ズボンが破れた!直し方を画像で解説!股が裂けた時や子供服の穴の修繕も♪




この記事の所要時間: 196

毎日元気に飛び回って遊んでいる子供たち、当然服もしっかり汚して帰ってきますよね。

母親としては、「このズボンはちょっと高かったから、滑り台はやめてほしいなあ〜」、「あ〜!そんな狭いところに入って行ったらズボンが破れるんじゃないの!?」とハラハラしっぱなし。

洗濯する時に改めて子供が履いていたズボンを見ていたら、しっかり穴があいていたり、お尻から股にかけてざっくり裂けていたり!
そんなサプライズは、子供を持つ母親なら何度も味わっていると思います。

ここで悩んでしまうのが、もう諦めて着られないものとして捨ててしまうのか、しっかり直し方を調べてまた着てもらうべきか。
…私はケチなので、後者なんです!
このくらいなら自分で直せるんじゃないの!?と悪戦苦闘すること、数年。ここ最近は、ちょっとやそっとのズボンの破れでは慌てなくなりました(笑)

そのスボンが破れた時の直し方、だいぶ勉強したんですよ〜!
しかも直し方を習得してしまえば、子供の服だけに使うわけじゃないことも実感しています。

夫のスーツや作業着、さらに自分のズボンだってちょっとのダメージなら自分で直すことができるんです!

今回は、私が長年ちょっとずつ積み重ねてきた、ズボンが破れた・股が裂けた時の直し方を画像を交えながら解説していきたいと思います。

じゃんじゃんズボンを破る子供をお持ちのみなさん、必見ですよ!

ズボンが破れた時の直し方には種類があるの?


はじめにお話しておきたいのが、一言で「ズボンが破れた時の直し方」と言っても、破れ方や直し方にも種類があるということ。

自分も含め、家族がズボンを破く場面って多種多様ですよね!

  1. ズボンの真ん中の縫い目の糸が切れる・ほどけるなどで、股が裂けたように真っ二つになってしまった。
  2. 汗をかいてそれを吸った生地が弱り、太ももの内側が徒歩や自転車の負荷で薄くすり切れてしまい破れてしまった。
  3. 遊具や尖ったものなどにズボンをひっかけて、穴をあけてしまう。また、転んだりして膝に大きな穴があいてしまった。

だいたいこの3つのパターンが、ズボンが破れる!
という場面での代表的なものではないでしょうか?

  • 1つ目は私の夫がよくやってしまうもの。仕事でスーツや作業服をひんぱんに着ていると、糸が弱って切れてしまったりして裂けてしまいます。仕事のユニフォームがある人や、制服で多いトラブルですよね。
  • 私は子供のお迎えなどで電動アシスト自転車に毎日乗るので、乗り方の癖があるのか片方の太ももの内側だけすれてしまい、2つ目のトラブルがよく起こります!夏場に汗をかきながら自転車に乗っていると、なおさら生地が弱るようですね。
    毎回サドルが当たっていると思われる一箇所だけがすれてしまい、他は全く傷んでいないのでぜひとも補修してまだまだ着たいところ。
  • 3つ目は、もう子供をお持ちのみなさんなら日常茶飯事なはず!
    うちの子供もとても活発なので、保育園でしょっちゅうズボンに穴をあけて帰ってきます。母的にお気に入りの服だとかなりがっかり…ですよね?
    でも、穴があいただけならまだまだ着倒せます!この機会に直し方をマスターしましょう!

この3つのズボンの破れ方のパターンを基本に、これからそれぞれの直し方を説明していきたいと思います。

 

 

糸が切れてズボンの股が裂けてしまった場合の直し方

生地そのものにダメージがあるわけでなく、ズボンの糸が切れたりほつれたりして股の部分が裂けてしまった…という場合の直し方は、生地同士を縫い合わせるだけで修復可能です。

手縫いでの直し方

  • とりあえず縫い止めておきたい!という応急処置の場合には、手縫いで【並縫い】をしてみてください。
    糸を二本どりにすると強度が出て、さらに安心です。
    ただ、並縫いは繰り返し洗って着たりする場合には、ちょっと強度に欠けます。あくまでも手縫いでの応急処置と思っていてください。
  • 強度をしっかりと出したい時には、手縫いであってもミシンのように縫える【本返し縫い・半返し縫い】がおすすめです!
    こちらも念のため二本どりにしてみるといいと思います。

どちらの縫い方も、このサイト内のこちらの記事に詳しく説明が掲載されていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

 

ミシンでの直し方

  • ミシンを使えば、既製品のような強度が期待できます!
    縫い方は【直線縫い】でOK!縫い目を細かめに設定するといいかもしれません。
  • ミシンに挑戦したことがない・家にミシンがあるけどどう扱っていいかわからないという人には、このサイト内のこちらの記事がおすすめです。
    どんな糸の太さがいいのか、生地によって糸調子を合わせるコツなどを紹介しています!

