなり電気代が高くなるので定期的にはらったり、室外機カバーを上に付けるなどの工夫をするといいかもしれません。
3.暖房家電の特徴と適切な場所
家族で住んでいる家庭は、子供が大きくなるとそれぞれの部屋で過ごす事も増えますよね。
かといってそれぞれの部屋で暖房を使っていると電気代はとんでもなくあがってしまいます。
暖房家電はエアコンだけではありません。
電気屋さんに行けば様々な暖房家電がおいてあります。
そこで暖房家電の特徴を理解して、適切な場所で使うことでさらに節約の効率はあげましょう。
①エアコン・ファンヒーター
特徴:部屋全体を温風を循環させて温めます。
適切な場所:エアコンは広い空間に向いており、ファンヒーターは狭い空気に向いています。
子ども部屋などはファンヒーターでも充分かと思います。
②電気ストーブ・パネルヒーター
特徴:ストーブやヒーター本体から発する熱によって目の前のものを温めます。
適切な場所:“足だけ”など温めたい場所がピンポイントで特定されている場合や、短時間の使用に向いています。
③オイルヒーター
特徴:本体のオイルが加熱されるとこによって部屋を温めます。
適切な場所:ストーブやヒーターと違い、部屋全然を長時間温めたい場合に適切です。
④こたつ
特徴:テーブルの下にヒーターを取り付け、こたつ布団でテーブルを覆うことで、こたつ内を温めます。
適切な場所:手足などをピンポイントの場所を温める。エアコンを併用して使うことでエアコンの設定温度を下げる。
⑤ホットカーペット
特徴:カーペットの中に通した電線に電気を通して温める。
適切な場所:ホットカーペットの熱が上に登るので部屋全体が温まりやすくなるので、こたつ同様、エアコンと併用して使うのも有りです。
個人的におすすめなのはホットカーペットです!
いろんな暖房家電を使って来ましたが、ストーブやこたつなどはピンポイントですぐ温めてくれる分、その場から動けなくなっちゃいますよね(^^;
それに比べてホットカーペットはカーペットから出た熱が部屋中を温めてくれるので“寒いから動きたくない!”ということがなくなります。
私もコタツから抜け出せないタイプでしたがホットカーペットに替えてから部屋全体が暖かいので動くのが嫌じゃなくなり家事もスムーズに住んでいます。
エアコンとの併用でエアコン代の節約になるのも嬉しいですよね。
まとめ
- エアコンの仕組みと暖房が高くなる理由
- 暖房の節約述
- 暖房家電の特徴と適切な場所
以上が私が調べた暖房の節約方法です。
電気代は気になるけど寒くてずっとガタガタ震えておくのも嫌ですよね。
家族が休まる家だからこそ、ひと手間かけたり、ちょっとの工夫で暖房代を節約して、冬も居心地のよい家づくりをしたいですね。
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