真夏の必需品、エアコンのいや〜な臭い…みなさんどんな対策をしていますか?
これまでこのサイト内では、いくつかエアコンのクリーニングについてお話してきました。
プロに頼むか自力でやるか、選択肢はいろいろとありますが、今年は我が家は自分でエアコンのクリーニングに挑戦したいと思っています!
でも、ちょっと気になるのが「エアコンのクリーニングはファンの掃除が一番大事」という話。
自分でエアコンのクリーニングをする時には、特にファンに気をつけなければいけないらしいんです。
エアコン掃除に関しては全く素人の私ですが、ファンが大事ってどういうことなのか気になります。
今回は自分でエアコンのクリーニングをする時に、ファンの掃除が大事なこと・ファンの掃除で気をつけなければいけないことについて調べてみたいと思います!
Contents
エアコンの掃除はファンがキモ!
エアコンのファンは、ルーバー(風が出て来る吹き出し口となる部分)の奥にあるこの部分。
(エアコンの種類によってはこの画像とは形状が違う場合もあるので、取扱説明書で確認してくださいね)
このエアコンの掃除でファンを自分で洗う時には、この部位に注意が必要!とのこと。
ファンに汚れやホコリが付着していると、風量が弱くなることがあります。
汚れがついたまま冷房機能を止めてしまうと、温度差からファンに結露ができて、その結露水と汚れやホコリがくっついてカビの原因にも。
ファンに汚れやホコリが付着していると、風量が弱くなることがあります。
汚れがついたまま冷房機能を止めてしまうと、温度差からファンに結露ができて、その結露水と汚れやホコリがくっついてカビの原因にも。
カビた空気をファンで部屋中に撒き散らすのはいやだな〜と、言うのが率直な感想。
これは自分で掃除できるものならしてみたい!と思いました。
そしてもう一つ注意が必要なのは、あくまでもファンの掃除は自己責任で!ということ。
比較的自分で簡単にできるエアコンのクリーニングは、この三箇所。
- フィルター
- カバー
- ルーバー(吹き出し口)
もちろん、ファンを掃除する専用のクリーナーなども普通に販売されているので、ファンや冷却フィンを掃除することも可能です。
ですが、前回の自分でエアコンをクリーニングする記事でもお話した通り、養生や準備にそれなりの時間もコストもかかります。
ペットや小さい子供がいる家庭では、一人でやりきるのはけっこう大変そうですよね。
家族が協力しあえる環境で、じっくりと取り組めるのであれば可能だと思います。
そうでなければ、自分でクリーニングするよりも少し割高にはなりますが、プロの業者に頼んだ方が結果的に手間もなく保証もついていて安心!ということもあるかもしれません。
そして自分でエアコンの掃除をする時に、ファンまでしっかり洗えるかどうか・ファンを乾燥しきれるかどうか!
これも大事なポイントです。
これから、なぜファンのクリーニングがエアコン掃除のキモになってくるのかを、詳しくお話しますね!
エアコンのファンをクリーニングする時に自分で掃除するには何に注意したらいい?
もし、これからお話する方法をしっかりやりとげる自信がないな…という方は、自分でのエアコンのクリーニングは、
- フィルター
- カバー
- ルーバー(吹き出し口)
の三箇所にとどめておくのが、無難かもしれません。
その方法は…?
エアコン掃除をする時にファンを自分で洗う方法は、こちらの動画を見てみるとわかりやすいですね!
こんな手順で掃除をすれば、自分でエアコンのファンをきれいに掃除することができそうです!
キモになるファンの部分は、洗浄スプレーに付属しているムース状のシャンプーとリンスで洗っていましたよね。
でもこのリンスだけで、シャンプーを洗い流して終わり!というのがネックになんです!
エアコンのファンをクリーニングする時に気をつけたいポイント①
エアコンのファンをクリーニングする際に注意が必要なのは、ファン用の洗浄スプレー(ムースのシャンプー、リンス)を使用後に、さらに自分で用意した水でファンをすすぐ必要があるということ!
