夏バテ対策に効果アリな睡眠不足解消法を紹介!運動や食事の改善も必要?




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異例の速さで梅雨明けした、関東甲信越ですが、梅雨明け以降の暑さは例年の比ではない!と実感します。

我が家は夫が夏バテをしやすく、妻としてかなり体調管理に注意していると自信を持っていたのですが、7月に入ったばかりなのにもう「だるい」「朝は食欲がない」「寝付けない」等々…
明らかに夏バテと思われることをアピールされています。

一家の大黒柱である夫に倒れられてしまっては、家族みんなが大パニック!

早い時間からエアコンをつけるようにしたり、いろいろと気をつけているはずなのになにがいけないの!?

さらに夏バテ対策について調べてみると、見えてくるのは「睡眠」というキーワード。
睡眠が夏バテに関係しているならば、大黒柱の体調管理のためにもぜひぐっと掘り下げてみましょう!

夏バテ対策には睡眠をとることが重要!


「夏バテ」と、ざっくり表現されている体の不調。
原因は何からきているのでしょう?

夏の外気の暑さ

体の表面についた液体が蒸発する時には、まわりから熱をどんどん吸収していきます。
その熱を使って蒸発していくんですね!

お風呂あがりに濡れたままでいると、風邪をひくというのはこの気化熱のせいです。

私たちの体は、外気が暑いとたくさん汗をかきます。

汗も液体ですから、当然気化熱で体を冷やします。
暑ければ暑いほど、体が汗を出して体温を一定に保とうとするのですが、この時に汗を出す指示をしているのが「自律神経」です。

夏は熱帯夜などで、夜の間も休むことなく汗をかく季節ですから、自律神経もフル活動。
そのせいで疲れが溜まって来てしまい、夏バテにつながります。

温度差による疲労

温度の変化に体を適応させようとするときに働いてくれるのも、自律神経です。

寒くなってくれば、体が熱を作ろうとし、暑ければ熱を逃がそうとします。

朝晩や室内や外気で、気温差が大きい夏場は体温を一定に保とうとするとエネルギーを大量に消費し、その結果自律神経が乱れがちになります。

アップダウンが激しいのに、その都度自律神経が気温に対して切り替えを行わなければいけないのですから、疲れて当然!ですよね。
この寒暖差による疲れ、「寒暖差疲労」と呼ばれることもありますが、要は夏に起こりやすい自律神経の乱れ。

★上記の二つの原因が重なりやすい夏場は、自律神経の疲れから夏バテと呼ばれる症状が出やすくなります。

  • 体のだるさがとれず、疲労が抜けない。
  • 胃腸も疲れてしまい、食欲がなくなる。
  • 疲れがたまっているのに、夜にスムーズに寝られなくなり睡眠不足になる。

夏バテになってしまうと、こんな症状が体にあらわれてしまいます。
これでは、いくらがんばろうとしてもやる気もなにも出ませんよね!

特に注目したいのは、睡眠不足。
夏バテのカギとなる自律神経は、質の良い睡眠で回復してくれます。

夏バテ対策=睡眠と言ってもいいでしょう!
日中の自律神経の疲れを、睡眠でしっかり回復できることが夏バテ対策への近道。

でも「夏の夜は熱帯夜続きて寝苦しく、寝入るまでにも時間がかかってしまい質の良い睡眠がとれない…」という人も多いと思います。

次は、その夏バテに効果ばつぐんの、睡眠不足対策についてお話したいと思います!

 

 

夏バテに大敵!睡眠不足の対策とは?


夏バテ対策のために、自律神経を整え体をしっかり回復させてくれる睡眠。
夏場こそたっぷり質の良い睡眠をとりたいですよね!

夜も気温下がりにくい現代社会では、熱帯夜のせいでなかなか寝付けなかったり、眠りが浅くい日が続いて睡眠不足になりその結果夏バテに!ということがよくあります。

うちの夫も暑がりなので、そのパターンで夏バテをしているようです。
そんな夏バテ気味の夫の体調を回復させるため、妻であり母である私が学んだ、夏バテ予防の睡眠不足対策をドーンと紹介します♪

睡眠不足対策には夜間も冷房をうまく使って!


