名札の安全ピンでの付け方の工夫紹介!服の補強や針を使わない方法は?




この記事の所要時間: 1214

ママたちの密かな悩みの一つ、子供の名札を安全ピンで装着するときの付け方。
みなさんはどうでしょうか?

私の子供はまだ未就学児で、今のところ安全ピンで名札を洋服につける事はないのですが、進学する小学校は私服に名札を付けなければいけません。
幼稚園や保育園によっても、私服に名札を付けるようにというところもあるようです。

ママ友とお話ししていた時に、お兄ちゃんお姉ちゃんがいるママ達が、学校の名札を安全ピンで付けると洋服に穴があいてしまうと悩んでいました。
子供が安全ピンを扱う事自体も、なんだか危険そうで不安というママも。

進学はまだまだ先ですが、このお悩みは他人事ではありません!

いずれ悩む事ならば、今解決してしまおう!と、ママ友達と研究してみました。
今回は、同じお悩みを持つ人にも、名札の安全ピンの付け方の工夫、針を使わなくても名札を付けられる方法をシェアしてみたいと思います。

ぜひぜひ、私と一緒に名札の付け方の悩みをなくしていきましょう!

名札の安全ピンでの付け方のトラブルの原因やお悩みポイント!


学校や園からの指定なので、名札はちゃんと付けなければいけないけれど、みんないろいろな悩みを抱えています。

安全ピンが原因の名札の付け方についての悩みですが、その内容はそれぞれ。そうすると、対策も少しずつ変わってきますよね。

安全ピンを使うと穴があいて大きくなる原因は?

そもそもなんで名札を安全ピンで付けると、服に穴があいてしまうのでしょう?

ママ友とも、「Tシャツみたいな薄い生地だとしても、繊維の間に針を通しているだけなのになんで穴があくんだろうね?」と話題になり…
繊維の間に針を通しているだけなら、糸を切っているわけではないので、モミモミと繊維の位置を直したり洗濯をすればその部分にあいた穴は元どおりになるはず。

名札の安全ピンで穴があいて、大きくなってしまう原因もしっかり調べてみましたよ♪

安全ピンで服に穴があいてしまい、それがだんだん大きくなっていく原因は「引っ張ってしまう」ことにありました!

  • 子供が名札を自分で付け外しする時に、安全ピンを見やすい位置にして作業しやすくするために、生地を下の方向に強く引っ張っている。
  • 子供は安全ピンの針が怖いので、なるべく自分の体から離して付け外しをしようとするため、前方向や下方向に引っ張ってしまう。
  • その結果、生地に負担がかかり繊維が切れて生地が避けやすくなっていく。

これが穴があいて、だんだん大きくなってしまう主な原因だと思われます。

他にも、胸のところに名札がついているのが気になってひんぱんに触ったり引っ張ったりして負担がかかったり、遊んでいる時に遊具に引っ掛けて生地が裂けてしまうということも考えられますね。

 

名札を安全ピンで付ける時の二大お悩み!

★対策を練る前に、名札を安全ピンで付ける時のお悩みポイントを、要因別に整理してみましょう!

  • 安全ピンを直接服に刺すと、穴が大きくあいてしまうので、服が傷むので困ってしまう。
  • だんだんと穴が大きくなった服を着せておくのも恥ずかしいだろうから子供がかわいそうだけれど、しょっちゅう洋服を買い替えるのは出費が増えてしまって困る。
  • 子供が好きなお気に入りの服に穴をあけてしまうと、子供が泣いてしまう。
  • イタズラをして怪我をさせないように、子供に安全ピンを使わせたくない。

ママ友何人かと話していて、こんな結果になりました。

★ここで見えてきたのが二つのお悩みポイント!

  1. 服に穴をあけたくない!
  2. 安全ピンそのものを使わせたくない!

この二つを大きなテーマとして、名札の安全ピンでの付け方の工夫をたくさん調べてみることにしました!

 

 

名札を安全ピンで付ける服を補強する4つの方法とは?

名札を安全ピンで付ける時に服に穴をあけたくない!と思っている場合には、補強して生地を裂かない工夫をしてみるのがいいかもしれません!

そんな名札を安全ピンで付ける時の補強の4つの方法を、画像で説明していきましょう!

★子供の服にどこの家庭にでもあるような、いくつかのアイテムを使って補強するだけで安全ピンの穴が大きくなってしまうのを防ぐことができるんです。

そのアイテムとはこちら!

  • アイロン接着の名前テープ
  • フェルト
  • マスキングテープ
  • ばんそうこう

みなさんの家にも、どれか一つくらいはありそうなものばかり。
これらを使って、服を補強する方法を説明していきたいと思います!

