寒い寒い冬を乗り越えて、だんだん日差しも暖かくなってくると春も近くなってきたなと思います。
女の子を持つご家庭の、春の大イベントといえばひな祭り!
とはいえ、最近では住宅事情や共働きで忙しいご夫婦も多いようで、お雛様も昔のように七段飾りフルセット!なんてドーンと飾るのは難しいですよね。
我が家もまだまだ子供が小さく、本格的なお雛様を飾ったらすぐにおもちゃにされてしまいそうです!
収納するスペースの問題もあるので、もし飾るとしても七段飾りなどは難しいんです…
飾るのなら、親王飾りだけかなあ?と夫と相談していました。
雛人形についての家族会議をしている間、パソコンで手頃なお値段と大きさのものを探していたのですが…
何度も目に入る「簡単手作りキット」という言葉。
なるほど〜!子供が少し大きくなって落ち着くまでは、手作りのものを飾るのもいいですね!
私は手芸が大好きなので、いろいろと作ってみたくなりましたが…まず、キットが存在することにびっくり!
必要な材料をちまちまと少しずつ集めなくても、キットなら必須アイテムが全て入っていて、しかも作り方が書いてある用紙や冊子もついているそう!
しかも、素材にもいろいろな種類があるんですよ。
羊毛フェルトやちりめん、陶器のお雛様に色を塗るキットもありました。
世の中知らない事だらけですね〜!
今回は、私と同じように収納スペースや飾り方で雛人形の選び方を悩まれている方たちに、簡単に作れちゃいそうなお手軽でかわいいキットを選んで実際に作成してご提案しようと思います!
「本格的な雛人形を購入する前に、まずは簡単手作りキットを試してみる」なんていかがですか?
作る工程の画像もたっぷり紹介して、完成までしっかり説明しちゃいます。
「手作りの雛人形にチャレンジしてみたいな…でも手芸は苦手だし…デザインするのも難しそうだし…」という方にも、簡単にできるキットの魅力をお伝えする架け橋になれるよう、がんばって作りますのでぜひ最後までご覧くださいね!
Contents
手作り雛人形の簡単キットってどう選ぶ?
羊毛フェルトや、木目込み人形。ちりめんの吊るし雛や、動物モチーフのフェルト製のもの。
キットを購入しよう!と決めてから、インターネットで簡単に作れるという手作りキットを検索しまくっていたのですが、膨大な数に圧倒されてしまいました(笑)
またまた家族会議で、夫にも相談してみたのですが、「本格的なお雛様はいつか買ってあげられるのだから、作るのなら娘が気に入りそうなかわいい物がいいと思うよ」とアドバイスをもらって…
動物モチーフにする事に決めました!
そして、「簡単」というところが重要ですよね。
何かと忙しい毎日、手作り雛人形の制作で一ヶ月かかってしまった!なんてことになったら、じゃあ買ったほうがよかったんじゃないの?と後悔しそうです(笑)
そこで私が目をつけたのが、「簡単」と宣伝文句に入っている物の中でも、針・糸不要で縫わずに仕上げられるキットです。
さらに、省スペースで済む壁掛けタイプとしても飾る事ができて、平置きもできるキットがありました。
http://www.takagi-seni.com/
「パナミ」というメーカーのものです。
こちらのメーカーは手作りのキットを、雛人形だけでなくウェデイングや干支にちなんだもの、男の子のお節句のものまでずらーりそろっていました。
http://www.takagi-seni.com/product/2105
私は、針・糸不要で縫わずに仕上げられる・吊るす事も平置きもできる・かわいいうさぎモチーフに惹かれ、上記の商品にしてみました!
実は、つまみ細工も初体験!
ドキドキしながら購入して数日後、商品が我が家に到着。
いよいよキットに初挑戦です!
簡単手作りキットで雛人形を作ってみよう!
我が家に到着したこのキット。
パッケージの表にはかわいいうさぎの親王飾りが♪
ホビータイムは120分。
キット初体験の私に、120分で作ることができるでしょうか(笑)
その時間も、しっかり見ておきたいですよね。
一式そろってビニール袋にパッキングされているのですが、材料もこんなに少ないの!?というくらい軽くて薄いです。
さっそく開けてみました!
