肌のターンオーバーの期間が乱れる原因とは?元美容部員の詳しい解説




この記事の所要時間: 742

ターンオーバーについてある程度は知っているものの、

どのくらいの日数がかかるの?

常に同じ周期なの?

と疑問になることはありませんか?

 

私は学生時代、ターンオーバーについて習ったことがあるのですが、

常に同じ周期なのか詳しくは知りませんでした。

 

しかし、美容部員となった研修で詳しく教えていただくことができたのです。

 

その時はなるほど!という感じで、詳しく知ることで

自分自身はどうなのかを知ることができましたし、その対処法を得ることができました。

もちろん仕事では大活躍!カウセリングがしやすくなりましたよ。

私もお客様も、健やか肌に近づけることができるなんて嬉しいですよね。

そこで今回はターンオーバーの周期について、美容部員時代に

知識として得たことを詳しくご紹介いたします。

ターンオーバーとは?

ターンオーバーとは肌の生まれ変わりのことで、

表皮にある基底層で生まれた細胞が、垢となって剥がれ落ちるまでのことを指します。

基底層から顆粒層まで14日間、角層から剥がれ落ちるまで14日間の

合計28日間のサイクルで行われます。

ターンオーバーについて当サイトに紹介されていますので参考にしてください。

肌のターンオーバーとは?元美容部員が分かりやすく解説いたします

 

しかしターンオーバーは常に整っているわけではなく、

様々な原因でターンオーバーが乱れてしまい肌トラブルを招いてしまうことがあります。

なぜ乱れてしまうのでしょうか?

ターンオーバーが乱れる原因

ターンオーバーが乱れる原因としては

  • 加齢
  • 間違ったお手入れ
  • 紫外線
  • ストレスや睡眠不足による生活習慣の乱れ
  • 血行不良
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 喫煙

などが挙げられます。

 

年齢を重ねると、肌機能が低下しターンオーバーが遅れる原因に。

熱いお湯や、刺激の強い洗顔をするといった間違ったお手入れもターンオーバーが乱れてしまいます。

 

紫外線は肌に当たり続けると刺激となり、早く肌を回復させなくてはとターンオーバーが早まります。

ストレスを溜めこむと血行不良となり、肌に必要な栄養分が届きにくく、

ターンオーバーに影響を与えます。

 

喫煙も血行不良の原因となりますよ。

 

ストレスは自律神経も乱してしまうので睡眠に影響を与え、

寝ているときに活発化する成長ホルモンが乱れターンオーバが滞ってしまいます。

 

睡眠不足は女性ホルモンのバランスを乱してしまうこともあります。

乱れるとターンオーバーを整える卵胞ホルモンに影響を与えてしまうのです。

 

このようにして身近な原因がターンオーバーを乱してしまうのです。

 

ふと気づかない間にストレスを溜めこんでしまいますし、

睡眠不足もあるし…と当てはまるものがちらほら…。

 

きれいな肌にしたくスキンケアを一生懸命しても、このようなことをしてしまっては意味がないですよね。

私もハッと気づかされました。

 

ターンオーバーの乱れる原因が分かりましたので、

次に乱れるとどのようなことが起こるかを知っておくと良いでしょう。

周期が遅い場合

ターンオーバーが遅くなると、角層にたまった角質が剥がれ落ちにくくなり

肌の中に留まってしまいます。

古い角質が溜まってしまうと本来なら透き通った肌が濁りくすみの原因に。

 

メラニンの排出も滞ってしまうのでシミができやすくなり、

毛穴に角質が詰まり大人ニキビとなってしまうこともあるのです。

 

肌を触るとゴワつきが気になり、肌が硬くなっている状態です。

 

主に加齢が原因です。

 

年齢を重ねるとともに肌機能が低下しターンオーバーが遅くなってしまうのです。

 

年齢を重ねるのが怖くなりますよね…。

周期が早い場合

ターンオーバーが早いと肌トラブルを招きやすくなっている状態です。

外的刺激から肌を守らなければと角質をたくさん作り出そうとします。

 

