我が子のめざましい成長とともにどんどん増えていく、サイズアウトしてしまった洋服。
捨てるべきか、保管しておけばいいのか、なかなか判断のつかないママはたくさんいると思います。
私ももちろん、その一人です!
妊娠発覚から出産まで…そして産まれてきた赤ちゃん成長するにつれて、それまで夫婦二人だった方は特に、今までの生活に関係のなかったものが家を占領していきます!
子供の成長につれ、衣替えの季節には子供服について迷うことがたくさん。
もしかしてこれから二人目が期待できるかもしれない…と思うと、何もかもとっておきたくなります。
けれども、収納する場所にだって限界がありますよね。二人目が欲しいとは思っているけれども、そこは授かりものですから、衣替えをしたら突然赤ちゃんが現れるわけではありません。
我が家もただでさえ狭い家が、子供のアイテムでどんどん圧迫されていき…物があふれて、暮らしにくくなってきました。
そこで私は、サイズアウトした子供服をしっかり収納する方法をいくつか考えてみました。
今回は、実践した収納方法の中でも、特に効果があった4つのアイデアについてご紹介したいと思います!
Contents
自分が把握しやすい保管方法を見つける
新生児のうちは洋服の枚数も少なく、管理も簡単でした。
50サイズくらいだと、布の面積も小さいのであまり場所をとらないんですよね。
毎日慌ただしく過ぎていくので、サイズアウトした子供服の収納方法をあまり意識できませんでした。
適当な紙袋やビニール袋に入れて、押入れや天袋に突っ込んでおくだけだったのですが、気づいたら膨大な量になってたんです!
いざ整理しようとしても、紙袋やビニール袋では中身がわかりません。
いちいち袋から全部出して確認していたので、とても効率が悪かったです。
これからお下がりであげるにしても、二人目を期待して自宅で保管するにしても、これでは管理ができていないどころか服もいためてしまいそうです。
トラベル用圧縮袋を活用する
そこで思いついたのがトラベル用の衣類圧縮袋です!
我が家はルンバを使っているので、掃除機で空気を吸い出すタイプの圧縮袋が使えません。
ですので、圧縮するタイプのものは使えないと思い込んでいたのですが、百円ショップにトラベル用の手でくるくると丸めながら空気を抜く圧縮袋を見つけました!
このアイテムの発見は、私にとっては子供服の収納方法の革命でしたね(笑)
早速大量に買って、自宅で仕分けをしました。
その際に心がけたことは…
- アイテム別に袋をわける。(ロンパース、ズボン、Tシャツ、上着など)
- 「60サイズ ロンパース 長袖」など、一目で中身が把握できるメモを入れる
メモを入れることで、いちいち袋を開けて確認する手間もはぶけます。
今までサイズアウトした子供服を、把握できていなかったことがウソみたいにしっかり管理できるようになりましたよ。
折りたたみ式のコンテナを活用する
トラベル用衣類圧縮袋という、強い味方を手に入れてから、さらにそれをダンボールに収納していました。
しかし、調べていくとダンボールで保管するのは、いろいろと問題がありそうでした。
問題1・ゴキブリが繁殖しやすい
ダンボールは何層もの波打った紙で作られているので、その隙間に湿気を吸い取ってためこんでしまうのです。
そしてダンボールの中は光を遮断し、夏も冬もエアコンやストーブで年間通して温度があまり変わらないため、ゴキブリが住むのに最高の環境になってしまいます。
ダンボールに使われている接着剤は、コーンスターチから作られているので、ゴキブリのエサになるそうです。
ゴキブリとしては、ぜひずっと間借りしたい状況ですよね。
問題2・カビの温床になりやすい
先ほど書いたようにダンボールは湿気を吸い取りやすいので、カビが生えやすく服をいためる可能性があります。
服をいためるだけでなく、カビが大好物の虫もよせつけてしまいます。
チャタテムシを知っていますか?1ミリくらいの本当に小さな虫です。
「本の虫」とも呼ばれているそうで、私も本の間をサーっと横切っていく小さいチャタテムシを見たことがあります。
チャタテムシはカビが大好物だそうで、ダンボールにカビが生えればチャタテムシが発生する可能性が出てきます。
チャタテムシの死骸やフンが、アレルギーの原因になるとも言われているので、小さいお子さんがいるご家庭には特に恐ろしい話ですよね。