夜間も25度から気温が下がらず、熱帯夜になる日が続きます。
日本人ってなんとなくエアコンが贅沢品、夜寝る時には冷房は我慢する!という考え方をしてしまいがちですが、この暑さではもうエアコンは必需品。

私はうまくエアコンの冷房機能を使って、質の良い睡眠をとったほうが結果的に体のためになると思います。

熱中症や夏バテで倒れてしまって、入院することになり何万円も医療費がかかって、エアコン代より高くついてしまった!という知人の話を聞いてから、ますますエアコンを適切に使おうという意識が高まりました。

節約のつもりでエアコンで冷房昨日を使うことを我慢したのに、そのせいで何万円もの医療費なんて本末転倒ですよね〜!

★このサイト内で、夏バテ対策をしっかりふまえたエアコンの使い方を紹介しています。
夏バテ対策にエアコンは有効!?知っておきたい夏のエアコン活用法

読んでみるとなるほど!と思うことがいっぱい!
エアコンの基本的な知識から、夜寝る時の適切な冷房機能の入れ方などがしっかり学べます。

睡眠不足にならないためにも、寝苦しい夜は適切に冷房機能を使って体を休めましょう!

睡眠不足を補うために上手な昼寝で免疫アップ!

睡眠不足を実感してきたら、ぜひ生活に取り入れてもらいたいのが昼寝です!

昼寝をするとだるくなっちゃうから…夜寝れなくなるから…と、大人になると昼寝を敬遠しがちですが、上手に昼寝をすると睡眠不足をおぎなえるばかりでなく、体力を回復させ夏バテにも効果的。

★このサイト内でも上手な昼寝の仕方を紹介しています!
睡眠の質は昼寝が変える!あなたを心地よい睡眠に導く方法とは?
適度な昼寝の方法をマスターすれば、夜の睡眠の質も上がります。

冷房と昼寝をうまく駆使すれば、睡眠不足を解消できそう!

夏バテ対策のためにも、昼寝をしてみてはいかがでしょうか?

睡眠不足にはお風呂もおすすめ!

暑いとお風呂に入るのも一苦労、というのは私だけじゃないはず。

ついついシャワーだけで済ませてしまうのですが、どうやらそれも睡眠のためにはよくないとか!?
心地よい睡眠のためには、適切な温度でしっかり体を温めることも必要なんです。

★このサイト内でも、心地よい睡眠に導いてくれ、夏バテ対策にもなるお風呂の効果的な入り方を紹介しました。
夏バテ対策には断然お風呂!適切な温度は?入浴はシャワーだけでOK?徹底検証!
我が家もこの記事をきっかけに、お風呂に毎晩しっかり入るようにしたら寝付くまでの時間が早くなった気がするんです!

しかも…全身お湯につかるだけでなく、止むを得ずシャワーだけの入浴になってしまう時の、気をつけたいポイントについても触れています。
どうしても今日はお風呂に入る元気がない…でも、睡眠不足解消のためにしっかり体を回復させたい!という人には必見のシャワーの使い方。
夫にもレクチャーしました!

お風呂でゆったりリラックスして、心地よい睡眠で夏バテ対策をしてみてくださいね♪

 

 

睡眠を快適にするグッズを活用!

もうこの暑さでは、睡眠を快適にするための努力は必須!という感じですよね。
私が子供の頃は、暑いな〜と思っていても、窓を開けて入ればいつのまにか眠ってしまっていたものですが…現代の暑さは寝付くまでも一苦労。

そんな寝苦しい夜には、快適な睡眠便利グッズで一工夫するのも一つの手ですね。

冷感ジェルの枕など、ひんやり冷たいグッズは世の中にあふれています。
今回は、自然のままの素材で優しく快眠に導いてくれるグッズをご紹介!

