壁のカビの落とし方!エタノールかカビ取り剤か?材質による取り方は?




この記事の所要時間: 537

いつの間にかできてしまった壁のカビ。

賃貸にできても持ち家にできてもショックですよね?

日当たりの悪い北向きの部屋やトイレなどは結露のできやすい季節、梅雨時などにかかわらず湿気がこもりがちでカビになりやすく、気が付くと壁がカビまみれなんてことも!

そこで、今回は壁にできたカビの落とし方を調べてまとめてみましたので、今後の対策の参考にしてください!

エタノールとカビ取り剤ではどちらを使った方が良いのか、壁の材質によって相性があるのかなどもまとめていますので是非確認してみてくださいね!

 

壁にできたカビの落とし方って?

 

 

カビは有害で、アレルギーや喘息の原因物質でもあります。ですので、できてしまったカビはできるだけ早く取り除きたいですね。

でも、壁にできたカビってどうやって落とせばいいのでしょうか?

カビキラーなどのカビ取り剤を使っていいのか、壁の材質によって取り方は違うのか?いろいろな悩みが沸き上がる壁のカビ。

カビを落とすつもりが、壁を傷めたり変色などでもしたら大変ですし、家族が住む家ですから安全にも注意したいですよね。

どうやら、壁のカビ対策には正しい知識を持って臨まないといけないみたいです。

 

 

壁のカビ「エタノール」「カビ取り剤」どっちを使う?

 

 

壁のカビにはエタノールが効くと聞いたことがありますが、実際はどうなんでしょう?

なんだかイメージとしては、やっぱりカビキラーなんかの塩素系のカビ取り剤の方が効くような気がします。

エタノールって結局アルコールなわけですし、カビに効くような気がしませんが、実はエタノールは十分にカビの細胞を破壊できる殺菌効果を持っているのです。

塩素系のカビ取り剤は、確かにカビを殺菌しますが同時に漂白するので壁や壁紙を傷め、色落ちさせてしまいます。

しかも、塩素系のカビ取り剤は使用後、しっかりとすすがなければいけません。お風呂の壁ならいざ知らずリビングや寝室などの壁をたっぷりの水ですすぐことは不可能ですね。

それに塩素が壁に残っていたら体に良くないです。

というわけで、壁のカビには殺菌力と安全面から考慮して「エタノール」がいいようです。

 

【エタノールでの壁カビの落とし方は?】

 

では、エタノールを使った壁のカビの落とし方を順を追って解説していきましょう。

  1. マスクと手袋、メガネを装着し、汚れを防ぐため掃除する壁の下を新聞紙やビニールを敷き養生します。
  2. 壁の汚れを落とします。埃をはたき水拭きしておきましょう。
  3. キッチンペーパーに濃度70%のエタノールをしみこませ壁のカビに貼り付けます。貼り付け時間は5分間です。これでカビの殺菌ができました。
  4. 次にカビ汚れを取っていきます。
  5. 壁を傷つけないように毛先が柔らかいブラシでカビを落としていきましょう。
  6. 落としたカビはふき取ろうとすると汚れが広がってしまいますので、掃除機で吸引しましょう。
  7. 最後にしっかり乾燥させてください。扇風機や、ドライヤーの冷風を使えば効率的です。

 

壁の材質によってカビの取り方は違うの?

 

 

上記の壁カビの落とし方は壁紙が張られた壁のカビの落とし方。

では、和室などで使われる土壁や漆喰、砂壁、または木材の壁にできた壁も同じ落とし方でいいのでしょうか?

木材の壁は壁紙同様エタノールが効果的です。

直接カビ部分にスプレーしカビを無力化した後、汚れが広がらないように十分に壁やカビ汚れが乾いてから、乾いた布でカビ汚れをふき取ります。

土壁や漆喰、砂壁などもエタノールでカビを殺菌することが可能ですが、残ったカビ汚れをこすったりふき取ろうとすると壁がボロボロと剥がれてしまいます。

これらの壁の困ったところはここにあります。せっかく殺菌してカビを無力化してもカビ汚れを取ることができないんです。

どうしてもこのカビ汚れが気になるようなら、壁の修繕をするか壁のリフォームをすることも考えなくてはいけません。

 

 

壁のカビの予防法は?

 

 

我が家の壁は吸湿性の高い砂壁で、北向きの部屋の壁がカビに汚染され困ったことがありました。そこで、カビの部分を削り取り、防カビ剤入りの珪藻土を塗りなおしたことがあったのですが、またカビが発生してきました。

カビって本当にしつこいですよね?

なにか効果的な予防法ってないのでしょうか?

 

【換気と除湿】

 

防カビ剤も売られていますが、我が家の例にもあるようにカビができないわけではありません。

防カビで一番大切なのは湿気をこもらせないこと。こまめな換気と除湿を心掛けカビを防ぎましょう。

家全体の風通りをよくすると湿気はこもりません。また、カビができやすい部屋の壁の付近に除湿剤を置いたり、乾燥機をつけるのも効果的です。

家具の配置にも気を配りましょう。湿気がこもりやすい部屋の家具は風通りをよくするために壁から放しておくことをおすすめします。

冷蔵庫、ベッドなの湿気を持つ家具は10センチそれ以外の家具は5センチを目安に壁から放して配置すれば湿気がこもりにくくなります。

 

まとめ

 

  1. 壁にできたカビの落とし方って?
  2. 壁のカビ「エタノール」「カビ取り剤」どっちを使う?
  3. 壁の材質によってカビの取り方は違うの?
  4. 壁のカビの予防法は?

 

以上が壁のカビの落とし方に関するまとめです。これで壁のカビもスッキリと落とせますね!

カビに悩まされず気持ちよく過ごすために、こまめなチェックと換気、除湿を心掛けたいですね。

カビの掃除をする際は、カビを吸い込まないように手袋マスク、メガネなどの装備を忘れずにしてくださいね。

 

 

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東風花
お絵描きと創作が好きな、三兄弟の母です。 子供たちに鍛えられ、か弱い乙女も、いつしか立派な母ちゃんになっておりました。 子育てや日々の出来事をつづったイラストブログ「猫田さんちへようこそ」も書いておりますので、興味のある方もない方も、一度覗いてみてください。 当サイトでは、文章を書くお仕事に携われた事に喜びを感じながら、記事を書かせてもらっております。 読者の方の視線に立った記事が書けるよう、日々精進していきたいと思います。 ※イラストブログ【猫田さんちへようこそ】を運営。リンクは名前から✅

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