急いで作られたものなので、細胞が未熟な状態で十分な機能が発揮できなく

バリア機能が弱くなってしまい、肌荒れを起こしやすくなります。

 

水分を保持する能力も低く、水分が蒸発し乾燥の原因となってしまいます。

 

乾燥がひどくなることで、もっと皮脂を出そうと肌がテカってしまう

インナードライ肌になることもあります。

 

角質は本来なら自らの力で剥がれ落ちるのですが、未熟な状態のため垢となって

剥がれ落ちることができずに角質が溜まってしまいます。

 

そちらが毛穴に詰まることで毛穴の黒ずみや大人ニキビの原因となります。

 

肌が硬いからといって、ピーリングのし過ぎもターンオーバーを

早めてしまう原因となりますので気を付けてくださいね。

 

肌荒れを起こしてしまう原因の1つにターンオーバーもあったことは驚きですよね。

健やか肌にするためには、ターンオーバーが整っているかが重要なことが分かりました。

 

それではターンオーバーを整えるにはどのようなことに気をつけたらよいでしょうか?

改善させるには

ターンオーバーが乱れる原因で上がったものを改善していく必要があります。

洗顔はゴシゴシ刺激を与えずに優しく丁寧に、メイクや肌に合ったクレンジングや

洗顔料で汚れを落とし、しっかりとぬるま湯で洗い流す必要があります。

 

スキンケアのし過ぎもターンオーバーを乱してしまう原因となりますので、

肌にいいからと何種類ものスキンケアを使用しないで適度なケアをしましょう。

 

紫外線対策も必要となりますね。

冬でも紫外線は降り注いでいますし、室内でも窓を通り越して影響を与えるので

朝必ず日焼け止めを行います。

特に紫外線が強い春から夏にかけては、外出時日傘や帽子などを使用すると

さらに紫外線カットができます。

 

ストレスを解消することも必要となります。

適度な運動や好きなことをして発散させましょう。

運動をすることで体が温まり血行促進や睡眠にいい影響を与えるのでおすすめですよ。

 

湯船につかるのも良いですね。

睡眠は寝てから3時間が成長ホルモンが活発する時間帯なので、

いかに質の良い睡眠をとるのかが重要となります。

 

質の良い睡眠について記事がありますのでご参考ください。

睡眠を改善する方法を見てみる

少し注意をしてみたり、簡単に取り入れたりできるものばかりですので、

ターンオーバーを整えるためにもすぐに実践してみたいことばかりでした。

簡単に改善できるのは嬉しいですよね。

まとめ

  1. ターンオーバーの周期は28日である。常に整っているのではなく乱れてしまうことがある
  2. ターンオーバーが乱れるのは様々な原因によって起こってしまう。周期が遅いと古い角質が溜まってくすみやシミ、大人ニキビなどの原因となり、早いと肌荒れや乾燥、毛穴の黒ずみ、大人ニキビの原因となってしまう。
  3. ターンオーバーを整えるためには乱れる原因を改善する必要がある。正しいお手入れ、紫外線対策、適度な運動でストレス解消し睡眠不足や血行不良を防ぐ。

 

ターンオーバーの周期が乱れると様々な影響があることが分かりました。

原因も知ることができたので、その原因を改善させ、

ターンオーバーを整えて肌トラブルに負けない健やか肌にしていきたいですよね。

 

気づかないうちに原因を招いてしまっているので、常に気をつけたいと決意をすることができました。

気づけて良かったです。

ターンオーバーの周期を整えて、自信に満ち溢れた肌を目指しませんか?

 

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hikari

hikari

長女、長男の子育て中、30代の母です。 出産まで美容部員として培ったスキルや、出産後でも育児の傍ら勉強しコスメニストの資格を得るくらい美容が好きです。さらに私はアレルギー肌なので、敏感肌の方にも安心して使えるものを紹介していきたいと思っています。 主婦としても一人暮らしの経験を活かしつつ毎日奮闘中。 家事が苦手な方でも実践できる方法をお伝えできるように努めてまいります。

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