前回もお話した、くうきれいという商品にはムース状になったシャンプーにすすぐためのリンスも付属しています。
くうきれいなどの、ファン洗浄用スプレーに付属しているリンスは、内容量が200から300mlくらいしか入っていないので、それだけの量のリンスでは浮き上がっているカビを全てエアコン外に排出しきれないことが多いのです。
プロのエアコンクリーニング業者にお願いした場合だと、洗浄後のすすぎをする時には20~30ℓの水やお湯を使って、しっかりとムース状になったシャンプーが浮かしたカビを取り除いてくれます。
その点自分でファンのクリーニングをする場合、洗浄スプレーのリンスだけではムース状になったシャンプーでふやかしたカビを全て取り除けない状態のまま終わってしまうことになります。
ムース状になったシャンプーが残っていると、それがカビに栄養を与えてしまい、せっかく頑張って自力でクリーニングをしたのに、かえってカビには嬉しい環境になってしまうことも。
数週間でまたエアコンの風が臭くなってしまう!なんてことにならないいよう、すすぎは付属のリンスだけではなく自宅でも水を用意してしっかりムース状になったシャンプーを洗い流しましょう!
自宅に業者が使うような、高圧洗浄機があるという家庭ばかりではないと思います。
もちろん我が家にもありません…
そういった時には、こんな加圧式のペットボトルに装着するスプレーがあるので、これでリンス後に何回かしっかりとファンに水をかけて流しきってみるのもいい方法です!
ペットボトル専用 加圧式スプレーノズル
この加圧式スプレーボトルで、何回かファンを回しながら水をかけていき、養生したビニールの下に落ちる水がきれいになるまでしっかりと洗い流します。
そこまでやり遂げられれば、かなり安心です!
エアコンのファンのカビ掃除の後に重要なのは送風での乾燥!
ここまでお話した流れを見てもらえば、洗浄スプレーを使ってファンを掃除する時に水洗いがすごく大事!ということがわかってもらえたと思います。
すすぎの水がきれいになって、さて掃除も終わり!といきたいところですが…
最後にもう一つ、自力のエアコン掃除でファンをきれいにしたら気をつけたいのが「送風でしっかり乾燥させる」こと!
ファンやエアコン内部に水が残ってしまうと、それがまた汚れやホコリとくっついてカビの原因になってしまいます。
しっかり送風して、乾燥させることが大事ですね!
先ほど紹介した動画の中では、送風口に養生のビニールをつけて、送風運転をして水がビニールに当たらなくなったらクリーニング完了!となっていましたが、念のためもうちょっとしっかり乾燥させましょう。
- まず、水がエアコン外部にたれてきてもいいように、床に古いタオルをしいたり、送風口にビニールで養生シートをした状態で、送風運転をします。
- 送風運転が開始されると、ファンに残っている水滴が用意しておいた古タオルや養生シートに、どんどん落ちてきます!
- 先ほどの動画では30秒でしたが、念のため3分ほど送風運転をしたら、エアコンを停止して養生シートをとめてあるテープを剥がし、エアコンの送風口のまわりの水滴を拭きあげましょう。
- その後、エアコンの内部をしっかりと乾燥させるために送風運転を数時間時間ほど運転しておけば、自分でのエアコンのファン掃除は完了です!
- 数時間ほど送風運転をする場合は、部屋の窓をなるべく開け放して内部の汚れが送風と一緒に出てきてしまっても部屋の中にたまらないようにするとさらにいいですね。
切りタイマーをセットしておけば、その後あわてなくてもすみそうです。
ここまでしっかりやり遂げられる!と思ったら、エアコン掃除でファンのクリーニングに取り組んでみても大丈夫そう。
わたしはここまで一人でしっかりとできる自信がないので、家族がいる天気のいい日にまずはリビングのエアコン一台からチャレンジしてみようかな〜と思っています。
まとめ
- エアコンの掃除はファンがキモ!
- エアコンのファンをクリーニングする時に自分で掃除するには何に注意したらいい?
- エアコンのファンのカビ掃除の後に重要なのは送風での乾燥!
今回いろいろと調べて見て、エアコンのカビ掃除をファンまで行うコツは、無理せずにできる範囲で行うことだと思います。
ファンまで自分で掃除したとしても、やはりプロの業者の機材に比べれば、洗浄スプレーと加圧式スプレーでの掃除はパワー不足ですよね。
そしてフィンの部分などは、精密な構造になっていますから、素人が安易に手を出してしまうのは怖い部分。
さらにエアコンを分解して内部まで…となると、やはりそこはプロの業者にお任せしたほうがよさそうです。
ただ、すすぎと乾燥をしっかりやり遂げれば、洗浄スプレーでもそこそこの掃除はできそう!
すすぎと乾燥、しつこいくらいにここを意識していれば、プロの業者に頼むまでの間にエアコンの黒カビや臭いが気になる!という場合の緊急の対策になるのではないでしょうか。
わたしも今すぐ手に入る道具でどうにかしたい!と思った時には、自己責任ではありますが、しっかりすすぎと乾燥に注意しながらファンを掃除してみようと思います!
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