突然ですが、みなさんの小学校時代の裁縫セットってどんな絵柄が書かれていましたか?
私が使っていた裁縫セットは、プラスチックの箱を太いゴムで留めるタイプで、サンリオの絵柄だった気がします。そこの記憶があいまいで…友達に聞いてもみんな、どんな絵柄か覚えていないんですよね。
箱に書かれている絵柄を忘れるくらいなので、私が使っていた裁縫セットの箱はもう手元にありません。
なのに、裁縫セットの中身はいまだに使っているものがあるんです!小学校を卒業してもう20数年…まだ現役で活躍している裁縫道具があります。
そんな裁縫セットですが、今の裁縫セットってすごくかわいいんですね!全く知りませんでした!
我が家は未就学児しかいないので、まだまだ購入は先の話なのですが、小学校の高学年になると家庭科で裁縫の授業がはじまります。
その時に学校で裁縫セットのカタログになっている紙が配られるので、今後の参考に四人の子供を育てているママ友に見せてもらいました。
私たちの時代とは全く違う、かわいい柄、シンプルな柄…なにより、バッグになっているものが多いんです!
プラスチックの裁縫セットは落とすと「ガシャーン!」と大きな音はするし、箱は割れるしで男の子はガムテープで補強して使っている子がよくいましたが、バッグだったらその心配もなくていいなと思いました。
でも、選択肢が多すぎてとても迷ってしまいそうでした。
さらに、その中から選ばずネット通販や、手芸用品店で買ってもいいんだそうです!
膨大な選択肢にぼんやりしていたら、ママ友が「中身は買い足す人もいるよ」と、より混乱させてくるような事を言ってきたので、もうお手上げ(笑)
いずれ我が子にも買い与えなければいけない裁縫セット、ぼんやりしていてはなにも解決しません。
ママ友にも根堀り葉掘り聞きながら、私なりに、「このポイントをおさえておけばいざという時迷わないな!」という、裁縫セットの選び方をまとめました。
裁縫セットの膨大な情報量にぼんやりしている保護者のみなさん、ぜひその悩みをここで解消していってください!
Contents
裁縫セットをどこで買うか決める
まず、こちらが実際に小学校で5年生から使い始める裁縫セットです。
http://www.kobun.co.jp/hogosha/products/tabid/120/attror/33/Default.aspx
ママ友が教えてくれたのですが、「はくぶん」・「こうぶん」・「ぶんけい」という、三つのメーカーの商品が学校で販売されることが多いようです。
上記のサイトでは、保護者含め個人での購入はできないようですが、今の裁縫セットってこんなものだよ!という参考にしてもらえればと思います。
こちらの「はくぶん」さんは、公式サイトに動画で商品の使い方を掲載してくれていたので、理解しやすかったです。
親世代の裁縫セットとずいぶん違いますよね!
こういったかわいらしい裁縫セットのカタログが、裁縫の授業がはじまる前に配られるそうです。
けれど、先ほども書いたように学校でオーダーすることは強制ではありません。通販なども利用していいとなると…迷う一方です。
そこで、未就学児を持つママの私は、ママ友にしつこくメリットデメリットを聞き出し「もう裁縫セットの話やめない⁉︎」と言われながらも、お茶菓子を増やして足止めして情報をまとめました!
ここまで苦労して聞き出したので、あまり教えたくなくなってきたのですが…(笑)
今回は特別に、わかりやすく書き出してみます!
学校にオーダーするべきか
親としては、一円でも安いところで買ってほしいので、学校でオーダーすることが強制でないのなら、安いところで遜色ないものを書いたいと思います。
ですが…子供は子供の世界があって、特に女の子はカタログを配られた時点で仲良しグループで「これがかわいい!みんなでそろえよう!」と約束してくるパターンが多いんだそうです。
「ダサくてもみんなと一緒がいい」が、女の子たちの主張だそうで…それを無理に、ちょっとだけ安いからと違うところで買わせるのもかわいそうかな〜と思いました。
みんなでおそろいにしたい!という気持ちをくんであげるのも、親の役目かなと思ったりもします。
男の子は男の子で、いろいろお好みがあるようで。
「学校のカタログに好きなスポーツメーカーがない!」という理由で、通販サイトから買ってくれるように親に頼むパターンもあるようです。
スポーツチームに入っている子などは、自分の使っているスポーツ用品とそろえたがったり。
彼らなりにいろいろな事情があるものなのですね。
これらのことを考えると、中身の重要性や値段ではなく、「子供の意向」がどこで買うかのポイントだなと感じました。
私が購入する時には、我が子がどうしたいか、何がほしいか、をまず聞いてあげることからはじめたいなと思います。
学校にオーダーするべきか否かは、子供の意向をよく聞いてから判断するのがベストですね。
まずは、お子さんとミーティングしてみてください。
値段と手間
お子さんとのミーティングが終わり次第、購入場所別の値段をチェックしてみましょう!