 

❇︎ここで注意したいのが、糸が切れたのではなく生地本体が破けて裂けている場合には、生地がすでに弱っているということも考えられます。
ですので、単に糸が切れている時には同じ箇所を縫い直せばいいのですが、生地が弱っている場合は同じように縫ってもまた裂ける可能性があります。

スキニータイプではなく、余裕のあるズボンだったら破れて裂けた部分よりももう少し生地を広めにつまんで縫い合わせるとかなり強度が出せますよ!
ぴっちりしたデザインだったり、ノータックのスーツのズボンなどは自分で直すのはちょっと難しいかもしれません。

そういった時には無理せず、洋服のリフォーム店に相談してみるのもいい方法だと思います!

ズボンの股がすれて破れた場合の直し方

先ほどお話したように、私は自転車のサドルが太ももの同じところに常に当たってこすれているようで、定期的にズボンの右側だけがすれてしまいます…
徒歩や車でしか移動しないお出かけ用のズボンはそういったトラブルがなく、毎日ハードに自転車に乗る時に履いているズボンだけがすれて破れてしまうので、汗やサドルの摩擦で相当酷使しているんでしょうね…

そういった、股の部分がすれて破れている場合にはすれた部分の裏側から【当て布】をして補強しましょう!
KAWAGUCHI-補修布
こちらは、アイロン接着の補修布。
アイロンを当てるだけで、共布がなくても簡単にズボンの補修ができるよう、色展開も豊富です。

★昔は、ストレッチ素材のズボンやレギンスにぴったりの当て布がなく、泣く泣くレギンスを捨てたりしていたのですが、今はとってもいい商品があります!
先ほど紹介した商品の姉妹品なのですが、なんと!ストレッチ素材に対応しているものもあるんですよ〜!
KAWAGUCHI-薄地ストレッチ用補修布
これで補修できるので、レギンスを捨てなくてもすむようになりました!

もちろん、当て布はアイロン接着だけではありません!
制服やスーツなら、購入した時に共布がついていますよね!
その共布を裏から当てて、同系色の糸で縫い付ければ補修は完了。

共布を使って、当て布を縫い付ける場合は並縫いでも返し縫いでもいいのですが、端が気になるようならまつり縫いも頑丈でいいと思います。

まつり縫いについては、下記リンクでこのサイト内に詳しい説明がある記事を読めますので、そちらも参考になさってくださいね!

 

ズボンが破れて穴があいてしまった場合の直し方

穴があいてしまったら…その穴の大きさにもよりますが、基本的には同系色の当て布を表から貼ってしまえば隠れます。
でも、問題なのはその貼り方ですよね?
縫うのか、アイロン接着なのか、それとも他に貼る方法があるのか、それについてもお話ししますね!

  1. 私がよく子供のズボンの穴の補修をする時には、先ほど紹介した補修布を丸く穴がしっかり隠れるくらいに切ってアイロン接着をします。
    子供の服はサイズアウトするのも早いので、同系色の補修布を貼って補修はおしまい!という場合が多いです。
  2. 大人の服に関しては、虫食いや焦げ跡などの小さな穴は、補修布を穴より大きめに丸く切り、裏からアイロン接着をします。
    その際に表から見える生地の糸を少しほぐすようにして、穴をかくすように整えます。
    そして裏から同系色の補修布でアイロン接着をすると、かなり目立たなくなりますよ!
  3. さらに、子供のズボンならイメージが合うアイロン接着のワッペンなどを穴の上からしっかりはりつけてしまえば、かわいく補修できますね!

ワッペンをアイロンで貼った後に、動画のように手縫いかミシンで補強しておくとさらに安心できます♪

ズボンが破れて穴があいてしまった時には、先ほど紹介した3つの方法から、素材や生地にあうものをチョイスして補修してもらえればいいと思います!

 

 

ズボンの股が裂けたり破れた時の縫い方を画像で解説!


「文章だけでは直し方を説明されてもちょっとわかりづらいな〜」?と戸惑う方もいると思います。
ここからは、いくつかのズボンが破れた時に直し方の過程を、画像や動画で紹介していきますね!

