裁縫を簡単に始められる4つのメソッド!!ビギナーでもラクラク完成!!




この記事の所要時間: 1616

先日、ママ友と話していて「趣味ってある?」と聞かれました。

無我夢中で乳児の世話をしていたママたちですが、夜に子供がぐっすり眠る年齢になってきたので、少し趣味でも持ちたいな〜なんて話になりました。

私の趣味は裁縫なのですが、「今持ってるポーチも自分で作ったんだよ」と言ったらけっこう驚かれました!

何人かいたママたち全員が裁縫が苦手だったり、全くのビギナーだったり。

普段使えるようなものを作るっていう発想がなかったようなんです。

でもポーチなんて、意外と簡単なんですよ!

乳児ではなくなったけれども、我が子も未就学児ですしなにかと手はかかります。

毎日バタバタと慌ただしくすぎていきますが、そんな中でもスキマの時間にポーチくらいなら、ちゃちゃっと作れちゃうんです。

ママ友たちに「私にも教えて!」と頼まれたので、ビギナー向けお裁縫教室in我が家を開くことになったのですが…

気の合う友達と集まると、そのままおしゃべりして終わりそうな気がしました(笑)

なので、パワーポイントでビギナー向けの簡単な裁縫についてのマニュアルを作成しました。

「紙媒体で配布すると動画が再生できないので、みなさんタブレットかスマートフォンを持参してください」と一斉に連絡したら、大ウケしてくれました(笑)

昔の職場で、マニュアル作らせたらかなりの腕前と評価されていた実績が、こんなところで役立ちましたね…
一笑いもとれたので、さらに大満足です。

この記事を読まれてるということは、みなさんも簡単な裁縫を始めたい方なんだろうな〜と思います。
それならせっかくですから、その一部をみなさんにも紹介しちゃいます。

私の渾身のマニュアルから抜粋して、わかりやすくまとめてみました!

しっかり見ていってくださいね!

簡単に裁縫をはじめるにあたって

さてさて、いきなり布と糸を出して「さあ、縫って!」と言うわけにはいきません。

ちょっとだけ準備をしましょう。

 

裁縫道具は足りている?

ビギナーのママ友たちにまずやってもらったことは、裁縫をするのに必要な道具を一通り揃えてもらうことでした。

といっても、そんなに本格的なソーイングボックスなどはいりませんよ!百円ショップでじゅうぶんです。

こちらの記事に、家に全く裁縫道具がない方でも迷わないように細かく必要なものが書いてあります。

関連記事:裁縫の基本の縫い方を知りたい!学んでおくべき4つのポイント

いくら簡単とはいえ、ある程度道具がそろってないとすんなり進まなくて、結局やる気がなくなってしまうかもしれませんよね。

そうならないためにも、一度家にあるものを見直してみてください!

簡単な裁縫を学べるサイトやキットを活用する

 

【簡単なレシピが豊富なポータルサイト】

私がビギナーの方にもオススメなのが、この「アトリエ」というサイトです。

https://atelier.woman.excite.co.jp/

ハンドメイドのポータルサイトなのですが、簡単なレシピがたくさん掲載されています。

手順を写真で説明してくれているものが多いので、とてもわかりやすいですよ。

私も子供の通園バッグや、お弁当箱入れを作る時に参考にしました。

見ているだけでも楽しいので、こんなものを作ってみたい!とイメージをふくらませながら、ながめてみるのもいいですよね。

【かわいいキットで気軽にチャレンジ】

ポータルサイトやレシピサイトを見てもちんぷんかん!という方は、最初は布からなにから必要なものが全てセットで販売されているキットを使うのもいいと思います。

http://www.felissimo.co.jp/couturier/

おしゃれな服や雑貨で有名な「フェリシモ」ですが、裁縫のキットも売っています。

ファスナーの付け方をレッスンするための専用キットもあり、作品を作るだけでなく練習にもぴったりです。

始めは何を買ったらいいのかな?と思ってる方は、一度フェリシモのキットをじっくり見てみてください!