  • 寝ござ:私は個人的に竹シーツが好きなのですが、夫はかたくて寝にくいと言うんです。
    そんな夫のために、導入したのが「寝ござ」です。みなさんご存知の、い草でできた布団サイズのござなのですが、くるくる巻いて収納できるので場所も取らずに便利ですよ。
    い草の香りとひんやりした感触で、スーっと寝付ける!と夫も大絶賛。
    宮原豊の寝ござ
    こちらの寝ござは、丈夫でへたれにくいです。夫も数年使っていますが、まだまだ大丈夫!
  • リネンのシーツ:寝ござでもまだかたさが気になる、という人におすすめなのが吸水性が高く通気性もばつぐんのリネン(麻)のシーツ!洗えば洗うほど、肌に馴染んで優しい風合いになります。
    無印良品では、他ではあまりみない濃い色のリネンのシーツがあるので、私は年間を通して使っていますよ〜!
    【無印良品】麻平織フラットシーツ
    比較的に店舗数の多いショップですし、オンラインストアもあります。夏の快適な寝具をお探しなら、無印良品のリネンのシーツも試してみてください!

睡眠のおともにアロマも取り入れて

この夏、睡眠不足からの夏バテ対策に取り組みたい人には、ぜひ取り入れてもらいたいのがアロマです!

自然な素材から作られた精油が、臭覚をたどって視床下部を刺激すると、夏の暑さに疲れた自律神経に作用して癒しを与えてくれます。

特に、睡眠の前にアロマで副交感神経を優位にさせておくと、心も体もリラックスした状態を保てますので質のいい深い眠りに誘ってくれます。

といってもアロマテラピーにはいろいろな準備もいるし、小さい子がいるのでデュフューザーを子供にいじられそうですよね。
我が家も子供がいてなかなかデュフューザーには手が出せなかったので、その気持ちよ〜くわかります。

材料もいい精油はそれ一本だけでかなりのお値段ですので、庶民の私にはちょっと買いにくいです(笑)

そんな悩みを解決してくれたのが、ルームスプレーとピロースプレーです!
スプレーなら、ボトルを子供の手に届かない場所にしまっておいて、使いたい時に出してくるだけ。

デュフューザーを置いておくよりも、危険が少ないです。

私のおすすめはこちら!

  • 上質なオーガニックのエッセンシャルオイルで有名な、ヴィアローム。
    ルームスプレー マンダリン
    マンダリンには、自律神経を整え興奮した気分を鎮静してくれる作用があります。
    柑橘系ですが、パキっとしたきつめの香りではなく、優しく甘めのオレンジといった感じなので子供受けもばっちり。
    アレルギーなどの心配のない子供だったら、眠る前に寝室にシュッとひとふきするだけでおなじみの我が家がリラックス空間に早変わり!
  • お手頃価格の、生活の木のピロースプレー
    【生活の木】ピロースプレー ラベンダー
    ラベンダーといえば、リラックスの王様ですよね〜。肩こりなどにも効果が認められていて、鎮静作用で深い眠りを誘ってくれます。
    ピロースプレーの使い方は、とっても簡単!
    枕にシュっとふきかけるだけで、癒しの香りに包まれて眠ることができます。
    ふきかける場所が枕だけなので、一緒に寝ている家族にきつい香りが届いてしまうということがないので、私はピロースプレーを愛用していますよ!

 

 

夏バテ対策に繋がるいい睡眠には運動も効果的!


「運動をするとよく眠れる!」というのは、体が疲れるからだけではないようです。

軽い運動を長期間継続することで、入眠の直後に訪れる眠りの中でも最も深い、「ノンレム睡眠」が増え、睡眠の質がよくなり長く深く眠れるそう。
そのためには、特に交感神経の緊張が取れにくい夏には、有酸素運動で血行を良くし、自律神経を整えることが効果的と言えます。

一番手軽な有酸素運動は「歩く」こと!
お金もかからず、今すぐ始められる最高の有酸素運動です(笑)

あまり気合いを入れて「毎日ウォーキングするぞ!」と張り切ってしまうと、暑さに負けてやめてしまった時に落ち込んでしまいそう。
まずは…

  • 涼しい家の中をこまめに掃除して回る
  • 日が落ちて涼しくなってきたら、無理のない範囲で散歩をする
  • 帰宅の時には、一個前のバス停で降りてみる

このくらいから初めてみるのはいかがでしょうか?

私は、夕方涼しくなってから保育園のお迎えを徒歩にしてみました。


この動画を参考に、こっそり歩き方も意識しています(笑)
血行がよくなるようで、肩と首のこりが少し改善された気がします!

