外気温が下がってくると家の壁や窓に結露が出来て困りますよね?
拭いても拭いてもきりがなくカビの原因にもなります。
気をつけていても思いがけないところに結露が出来ていたりして対策も大変ですよね?
特に壁にできた結露はうっかり見過ごしてしまうことも多く、気が付くと壁がカビだらけに!なんてことも!
そこで今回は、壁に結露ができる原因を調べ対策方法を考えてみることしましょう。
結露で壁が濡れる!乾くまで放っておいたらダメなの?
窓は、結露ができると雑巾で拭き取りますが、壁の結露はふき取ってもどこか水分が残っている気がします。
窓の結露は予防対策グッズがたくさん商品化しているのに対して、壁の結露対策グッズは今一つ、コレだ!と思うものに巡り合ったことがありません。
窓の結露は意識してチェックしますが、壁の結露は「え? この壁にも結露が出来てるの?」なんて気が付かないところで発生していることもしばしば。
手入れもチェックも難しい壁の結露。
「乾くまで放っておいてもいいかな?」そう思ったことありませんか?
それ、危険ですよ!
結露の水分は乾くより早く、ホコリとくっつきカビの原因になります。カビはアレルゲンの原因でもあり、早急に対処しなければなりません。
また壁に沿って置いておいた家具も結露の水分で腐食したりカビが出来、お気に入りの家具も買い替えしなければならなくなります。
壁紙だって張り替えなければいけなくなりますね。
こんな残念なことにならないためにも、早めの結露対策が大事なんです!
結露ってどうしてできるの?原因は?
空気は温度が高いほど多くの湿り気を帯びますが、気温が下がると冷やされた空気中の湿気が水になり乾燥します。
この水が窓や壁についたのが結露です。
中でも冬は特に結露しやすいですが、理由は外気温と室内温度の差。
空気が乾燥しやすい冬は加湿器を使うなどして湿度をあげますよね?これが問題です!暖房器具で温められ、湿気を帯びやすくなった室内を加湿すれば室内は、たくさんの湿気で満ちていきます。
外気温の低さで冷やされた窓や壁に、この湿気を多く含む部屋の空気が触れるどうなると思いますか?
そう結露になってしまうのです!
他にも、冬の寒さで換気の回数が減ることも結露ができる原因。特に気密性の高い住宅ほど結露しやすいのです。
壁の結露の対策方法は十分な換気!
壁の結露の対策はまず、何といっても換気。
室内温度と外気温の差を減らすと自然と結露が減ります。
また風通しを良くすることで室内に空気の流れを作り結露しにくい環境になります。と、言うのも暖房器具の使用で家全体に温度差が生まれてしまいすが、実はこれも結露の原因だからです。
温められた部屋からなだれ込んできた湿気を多く含む空気が、冷えた部屋で冷まされ結露が起きるのです。
ですので寒い日でも意識して窓を開け室外の空気を取り込みましょう。また換気システムや換気扇をうまく利用し、家全体の温度差をなくすようにしましょう。
湿度を調整して結露を防ごう!
換気システムがある家はいいですが、寒い冬はやっぱり換気するのは億劫です。せっかく温めた室温も下がり、光熱費もかさばります。
そんな時はしっかりと湿度コントロールしましょう。
冬場は乾燥対策や感染症対策で加湿器を使用することが多いと思いますが、あまりにも結露がひどいようなら加湿しすぎている場合もあります。
そうならないように加湿計を用意し、常に部屋の湿度をチェックしましょう。室温20度くらいなら湿度は40パーセントくらいが適切です。
加湿器をしていないのに結露がひどいという家庭は一度暖房器具を見直してみてください。
ガスファンヒーターや石油ファンヒーターなど燃焼タイプの暖房器具は水蒸気を発生させるので、部屋の湿度が上がるんです。エアコンや床暖房などの暖房器具に変えてみることをおすすめします。
冬場にやりがちな洗濯物の室内干しも結露の原因です。室内干しをする際は特にこまめに換気をしてくださいね。
まとめ
- 結露で壁が濡れる!乾くまで放っておいたらダメなの?
- 結露ってどうしてできるの?原因は?
- 壁の結露の対策方法は十分な換気!
- 湿度をコントロールして結露を防ごう!
以上が結露で壁が濡れる原因と対策です。こまめな換気と湿度調整で結露を防いで、すがすがしい日々を送りましょう。
もし、気を付けていても結露によりカビができてしまったら、早めに取り除きましょう。
壁のカビは無水エタノール(アルコール)と水を8:1で薄めてスプレーします。さらにアルコールを含ませたきれいな布で拭き取ります。優しく小さく「とんとんとん」と叩くように拭き取ってください。
作業の際は窓を開け、しっかりと換気をしながら行いましょう。
それでもカビはスッキリ取れませんので、カビがひどい場合は業者にお願いしましょう。
結露のできやすい壁の近くに防カビ剤を置いておいたり壁に防カビスプレーを吹き付けておくなど、カビを作らないようにすることも大事ですよ。
コメントを残す