子供に絵本の読み聞かせは本当に必要?絵本に関する過去記事まとめ




この記事の所要時間: 78

私は絵本を読むのが大好きな子供でした。もちろん母に絵本を読んでもらうのも大好きでしたし、今も子供たちに絵本を読むことが嫌だと感じたことはありません。

ですが、面倒に感じることがよくあります。

「読んで!」と言われても「忙しいから後にしてよ」なんて思うこともしばしばなんです。

だけど私は極力、家事の手を止め絵本を読んであげることにしています。

なぜなら、上にも書きましたように私自身、絵本を読んでもらことが本当に大好きだったからです。

母は、よく絵本の読み聞かせをしてくれました。

長女だった私は、手をかけてもらうことがあまりなく、寂しい思いをしていましたが、その時間は今でもかけがえのない思い出です。

温かくて、楽しくて、ちゃんと関わってもらっているんだという安心感があったあの、絵本を読んでもらう時間。

そんな幼少期の経験があるからこそ、どんなに面倒でも、子供たちにはちゃんと絵本を読み聞かせしてあげたいと思うのです。

 

そもそも絵本を読む目的は?

 

 

「絵本」「読み聞かせ」「効果」などで検索すると、たくさんの情報が出てきます。

記事を読んでみると精神安定剤の役割をしたり、知育においても重要な役割をしていることが分かります。

「子供に絵本を読み聞かせることによる効果」についての詳しい解説は過去記事でも、書いていますので参考にしてください。

子供の絵本の読み聞かせは、いつから?はじめ時と、年齢別、絵本の選び方!

 

だけど「子育てをするにおいて、こんなにもよい効果が得られるのであれば絵本の読み聞かせは絶対しなければ!」そんな風に構えないでくださいね?これらの効果だけを目的に読み聞かせする絵本は実に味気ないものですから。

絵本を読み聞かせする本当の目的は、親子のコミュニケーションです。読んでいるあなたも楽しい気持ちでなければ、本来得られるはずの効果も得られません。

読み手が楽しそうだと、子供は安心しお話に集中できます。お話に集中できるから、子供たちは、そこからたくさんのことを学び取るのです。

知育に関する点だけで言えば、様々なメディアが発達している昨今、何も絵本にだけ頼る必要はないのです。

それでも絵本の読み聞かせが推奨されるのは、やはりひとえに”親と子との濃密なコミュニケーションの上で”たくさんの学習効果が期待されるからなのです。

 

これまでの絵本に関する記事のまとめ

 

 

縁あって、これまでたくさんの絵本に関する記事を書かせていただきました。その中で自分自身、我が身を振り返り考えさせられることもたくさんありました。

たくさんの方に読んでいただきたいと思い、下記に過去記事をまとめましたので、ご参照ください。

 

絵本の雑学

 

  • 「寝かしつけにと思い絵本の読み聞かせをしたけど、うまくいかない」こんな経験したことがあるのは私だけではないですよね?下の記事には、寝かしつけに最適な絵本の紹介と、読み聞かせの仕方をまとめてあります。

子供は絵本で本当に寝るの?眠くなる絵本と効果的な読み方とは?

 

  • 「せっかく読み聞かせしようと意気込んで読み始めたのに子供が全然聞いてくれない」次男は、まさにこのタイプでした。下の記事は自身の経験や調べたことをもとに、子供を絵本好きにする方法をまとめてあります。

子供が絵本を聞かないのには理由があった?絵本好きな子供はこうして作る!

 

  • 絵本を読むことや一緒にものつくりをすることで得られる効果は何か?下の記事では絵本を子供と手作りする方法を書きました。「絵本をもっと楽しんでほしい!」そんな思いで書きましたのでぜひ、ご一読ください。

子供の人間力を育む!絵本の手作りは魅力いっぱい!しかも簡単で楽しい!