みなさんも熱中症に気をつけて、いい睡眠をとるために軽い運動をしてみてくださいね!

 

 

夏バテ対策には食事にも注意!正しい食生活で睡眠不足を予防!


とにかく暑いと、冷たくてさっぱりしたものが食べたい!と思ってしまいます。

そうめん、アイス、かき氷。
氷の入った飲み物も、ほてった体には嬉しいですよね。

でもそれらの食生活が、体を芯から冷やしてしまうと、どんどん血行が悪くなってしまいます。
血行が悪くなると自律神経が乱れていき、寝つきが悪くなり睡眠の質が落ち…睡眠不足で夏バテが進行してしまうかも。

★そこで夏こそ取り入れたい栄養素や、夏バテに効く簡単なレシピを紹介している記事がこちらです!
夏バテに効く食材は?どんな栄養素の食べ物がいいの?そうめんはダメ?
先ほどお話したそうめんも、食べ方次第では夏バテに効く!とレシピ付きで教えてくれます♪

★疲れていたり時間のない時には、コンビニで買えるものでも夏バテ対策ができるんです!
夏バテに効く食べ物は!?コンビニで買えるものやレシピを紹介!
夏バテに効くものがコンビニで買えたら…こんなに嬉しいことはありませんよね〜!
私もしっかり勉強しました!

★夏バテに効くデザートで、子供も元気いっぱいに!
夏バテに効くデザートってあるの?スイーツやフルーツでハツラツと!
いつだって元気な子供たちですが、猛暑が続くと子供だって疲れてしまいます。
子供が喜ぶおいしいデザートで、元気回復。

さらに!大事なのが、朝ごはん。
朝ごはんをしっかり食べることで、胃腸が活発に動き出します。
内臓を動かすのも、自律神経の役目ですが、朝ごはんで胃腸を刺激することで自律神経も目覚めます。

朝ごはんを食べることで、自律神経が朝から活動スイッチをオンにしてくれます。
すると日中のパフォーマンスも上がり、夏場でも疲労感を感じずに活動することができ、質の良い睡眠へとつながります。

朝は胃腸を温めるために、野菜たっぷりのお味噌汁や火を通したものを食べられるとさらにいいですね。
そんなに朝から時間がない!という人は、インスタント味噌汁に乾燥わかめを少し足したりしてもいいと思います。

暖かい朝ごはんで胃腸を元気に動かして、日中はしっかり活動!夜は深い睡眠を手に入れましょう!

まとめ

  • 夏バテ対策には睡眠をとることが重要!
  • 夏バテに大敵!睡眠不足の対策とは?
  • 夏バテ対策に繋がるいい睡眠には運動も効果的!
  • 夏バテ対策には食事にも注意!正しい食生活で睡眠不足を予防!

夫のために、夏バテ対策を意識した睡眠について調べていた私ですが、今回紹介したさまざまな方法で思いがけず自分も快眠することができています!

寝る、って大事なんですね〜。
睡眠がこんなに夏の暑さに効果があるとは思いませんでした。

私よりも年上な夫は、夜間に冷房を使うことにとっても抵抗があるらしいんです(笑)
たしかに昔は、寝る時に冷房なんて甘えている!みたいな雰囲気がありましたよね…

その考えも、自分の夏バテ加減でガラリと変わったらしく。今では熱帯夜には適切にエアコンを使って寝ています。
寝付けない・途中で起きてしまう、ということがないので、朝もスッキリ元気にお味噌汁を食べて出勤していますよ!

これからさらに気温はうなぎのぼり!

最高気温40度なんて日もあるんじゃないか?と、ちょっと怖くなってしまいますよね。

そんな日にも負けない夏バテ対策は、とにもかくにも睡眠!
みなさんも質のいい睡眠をとって、夏バテ対策を万全にして来たる猛暑を打ち負かしていきましょう♪

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ふじもとつるり

ふじもとつるり

服飾科で裁縫の基本とデザインについて学び、卒業後は創作小物の製作・販売を経て一児の母になりました。今はライターとして、仕事と子育ての両立に日々奮闘しています! 趣味は手芸と製菓。それらの経験をいかした、子育て中ならではの目線の記事をみなさんにお届けできるように頑張りたいと思います。

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