私が調べたところによると…
- 学校でオーダーする場合/4000円弱
- 通販サイトで買う場合/送料こみで3500円〜4000円程度
- 手芸用品店の店頭で買う場合/3000円〜5000円程度
手芸用品店が少し高く感じるのは、キャラクターものが多いことが原因ですね。
その他にも、かなり物がよく手芸好きの大人でもほしいような、充実のセットもありました。これは5000円くらいするわ…と見入ってしまいました。
私もほしくなってしまいました。
でも、手芸用品店でも通販サイトと同じくらいの手頃なものもたくさんありましたよ。
上記で比較した通り、値段に関してはそこまで学校でオーダーするものが高すぎる!とは感じませんでした。
ママ友は長女のものは学校にオーダーしたそうですが、子供たちがおそろいを持ちたいというのならしょうがないという理由と、「カタログがそのまま封筒になっていて、お金を入れれば学校に届くので楽」という理由だったそうです。
どうしてもほしい柄があって、それが通販サイトでしか買えないということでないのなら、「差額は楽する手数料!」と言っていて、深く頷いてしまいました…
結局のところ、値段にはそんなに大差がなかったので、問題はこだわりと手間です。
- カタログが封筒になっているので、お金を入れて学校に持っていけば楽に買える。
- 少しでも安いものや、こだわりの柄はネット通販で探す。
- お子さんが裁縫に興味があって、最初からいいものを揃えてあげたいのなら、手芸用品店でしっかり見て買う。
私はこの3つが、裁縫セットの代表的な購入方法かなと思います。
これらから、自分がいい!と思う購入方法を突き進むしかないなと思いました(笑)
授業で必要な裁縫セットの中身をチェック
通販サイトや手芸洋品店で買う場合は、学校でオーダーするものと中身が違う場合があるようです。
ママ友にカタログを見せてもらい、授業で必要な基本的なセットをまとめてみました。
- 布を縫う針のセット
- マチ針
- 折れた針を入れる箱(マグネットで安全に拾えるようになっている)
- 指抜き(2種類)
- 縫い糸(3色)
- ピンクッション(針山)
- リッパー
- 糸通し
- 糸切りバサミ
- チャコペン(2色)
- メジャー
- 裁ちバサミ
上記のものが、一式バッグや箱に入っています。
学校のカタログには、その他に20センチ・50センチものさしや、ミシンに必要な針と糸、ネームタグをオプションでつけられると書いてありました。
よく裁縫をする子だったり、これからやりたい!という子であれば、一気にそろえてあげるのもいいと思います。
ネット通販や、手芸用品店で選ぶ場合には、最低でも上記のものは必ず入れておく必要がありますね。
実は、先ほどご紹介した購入方法以外にも、「ネットオークション」・「フリマアプリ」・「お下がり」という手に入れ方もあったのですが、新品ではないので、あえて書きませんでした。
お下がりやオークションの品物だと、中身がそろっていなかったり、破損している可能性もありますよね。
授業が始まる前に、必要なものがそろっているかどうか、ちゃんとチェックする必要があります。
ネット通販を利用する場合にも、上記の必要なものがきちんと入っている商品かどうかチェックしてくださいね。
安く買ったはいいものの、いざ授業が始まったら全然中身が足りなくて、結局買い足した!ということがないように!
裁縫セットのデザイン
「女の子はデザイン重視で、仲良しグループでおそろいのキャラものをねだりがち」
「男の子はスポーツメーカーを選びがち」
これが小学校の裁縫セット買う時に、子供ともめるあるあるだそうです…
子供の希望どおりにしてあげればもめないんじゃないの?なんでもめるの?