糸が切れた股の部分の直し方の実例

先日、夫が見事に作業服の股の部分を裂いて帰ってきました(笑)
夫は刃物を扱う職人なので、研いだ刃物の横を通る時などに、ズボンをひっかけてしまうんだそう!幸い怪我はしたことはありませんが、かなりひんぱんにズボンを真っ二つに裂いて帰ってきます。

今回はタイムリーなその股の部分が裂けたズボンを、実際にミシンで縫ってみたいと思います♪
ミシンがない人は、手縫いでも基本的には手順は全て一緒ですので、参考にしてみてくださいね!

  • まずはこの見事な破れ方を見てください(笑)
    よく見ると、ちょっと生地にも負担がかかっている破れ方ですよね。
    これなら、元の縫い目よりも広くとったところに新しく縫い目を作っていった方がよさそうです!
  1. こんな感じでちょっと生地が引っ張られているようなので、元の縫い目より広く縫い目をとってみます。
    たまたまこの作業服はブカブカなので、相当縫い目を内側にしても大丈夫かなと思います。
  2. マチ針でしっかり二枚を合わせて、縫い目をフリーハンドで不安ならばチャコなどで印をつけていきましょう
  3. 見やすいようにオレンジの糸でしつけをしてみました。
    裁縫に慣れている人なら、不要かもしれませんが私は必ずしつけ糸で一回縫っています。仕上がりがきれいですよ〜!
  4. 作業服やデニムなどの厚地の生地は、30番のミシン糸がいいと思います。
  1. ミシンで縫っていきます!
  2. 股ぐりの部分は生地が重なって縫い合わさっているので、ミシンでむりやりそこまで進まなくてもいいと思います。
    今回は厚くなっている股ぐりの手前で返し縫いをし、中心部に向かって手縫いで本返し縫いをしていきます。
  3. こんな感じで、ギリギリの部分は手縫いでフォローしてみてもいいと思いますよ♪
  4. しつけ糸を引き抜いて、できあがりを裏から見てみました。
    弱くなっている縫い目を避けられているので、おそらくしばらく裂けることはないでしょう!


表に返してみます。
手縫いの部分も気になりませんね!

ピン!と引っ張ってみても大丈夫そう!

裂けた場合は、以上で完了です♪

 

 

生地が薄くなってすれて破けている場合は?

私がよくやってしまう破れ方ですが、裏から当て布をして補強するのが一番いいのですが、アイロン接着の接着芯を使う方法がおすすめです!

★接着芯を使った補強の仕方は、こちらの動画がとても参考になります!

接着芯は、今はどこの100均でも売っていますよ!
私はメートルで買う必要がなければ、100均を愛用しています。少し割高ですが、すぐに手に入るのでとっても便利です。

接着芯の貼り方は、こちらの動画を見てみてください!

そしてまた、夫の服で恐縮なのですが…(笑)
夫がオーバーサイズのジーパンを腰履きするために、かなり大きめのズボンを古着屋さんで買ったところ…かなり古いものだったようでバイクに乗っていたらだんだん股部分がすれて破けてきてしまったんですね。
バイクもけっこう足を広げたり、すったりしますからね〜!

そのジーパンを、上の動画を参考に直してみました。

  • 股の部分に接着芯を貼り、刺繍糸で手縫いでちくちくと並縫いをしました。
  • 糸の色をちょっと変えたり、大きく破けているところは、かがったりと工夫してみましたよ。
  • こちらは太ももの部分。どうしたらこんな破け方をするのか全くわかりませんが、こちらも接着芯を貼りちくちくと補修しました。
  • あえて少し穴を残して、わざとダメージ加工してあるように見せてみましたがどうでしょうか?
  • 裏から見るとこのように、薄くすれて破けているところは、接着芯で補強できています。

もちろんこの直し方は、ジーパン以外にも応用できますので、どんどん取り入れてみてください!!

 

 

ズボンの穴の直し方を動画で解説!子供の制服やスーツにも♪


裂けた時の縫い方と同様に、ここからはズボンが破れて穴があいた時の対処法を詳しく動画を使って説明していきます。
ここではちょっと難しけれど、カジュアルなズボンだけでなく制服やスーツにも使える直し方を見ていきましょう!

保育園・幼稚園や小学校に通っている年齢の子供であれば穴はワッペンで補修してもかわいく仕上がって、本人も気にいるパターンが多いですが…
これがもう少し大きくなって、制服を着るようになるとワッペンで表からかわいく補修!というわけにはいきませんよね(笑)
それが大人のスーツであれば、なおさらです。

また、場合によっては園の方針でワッペン等が禁止な場合もあります。
卒園・卒業まであと少し…!もうちょっとだから、新しいスボンを買わずに乗り切りたい!と言う場合にもぴったりな直し方はこちらです♪

引っ掛け直し

この直し方は、普通のズボンにももちろん使えますが、特に制服やスーツなど補修した箇所を目立たせたくない場合にはとっても便利なんですよ!