中にはこんなものが入っています。
小さい部品はまとめてお皿に入れてみましたが、本当にこれだけでできちゃうの!?ドキドキです…
キットの付属品以外に自分で用意する道具
キットの完成写真の下に「用意するもの」が書いてあります。
- はさみ
- ボンド
- 目打ち
- 赤ペン
- ものさし
- 両面テープ
- ほお紅
上記のものをしっかり揃えました。
ボンドはちりめんを貼るくらいなら、木工用ボンドでいいかなと思ったのですが、作り方の手順を見てみると仕上がったパーツを台に貼り付けたりもするようなので、クラフト用のボンドも一本あるといいかもしれません。
私がよく使っているのは、この強力なボンド。
手芸一般に使えて、布もOKです。
https://item.rakuten.co.jp/manmakasan/4901490051403/
ここまで強力なものでなくてもいいかもしれませんが、多少重さがあるパーツを貼り付けるとなると、木工用ボンドだけでは不安かもしれません。
そして、目打ちですが…なかなかご家庭にないものですよね。
私はたまたま持っていたのですが、百円ショップでも売っていますよ!
今回のキットでは、目を打ち込むのになくてはならない道具なので、百円商品でもあると安心だと思います。
はさみは、布用の裁ちばさみと工作用の二本を用意してみました。
ちりめんのみカットするのには、裁ちばさみがあるといいかな?と思います。
工作用のはさみで、薄手のちりめんを切るくらいならいたまないと思いますが、裁ちばさみで布以外を切るといたんで切れ味が悪くなるので注意してくださいね!
さあ、いよいよキットの作成にとりかかりましょう!
説明書をしっかりと読む!
説明書、兼型紙にもなっているんですね。
まずは、つまみ細工用のちりめんを切り出したり、扇の形に型紙を合わせたり…とにかくちりめんを裁断するようです。
私はまずは、型紙を全て切り離しておきました。
必要なちりめんを全て裁断しておく
ちりめんはフルセットで、八枚。それぞれ用途に合わせて大きさが違います。
説明書の①の通りに、ちりめんを裁断します。
大・小に切るつまみ細工用のちりめん以外は、裏にべったりと両面テープを貼るようです。
柄ピンク
裁断図の左側から切っていきました。
襟用に4×1センチに裁断する際に、チャコペンがあってもいいかもしれませんね。
ボールペンでも代用できますが、私は数日たつと自然に消えるチャコペンを使ってみました。
そして、型紙通り切った弓なりのちりめんには、両面テープを貼り付けてあります。
ピンク
一番大きい、扇土台と型紙を置いてチャコペンで印をつけます。
つまみ細工用の正方形も裁断しました。
つまみ細工用のパーツ以外には、裏に両面テープを。
白
白いちりめんからは、裁断するものがたくさんあるようです。
大のつまみ細工用のちりめんはたくさん同じ大きさが並んでいましたので、ものさしとチャコペンで垂直に線を引いていきました。
この方がずっと型紙をあてて線を引くより、きれいに型が出来上がりそうです。
裏に両面テープを貼って…けっこう量がありますね!
赤・紫・水色・黄緑・柄青
だんだん、大・小のつまみ細工用のちりめんを裁断するのに慣れてきました(笑)
その調子で残りの色も裁断します。
つまみ細工をつまんでいく
丸つまみ(二重・一重)の下準備をする
最初は赤く囲んである、丸つまみというパーツを作ってみましょう。
うさぎの着物になる部分です。
柄がある二重のちりめんだけ、白いちりめんと貼り合わせるようです。
柄と白を貼り合わせました。
ここは薄手のちりめんのみなので、木工用ボンドでしっかりと張り付きましたよ。
ちりめんが小さいので、折って貼り付けるときに、ピンセットがあるとボンドが指につかなくていいかもしれません。
柄のちりめんは、ピンクと青の両方を白と貼り合わせました。
他の色は一重なので、二枚貼り合わせずに半分に折ってボンドをつけるだけです。
つまんでいく
つまむ段階で、キットの一式の中に入っていた「ツマミッコ」という道具を使います。
これは、つまみ細工を作るのにとっても便利な道具なのですが、実際に作ってみて注意してほしいことがあります!