私もそう思って、ママ友につめよったのですが…理由を聞いて納得です。
その理由とは…
「中学校の授業でも使うので、そのときに恥ずかしくないデザインを選べ!」というものでした。
奇抜な色のキャラものを選んで、中学の授業で恥ずかしくて使えなくて結局買い替えたり、今さらスポーツメーカーのものが恥ずかしくて使いたくないと言ってみたり…
思春期真っ只中の中学生でも使うことを知らずに、子供っぽいデザインを選んでしまうとかなり後悔するようです。
なのでいくらかわいい我が子のお願いでも、あまりに色合いが派手だったり幼い子向けのキャラものだった場合は、「もう一回考え直して、中学生の自分がこれを使っても大丈夫かシミュレーションしてみてね」とアドバイスしたほうが良さそうですね。
形は、バッグ型が無難だと思いました。
箱型のものはやはり劣化とともにプラスチックが弱くなるのが難点です。バッグなら破れても補修できますよね。
カタログに「フルオープン」というデザインもあったので気になり、現役小学生女子に意見を聞いてみました。
「おばさん、このフルオープンていうのがかなり重要なポイントだと思うんだよね…」
「全く意味ないと思う」
バッサリでした(笑)
普通のバッグでもダブルファスナーでガバッと開くので、底まで開けることにあまり魅力はないそうです。
貴重な現役小学生女子の意見、かなり参考になりました。
大人になると、子供の目線でデザインを選べなくなっていくので、子供の希望もしっかり聞いてあげながら…
でも、これは中学校の授業でも使うんだよ、とさりげなくいずれ恥ずかしい思いをしないように誘導してあげてください。
足りない道具を買い足す場合の注意点
裁縫の授業が始まるのは、小学校高学年の五年生からです。かなりしっかりしてきて、忘れ物などもだいぶ減ってくるようですが…
彼らは高確率で、裁縫セットの中身をなくし、そして壊してきます。
小学生男子の縫い針を折ってくる確率は、相当なものだそうです。ママ友が怒り狂っていました…
ママ友から聞いて一番びっくりしたのは、息子さんがリッパーを折って帰ってきたという話でした。
どうやったらリッパーが折れるんでしょう…謎が深まります。
でも、子供でも大人でも、どんなに気をつけたってこわすときはこわすし、私も物をなくすなんてしょっちゅうです。
そこはお互い様なので、なくしたり壊してしまったらちゃんと買い足して、授業で困らないようにしてあげたいですね。
欠けた裁縫用具を買い足す方法は、
- 百円ショップ
- 手芸用品店
この二つが代表的だと思いますが、安いからと言って百円ショップで買ってしまうと、すぐまたこわすという悪循環も考えられます。
また、学校によっては百円ショップで買わないでください、というところもあるようです。
家庭科の先生の意見も聞きつつ、なるべくなら手芸用品店でしっかりしたものを買ってあげたほうがいいと思います。
学校で買える期間を過ぎてしまったら?
ついうっかり、学校でオーダーできる期間を過ぎてしまったり、どこで買うかを決めきれずに買い逃してしまったらどうすればいいのでしょう?
私も優柔不断なので、我が子と迷っているうちに「やっぱり学校で!」と決めたものの、オーダーできる期間は終わっていた…なんてことになりそうです。
そんな時の対処法もご紹介しますね。
学校に問い合わせてみる
まだ裁縫セットが学校に届いていない段階であれば、事情を話して追加してもらうことも可能だそうです。
でも、学校によっては期限以内でなければダメというところもあると思うので、購入方法が決まっているとしたら期限はしっかり守りたいですね。
個人的に取り寄せるか、店頭に出向く
学校で取り扱っているメーカーに直接問い合わせて、個人的に取り寄せるか店頭で販売してもらえないか聞いてみるのも一つの手です。
場合によっては、学校近辺の教科書販売などと一緒に、裁縫セットのメーカーとも提携しているお店に取り寄せることもできます。
ですがその場合の送料や手数料がメーカーによってまちまちなので、問い合わせた時にしっかりと把握しないと、かなり高くなってしまうこともあります。
出向くとしても、かなり遠いメーカー本社に…ということになると現実的ではないですよね。
そうなってくると、すぐに手に入れられるネット通販のほうがお手軽です。
お下がりをもらって、中身だけ新品にする
上に兄弟がいるご家庭でできる、裏技です(笑)
授業で使う必要な裁縫道具をしっかりそろえていれば、バッグや裁縫箱だけ使い回すのも賢い方法ですよね。
ママ友はこれで乗り切ったそうです。
しかし、上の子が中学生であれば、頻度は下がるとはいえ授業で使う可能性があります。
授業の曜日がかぶらないかどうか調べてから、お下がりなり借りるなりを決めたほうがよさそうですね。
まとめ
- 裁縫セットをどこで買うか決める
- 授業で必要な裁縫セットの中身をチェック
- 裁縫セットのデザイン
- 足りない道具を買い足す場合の注意点
- 学校で買える期間を過ぎてしまったら?
以上が、未就学児のママの私が、大量のお茶菓子と引き換えに先輩ママから聞き出した情報のまとめです!
保育園や幼稚園と違って、小学校のお知らせってかなりざっくりしたものらしく、今から不安です…
私も必死で聞き出した情報をしっかり心に留めて、来るべき裁縫セットの購入にそなえたいと思います(笑)
女の子だと、大人になってもそのまま裁縫セットを使っているという話はよく耳にします。
実際に私が使っているピンクッションも、小学校の裁縫セットに入っていたものです…よくこんなに持つなあと思いますが、それだけ長く使うものだと思うと選ぶのにも気合いが入りますね。
生涯のパートナーになるかもしれない裁縫セット。
この記事を、お子さんの大切なパートナーを選ぶ時の参考にしてもらえると嬉しいです!
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