それらの理由から、圧縮袋に入れたとしてもダンボールに収納して押入れにしまう…というのはオススメできません。
我が家もダンボール収納はやめて、それに替わるアイテムをとりいれてみました。
私が使ってみて、これは便利だな!と思ったのは、透明の折りたたみ式コンテナです。
中身も見えるし、使わない時には折りたたんで押入れのはじに立てかけておけますよ。
アイリスオーヤマ コンテナ 折りたたみコンテナ ふた付 26L クリア/ブルー
私のオススメはこのコンテナです。
フタ付きで、上に積み重ねられるので収納スペースの縮小ができます。
ちなみに収納前に衣類はしっかりと洗濯しておくことで劣化を軽減させることができますので、こちらも確認して見てください。
また総合的な服の保管に関するチェックポイントについてはこちらの記事で紹介していますので参考にして下さい。
保管するスペースの上限を決める
衣類圧縮袋とコンテナをフル活用しても、サイズアウトした子供服は成長とともにどんどん増える一方です。
そこで私は、「子供服の収納はここからここまで!ここからはみ出てきたら、どれか処分すること!」と決めました。
でも、かわいい我が子が着ていた服ですから、思い出もたくさんありますよね。
私はどうしても処分できないものは、「思い出」というコンテナを一つ作って収納しています。たまに子供が寝付いたあとに、そっととり出して「こんなに小さかったんだ…」と、眺めたりしていますよ(笑)
言うことを聞かなくて憎たらしくて、疲れ切った夜に効果的です!
それでも「思い出」コンテナもたくさん増えていけば、それだけスペースをとってしまいます。
私は、「思い出」コンテナもいっぱいになってしまったら、さらにそこから仕分けしています。
その方法とは、「かわいい写真を撮って保存しておく!」ことです。
子供服を子供に持ってもらったり、部屋の壁にロープを渡してハンガーにかけておしゃれに撮影します。
それをフォトブックにして残しておくと、写真を一枚ずつプリントするより見やすく管理もしやすいです。
https://nohana.jp/
こちらの、ノハナというスマートフォン専用のフォトブックアプリは、毎月一冊なら無料で作成できます。
私は子供に処分する服を持ってもらって、画像がたまってきたらノハナでフォトブックにまとめていますよ!
こうやって、上限を決めておけば自然と処分する子供服は決まってきますね。
収納しきれなかった子供服の処分の方法
収納スペースの限界を超えてしまって、残念ながら処分するしかなくなってしまった、サイズアウトした子供服。
それらを手元から処分するには、「お下がりであげる・売る・捨てる」の三つの方法があります。
それぞれの方法について、私の経験をもとに詳しくお話したいと思います。
1.お下がりであげる
自分が二人目、三人目を希望していると、なかなかお下がりであげてしまう決心がつきませんよね。
ですが、時間がたってしまうと、子供服のデザインも流行の旬をすぎてしまいます。
そうなると、お下がりするのにも気が引けますよね。
いざ、自分が出産したとしても、そんな何年も前に流行したデザインを着せたいかな?と想像してみて…無地のシンプルなズボンや、ダウンコートなど、あまり流行に左右されないものは、いつか自分が二人目を出産するものとして自宅に保管しました。
それ以外の今流行っているデザインのものは、サイズアウトしたらすぐにお下がりで親戚やママ友にお下がりであげています。
「お下がりをあげた人のところには、また別の形で子供服がまわってくるよ」
これはママ友に言ってもらって、とても気が楽になった言葉です。
もらってくれる人がいるうちに、タイミングよく手放すのはエコですよね。
これはエコだ!と思って割り切ってお下がりしてみましょう(笑)
ただ、お下がりをする時に注意したいのが「黄ばみ・シミ」です。
どんなにかわいいデザインでも、うっすら汚れているような状態ではもらうほうも抵抗があると思います。
母乳やミルク・食べ残しをきれいに落としきれないまま保管しておくと、黄ばみやシミの原因になります。
お下がりすることを考えて、サイズアウトした子供服を収納する前にしっかり汚れを落としてからしまいましょう。
こちらの動画は、母乳やミルクの吐き戻しの汚れに効果バツグンのシミ抜きです。
私はこの方法で、授乳時のガーゼやタオルもきれいにしていました!