それは…「最初にツマミッコをウェットティッシュなどでよく拭いておく」です!
工業用油のようなものなのでしょうか?
ちりめんをはさむと少し黒い汚れがついてしまいました。
何回かウェットティッシュで拭いたら、きれいになくなったのですが、もしかしたら汚れているかもしれないので注意してみてください。
つまんでいきましょう!
- ツマミッコを挟んで半分に折る
- ツマミッコで挟み直し、ボンドをつけて折る
- ツマミッコを挟んだまま向きを変え、ボンドをつけて折り、ツマミッコを抜く
画像で見るとなんてことないんですが、説明書をよく理解できなかった私は四苦八苦しました(笑)
一度コツをつかんでしまえば、なんてことない作業です。
地道にコツコツつまんでいきます。
つき合わせになるように、ボンドで貼り付けます。
裏から見るとこんな感じです。
表に返して、ツマミッコの丸い部分で形を整えていきます。
完成写真のようなつまみ細工ができあがりました!
あとは、大・小の大きさに切ったちりめん全てをつまんでいけば、丸つまみは完成です。
つまんでボンドをつけた後に、次のちりめんに手をつける前にクリップで固定するとボンドがしっかりくっつきました。
ぜひやってみてくださいね!
剣つまみの下準備をする
赤く囲んである、剣つまみというパーツを作ります。
うさぎの耳と、飾りの葉っぱの部分になるようですね。
この六枚のちりめんを、丸つまみと同じく三角になるようボンドで貼り付け、つまんでいきます。
ツマミッコで挟んで半分におり、さらにそれを挟み直してボンドをつけて折ります。
出来上がったら、高さが1センチになるよう、下の部分を切り落とします。
チャコペンで印をつけた部分を切り落とせば、剣つまみは完成です!
花(二重・一重)を作っていく
赤く囲んである部分の、二重と一重の花を作っていきます。
扇土台に飾るお花ですね。
ピンクと白のちりめんだけは、二重です。
どちらも手順は同じです。
正方形の両脇にボンドをつけ、つき合わせに折ります。
長方形になったらそれをさらにつき合わせに折り、正方形にします。
二重のものだけ、白を重ねます。
正方形になったちりめんに四箇所ボンドをつけて、花の形になるようにぎゅっとつまみます。
かなりしっかり指で押さえていないと、開いてしまうのでしばらくぎゅ〜っとつまんでおきましょう。
最後にパールビーズをボンドでつけたら、花の完成です。
これをあと四つ作ります。
ここまでで、つまみ細工は終わりです!
ずら〜っと並べてみました。
けっこうたくさん作りますが、慣れてくるとササっと終わるので楽しくなってきました♪
うさぎの顔を作る
赤く囲んである、うさぎの顔を作っていきます。
白いちりめんを真球スチロールに貼り付ける
両面テープが貼ってある白いちりめんの真ん中に、真球スチロールを置きます。
両端からちりめんをパタンとたたんで、スチロールを挟み込み、指やピンセットでしわにならないようぎゅっと貼り付けていきます。
すきまができないよう、しっかり貼り付けたらはさみで切って丸を切り出します。
余計なちりめんが残らないよう、きれいにカットし、ちりめんを指でなじませるようになでつけるときれいな丸になりました。
白い剣つまみで耳を作る
顔から1.5センチほど耳を出すそうなので、ものさしで測ってからボンドをつけます。
しっかりと顔に耳を貼り付けたら、顔の土台が出来上がりました!
目打ちを使って目を作る
刺し目を埋め込むのに、目打ちで穴を開けます。
完成写真を見ながら、0.5センチの間隔で目を埋め込むので、目安をつけたら目打ちで穴を開けます。
かなりグリグリっと真球スチロールに目打ちを刺しますが、あまり穴が大きいと刺し目が抜けてしまいます。
目打ちを刺したところに、刺し目を埋め込んだら完成です!
