夏がやってきますね!
今年は四歳になった子供を、初めての海水浴に連れて行ったり、ちょっと遠いじゃぶじゃぶ池にも足を伸ばしてみようかと思います。
夏ならではのレジャー、とっても楽しいですよね〜!
でも、子供が赤ちゃんの時にはレジャーなんて言っている余裕はありませんでした…
初めての育児、そして初めての夏!
赤ちゃんの暑さ対策については、産院でもらった冊子や赤ちゃん雑誌で調べていたのですが、肝心な所がよくわからない!と思う事がありました。
エアコンをつけていない時は、暑さ対策のためには扇風機はどこを向けたらいいんだろう?
なるべく部屋を明るくしていたけれど、暑さ対策のためには室内で日光に当たりすぎてはいけないのかな?
などなど…
新米ママの初めての育児ではよくある事だと思うのですが、我が家も今時の核家族なので、周りに気軽に聞けるような人がいないんですよね〜!
出産してから引っ越しをしたので、友達もいないという陸の孤島状態…
現代の家族構成では当たり前なのかもしれませんが、新米ママ一人きりって本当に不安ですよね。
もし、今一人で心細い思いをしながら赤ちゃんを抱えて猛暑を迎えようとしている・猛暑に四苦八苦しているママには、ぜひ私が学んできた赤ちゃんの暑さ対策についてのお話を読んでいってほしいな〜と思います!
Contents
赤ちゃんの暑さ対策、室内でおさえておきたいポイントは?
最近の猛暑は、赤ちゃんを持つ親世代が子供の頃とはガラッと変わったと思いませんか?
私は関東の海沿いの育ちですが、真夏でも30度を越すと大騒ぎ!早朝のラジオ体操は過ごしやすい気温でした。
でも今は夜中も30度を越す熱帯夜中の熱帯夜が続いたり、暑い地域では40度に届いたというニュースも見かけます。
これでは節電を意識したくても、赤ちゃんだけでなく大人もエアコンに頼らないと体を壊します。
気温が28度を超えて、テレビなどでエアコンをつけるよう注意するようなアナウンスがあったら、無理せずエアコンをつけましょう。
赤ちゃんが夏に部屋で過ごす場合の快適な温度
赤ちゃんが快適に過ごせる夏の室温は、27~28度くらいだと言われています。
真夏ではなく、初夏や初秋で気温が27~28度よりも低い日ならばエアコンをつけて室温を調整しなくても、風を通したり、水分補給をしっかりし、汗をたくさんかいたらこまめに着替えをしたり…
ポイントをおさえた工夫次第で、さらに快適に過ごせるはず!
そのポイントについてもお話ししていきましょう♪
赤ちゃんの熱中症や水分補給について
繊細な赤ちゃんの体は、体温がどのくらいが平均なのか?熱中症になっている時はどんな症状?水分補給のコツは?
などのお悩みについては、このサイト内のこの記事で詳しく紹介しています!
赤ちゃんの夏の平均体温は? 熱中症になったら?水分補給や体温調節は?
熱中症を防ぐには、水分補給が本当に大事ですよね。
赤ちゃんの暑さ対策のためにも、ぜひ読んでもらいたいです!
室内でも直射日光が赤ちゃんに当たらないようにする
まだ自分で動き回る事ができない赤ちゃんがいる室内で、とくに気をつけておきたいポイントは直射日光です!
室内だから、と油断していると直射日光に当たり続けて赤ちゃんが熱中症に…なんてことにもなりかねません。
目を離しているつもりがなくても、太陽の動きで赤ちゃんが寝ているベビーベッドやお昼寝布団に直射日光が当たってしまうことがあります。
よく過ごす室内に、直射日光が当たってしまうけれどカーテンを閉めると風が通らなくなるのが不安ならばよしずや、グレーがかったUVカットフィルムを利用するのもいい方法です。
我が家のリビングには、UVカットフィルムを一人で貼るのが大変だったので、直射日光が当たる窓にはこんな風によしずをぶら下げています。
夏っぽくて、見た目も涼しげですよね!
今年は百均で朝顔の飾りやフェイクグリーンを買ってきて、ちょっとおしゃれにしてみようと思います♪
空気を循環させ、湿気や熱気を室内にこもらせないようにする
室内の空気に流れがなく、こもってしまうと快適に過ごしにくくなります。
気温は低いけれど湿度が高い日、そんな日は特に空気の循環が暑さ対策のポイントになってきますよ!
部屋の湿気の取り方完全マニュアル!除湿の方法を学んで冬も対策を!
湿度が上がると、熱中症のリスクが高まります。
扇風機やサーキュレーターをうまく使って、室内の空気を循環させて赤ちゃんが快適に過ごせるように工夫してみてくださいね!