 

年齢別絵本の選び方とおすすめ絵本

 

「今の時期にぴったりな絵本はどれなんだろう?」長男の時は特に本屋や図書館に行くたびに悩みました。絵本は本当にたくさんの種類が出ています。私と同じように”選び方”に悩まれる親御さんのために、以下の記事ではそれぞれの年齢に応じた選び方とおすすめの絵本を紹介しています。

 

子供と絵本を読むことで私が得たものとは?

 

 

何度も書くとしつこいと言われそうですが、私が今も昔も変わらず絵本が好きなのはやはり、母との温かな原風景があるからです。

子供が大きくなるにつれて、べったりとしたコミュニケーションはなくなってきますが、ああいった、親と子とのコミュニケーションはいつまでも色あせることなく、私たちに力をくれます。

テレビなら、自分は家事でもして子供のお守りを任せられますが、絵本の読み聞かせはそうはいきませんから面倒です。

でも面倒だからこそ、得られるものがたくさんあるのです。

幼かった三男は先日4歳を迎えました。彼は嫌なことや面倒なことをしなければならないときに必ず「じゃあ、その前に絵本読んで」と言います。

絵本を読んであげると、その後はすんなりと「よし、お着換えしよう!」などと、気が進まないことでも前向きに取り組んでくれるのです。

次男は手のかかる長男と幼い末っ子の間に挟まれて中々かまってやれず、本人もそれを承知しているようで「甘えたい」とか「抱っこして」などという言葉をほとんど言いません。そんな彼の姿に思わず幼いころの自分を重ねてしまいます。

だからこそ、すすんで絵本を読んであげたいですし彼もその時ばかりは”べったり”と、私にくっついて絵本を聞いています。

時にはそのまま、しばらく甘えて寝てしまうこともあります。

長男はもう小学2年生です。まだまだ甘えん坊ではありますが、私との時間よりゲームをしたり友達と遊んだりする方が楽しくなってきています。

そんな彼も今までの読み聞かせのおかげか、私が絵本を読みだすと寄ってきて弟たちに混ざって聞いてくれています。絵本の読み聞かせがきっかけで、会話が生まれることもあります。

そうです。私が子供と絵本を読むことで得られたものは「子供たちとのかけがえのない時間」なのです。

私が、母にそうしてきてもらったように、子供たちにしてきた読み聞かせ。

「母とのかけがえのない思い出」を作ってあげたくて、してきた読み聞かせ。

ですが、私は子供と絵本を読む時間に「子供とのかけがえのない思い出」をもらったのです。

 

まとめ

 

  1. 絵本を読む目的
  2. 絵本の記事まとめ
  3. 絵本の雑学
  4. 年齢別絵本の選び方とおすすめ絵本
  5. 子供と絵本を読むことで私が得たものとは?

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。いまは日々三兄弟の子育てに奮闘し、たくさん悩み、もがいていますが、育児は長いようであっという間に過ぎていくのだろうと思います。

きっと、それは読んでくださっているあなたも同じ。

長くてあっという間の子育ての時間を少しでも後悔のないように。子供が大人になったとき「もう十分子育てした!」そう思いながら、巣立っていく子の背を押せたら!

いつも、そんなことを考えながら子供と係わっています。

そんな中で私にとって、絵本を子供と読む時間は非常に重要な役割を果たしてくれています。

あなたにとっても子供と絵本を読む時間が、かけがえのないものになりますうよう、少しでもお力添えができたのであれば幸いです。

 

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東風花
お絵描きと創作が好きな、三兄弟の母です。 子供たちに鍛えられ、か弱い乙女も、いつしか立派な母ちゃんになっておりました。 子育てや日々の出来事をつづったイラストブログ「猫田さんちへようこそ」も書いておりますので、興味のある方もない方も、一度覗いてみてください。 当サイトでは、文章を書くお仕事に携われた事に喜びを感じながら、記事を書かせてもらっております。 読者の方の視線に立った記事が書けるよう、日々精進していきたいと思います。 ※イラストブログ【猫田さんちへようこそ】を運営。リンクは名前から✅

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