アジサイの育て方!育てやすい品種と病気の時の対処法も知っておこう




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梅雨時にコロンとかわいく咲くアジサイは、世界中で親しまれています。

元々、日本に自生していたということもあり日本の風土で育てやすく、丈夫です。

なんだか庭がさみしいなとか、もう少し庭に彩が欲しいなと思ったらアジサイを植えることをおすすめします。

そこで今回は、アジサイを庭植え地植えする際の育て方をお話していきたいと思います。

育てやすい品種や、病気になったときの対処法なども一緒に紹介しますね。

ぜひ、参考にしてください。

アジサイの育て方

 

今回は、アジサイを地植えするときの育て方を紹介します。

鉢植えでの育て方は、このサイトの別のアジサイの記事を参考にしてくださいね。

アジサイ地植えの育て方

  • 多くの品種が並ぶ4月と5月に、枝葉が丈夫な苗を購入しましょう。
  • 植える場所は適度に日があたる場所を選びましょう。
  • 日陰でも育ちますが、花付きが悪くなります。
  • 直植えの場合は、土作りの必要がありません。どんな庭に植えても大体元気に育ってくれます。
  • 直植えの場合は、根が張るまではたっぷり水をあげますが、それ以降は特に水やりの必要がありません。

簡単ですね。

「育て方が分かったし苗は手に入れたし、さっそく庭に植えてみよう」そう思った方、ちょっと待ってくださいね。

アジサイの植え替え時期は、花後の7月下旬か、剪定後の9月下旬~10月上旬です。(剪定の方法は鉢植えと同じです)

苗のほとんどは、鉢植えで販売されていますが花が咲き終わるまでは、そのまま鉢の中で育ててください。

これから花の時期や花盛りの時期は、花に栄養を届けるのにエネルギーを注ぐので、根に負担がかかる植え替えは避けます。

では、鉢植えアジサイを地植えする方法についてお話していきましょう。

鉢植えアジサイを地植え(庭植え)する方法

用意する物は大きなスコップだけです。

土が貧弱だと感じる場合は、完熟の腐葉土も用意しておきましょう。

植える場所を決めて穴を掘ります。大きさは根鉢より一回りほど大きくします。必要だと感じたらここで腐葉土をたっぷりと混ぜ込んでおきましょう。

根が傷つくのを防ぐため、基本的には根鉢は崩しません。

アジサイ株を植えたら、根の周囲を軽く踏み固めて株を固定します。

最後にたっぷりと水をあげましょう。

 

 

アジサイの育てやすい品種はコレ!

 

日本が原産ということもあり、アジサイは比較的日本で育てやすいのですが、特に日本のアジサイが西洋で品種改良された、セイヨウアジサイ(ハイドランジア)がおすすめです。

セイヨウアジサイには多くの品種が存在しますが、どれも育てやすいので、初心者はセイヨウアジサイの中から好きな品種を選びましょう。

では、セイヨウアジサイの中でも特に育てやすいとされる品種を紹介しますね。

アナベル

セイヨウアジサイ(ハイドランジア)の中でも、特に育てやすいとされているのが「アナベル」です。

白く大きな手毬の様なアジサイでとてもかわいらしく、難しいお世話は必要ありません。

ブルーステッキ

鮮やかな青が特徴のセイヨウアジサイです。

丈夫で育てやすいのですが、きれいな青色を出すにはPh管理が必要です。

ピンキーウィンキー

こちらも丈夫で育てやすい品種です。

白からピンクに花色が変化します。一般的なアジサイとは違いとがった形が特徴です。

 

 

「アジサイの育て方」病気の対処法

 

丈夫で育てやすいアジサイですが、病気にならないわけではありません。

万が一病気になってしまった時のために、病気の種類と対処法を知っておきましょう。

青枯れ病

元気だったアジサイが、突然枯れ始めたら疑う病気です。

名前の通り葉が青いうちに枯れてしまいます。

原因は細菌感染で、高温多湿の環境になると起こりやすくなります。

雨後、急に気温が上がるときは注意して、日よけをしてあげましょう。

感染した株は、すぐに抜き取り処分し、ほかの植物への感染を防ぐために土壌を消毒しましょう。

そうか病

5月~7月ごろにかかりやすい病気です。

葉や茎に小さな斑点ができるのが特徴です。茎にかさぶたの様なものができることもあります。

病気を見つけたら、その部分を取り除きましょう。

セイヨウアジサイはこの病気にかかりにくいと言われています。

葉腐病

葉や花が茶色に変色し縮れていきます。

高温多湿でかかりやすい細菌感染で、病気を発見したら枝を短く切り詰めましょう。

灰色カビ病

葉と、額が腐ったように溶け灰色のカビが発生する病気です。

低温多湿で起こりやすいので、春先の雨や肌寒い曇りの日が続く時は雨よけをする、風通しを良くするなどしてあげると、病気の発生が少なくなります。

病気は発生したら、その部分をこまめに取り除きましょう。

ウィルス病

株のいたるところにモザイク状のまだら模様ができ、やがて株が委縮していきます。

アブラムシが媒介することの多い病気ですので、アブラムシの対策をしておきましょう。

感染した株は、抜き取って処分するよりほかなくなります。

葉化病

花が葉のように緑になる病気です。(緑色のアジサイもあるので注意が必要です)

ファイトプラズマと呼ばれる病原体による感染症で、非常に珍しい病気ですが、一度感染すると治ることはありません。

他のアジサイや植物への感染を防ぐためにも、病気が発生したら株を抜き焼却し、土壌を消毒しましょう。

まとめ

 

  • アジサイは丈夫な苗を適度な日当たりの場所に植えればOK
  • セイヨウアジサイが特に育てやすい
  • 万が一病気になったときの対処法を知っておこう

 

多種多様な品種があり、様々な色や形の花を咲かせるアジサイは、見る者の心をつかんで離しません。

アジサイの地植えは、鉢植え以上に育てやすいので気軽に植えてみましょう。

苗が出回る季節に、お店に出向いて好みのアジサイを探してみてくださいね。

 

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東風花
お絵描きと創作が好きな、三兄弟の母です。 子供たちに鍛えられ、か弱い乙女も、いつしか立派な母ちゃんになっておりました。 子育てや日々の出来事をつづったイラストブログ「猫田さんちへようこそ」も書いておりますので、興味のある方もない方も、一度覗いてみてください。 当サイトでは、文章を書くお仕事に携われた事に喜びを感じながら、記事を書かせてもらっております。 読者の方の視線に立った記事が書けるよう、日々精進していきたいと思います。 ※イラストブログ【猫田さんちへようこそ】を運営。リンクは名前から✅

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