忙しい毎日。
お茶を嗜む優雅なひと時は、人生に欠かせないエッセンスです。
お好きな人は毎日でも飲んでいる紅茶には、どんな効能があるのか気になりませんか?
紅茶の効能をざっとあげつらうと以下のものになります。
- 美肌効果
- ダイエット効果
- がん予防
- 殺菌効果
などがあります。
次の項目からは、紅茶の効能について詳しく見ていきましょう!
Contents
紅茶の種類によって効能に違いはあるの?
「紅茶と言ってもたくさん種類あるじゃない?じゃあ茶葉によって効能って違いがあるんじゃないの?」
こんな疑問がわいてきませんか?
紅茶の茶葉になる木には、中国種とアッサム種があります。
また、産地で茶葉の個性が変化しますが基本的なお茶の成分に違いはありません。
ですが種類により含まれる成分の量に多少の差があり、それにより効能に違いが生まれます。
では、種類による効能の違いとはどんなものでしょうか?
産地の標高が高くなるにつれ茶葉の成分であるタンニンが多くなります。渋み成分でもあるタンニンには整腸作用あります。スリランカの一番標高の高い地域で生産されているヌワラエリアがそれにあたります。
また、元祖フレーバーティーでもあるアールグレイもベルガモットの香りで渋みを感じさせないようにしていますが、タンニンが豊富で整腸作用があります。
また柑橘系のベルガモットの香りにはリフレッシュ効果があります。ベルガモットには殺菌作用もあるのでうがいなどに用いると喉の炎症の症状緩和にも役立ってくれますよ。
紅茶の王様ダージリンは特に香り高いので有名ですね。
フレッシュなグリーンの香りやフラワリーな香りなど様々な香り成分が含まれる紅茶の香りにはリラックス効果があります。
特に香り高く、紅茶の中でも香り成分の多いダージリンにはリラックス効果が他の紅茶以上に期待できます。
この他にも紅茶に含まれるカフェインによる疲労回復効果や、ポリフェノールによるアンチエイジングも期待したい効能ですね。
冷え性さんにおすすめしたい飲み方は?
私は昔から体を冷やしたいときはコーヒーを飲み、体を温めたいときは紅茶を飲んでいました。
特に知識があってそうしていたわけではなく、経験上そのように飲み分けていたわけですが紅茶はちゃんと体を温めてくれているのでしょうか?
紅茶が完全発酵茶であることはよく知られています。
同じ茶葉を発酵させないで作ったのが緑茶で、発酵を途中で止めたお茶がウーロン茶ですね。そして完全に発酵させたお茶が紅茶です。
発酵食品は消化や代謝に欠かせない酵素が豊富です。酵素は体の血流を改善し体温の上昇をうながしてくれます。
つまり発酵食品である紅茶は冷え対策に打ってつけなんですね。
ただし、紅茶の成分の一つであるカフェインには体を冷やす効果がありますので飲みすぎると逆に体を冷やしかねません。
そこで、効果的に体を温める紅茶の飲み方を紹介しましょう。
それはズバリ!しょうが紅茶です。では、しょうが紅茶はどんな効果があるのでしょう?
実は、しょうがの成分ジンゲロールは免疫を高めますが、体を冷やします。
ですが熱を加えることで血行をよくし体温を高くする効能をもつショウガオールに変化します。
温かい紅茶にしょうがを加えることで、体をポカポカにしてくれるということなんですね!
おすすめの飲み方はポットに乾燥ジンジャーと血流をよくしてくれるシナモンを砕いて入れるか、パウダー状のジンジャーとシナモンを入れて飲む方法です。
香りがよくしょうがの辛みも感じませんので非常に飲みやすいですよ。
気になる紅茶の効能についての疑問を一気に解決!
ここからは気になる紅茶の効能についての疑問をどどんと解決します!
【紅茶はダイエット効果があるの?】
答えは「ある!」です。
紅茶ポリフェノールは脂肪燃焼を促進する働きがあります。
【紅茶風呂の効果はどんなもの?】
お風呂に紅茶を入れる紅茶風呂。紅茶の成分であるタンニンに抗菌作用があり体臭の軽減に効果があります。またタンニンには炎症を抑える効果があり日焼けのアフターケアに最適です。
また紅茶に含まれるビタミンが血行をよくし、冷え対策にも有効です。
【紅茶は下痢になるの?】
タンニンは便を固くし下痢を止める効果があることが知られています。お茶の中でも特にタンニンが豊富な紅茶は下痢の改善に効果がありますが、紅茶に含まれるカフェインにより下痢になられる方もおられます。
【紅茶は便秘になるの?】
タンニンには便を固くする効果があると書きましたが、では紅茶を飲むと便秘になりやすくなるのでしょか?
答えは「いいえ」です。
紅茶の香りやテアニンにより自律神経の乱れを整えますので、ストレスにより腸の動きが鈍る弛緩性便秘に効果があります。
また、カフェインも腸の動きを活発にするので便秘の解消に期待できます。
【紅茶に副作用はないの?】
様々な健康効果が期待できる紅茶ですが、やはりカフェインを含んでいますので妊婦や授乳中の方の常飲には向きません。
またカフェインは胃への刺激が強いので飲みすぎると胃が荒れる方もおられます。
その他にも渋み成分タンニンは健康効果をもたらすほか、鉄イオンと結びつく性質がありますので貧血気味の方は飲みすぎに注意する必要があります。
さらに、カフェインやタンニンは尿管結石の原因にもなります。
おいしく体や美容にいい紅茶ですが飲みすぎには注意しましょう!
何事もほどほどがいいということですね。
まとめ
1 紅茶の種類によって効能に違いはあるの?
2 冷え性さんにおすすめしたい飲み方は?
3 気になる紅茶の効能についての疑問を一気に解決!
これが紅茶の効能とそれに関する豆知識です!大好きな紅茶も健康や美容に効果があることを知った上で飲むと、また格別にティータイムが有意義な時間に感じますね。
ポリフェノールや茶カテキンなどが含まれる紅茶。同じカフェイン飲料のコーヒーには代謝をよくしたり血糖値の改善効果があるクロロゲン酸が含まれています。紅茶同様、成人病予防にも期待できますので飲みすぎに注意しながらその日の気分や好みで飲み分けるのもいいですね。
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