お望みの用途のものが見つかるかもしれません。

縫い方の名前を覚えておく

先ほど紹介したようなハンドメイドのポータルサイトや、レシピサイトにはビギナーの方向けの「簡単」「すぐできる!」みたいな魅力的なワードがたくさんあります。

…が!いざ作り方を見てみると、「並縫いでまっすぐ」や「まつり縫いをする」など、縫い方の名前を使って説明が終わっているものが多いんですね。

と、いうことは基本的な縫い方の名前くらいは、覚えておいたほうがいいのではないかな?と思います。
私もすぐみなさんのところに飛んでいけませんので、その都度教えることができません…

そのためにも、この記事で紹介している縫い方の名前を覚えておけば、レシピを見てもスムーズに裁縫を始められると思いますよ!

関連記事:縫い方の種類と名前を覚えるだけ!私を裁縫上手にさせた3つのコツ

準備はこんなところです。

ざっと目を通してもらえたでしょうか?

それでは次に、簡単も簡単なビギナー向け作品を紹介していきますね!

簡単な裁縫の入門編をマスターしよう

簡単な裁縫の、さらに入門編です。

とにかくまっすぐ縫いましょう!

手縫いでもミシンでも…とにかくまっすぐ。直進あるのみです!

まっすぐ縫うことで何ができあがるでしょう?

そうです!ランチョンマットとコースターです!

ランチョンマットとコースターの素敵なところは、家に端切れがあればそれで作れちゃうところです。

思い立ったらすぐ裁縫ができますよ〜

リバーシブルのランチョンマット

まっすぐだとしても、端を折りたたんできれいに縫わなきゃいけないんでしょう?とお思いですよね。

大丈夫です。

こちらの動画のように、二枚合わせてリバーシブルにすれば、縫ったものをひっくり返すだけです。

端切れでもできちゃうコースター

コースターはさらにランチョンマットよりも小さいので、本当に小さな端切れでも作品になります。

こちらの動画のように、デニムをあえて端をフリンジのようにボサボサにするのも簡単なのに素敵ですよね。

二枚合わせて作るものは、デニム以外のどんな生地でも応用がききます。

一枚はぎで縫う場合の四隅はどうすればいいの?

これまで紹介した動画では、二枚合わせることで端の処理も楽ちんでしたが、一枚はぎで縫いたい場合は四隅の角の始末がわかりづらいですよね。

こちらの動画で、しっかり角の始末を練習してみてください!

どうでしょう。

まっすぐ縫うことに慣れましたか?

ママ友たちにもここから教えていったのですが、簡単なのでみんなすぐマスターしてしまい…

「先生、この教室すぐできるようになりすぎませんかー!」と軽くクレームが入りました(笑)

でも、言い訳じゃないんですが、簡単なものって意味があるんですよ!

裁縫で大事なことって「手が覚える」ことなんです。

繰り返し繰り返しやることで、裁縫に慣れて手が覚えてくるんですね。

無駄な力が入らないようになってくるので、そんなに疲れなくなります。

そのためにも、簡単なものをたくさん作ってクオリティをあげたり、早く完成させることができるようになったらしめたもの!

もっともっといろんなものを縫いたくなってきたはずです!

次は、そんな手がウズウズしているあなたに、ちょっとステップアップできる裁縫をご紹介します。

実用的な小物を作ってみよう

日常で役立つ簡単な小物を作ってみるのも、裁縫上達への近道です。

使ってみたいものを自分で作るって、達成感が違いますよ。毎日目につくものだとなおさらです。

言ってみれば、大切な我が子です(笑)

私もそんなに裁縫になじんでいなかった、ビギナーの頃に作った小物は、つたない出来ですが愛着があります。

一生懸命作ったんだなあ!と見るたびに愛おしくなります。

そんな実用的な小物ですが、私のオススメをいくつか紹介します。

簡単ですが、私が毎日使うものばかりです。

簡単に縫えて普段使いに便利なお役立ち小物

【あづま袋】
みなさん、エコバッグは持っている方が多いとおもいますが「あづま袋」って知ってますか?

もともとは風呂敷を二枚縫い合わせてバッグ状にしたもので、漢字では「吾妻袋」と書くそうです。

手芸では簡単なのでよく話題に上がるあづま袋ですが、風呂敷を使わずに端切れを適当な大きさに切って縫い合わせればすぐ完成します。

エコバッグとしてたたんでバッグに入れておいたり、バッグインバッグとしてバッグの整理に使ったり。

私は少し大きめなものも作って、ちょっとコンビニに…なんて時に手提げバッグとして活用していますよ。

簡単に縫えるのですが、サイズ感が迷うところですよね〜!