写真と見比べてみても、位置は大丈夫そうですね。
口と頬紅と頭の飾りをつける
両目とも刺し目を埋め込んだら、赤ペンで口を書き、頬紅を綿棒で叩くように少しずつ乗せていきます。
女雛には冠、男雛には黒いビーズをボンドでつけます。
顔は一番目立つ部分なので、完成写真を見ながらていねいに作業しましょうね!
着物を作る
着物本体を貼り合わせていく
赤く囲んである着物の作り方を、実際にやっていきましょう。
着物は、ツマミッコで作った丸つまみを「単色の紫・柄青/水色/柄青」、「単色の赤・柄ピンク/ピンク/柄ピンク」の色分けでボンドで貼り合わせていきます。
完成写真を見ながら貼れば、間違いがなさそうですね。
ここでは、貼り付けるパーツの量が多いので、木工用ボンドではなくもう少し強力な布にも使えるクラフトボンドの方が向いていると思いました。
私も実際に、最初は木工用ボンドで貼り付けたのですが、頼りない気がして一回拭いて強力なボンドで貼り直しました。
貼り直したら安定感が出たので、着物を乾かしている間に襟を作りました。
襟は半分に折って、合わせ目をボンドで留めるだけです。
体→襟→頭の順にボンドで張り合わせれば、親王飾りは完成です!
ここもメインとなる親王飾りですので、強力なボンドでしっかり貼り合わせました。
金色の糸を切り分け、笏と扇につける
金色の糸が一本入っていましたが、これは扇の飾りにも使うようですので、5.5センチを五本・6センチを一本を先に切り分けて保存しておいた方がよさそうです。
こんな風にわけたら、余った金色の糸を蝶結びにして、笏と扇にボンドで貼り付けます。
さらにそれを、完成した親王飾りにボンドでぺたり!
かわいらしいですね〜!
扇を作る
赤く囲んであるところが、扇の説明です。
扇土台を作る
扇土台に、両面テープをべったり貼り付けたちりめんを貼っていきます。
のり代を裏へきれいに貼り付けたら、弓なりに切った柄ピンクを1センチ重ねて貼り付けます。
これはけっこう緊張する作業でした(笑)
最後に白いパーツを貼っていくのですが、貼り付けたら角になっているところをはさみで切り込みを入れ、裏にきれいに貼り付けます。
金色の糸と裏面を貼り付ける
切り分けておいた金色の糸の、5.5センチの方を上は0.5ミリ、下は0.4ミリの間隔になるようボンドで貼っていきます。
余った糸は裏へ貼り付けるのですが、表のボンドがあらかた乾いてからでないと動いてしまうので、しばらく待った方がいいですね。
余った糸を裏へ貼り付けたら、6センチの金色の糸を吊るすように取り付け、ピンクのちりめんを一面にべったり貼り付けます。
一生懸命伸ばしてみましたが、やはり段差は少し目立ちますね。
でも、端の処理がきちんとされているので、飾る分には問題なさそうです!
もうせんと花を飾り付け、親王飾りを扇にセット!
もうせんとは、雛人形が座っている赤い布のこと。
花は、つまみ細工で作ったものを飾り付けていきます!
もうせんを作る
赤く囲んであるところを作業しますよ。
もう少しで完成ですね!
赤いちりめんを裁断して、両面テープを貼り付けたものを半分に折り、両面テープで貼り付けます。
その時に高さが2センチになるようものさしで測りました。
そして、幅が9センチになるようにはさみで切り落とし、強力なボンドで扇に貼り付けます。
扇の白い部分のふちから0.5センチのところに、慎重に貼り合わせたら完成!
花を貼り付ける
つまみ細工で作った花を、完成写真通りにボンドで貼り付けていきます。
これも、木工用ボンドよりも強力なボンドの方がいいですね!
かなり重さがあるので、木工用ボンドだとすぐにとれてしまいそうでした。
だんだん華やかになってきましたね♪
親王飾りをボンドで貼り付ける
最後の大仕事です!
