夏。不快指数があがるにつれて寝苦しくなっていき赤ちゃんの不機嫌度も上がっていきます。
「お願いだから寝てよ~」
切実な思いです。(私も身に覚えがあります)
赤ちゃんの発達や発育は眠ることで促されますし、暑い夏でもしっかりと「ねんね」してもらいたいものです。
そこで今回は、赤ちゃんが夏でもぐっすり眠れる睡眠の工夫と適切な睡眠環境。そして寝汗の対策について紹介していきたいと思います。
ぜひぜひ、参考にしてくださいね!
Contents
赤ちゃん「夏もぐっすり睡眠」5つの工夫
蒸し暑く不快な夏。
赤ちゃんはぐずぐずとなかなか寝付いてくれませんし、やっと寝てくれたと思っても寝苦しさですぐに目を覚ましてしまいます。
ちゃんと寝てもらうためには赤ちゃんに適切な睡眠環境を整えるだけでなく「寝つきが良くなり朝までぐっすり眠ってくれる工夫」が必要ですよ。
【赤ちゃんがぐっすり眠れる5つの工夫とは?】
赤ちゃんがぐっすり眠るためにできる工夫は以下の5つです。
- 生活リズムを整える
- 日中しっかりと遊ばせる
- 就寝2時間前までにお風呂に入れる
- お昼寝は夕方まで
- マッサージしてあげる
では、それぞれ詳しく解説していきましょう。
生活リズムを整える
そのためには、たとえ夜寝るのが遅くなってもいつも同じ時間に起き日光を浴びるように心がけましょう。
これを意識するだけで体内時計のリズムが整いだし、自然と夜は眠くなり寝つきが良くなりますよ。
日中しっかりと遊ばせる
晴れた日はできるだけ外遊びや散歩などをして刺激を与えてあげましょう。
これは赤ちゃんを疲れさせるためだけでなく、日光を浴びることでセロトニンを分泌させるためです。
「幸福ホルモン」セロトニンは「睡眠ホルモン」メラトニンの材料になります。
日中日光を浴びセロトニンを増やしておけば、夜にメラトニンの分泌が促進されるので、よりよい眠りに誘われるのです。
暑い夏にどうやって遊ばせれば良いか悩む方も多いと思います。
そんなお母さんは、是非「赤ちゃんの夏の過ごし方!日中なにして遊ばせる?3児のママの提案!」もチェックしてみて下さい。
就寝2時間前までにお風呂に入れる
入浴直後は目がさえてしまって、なかなか寝付けません。
ですが入浴後、少しずつ体温が下がっていき大体1時間から1時間半後くらいが眠気が強くなってきます。
なので、お風呂は就寝時間の2時間前までには済ませておきましょう。
赤ちゃんの夏お風呂に関しては、「赤ちゃんの夏のお風呂って? 乳児は湯船?シャワーだけ?スキンケアは?」でも紹介していますよ。
お昼寝は夕方まで
「せっかく寝てくれたから」と言って、だらだらとお昼寝をさせるのはよくありませんよ。
夜の眠りに影響が出ないように、夕方の4時くらいまでにはお昼寝を切り上げましょうね。
マッサージしてあげる
お風呂上りに、スキンケアがてらベビーオイルやクリームでマッサージをしてあげましょう。
我が家でもベビーマッサージを取り入れていましたが、リラックスできるみたいで大人しくマッサージされていましたよ。
お腹を優しく、手のひらで「の」の字にマッサージしてあげると便秘の解消にもなります。
赤ちゃんのため夏の睡眠環境を整えよう
赤ちゃんに最適な睡眠環境とはどういう環境なんでしょうか?
それは、適切な室温。そして静かで暗い部屋であることです。
適切な室温
赤ちゃんに最適な夏の室温は26~28度。
まだまだ体温の調節がうまくできない赤ちゃんのためにエアコンなどで室温を調整してあげましょう。
エアコンを使う際は赤ちゃんに直接風が当たらないようにすることと、エアコンによる乾燥に気を配ってあげましょう。
静かで暗い部屋
明るくうるさい部屋は大人でもうまく寝付けませんね。
夜の8時以降、赤ちゃんが寝る部屋はスムーズな眠りにつけるよう明かりを消すか間接照明にしておきましょう。
【エアコンを使いたくない時の睡眠の工夫】
エアコンのつけっぱなしは、体に良くない気がします。
実際、一日中エアコンの効いた部屋にいると赤ちゃんの体温調整機能がうまく働くようになりません。
そこで、比較的涼しい時間はエアコンを消し外気を取り入れてあげるようにしましょう。
エアコンを使わない時の、よりよく眠れる工夫は下の3つです。
遮光カーテンをつける
遮光カーテンや緑のカーテンで直射日光を遮ると、室温の上昇が防げます。
お昼寝の時間も、これがあるだけで随分と寝苦しさが変わって来ますよ。
扇風機を使う
扇風機は壁に当て、部屋の空気を循環させるために使います。
くれぐれも赤ちゃんに直接風を当てないようにしましょうね。
冷却シートや保冷剤を使う
頭を冷やして足を温めるとよく眠れると言いますよね。(頭寒足熱ですね)
そこで保冷剤をタオルにくるんで枕元に置いてあげましょう。こうすることで頭上が冷やされよく眠れます。
また冷却シートを額に貼ってあげるのもおすすめです。
ただし、冷却シートがずれて赤ちゃんの口と鼻をふさぎ窒息する事故が増えているようですので、ご使用の際は赤ちゃんから目を離さないようにしてくださいね。
赤ちゃんの夏の睡眠「寝汗対策」はこの3つ
赤ちゃんの夏の睡眠で気になることと言えば「寝汗」
べたべたの汗は不快で眠りが浅くなり、またあせもの原因にもなるのでしっかりと対処してあげたいですね。
寝汗対策で気にしたいのは以下の3つです。
寝具を選ぶ
敷布団カバーは吸湿性が高くサラサラとした触り心地のタオル地の物を選びましょう。
また寝冷え対策のため夏でも掛布団を使うようにしましょう。
掛布団は敷布団同様タオルケットがおすすめですよ。
服を選ぶ
吸湿力の高い綿のものがおすすめです。
衣類が汗を吸うことで蒸れるを防ぐので、脇の汗が吸えないノースリーブは避けましょう。
ぬるま湯で濡らしたタオルで拭いてあげる
夜中の授乳やおむつ替えの際にぬるま湯で濡らし絞ったタオルで背中や脇など、汗をかきやすいところをさっと拭いてあげましょう。
これだけで不快感が軽減されて、気持ちよく眠れるようになりますよ。
他にも「市販の汗取りパッドを使う」「蒸れにくいおむつを選ぶ」などの工夫でも寝汗の対策ができます。
まとめ
- 5つの工夫で夏でもぐっすり眠れる
- 赤ちゃんに最適な睡眠環境を整えよう
- 3つの寝汗対策であせも予防
以上が赤ちゃんが夏でもぐっすり眠れる工夫。そして赤ちゃんに最適な睡眠環境と寝汗対策です。
本当、赤ちゃんって夏はなかなか寝てくれないんですよね。
なので冬には気にもしなかった睡眠のための工夫が夏には重要になってきます。
夏でも赤ちゃんにぐっすり寝てもらって、お母さんもゆっくり休んでくださいね。
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