①アイロン接着の名前テープで補強する

  • アイロン接着の名前テープに、あらかじめ安全ピンで穴をあけておきます。(テープ類は薄手のタイプでも、しっかりしているので貼ってから初めて針を刺してしまうと、勢いよく服に穴があいてしまい生地が避けてしまう恐れがあるためです)
  • あらかじめ穴をあけておいたアイロン接着の名前テープを、補強したい服の裏側にアイロンで貼り付けます。
  • じゅうぶんに冷まして、しっかりとノリが生地に張り付いたら安全ピンを刺してみましょう!
  • 表から見ると、こんな感じです。特に名前テープは目立ちませんね!
  • 指で安全ピンと生地を引っ張ってみました。
  • かなり強い力で下方向に引っ張りましたが、針が生地を裂いてしまう感触はありません。
  • かなり思いっきり生地を引っ張った後、安全ピンを外して穴をモミモミと揉んでみました!
  • 青い丸の中央に安全ピンの穴があるのですが、揉んだだけでだいぶ目立たなくなりました。
  • 洗濯をすれば、さらに目立たなくなりそう!

 

 

②フェルトで補強する

  • 安全ピンを刺す範囲より、少し大きめにフェルトを切って服に当てるだけ!
  • ベージュや肌色など、白い服でも裏から透けにくい色のフェルトがおすすめです。
  • 貼り付けているわけではないので、付け外しの時になくさないように注意してくださいね。

フェルトで補強したあとも、名前テープと同じようにグイグイと下方向に引っ張ってみましたが、生地が避けて穴が広がる感じはありませんでした。

③マスキングテープで補強する

  • マスキングテープを貼る場合も、最初に穴をあけておくと生地が傷みにくいですよ!
  • 穴をあけたマスキングテープを、服の裏に貼り付け、安全ピンを刺します。
  • 表から見るとこんな感じです。
  • 布よりも伸縮性がないので少しつっぱっていて、貼り付けていることがわかりやすい印象ですね。

見た目は裏に貼っているのがわかりやすいかもしれませんが、マスキングテープの粘着力は弱いので、服を傷めずに貼ったりはがしたりできそうです。

④ばんそうこうで補強する

  • 安全ピンを刺したい位置の裏に、ばんそうこうを貼っておきます。

  • 必ず、ガーゼの部分に針を通すようにしましょう。ガーゼ部分は分厚いので、しっかりと補強してくれます。
  • 表から見ると、ばんそうこうのガーゼの部分が透けて見えますが、私はマスキングテープよりも強度があるなと感じました!
  • 実際に引っ張ってみても、びくともしませんでした。

★名札を安全ピンで付ける時に、服を補強する4つの方法を実践してみましたが、どの方法もかなり効果があります!

私個人としては、アイロン接着の名前テープが付け外しの時に使い捨てる必要がなく、落下の心配がないので一番楽で確実かな〜と思いました。

入学式などで、一回しか着ないフォーマルな服だったらフェルトやばんそうこうで。
ひんぱんに着る普段着には、あらかじめアイロン接着の名前テープを貼り付けておく。というのがいい方法ではないでしょうか?

 

 

名札を安全ピンを使わないで付けられる便利グッズ5選!


子供が安全ピンの付け外しで怪我をしたり、遊んでいる最中に外れてしまう事故が怖いという場合は、安全ピンを使わず名札を付けられれば最高ですよね。

小学校高学年になればかなり器用になりますから、先ほど紹介した服の補強で穴があく問題はクリアできますが、未就学児や低学年の子供には安全ピンそのものが危険そう…
じっくり調べてみると、安全ピンそのものを使わせたくない!というお悩みは、便利な市販のグッズで解消できそうなんです!

さっそくそれらを紹介していきましょう♪

①ま〜るい開かずピンちゃん

服の裏に丸いストッパーを当てて、表からロックする形で挟み込む商品です。
ロックした部品の下部に、安全ピンを通すところがあります。
ま〜るい開かずピンちゃん

これなら、子供が自分で安全ピンを付け外ししないので安心!
中央部が回転するようになっているので、下校時に名前を見られたくない!と言う場合には、くるっと名札を回転させるだけ。


こちらは小学生の女の子が、実際に開かずピンちゃんのロックを外したりしている動画ですが、子供でも簡単に使えることがわかりますよ!

子供の手で動かしているので、だいたいの大きさもわかりました。

かわいいキャラクターものもあるようなので、子供の好みに合わせて選べますね!