次にこちらは、離乳食がはじまってからの食べこぼしに効果のあるシミ抜きです。
重曹と衣類の漂白剤だけで、驚くほどきれいになりますよ!
2.リサイクルショップやネットオークション・フリマアプリで売る
市町村によって規定が違いますが、場所によっては衣類をリサイクルではなく普通の可燃ゴミとして、有料のゴミ袋に入れて回収するところもあるようです。
捨てるのにもお金がかかります。
私は、それならいずれ誰かが使ってくれることを願って、売るのもいい方法だと思いました。
身近なところでリサイクルショップとネットオークションを利用したので、そのメリット・デメリットをご紹介しますね。
リサイクルショップのメリット・デメリット
メリットは、お店に持っていけばとにかく引き取ってくれるので、その場でやりとりが終わるので手間がかかりません。
デメリットは、かなり安い値段で買い取られることが多いので、ゴミに出すよりは…というくらいしか収入になりませんでした。
リサイクルショップによっても違いはあると思いますが、明細をみたら「思ったより安い!」と毎回驚いてしまいます(笑)
それでもゴミになるよりはいいし、有料のゴミ袋を買うよりは損失はないなと思います。
ネットオークション・フリマアプリのメリット・デメリット
ふんぱつして買った、ブランド物の子供服はネットを利用してオークションかフリマアプリで売っています。
メリットは、よそいきとして着せていたブランド服は、あまりよごれやいたみもないので思ったより高く売れることもあります。
オークションで、最後の30分くらいになると一気に競り合いはじめて、あれよあれよと値段が上がるということが何度もありました。
その価値を知っていて、古着でもほしいと思ってくれる人が買ってくれるのはとても嬉しいです。
こちらの提示した値段が、収入に反映されるのも満足ポイントですね。
デメリットは、ズバリ手間です。
フリマアプリでは、かなり質問が多くよせられます。
悪質な場合は、質問するだけして逃げてしまう…という場合も。
「あんなに時間をとられたのに!」とイライラしてしまうこともあります。
梱包や連絡をしっかりしても、到着後にクレームを入れてくる人もいました。
そういったトラブルにならないよう、あまり使用感のあるものは出さないことが大切かもしれません。
以上のことから、私は「普段着はリサイクルショップ。ブランド物の子供服はオークションやフリマアプリ」と売るところを分けていますよ。
思い切って捨てる!
着古した肌着でも、ただ可燃ゴミとして捨てるのは悔しいです。
細かく刻んでフライパンの油をぬぐいとってから捨てたり、換気扇の掃除に使ったり、子供の食べこぼしをふいてそのまま捨てています。
ティッシュやキッチンペーパーの節約にもなりますよ!
処分方法についてはこちらでも紹介していますのでチェックして見て下さい。
サイズアウトした子供服を思い切ってリメイク!
私は、親子ともにお気に入りだったアイテムは、裁縫でリメイクして違う形でまた使えるようにしていますよ。
娘が気に入っていたTシャツが破れてしまった時に、この動画をみてターバンにしました。
気に入って毎日使ってくれています!
ママが子供の思い出を持ち歩くのも素敵ですよね!
私もこの動画で、娘のジーパンをポーチにして、化粧品を持ち歩いています。
こちらの、とても簡単に作れるポケットティッシュケースは、出産祝いにいただいた子供の名前入りのタオルもリメイクしました。
こんな風に、かわいくリメイクしてみるのも楽しいですよ!
子供服の作り方については下記の記事で詳しく紹介していますのでリメイクしたいと思った方は参考にして見てくださいね!
まとめ
- 自分が把握しやすい保管方法を見つける
- 収納スペースの上限を決める
- 収納しきれなかった子供服の処分の方法
- サイズアウトした子供服を思い切ってリメイク!
子供たちは驚くべき早さで、日々成長していきます。
ママたちも、その成長に負けないように臨機応変にサイズアウトした子供服に向き合っていかなければなりませんね。
私はこれらのアイデアを実行してからサイズアウトした子供服をうまく収納し、すっきりした部屋を保つことができるうようになりました。
今回ご紹介したアイデアは、どれもこれも私のような普通の主婦でも簡単にできることばかりです。
あふれかえっているサイズアウトした子供服に悩んでいる方は、ぜひ上記の方法を一つでもいいので試してみてください。
少しでも、みなさんの収納への向き合い方のお手伝いができれば嬉しいです!
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