親王飾りをボンドで扇に貼りつけるのですが、ここも木工用ボンドでは不安がありました。
完成写真と照らし合わせながらバランスを見て配置を決め…強力なボンドで、ベタ!っと
完成しました〜!
ちりめんならではの、レトロかわいい雰囲気とうさぎの愛らしさでとっても満足いく出来栄えです♪
紐で吊るして飾るのなら、ここでおしまいです。
台座に貼り付けて、置いて飾る場合は、台座にボンドで貼り付けます。
扇部分は縦11センチ、横17センチなのですが…台座に置くとかなりインパクトが出ますね!
スペースの問題などで雛人形にお悩みの方でも、糸と針を使わずに手作りでここまでのインパクトの雛人形が作れるなら、本格的なものを買う前のワンクッションとしてはじゅうぶんではないでしょうか?
簡単手作りキットを作ってみた正直な感想
今回、初めて糸と針を使わず簡単にできるという手作りキットを作成した感想なのですが…
ホビータイム120分というのは、嘘ではないと思います!
私は写真を撮りながらだったので、少し時間がかかりましたが、単純に作業するだけなら120分で終わったんではないでしょうか。
作る内容は、縫う必要がなく切って貼るだけなので、本当にとても簡単でした。
けれど、説明書を読み込んで理解する時間・ボンドがしっかり乾くまで待つ時間を考えると、1日だけまとめて120分作業すればいい!というわけにはいかなさそうです。
子育てや家事の合間に、ちょっと手をつけて、ボンドが乾くまで気長に待って…しっかり乾いたら次の日に、心機一転とりかかる!くらいのペースが理想かなと思いました。
実際に私も小さい子供が家にいて、家事もあります。
その状態でこれだけの細かい作業を…となると、寝ている隙や夜にちょっとずつ進めていくので、2日から3日は余裕をもってゆっくりのんびりペースで作っていけたら、焦らず楽しく完成させられそうです!
- キットが届いたら、開けてみて内容を確認し、説明書をよく読みこむ。
- 裁断したものや、付属パーツの細かいものはすぐに取り出せるように、きちんと管理しておく。
- ボンドは木工用ボンドだけでなく、クラフト用の強力なものもあったほうが安心。
- ボンドがしっかり乾くまで、次の工程に手を出さない。
これらを意識して、120分で終わらせるぞ!と焦らないことがポイントかな〜と感じました。
ちなみに、細かい付属パーツや裁断した小さなちりめんは、フタ付きの容器にしっかりしまいながらその都度取り出して作業しました。
こんな感じで必要なものはまとめて、フタを閉めて子供には触らせないようにしておいたのですが、なくされる心配もなく安心。
キットを試される方にはオススメです!
パッケージの完成写真に「貼るだけだからとってもカンタン♪」と、初心者マークとともに書いてあるキャッチコピーは本当でした。
けれど…簡単なんだから、すぐにできるはず!と、焦らないことがポイントですね!
手作りの雛人形と、これから買いたい本格的な雛人形について考えてみよう!
簡単な手作りのキットをゲットしておけば、今年の桃のお節句に飾るものがなにもない〜!というピンチからは脱出できます!
けれど、これからお子さんが大きくなるに従って「うちには本物のお雛様を飾らないの?」なんて言われたら…?
実は我が家が今まさに、その窮地に陥っています(笑)
さあ、どうしましょう!
段飾りの雛人形を省スペースで再利用!?
私が小さい頃に、五段飾りの雛人形を買ってもらったので、母がきれいに保存しておいてくれていました。
でも我が家にはちょっと五段飾りは置けないな〜!と、こじんまりした親王飾りを購入しなおそうかと思っていたのですが…
ひらめいてしまったんです!
五段飾りだからって、無理やり全て飾ることはないんじゃない?と気づき、自分でテーブルにもうせんを敷いて、親王飾りだけ飾ってみることにしました。
五段飾りのもうせんは巨大ですからね…とてもとても出せません。
我が家にはまだ飾るスペースはないので、母の家でシミュレーションさせてもらったのですが、親王飾り以外は新しくお道具を買い足しました。
こちらがその、私のひらめきで20数年ぶりに日の目をみた親王飾りです!