引っ掛け直しとは、その名の通り尖ったものなどで生地を引っ掛けてしまい、糸がべろ〜んと伸びてしまいそこから穴があきそうな時に使えます。
伸びて表に出てしまっている糸を、引っ張ったりハサミで切ってしまうと、どんどんほつれが広がって穴になっていきます。

そうなるまえに、引っ掛け直しで補修しておいたほうが安心ですよね。


こちらの動画がとてもわかりやすいのですが、特別な道具は使いません。
糸と針で印をつけて、アイロンで整えていくだけ。

ほつれた箇所が見事にきれいに蘇りますよ!

かけはぎ

ひっかけたどころか、すっかり穴になってしまった場合はスーツや制服を購入した時にもらえる【共布】を使って、かけはぎをしていきましょう。

どこかにひっかけて破いた穴でも、虫食いの穴でもしっかりと補修できます。

共布さえあれば、あとは根気との勝負(笑)

私は、この動画を見て夫の喪服のかけはぎに成功しました!

根気はいりますが、制服を買い直したりスーツを仕立て直したりする費用を思えば安いもの…
かけはぎができるようになると、ズボンだけではなくジャケットやフォーマルのスカートの補修もできるようになりました。

身につけておいて損はない技です!

子供のズボンの穴の直し方は?子供服にはかわいいアレンジを!


子供服はとにかく耐久性との戦いですよね(笑)
特に普段着は、大きくなって着られなくなるまでしっかり使ってほしいものです。

ワッペンでは隠しきれないような大きな穴をあけてしまった!なんてこともよくあること。
そう言う時には、昔でいういわゆる「パッチ」のように、表から当て布をして補修…という方法が一番丈夫でいいとは思うのですが、あまりに見た目がボロボロだと履かせるのもなんだかかわいそうですよね。

見た目もかわいく、おしゃれに子供のズボンを補修する方法はあるのでしょうか?

ジグザグミシンで当て布を縫い付ける


今は100均にもかわいいハギレが売っている時代です。

そういった安価なハギレからかわいい柄を選んで、ちょっとおしゃれに配置してジグザグミシンをかけてしまいましょう!

この補修の仕方のポイントは、色や柄が違う二枚を少しずらしたりして、センス良く縫い付けられるところです。

穴の開いた部分にだけ、パッチワークをするというイメージですね!

全く色味や柄の違う二枚のハギレを、ちょっとずらしてミシンで縫うだけで、穴も隠れますしおしゃれに見えますよね。

もちろん手縫いでもOKだと思います。端のほつれが気になるようなら、まつり縫いで縫い付けていきましょう。

 

 

端の処理がいらないデニムでハイセンスに穴を補修!

これは私がよくやっている小技なんですが…思いきって、表からデニム生地を縫い付けてしまいましょう!
なにしろデニム生地って端の処理が不要で、簡単におしゃれに見えるのでとっても便利なんですよね!

もし可能なら、着古したジーパンやデニムスカートなどを処分せず、穴の補修用に一枚取っておくといいと思います!
我が家では、私が若い頃に履いていたデニムスカートが、穴あきの補修専用としてまだがんばっています(笑)

★ズボンではないのですが、ハサミで穴をあけた生地を補修するようなイメージで、デニムの当て布を表から縫い付けてみます!

これも手縫いでもOKです。私はミシンで縫いましたが、手順は全く一緒ですよ!

  1. 夫の着古したワイシャツの袖を、子供の半ズボンくらいのイメージで切ってみました。
    そこに穴をあけてみます。
  2. 子供がいる家庭では、よく見る穴ですね〜(笑)
  3. 若い頃に履いていたデニムのスカートが大活躍です!穴がすっかり隠れるくらいに切りましょう。
  4. 当て布にするデニムの切り方は何でも大丈夫です!今回は縫いやすいように四角く切って、黒い糸でミシンを使って縫い止めました。
  • ピンクと緑のミシン糸で、ジグザグに縫い目をつけました。
  • これはデザインのポイントにもなるし、強度も出ますね。

子供服だと、裾がせまいのでミシンのアームが邪魔になるかもしれません。
縫いにくければ、手縫いでポイントをつけていってもかわいいですよ!