こちらの動画は、百円ショップの手ぬぐいとバンダナを利用しているので、サイズに迷えるあなたにぴったりです。

動画ではミシンを使っていますが、もちろん手縫いでも大丈夫ですよ。

【ティッシュケース】

バッグに必ず入れてあるポケットティッシュも、お気に入りの生地で思いを込めて縫いあげれば、バッグをのぞくたびにワクワクしますよ。

このサイト内の、こちらの生地に携帯用ポケットティッシュの作り方を掲載しています。

関連記事:裁縫に入門したいあなた必見!!入門書と簡単4ステップを大公開!!

裏地をつけたりせず、切って縫うだけ!ビギナーにもラクラクなレシピです。

もうひとつオススメなのが、こちらのティッシュケース!

なんとボックスティッシュの約半分のティッシュが収納できちゃうんです!

動画を最後まで見ていただければわかると思いますが、作り方も簡単でコンパクトに折りたためるのでかさばりませんよね。

子供がいると、なにかと外でティッシュを使う場面が多いです。

手持ちのポケットティッシュでは足りなくて、コンビニに走ったことも…

そんなママたちにも、これだけの量が持ち歩けるかわいいティッシュケースは本当に便利だと思います!

【移動ポケット】

我が子に「作って!」とおねだりされるまで、移動ポケットっていうものの存在を知りませんでした…

移動という名前だけあって、クリップで服につける取り外し可能なポケットっていう感じですね。

そう言われてみると、外で遊んでる子供たちみんなつけてるんですよ!全然気づきませんでした…

ハンカチとティッシュ、お友達と交換するシールなどを入れているようです。

ポシェットなどよりも、邪魔にならず遊びやすそうですね。

男の子でもつけている子がいるのにはびっくり!

気をつけて見ていると、デニムや濃い色の移動ポケットをつけている男の子をよく見かけるようになりました。

こちらの動画で移動ポケットのレシピを紹介しているのですが、クリップをテープにはめるだけなので縫い付ける必要がありません。

とっても簡単です!

これを縫うときに、子供がウロウロしていたのでミシンを出しづらく手縫いで仕上げましたが、すぐできましたよ!

園のバザーで人気の小物も縫ってみよう!

お子さんの通っている園によっても規定はさまざまですが、バザーのときに「何品か手作りのものを売るように」というところも多いようです。

私の子供が通っている園もそうなのですが、裁縫ビギナーのママ友たちとこれから紹介する小物たちをがんばって作りました!

【シュシュ】
女の子のママが多かったので、女の子に売れ筋だというシュシュ、ヘアゴム・ヘアバンドをたくさん縫いました。

ミシンを使ったことがないママもいたので、みんなで手縫いです。

こちらの動画が一番わかりやすかったので、みんなでこれを見て縫いました。

シュシュは縫う部分が長いので、ミシンを持っている方は使ったほうが早いかもしれません。

ですが、仕組みは簡単なので急がなければ手縫いでも簡単に縫いあげられます。

【リボンのヘアバンド】

これも女の子が飛びつきそうな、かわいいデザインのヘアバンドです。

ただのヘアバンドよりも、ちょっとアクセントのついたこの動画のようなリボンヘアバンドのほうがかわいらしいですよね。

シュシュと同じく、縫う部分が長いので手縫いでも簡単ですがミシンを使ったほうが楽そうです。

ママ友とバザー用に作ったときには、大量に用意しなければいけないので、切る係・縫う係・ゴムを入れる係と役割分担をしました。

ミシンが扱える私は、何時間もただただまっすぐ縫うだけのロボットになった気分でした(笑)

【巾着袋】

園から、男女ともに巾着袋が人気なのでできれば作って欲しいと要望があり、ちょっと驚きました。

子供が巾着袋を欲しがるの?と不思議だったのですが、小学校や園で使うものをあらかじめ買ったりするんですね。

なるほど、それなら需要があるわけです。

関連記事:裁縫の基本の縫い方を知りたい!学んでおくべき4つのポイント

このサイトの記事内にも、百円ショップのバンダナを使った巾着袋の作り方が掲載されています。

手縫いでもミシンでも、とにかく簡単にすぐ縫いあがります!

バンダナを使っているので、生地の裁断や端の処理をしなくていいのでビギナー向けですよ。

忙しいママにはちょっと大変なバザーの手作りですが、こんな簡単なものなら手縫いでもすぐ作れちゃいます!