五段飾りは、お道具も果てしない数がありますから、親王飾りのみのために思い切って新調しました。
- 金屏風
- もうせん
- 花橘
- ぼんぼり
- 畳の親王台
- ひし餅
以上を買い足して、飾れそうな牛車や茶道道具などは、昔の五段飾りのものを手前に並べてみました。
全て同じ通販のショップで購入しましたが、トータルで三万円しませんでした。
飾ってみた結果…かなり立派です!
お道具を思い切って新調してよかったです!
親王飾り以外のお人形は、供養に出すことにしました。
セレモニーホールやお寺などで、お人形の供養をやってくれるところがありますので、そこにお願いするつもりです。
ずっと待っててくれたんですものね。
最後もしっかり送り出してあげたいです。
これくらいの量なら、我が家の小さい娘がいても出したり飾ったりしまったりできるんじゃない?と思ったのですが…立札を見てください!
さっそく娘に位置をずらされて、後ろに置かれています(笑)
やはり、平置きだと小学校にあがるくらいまで不安です。
確実にいじられます!
我が家のお内裏様は、すでに娘にいじられ、光の速さで笏がなくなってしまいました…
画像の笏は、夫がアイスの棒をけずって自作してくれたものです(笑)
本格的に飾る前に、笏も新調しなければいけませんね。
どこに行ったんでしょうね…笏。
このようにまだまだ小さい娘にいたずらされそうなので、今年は飾ることはできません。
今年は、先ほど作ったキットの雛人形を飾って、ささやかにお祝いしたいなと思います。
しかし!もしご実家などに古い七段・五段飾りがあるのならば、親王飾りだけ利用し、省スペースで新たに飾る!というのも一つの手だと実証できました。
娘が小学校にあがるくらいには、一人部屋を作る予定です。
そうすればリビングなどから、今あるおもちゃや絵本のコーナーを片付けられます。
いずれそこに、画像のように親王飾りを飾れたらな〜と思っています。
省スペースでかわいいケース入りの雛人形を新調する
ご実家などで雛人形を保存していないので、新調する場合はどうでしょうか?
最初にお話したとおり、五段飾りの一部を利用する方法をひらめく前は、我が家も親王飾りを新調しようとしていました。
いろいろとリサーチした結果、省スペースと準備する簡単さで候補に上がったのはこれらのような商品でした。
久月作雛人形 収納飾り 商品一覧
「収納飾り」っていうジャンルがあるんですね!
マンション住まいが多い、現代ならではのアイデア商品だと思います。
ものによっては、親王飾りだけでなく三人官女などもセットの大所帯。
でもこれがお道具も全て、下のスペースに収納できるそうなので、マンションなどでも邪魔になりませんよね!
お値段も手頃なものが多く、ピンクをベースにしたかわいいデザインなどもあり、日本人形特有のミステリアスな雰囲気ではないものもあります。
手頃なお値段で、省スペースの新しい雛人形を買いたい!という方には、「収納飾り」は絶対にオススメです!
まとめ
- 手作り雛人形の簡単キットってどう選ぶ?
- 簡単手作りキットで雛人形を作ってみよう!
- 簡単手作りキットを作ってみた正直な感想
- 手作りの雛人形と、これから買いたい本格的な雛人形について考えてみよう!
初めてのキット制作でしたが、とってもかわいいものが簡単に作れて大満足です!
本格的な雛人形を買う前に、お子さんに気持ちがこもった手作りの雛人形を作ってあげたいけれど、手芸は苦手だな…と悩まれている方にはぜひぜひトライしてもらいたいなと思いました。
また立派な雛人形があるご家庭でも、お飾りのまわりを華やかにしたいなんてときにも便利ですよね。
飾ってある部屋ではなく、玄関にちょこんと置いておく事もできます。
立派な雛人形を買う?買わない?
大きさは?デザインは?
と、迫り来るお節句にお困りなら、まずは手作りのキットで簡単楽チンに雛人形を作って「なにも飾るものない状態」を回避して…
そして、「なにか飾るものがある状態」になったら、しっかりゆっくり購入するものを考えてみるのはいかがでしょうか!
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