家庭菜園を始めたけど、いまいち生育が悪い。
肥料を使おうと思うけど、種
類も多いしどれを使っていいのかわからない。
肥料の効き目は?
使うべき量は?
種類によって用途は違うの?
分からないことばかりですね。
実は私もよく分かっていません。
ここでしっかり調べて来春以降の参考にしたいと思います!
Contents
土づくりに大切な肥料の3大要素とは?
野菜の生育に欠かせない肥料の3大要素は下の3つです。
- 窒素(葉の成長を促します)
- リン酸(花や果実の成長を促します)
- カリウム(茎や根を丈夫にしてくれます)
これらの成分を十分に含んだ肥料を、
必要とする量やタイミングは育てる野菜ごとに違います。
ですが初心者なら押さえておくポイントは3つで十分です。
1つは”元肥”
1つは”追肥”
最後の1つは”有機肥料と化学肥料の違い”
です。
では、それぞれ解説していきましょう!
肥料の基本!元肥
元肥は「もとごえ」と読みます。
植え替えの時期や種まきの時期に
前もって土に混ぜ込む肥料のことを言います。
「原肥(げんぴ)」とも呼ばれます。
土を作るためや、植物が長く成長を続けるためにやる肥料ですので、
効き目がゆっくりな肥料が使われます。
以下は元肥によく使われる肥料です。
【元肥によく使われる肥料】
- 堆肥(鳥や牛などの糞を発酵させたもの)
- 油かす(植物から油をとった後に残る”かす”)
- 腐葉土(枯葉などがバクテリアなどに分解され土状になったもの)
- 米ぬか(精米時に出る”かす”玄米の発芽部分)
元肥用肥料として様々なものをブレンドさせた商品もあるので、
迷われる場合はそちらを使うことをお勧めします。
ちなみに我が家では油かすや鶏糞を使用しています。
植物の栄養剤!追肥
追肥は「ついひ」と読みます。
植物の成長に合わせ必要となる栄養素を補い、
葉や茎、実が大きく立派に育つために用いられます。
こちらは元肥と違い、即効性のある肥料がよく選ばれます。
【追肥によく使われる肥料】
- 野菜専用肥料(複合化学肥料)
- 過リン酸石灰(水溶性のリン酸カルシウムが主成分の化学肥料)
- 硫安(硫酸アンモニウムが主成分の化学肥料)
- 堆肥
主に即効性が見込める化学肥料がよく使われていますね。
ですが、これらの肥料は追肥の際失敗しがちな
肥料のやりすぎによる根枯れや葉枯れが起きやすく
使用量に注意が必要です。
私は肥料の与えすぎが嫌なので、
追肥も鶏糞などの堆肥を使用しています。
堆肥は有機肥料です。
自然なものなので与えすぎになることは
あまりありませんので使いやすいですよ。
有機栽培を目指すなら「有機肥料」
有機肥料とは動物や植物などの有機物から作られた肥料です。
我が家でも主に元肥や追肥で使用しています。
元肥でよく使われる肥料に挙げた
「堆肥」「油かす」「腐葉土」「米ぬか」
がそれですね。
他にも「魚粉」「草木灰」「骨粉」などがあります。
安心安全な野菜が食べたい!
有機栽培を目指すならぜひ有機肥料だけで育ててください!
においが気にならない「化学肥料」
化学肥料は、においが気にならないので、室内栽培に向いています。
また、草花や観葉植物には
液肥などの使い勝手の良い化学肥料がおすすめです。
化学肥料には主に
「液体」「固形「粒状」「粉状」があり、
さらに1種類の栄養素だけが含まれた
「単肥」2~3種類以上が含まれた「複合肥料」があります。
効き目がゆっくりな緩効性や、
効き目が早い「即効性」のものもあります。
一見ややこしいですが、
育てる野菜に合わせて
配合した商品が売られてあるので、
初心者の方はそれらを使うのがおすすめです。
追肥をするときのポイント!
追肥をする際
「できるだけ植物の近くに追肥するほうが効果があるんじゃない?」
そう、考えがちです。
ですが、追肥は根から少し離れた所にまくのがポイントになってきます。
なぜでしょう?
根元に与えることで根腐れを防ぐ意味もありますが、
大きな理由はより植物を立派に育てるため!
根は肥料を求めて伸びていく性質があります。
なので追肥を根から離すと、
少し離れたところの肥料を求めて
根が大きく張っていくことになるのです。
野菜は土にしっかり根を張ることで
栄養をよりよく吸収し、
立派な葉や実をたくさんつけることができるのです。
元肥でしっかり土が作られていれば、
追肥をせず元肥だけで育てることも可能ですよ。
まとめ
- 肥料の3大要素は「窒素」「リン酸」「カリウム」
- 土を作り野菜を育てる基本「元肥」
- よりたくさん収穫したいなら「追肥」
- 動物や植物由来の「有機肥料」
- 植物ごとにあわせて配合された「化学肥料」
これがわたしが今回調べた肥料に関するまとめです。
適切に肥料を与えてあげると植物は元気に育ってくれます!
初心者でもたくさん野菜が取れると楽しくて、
毎年やってみたくなりますよ!
追肥のタイミングは野菜によって違うので、
種の袋の裏面や苗についてるネームプレートの裏面
または中面を読んで確認しておいてください。
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