夏場の赤ちゃんを着替えさせる時の服装のポイント
子供が赤ちゃんの頃、「汗をかいたらこまめに着替えさせる」ということを意識しよう!と決意したものの、どういう組み合わせがいいのかよくわからなくてとても悩んでいました。
そんな私の経験から、赤ちゃんの夏の服装についてこのサイト内でまとめてみましたよ〜!
赤ちゃんの夏の服装って?肌着は必要?月齢別の着せ方や夜着せる物は?
「ベビー服」と一言でくくってしまいがちですが、ものすごくいろんな種類がありますよね。
それらの組み合わせのパターンについても、月齢別にしっかりお話ししています。
夏の赤ちゃんの暑さ対策に、役立ててもらえたら嬉しいです♪
赤ちゃんの暑さ対策に室内で保冷剤の使用はOK?
暑い時には保冷ジェルの枕や、ひたいに貼る冷感シートが大活躍しますよね!
硬い氷枕のようなものも、昔からありますが…ああいった保冷剤は赤ちゃんに使っても大丈夫なの?と疑問に思いませんか?
硬い保冷剤や、氷枕は赤ちゃんに使っても大丈夫?
大人のように、赤ちゃんに硬い保冷剤にタオルを巻いて首にあてたり、氷枕にカバーをつけて上に寝かせたりということをしてしまうと冷えすぎてしまいます。
保冷剤にタオルをグルグルと巻きつけ、触ってからしばらくしてひんやりと感じるくらいなら、お昼寝の赤ちゃんの枕にしてもいいと思いますが、なるべくなら赤ちゃんでも安心な専用のものを選んであげるといいでしょう。
カンガルーの保冷・保温やわらかシート
こちらは私が愛用していた、保冷も保温もできる保冷剤です。
この商品の素晴らしいところは、冷凍庫でスタンバイしていてもガチガチに硬くならないんです!
また、赤ちゃんでも安心な優しい冷たさ。普通の保冷剤のように、冷えすぎてしまう心配がありません。
さらに、抱っこ紐用の専用カバーがついているので、室内で抱っこ紐を使って抱っこやおんぶをする時に、ママと密着している面にお互い汗をかいてしまう!というシーンで本当にお世話になりました。
授乳の時に赤ちゃんの頭と、頭を支える腕の間に挟んだこともあります。
その場合には、抱っこ紐専用カバーの紐だけ取り外せるので、カバーのみでひんやり授乳ができますよ。
カバーをベビーカー・チャイルドシート用に取り替えればお出かけにも活用できますし、冬場にレンジで温めて保温に使うこともできます。
カチカチに固まる保冷剤や、大人でも長時間使っていると冷えすぎてしまう氷枕ではなく、赤ちゃん専用の保冷剤がおすすめです!
赤ちゃんの暑さ対策は夜にも必要!寝る時の対策はある?
夜寝る時に、エアコンをつけっぱなしにしておくと冷えすぎてしまわないか、とっても心配ですよね。
かといって、エアコンを消してしまうと夜中でも気温が30度あるなんていう時には、熱中症になってしまいます。
- 夜でも28度を超えるような熱帯夜には、エアコンをつける。
- エアコンをつけない場合は、サーキュレーターや扇風機で空気を循環させ空気がこもらないようにする。
この二点は絶対に気をつけておきたいですね。
そして自然な風で寝られる気温の時にも、気になるのが赤ちゃんにかけるものや着せる服装や対策。
このサイト内ではそんなお悩みを解決する、赤ちゃんの夏の布団や寝る時の注意点を紹介しています。
赤ちゃんの夏の布団の選び方は?汗をかく・蹴る・かけない時の対処法やコツ
布団を蹴ってしまったり、かけてくれない時の対策についてもお話しています。
夜だから!と暑いのに無理矢理エアコンを消して寝るのではなく、エアコンをうまく使いながら夏の夜の赤ちゃんの寝る時対策をしっかりとっていきましょう!
赤ちゃんにも安心な暑さ対策グッズが知りたい!
室内での赤ちゃんの暑さ対策、だいぶ謎がとけてきましたが…ここでたっぷりと、赤ちゃんでも使える暑さ対策グッズを紹介したいと思います!
ポイントは「赤ちゃんにも安心」ということ。
夏に出産した私の経験をたっぷりいかした暑さ対策グッズ、ぜひ参考にしてくださいね!
赤ちゃんの寝る時の暑さ対策グッズ
【竹シーツ】
赤ちゃんと一緒に添い寝するママにもおすすめなのが、竹シーツ!
自然の素材そのままなので冷えすぎてしまう心配がありません。
ジェルパッドだと、通気性が悪いので冷えなくなってくると熱がこもってしまいますが、自然の素材だと通気性ばつぐんです。
私が愛用しているのはこちらの竹シーツ。
【竹シーツ】
かなりかたいので、赤ちゃんと寝る時には下に通気性のいいバスタオルなどをしいてあげてくださいね。
【冷感ベビー枕】
赤ちゃんの頭ってほかほかですよね!