②開かずピンちゃん2

上記の開かずピンちゃんの次世代の商品です!
形が横長になり、回転に制御がかかってくるくると名札が回りすぎないようになったようです。
開かずピンちゃん2

こちらにもかわいいキャラクターものがいっぱい!
服に穴を開けない名札留め具「開かずピンちゃん」【商品一覧】


詳しい付け外しの仕方はこちらの動画が、とってもわかりやすいです。
丸いタイプより、幅があるので子供でも扱いやすそうですね。

③なふだっこ

こちらもボタンで服の裏からロックする形式の名札クリップです。
なふだっこ

こちらの商品がいいな!と思ったポイントは、危険防止機能でひっぱっても外れてくれるところ!
なふだっこの3つの特徴
夢中で遊んでいて名札を引っ張られたり、どこかに引っかかっても危険防止機能で外れてくれるので安心です。

④ぴんなしっこ

こちらはかなりシンプルなタイプの、名札クリップです。
ぴんなしっこ

上記の商品たちと同じように、服の裏から部品を当て表面でロックしてから、下部に安全ピンを通すのですがデザインがシンプルで小ぶりなので邪魔にならず、高学年の男の子でも恥ずかしがらずに使うことができるのではないかな?と思いました。


付け方も動画で簡単に!
かなりシンプルなので、大人でも使えそうですよね。

⑤キッズクリップ

こちらはおしゃれな女の子たちでも満足できそうな、かわいい名札クリップです!
キッズクリップ

使い方は、下部に安全ピンを通す部分があるので、そこに名札を付けてあとはクリップの要領で服をはさむだけ!

とにかくモチーフがかわいいものが多く、モチーフごと回転するのでボトムスのポケットにクリップを付けたい場合でもさかさまになりません。
胸ポケットにも簡単に取り付けられるので、小さい子供でも簡単に扱えそうですよね。


子供達がはしゃぎながら、キッズクリップを付けている動画です(笑)
クリップだとすぐとれてしまいそう…と思っていましたが、かなり引っ張っても大丈夫そうだな!と動画で学べました。

★今回紹介した、5つのアイテムはホームセンター、文具店、本屋、雑貨屋などで取り扱っています。
見当たらないという人は、ネット通販で買ってみてはいかがでしょうか?大手通販サイトなら、必ず売っていますよ!

どれも値段は300円前後。
壊れてしまった時の予備に、いくつか買っておいてもいいな〜と思いました。

安全ピンそのものを使わせたくない!という場合にも、こんなに便利グッズの選択肢があるならもう安心ですね!

 

 

名札で穴が開かないための手作りグッズ♪


私服でも、これはもう通園・通学専用だな!と決めてしまったものや、スモックにはワッペンを作って縫い付けてしまうという方法もあります!

★こちらの動画は、アイロン接着テープとフェルトを使って、穴あき防止のワッペンを手作りする工程を紹介しています。


子供の好きなモチーフをリクエストしてもらって、チクチクとかわいく仕上げてあげれば、喜ばれること間違いなし!

アイロン接着なので、服に貼り付けるのも針を使わずに簡単にできちゃいますね。

★もし、手作りが苦手!という人には、アイロン接着で付けられる名札ワッペンが市販されていますよ!
名札付けアップリケ
ネット通販を見てみると、いろんなキャラクターやモチーフのものが売っていますね。
手芸店でも売っているものなので、子供と一緒に選んでも楽しそうです!

まとめ

  • 名札の安全ピンでの付け方のトラブルの原因やお悩みポイント!
  • 名札を安全ピンで付ける服を補強する4つの方法とは?
  • 名札を安全ピンを使わないで付けられる便利グッズ5選!
  • 名札で穴が開かないための手作りグッズ♪

これだけしっかり対策を練っておけば、自分の子供が進学した時にも服に穴をあけて慌ててしまうことはなさそう!

今回紹介した補強の方法や、便利グッズは大人のブローチなどにも応用可能ですね。
フォーマルの衣装に穴をあけたくないけれど、少し華やかにブローチやスカーフどめを付けてみたいな〜なんていう時に服を傷めずにすみそうです。

家にあるものや、安価なグッズで穴あきや怪我から子供を守ってあげられるなら、実践しない手はありません!

どれも簡単な方法ばかりですので、名札を安全ピンで付ける時のさまざまなお悩みに役立ててもらえると嬉しいです♪

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ふじもとつるり

ふじもとつるり

服飾科で裁縫の基本とデザインについて学び、卒業後は創作小物の製作・販売を経て一児の母になりました。今はライターとして、仕事と子育ての両立に日々奮闘しています! 趣味は手芸と製菓。それらの経験をいかした、子育て中ならではの目線の記事をみなさんにお届けできるように頑張りたいと思います。

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