これは、私が子供と公園で遊んでいたらひっかけて破けてしまったジーパンに、デニム生地で当て布をしたものです。
刺繍糸で手縫いでポイントとしてカラフルに縫ってみました。

子供が、チョコスプレーみたいでかわいいと気に入ってくれています(笑)

ここで参考にして欲しいのが、デニムの当て布は数回洗うとこんな風合いになるということ!
端の処理をあえてしないことで、ダメージ加工のように端がほつれてきます。
最初からこういうデザインだったのかな?という感じですよね。

実際、私もママ友にそのジーパンかわいいね〜なんて言われたりしています(笑)

しっかり縫ってあれば、当て布がほつれてもそうそうすぐ取れてきたりはしません。
簡単でかわいい、デニムの当て布にぜひトライしてみてください!

 

 

まとめ

  • ズボンが破れた時の直し方には種類があるの?
  • ズボンの股が裂けたり破れた時の縫い方を画像で解説!
  • ズボンの穴の直し方を動画で解説!子供の制服やスーツにも♪
  • 子供のズボンの穴の直し方は?子供服にはかわいいアレンジを!

たかがズボンの破れ、されどズボンの破れ!です。
できることなら長く履いて欲しい…主婦の願いですよね。

冒頭でお話しした通り、我が家はなんだか全員ズボンをよく破れさせては直し方を追求することが多いので、自然と私もズボンの破れ直し方名人のようになってしまいました(笑)

でも!本当に、一枚の服を大事に着るって、とても素敵なことですよね。
フランスでは本当におしゃれな人はワードローブに四季を通して、10枚程度しか服を持たないと聞いたことがあります。

少しの穴なら目立たないように補修したり、かわいくアレンジすることで1枚の服をとっても長く着ていくんだそう。

さすがにフランスのおしゃれさんには程遠い主婦の私ではありますが、そのマインドは見習いたいなと思って、ちょっとのズボンの穴ならがんばって補修しまくり今に至ります。

無駄な出費もなくなりますし、1枚の服にとても愛着がわくようになりました。

みなさんも、これからは少しズボンが破れた!という時には、今回紹介したいくつかの直し方から、自分に合ったものをチョイスして大事に大事に服を扱う仲間になってみませんか?

 

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ふじもとつるり

ふじもとつるり

服飾科で裁縫の基本とデザインについて学び、卒業後は創作小物の製作・販売を経て一児の母になりました。今はライターとして、仕事と子育ての両立に日々奮闘しています! 趣味は手芸と製菓。それらの経験をいかした、子育て中ならではの目線の記事をみなさんにお届けできるように頑張りたいと思います。

2 件のコメント

  • アバター おこ より:

    チャックの下ぐらいの縫い目から左膝に向かって裂けた場合はどうしたら良いのか(-_-;)
    サイズがピタッリ位のタイプでは縫うのにも布が足りない
    そんな時は?良い方法あります?
    裁縫が苦手な男性でもできる方法があったら知りたいです。

    • ふじもとつるり ふじもとつるり より:

      おこ様、コメントありがとうございます!
      LIFE DICTIONARYのライター、ふじもとつるりと申します。

      コメント頂いた件ですが、スキニーのようなタイプだと縫い目が裂けてしまうと直しづらいですよね。
      私がコメントのような状態の子供のズボンを修繕した時の手順を紹介させて頂きますね!

      1.『厚手の接着芯』を、裂けた部分の左右5センチずつくらいに行き渡るよう、細長く切ってアイロンで『裏側から』しっかりと接着します。アイロンで接着できるタイプを選んでくださいね。
      「裂けた部分を裏側からガムテープで張り合わせる」とイメージして頂くとわかりやすいでしょうか?

      2.この時には裂けた縫い目同士が、ぴったりと合わさるように表側を確認しながら接着芯を貼ってくださいね。

      3.接着芯をしっかり冷ましノリが固定された事を確認したら、手縫いで大丈夫ですのでズボンと同じような色の『太口の手縫い糸』で元の縫い目付近の、生地が裂けていない部分を返し縫い(難しいようであれば並縫い)をしていきます。
      接着芯で裂けた縫い目を固定しているので、手縫いでも縫いやすいと思います。

      4.念のため、裂けた部分から何センチか先までアイロン接着芯を貼って、その上を手縫いすると良さそうです。

      私は、以上の手順で股下から太もも方面に裂けた子供のスキニーパンツを直しました。
      ポイントは、接着芯をしっかり冷ましてノリを固定してから縫うことです!

      上記の方法が一番簡単で、裁縫が苦手な方でもトライしやすいかと思いますが、これでもダメだった!という場合は、洋服のリフォーム屋さんに相談してみた方がいいかもしれませんね。

      少しはお力になれたでしょうか?
      おこ様のお悩みの参考になれていれば嬉しいです!

      今後ともLIFE DICTIONARYをよろしくお願いします!

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