実は夏植えの野菜って難しいんですよ。
なにせ高温多湿で病害虫に悩まされやすい時期ですからね。
ですので家庭菜園って基本的には育てやすい秋植えか春植えがほとんど。
実は、家庭菜園歴が無駄に長くなってきた私も夏植えは挑戦したことがありません。
でも、ズボラ菜園家の私は言いたいのです!
始めたいと思ったときがはじめ時!
というわけで、初心者でもうまくい!プランターでもできる夏植え苗と種を紹介したいと思います!
Contents
「家庭菜園」夏植えでも間に合う夏野菜
夏野菜は基本的にはゴールデンウィーク前後に苗を植え付けますが、夏に入ってからでも売れ残った夏野菜の苗を店頭で見かけることがあります。
これらの苗、実は収穫時期は遅くなりますがまだまだ育てることができます。
ただし冒頭にも書きましたように夏は高温多湿ですので、苗を大きく育てるには少し手間が必要です。
ですが、一度、大きくなってしまえば面白いほど収穫できるのが夏野菜。
とくにトマトは肌寒くなってきたころまで収穫ができるのでおすすめです。
夏野菜を夏に植え付けるときは、管理がしやすいプランター栽培で。
夏植え苗のおすすめ野菜
夏植え野菜の苗や種を選ぶときのポイントは「強い野菜」「一年を通して栽培されている野菜」です。
それらの野菜は比較的、夏植えでも元気に育ってくれます。
【7月のおすすめ苗と種】
小松菜
種から植えます。
丈夫な葉野菜で一年中栽培できます。
種まきから1週間程度で発芽するので間引きをしていき最終的には株間を5センチ程度にします。
夏植えの小松菜は1カ月程度で収穫できるようになります。乾燥にも強い野菜ですので水やりは土の表面が乾いてきてからで十分です。
スイスチャード
小松菜同様一年中栽培できる葉野菜です。
育て方も小松菜と同様に。
青梗菜
ミニ青梗菜なら簡単に育ちます。植え付けの2週間前までに土作りをしておきましょう。
水やりは土が乾いたらたっぷりとあげます。
1カ月弱で収穫できるようになりますよ。
【8月のおすすめ苗と種】
葉ネギ
高温に強く初心者向けの野菜です。
苗は2,3本ずつに分けて5センチ幅で深く溝を掘り植え付けます。
寝付くまではたっぷり水やりをしてください。
2か月くらいしたら収穫時期です。
玉ねぎ
苗からなら初心者でも簡単に育てられます。
株間は12センチくらい。株の根元の白い部分がすべて隠れるほど深く植え付けてください。ただし分決部分には土をかぶせないようにしましょう。
ネギ同様根が付くまではたっぷりと水をやります。
根がしっかり作頃からは乾燥気味で育てましょう。
収穫時期は茎葉が7割程度倒れたころ。
水菜
年中栽培が可能な葉野菜ですが涼しい気候が好きなので夏の終わりころに植えましょう。
真夏に植えるのなら株間は広くとるよう心がけてください。
発芽率も高く育てやすいのが特徴で、風通しが良い場所なら室内栽培でもよく育ちます。
水やりは根はつく前も根が付いた後もたっぷりと。
【大根もおすすめ!】
未開墾の土地でも逞しく育ってくれる大根は、パラパラと種を蒔いておけば勝手に育ってくれます。時期も選びませんのでぜひ、気軽な気持ちで始めてみてください。
プランターで育てるのなら、ミニ大根がおすすめですよ。
「家庭菜園」プランターなら夏植えでも育てやすい
野菜は、苗の時期の管理が一番大変です。
幼いうちは手がかかるのは野菜も子供も同じなんですね。
そんな苗の時期を病害虫の多い夏に迎える野菜たちの管理。家庭菜園の初心者ならプランターの方が管理しやすいでしょう。
上の2つの章で紹介した時季外れの夏野菜も、夏植えの秋野菜もすべてプランターで育てられますよ。
夏野菜と根菜は大きく深いプランターで育てましょう。
葉物野菜なら、標準サイズかそれより小ぶりの物でも大丈夫です。
【夏植え野菜・プランター栽培の方法】
育てる野菜に適したプランターを用意しましょう。苗の内はプランターを移動させたりしながら管理するので軽いプラスチック製を選んでください。
鉢底にネットと鉢底石を入れます。多湿になる季節ですので通気性をよくするために少し多めに入れましょう。
土をプランターの8分目まで入れます。こちらも通気性をよくするため腐葉土の多く入った培養土を選ぶか、腐葉土を多めに入れるかしましょう。
元肥入りの培養土の場合は必要ありませんが、そうでないものを使用する場合は植え付けの1週間前に鶏糞などを混ぜ込んでおいてください。
プランターに植え付けた苗は、ある程度成長するまでは朝と夕は風通しの良い日向に置き、真昼の日差しが強い時間は風通しの良い反日向か日陰に移動させるようにしましょう。
まとめ
- 「家庭菜園」夏植えでも間に合う夏野菜
- 夏植え苗のおすすめ野菜
- 「家庭菜園」夏植えはプランターが育てやすい
以上が家庭菜園の夏植えできる野菜苗と種です。
病虫害が多くなる夏植えですが、少しの工夫と丈夫な野菜を選ぶことで初心者でもちゃんと育てることができるんですね!
本来は春植えの夏野菜は、病害虫に強い葉ネギと混植すると丈夫に育ってくれるのでおすすめですよ。
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