バザーに出す手作り商品に困ったら、ぜひ参考にしてみてくださいね。

家にある不要な生地をどんどん作品に変えてみよう


どうでしょう?少し裁縫に慣れてきましたか?

いろいろと小物を作ってみると、あることに気づかれた方も多いと思います。

「けっこう生地代がかかる」ということに…

かわいい布は高いです。百円ショップの手ぬぐいやバンダナも、百円とはいえ何枚も買えばけっこうな出費。

そこで私が提案したいのが、着古した洋服やタオルのリメイク!

どうせ捨てるか切って雑巾になる運命の、どうしようもない布たち…それらを生地代の節約をしながら、簡単な裁縫の練習に使ってみるのはどうでしょう?

不要な洋服を子供服にリメイク

関連記事:初心者でも簡単!手作り子供服を作るために大切な4つのステップ

このサイト内のこちらの記事では、大人が着古した服を子供服にリメイクする方法を紹介しています。

切って縫う、それだけで不要だった服を我が子が新たに着てくれるのは、ちょっと感動しちゃいました!

ハンドタオルをポーチにリメイク

出産祝いに、名前が入ったタオルをいただいたことはありませんか?

我が家はけっこうもらったんです。

バスタオル・フェイスタオル・ハンドタオルと全部我が子の名前が入っているので、使い古しても雑巾にするのは忍びないですよね…

そこで、ポーチにリメイクしようと思いつきました。

フェイスタオルはこちらを参考にして、ファスナーの長さに合わせて裁断し、名前がちゃんと入るように縫いました。

子供のイニシャルが入ったハンドタオルも何枚かいただいて、かなり使い倒したのでこちらの動画を参考に小さなポーチに。

サイズが小さいので手縫いで縫ってみましたが、タオルは柔らかくて縫いやすかったです。

自分の名前が入っているので、子供が喜んで使っていますよ!

ソックモンキー

リメイクの締めはぬいぐるみです!

ソックモンキーは貧しかった家のおばあさんが、クリスマスに孫娘にプレゼントをしてあげたくて、おじいさんの履き古した靴下でさるのぬいぐるみを作ったことから広まったそうです。

我が家にはそんな感動的なエピソードはないのですが…でも、一生懸命働いたパパの履き古した靴下がソックモンキーとして生まれ変わりました!

意外と簡単に縫えちゃうので、我が家では履き古した靴下で縫ったさる達がたくさん暮らしています(笑)

リメイクって上級者のイメージがありますが、これくらいならビギナーでも簡単!というリメイク術を厳選してみました。

生地代も節約できるし、お裁縫とエコを両立できる素敵ママの誕生ですね!

まとめ

  1. 簡単な裁縫をはじめるにあたって
  2. 簡単な裁縫の入門編をマスターしよう
  3. 実用的な小物を作ってみよう
  4. 家にある不要な生地をどんどん作品に変えてみよう

パワーポイントで作ったマニュアルは見てもらえませんでしたが、この記事の内容はそのマニュアルとほぼ変わりません。

みなさんにも私の資料作りの才能を見てもらったことになります(笑)

冗談はさておき、ここで紹介した簡単な4つメソッドにトライしてもらうことで、裁縫が苦手だったママ友達もぐんぐん上達していきました。

本当にみるみるうまくなっていって、バザーでの手作りの出品も大盛況でした!

私が考え出した4つのメソッド、かなり効果あり!といったところです。

「次はミシンを教えて!」というママもいたので、今度はミシンのマニュアルも作らなければいけませんね。

大忙しです…

先ほどもお話しましたが、裁縫は「手が慣れる」ことが上達への一番の近道です。

ここで紹介した簡単な作品は練習するのにぴったりなものばかりです。

失敗してもほどけばやりなおせます!

気が向いたときに、楽しく挑戦できる簡単な裁縫ばかりを集めました。

みなさんの上達のお手伝いができるといいなと思います!

 

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ふじもとつるり

ふじもとつるり

服飾科で裁縫の基本とデザインについて学び、卒業後は創作小物の製作・販売を経て一児の母になりました。今はライターとして、仕事と子育ての両立に日々奮闘しています! 趣味は手芸と製菓。それらの経験をいかした、子育て中ならではの目線の記事をみなさんにお届けできるように頑張りたいと思います。

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