高校野球の地区予選も始まり、いよいよ夏本番ですね。
毎年この時期になると、ローカルTV局の放送で地区予選から高校野球を見るのが楽しみな私ですが、この炎天下で野球をやっている少年たちには感心してしまいます。
もちろん熱中症対策もしっかりしているでしょうが、やっぱり運動による基礎体力があるから、そうそう夏バテなんてしないんでしょうね。
そう、夏バテには適度な運動で汗を流すことが効果的なんです!
ここで注意したいのは、「適度な」運動ということです。
いきなり高校球児のようにハードな運動をしたら、夏バテ対策どころか熱中症で搬送されてしまいます。
「でも、夏バテ対策とはいえ暑いのに運動なんかしたら、余計に夏バテしちゃうんじゃない?」と思ったあなたに、夏バテ対策の運動としておすすめのものをご紹介しますね。
もちろん夏バテを防ぐためには運動後のケアも大切なので、まとめてお伝えしちゃいます!
Contents
夏バテ対策に運動って本当に効果あるの?
いきなり結論ですが、あります!
なぜなら、夏バテの原因のひとつは「自律神経の乱れ」だからです。
暑い暑い日本の夏では、肌寒いほどに冷房の効いた屋内と、うだるような暑さの屋外を行き来する日々を過ごすことになります。
そんな温度差を何度も体感しているうちに、人間の身体は自律神経が乱れてしまい、体温調節ができなくなってしまうのです。
この自律神経を整えるのに有効なのが、有酸素運動です。
夏バテ対策の運動は適度に汗が出るくらいでいい?
夏バテしていたら、暑くて汗なんかかきたくないですよね。
でも、適度な運動で汗をかくことは、夏バテ対策として効果的なんです。
いきなり激しい運動をしてしまえば逆効果ですが、適度な有酸素運動をすることは、自律神経のバランスを整えるのに効果的です。
また、運動することでエネルギーが消費されるので、夏バテで落ちていた食欲も回復できますし、適度な運動による疲労は質の良い睡眠にも導いてくれます。
夏バテ対策の運動は何がいい?おすすめの運動3選
・ラジオ体操
私が夏バテ対策の運動として最もおすすめしたいのが、ラジオ体操です。
日本人なら誰もが知っているラジオ体操ですが、真剣にやったことはありますか?
これ、本気でちゃんと正しくやると、びっくりするぐらい「運動」なんです。
曲げるところをしっかり曲げて、伸ばすところは指先まで伸ばして、捻るところは本気で捻る。終わる頃には息が上がって、翌日はしっかり筋肉痛になります。
ストレッチ効果もあるので、夏バテと一緒に肩こりまで解消できるという利点も!
第二までやるといい、という記事も見かけますが、そんなハードな体操は私には出来そうにないので、私はラジオ体操第一を2セットから3セットやっています。
正しいラジオ体操のやり方は以下の動画を参考にしてください。
ちなみに集合住宅の2階に住む私は、飛び跳ねる箇所だけ座ってやるラジオ体操を採用しています。
【NHK】ラジオ体操第1~テレビ・ラジオ体操
・踏み台昇降
ダイエットとしても話題の踏み台昇降は、家の中で簡単にできる有酸素運動です。
天気に左右されませんし、テレビを見ながらでもできるのが有難いですね。
台の高さを低めに設定することで、弱めの負荷から始められます。
踏み台は市販のものを買ってもいいですし、古雑誌を重ねて手作りすることもできます。
台を手作りする際は、ズレないようにしっかりとまとめた上で、テープでぐるぐるに巻きましょう。雑誌の表面のままだと、足が滑って危険です。
高さは7cm~15cmの間が良いとされていますが、女性の場合はふくらはぎが筋肉質になってしまうのを避けるためにも、7~12cmぐらいで始めるのがいいですね。私は最初、8cmの踏み台を自作しました。
・ウォーキング
外の空気を吸いながらのウォーキングも健康的でおすすめです。
運動だからといって早歩きする必要はなく、誰かと一緒にいると想定して、話をしながら歩ける速度で十分です。
ただし真夏の暑い時間に炎天下を歩いてしまっては、熱中症を引き起こす危険があります。
夏バテ対策の運動としてウォーキングを採用する場合は、早朝や夕方の涼しい時間帯を利用しましょう。
熱中症にならないためにも、水分補給を忘れないでくださいね。
夏バテ対策には運動後のケアも大切
気持ちのいい汗を流したら、運動後のケアも大切です。
冷たい水やスポーツドリンクをガブガブ飲みたくなりますが、そこはぐっと我慢。
なるべく常温に近い水分を一気に飲まずに数回に分けて飲むことで、身体への吸収が良くなります。
また、それなりに筋肉を使うような運動をした場合には、筋肉の疲労回復のために糖質とたんぱく質を摂取することを忘れないようにしてください。
ゼリー系のドリンクなどが手軽ですよ。
そして重要なのが、筋肉のケア。
いくら夏バテ対策の運動とはいえ、普段から運動不足の人がいきなり身体を動かした場合は、ラジオ体操でもかなりの筋肉痛になります。
簡単なストレッチやマッサージなどで、筋肉の疲れを和らげてください。
難しいストレッチである必要はありません。
痛くない程度にあちこちの筋肉を軽く伸ばして、さすってあげるだけでも効果はありますよ。
まとめ
- 夏バテ対策には運動が効果的
- 夏バテには適度な汗をかけるぐらいの運動がいい
- 夏バテ対策におすすめの運動:ラジオ体操、踏み台昇降、ウォーキング
- 夏バテ対策には運動後のストレッチやマッサージなどのケアも大切
暑いからといって運動もせずにエアコンの効いた部屋でゴロゴロしてしまうと、夏バテはひどくなるばかりです。
健康や肥満防止のためにも、適度な運動の習慣をつけておきたいですね。
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