夏場は、寝かせているとじっとり汗ばんでしまいます。
そんな時におすすめなのが、ベビー用のひんやり枕。
冷感ベビー枕
リング型になっているので、赤ちゃんの頭が落っこちず安心です。
手洗いができるところもおすすめなポイント!
暑い時間のお昼寝では、かなりお世話になりました♪
【ひんやりガーゼケット】
肌触りのいい、赤ちゃんに優しいガーゼケットにひんやりクールタイプがあるんです。
おやすみクール ひんやりケット ベビーサイズ
これなら汗も吸い取ってくれて通気性がいい上に、ひんやりしているので赤ちゃんも快適に眠れそう。
私はひんやり冷感タイプのガーゼケットを、ベビーカーの日よけにも使っていました。
持ち運びに便利なサイズを選んで、室内だけでなくお出かけにも活用してみると無駄がないですよね!
【保冷バンド】
この太ももに巻く暑さ対策グッズは、小児科の看護師さんに教えてもらいました。
真夏に発熱してしまってほかほかを通り越してアツアツになってしまった赤ちゃんの、太ももの付け根を優しく冷やすことで体全体をクールダウンさせるのにいいよ〜!と教えてもらったのですが、真夏のお昼寝などにも使っていました。
ももアイス
こんな素晴らしい商品があることを全く知らなかったので、即購入!
寝苦しい夜もこれを装着すれば、スヤスヤ…
発熱時にも便利なので、一つ買っておくと安心かもしれません!
【シロップの薬の空き容器】
赤ちゃんが風邪をひいたりして、病院でもらうシロップのお薬が入ってる容器…捨てないでください!
健診の時に保健師さんから聞いた裏技なのですが、「30mlや60mlのシロップの容器に水を入れて軽く凍らせたものにガーゼを巻いて、赤ちゃんの脇の下を冷やすとグズらずに眠れるのよ」とのこと…
さっそくガチガチまでいかないシャーベットくらいに凍らせたお薬の空き容器にガーゼを巻き、暑さでぐずる我が赤ちゃん様の脇の下にINしてみました。
…見事安眠!
脇の下に通っている太い血管を冷やすことで、体全体がひんやりするんですね〜
しかも、小さいのですぐに溶けてしまい冷えすぎる心配がありません。さすが保健師さんですよね!
本当は、赤ちゃん専用の保冷剤が欲しいけれど、赤ちゃんがいると買い物もままならないのですぐに手に入らないこともあると思います。
そんなママには赤ちゃんがいる家庭には必ずと言っていいほどある、シロップのお薬の空き容器!リサイクルしてほしいです!
【しじら織りスリング】
室内でも抱っこ紐を使わないと家事ができない!というママには、スリングも試してみてほしいです。
キュットミーのしじら織りスリング
木綿のしじら織りは、軽くて通気性がいいので夏でも快適です。
私はこのキュットミーというシリーズのしじら織りスリングを使ってたのですが、なれるとおんぶもいけます!
ショップの講習会で、やり方を教えてくれるので行ってみてくださいね♪
動画ではいまいちコツがつかめなかったのですが、講習会で危険のない方法を教えてもらってからは、室内ではもっぱらこのしじら織りのスリングを愛用していました。
まとめ
- 赤ちゃんの暑さ対策、室内でおさえておきたいポイントは?
- 赤ちゃんの暑さ対策に室内で保冷剤の使用はOK?
- 赤ちゃんの暑さ対策は夜にも必要!寝る時の対策はある?
- 赤ちゃんにも安心な暑さ対策グッズが知りたい!
私が出産した数年前よりも、さらに夏の訪れが早くそして猛暑になったのではないかな…と思っています。
このごろの暑さは、自分が子供の頃の感覚でエアコンはもったいない!なんてつけないでいると、一発で体調を崩しかねないくらいですよね。
健診で小児科の先生に、「昔のままの感覚で夏を過ごしてしまうと、赤ちゃんを病気にさせてしまう」とアドバイスをもらったときに、とても腑に落ちました。
でもエアコンをつけるまでもない気温では、迷うことがいっぱい!
今回お話した内容が、少しでもその迷いのお手伝いができていたら…と思います。
話すことのできない赤ちゃんと二人きりの室内って、本当に不安がいっぱいですよね。
さらに猛暑となったらどうしていいかわからない気持ち、すごくよくわかります!
たかが数年ですが、ママたちの不安は尽きることがありません。
私は赤ちゃんが活動するのに適した気温になることを意識して、便利グッズを使いまくっていました。
そのおかげか、暑くて眠れないことや、あせもがいっぱいできてしまうこともなく、なんとか自分で暑いことを伝えられる年齢まで育てられました!
みなさんも、いろいろなものを活用しながら、自分もバテないようしっかり暑さ対策をしてみてくださいね!
コメントを残す