ママとお母さん呼ばせ方はどっちが多い?パパかお父さん切り替え時は?




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あなたは子供にママかお母さんかどっちで呼ばせていますか?

私の周りは、ママの方が多くて理由は乳幼児期の子供が発音しやすいからというのが圧倒的でした。

我が家でも長男が生まれる前は、上記の理由からパパママ呼びにさせようと思っていたんです。

でも、いざ生まれてみると夫が「俺やっぱりパパって風貌じゃないし父ちゃんって呼ばせるわ」と言い出しました。

私「うん。パパって風貌じゃないね。じゃあ私は母ちゃんなの?」

夫「そりゃ、俺が父ちゃんで、そっちだけママは変やん?」

私「そやね」

こんな感じで、我が家は父ちゃん母ちゃんと呼ばせることに決まりました。

 

ママとお母さん、呼ばせ方の割合はどっちが多いの?

 

 

さて、長男が生まれた当初は私の周りの人たちはパパママと呼ばせている家庭が多いように感じましたが、実際全国的にはどっちの方が多いのでしょう。

ベネッセが2009年に自身の教育情報サイトでアンケートを行っています。アンケート対象は高校生以下のお子様がいるベネッセの教育情報サイトのメンバーで、回答者数が1,338人です。

その集計結果を見てみますと、パパママ派が約4割でお父さんお母さん派が約5割です。

お子さんの年齢によっても違ってくるのでしょうが、お父さんお母さん派のほうが若干ですが多いのです。

とはいえ、パパママ派とお父さんお母さん派の勢力は拮抗しています。我が家のような父ちゃん母ちゃん派は少数派です。

少数派の中には子供にあだ名で呼ばれている家庭もありました。こどもがお母さんとうまく言えずに「カーシャ」と呼ぶようになった方や「ままちょろり」と呼ばれている方も!なんだか微笑ましいですね。

 

 

パパママからお父さんお母さんへの切り替え時は?

 

 

パパママからお父さんお母さんへ切り替え時はいつか?非常に悩ましい問題です。

我が家でも長男の入学前に夫と話し合いをした記憶がございます。

結局、「本人が気づいたら自然と呼び方なんて変わるって」という夫の一言で、特に呼び方に対して長男に指導するようなことはありませんでした。

そんな、この春小学3年生になる長男は友達や先生の前ではお父さんお母さんと呼んでいて、家では父ちゃん母ちゃんと呼び分けています。

知り合いの3兄弟も家と外で呼び分けをしているようです。ちなみのここの3兄弟も我が家と同じく父ちゃん母ちゃん派です。

ベネッセのアンケート結果でも「人前ではお父さんお母さん派」が圧倒的に多いんです。子供って意外と柔軟に使い分けができるんですね。

切り替え時期の話に戻しまして、周囲を見回しても長男が生まれたころや、長男が園に通っているときは圧倒的にパパママ呼びが多いように感じましたが、参観などで小学校に行くとパパママは、ほとんど聞きません。

みな、お父さんお母さんです。

どうやら、多くは小学校入学を境に呼び方の切り替えをしているようですね。

どんなふうに切り替えたのかネットを調べてみますと、小学校入学前に呼び方を切り替えるよう子供に指導した家庭と、自然と変わるだろうから、わざわざ子供に指導しない家庭とに二分しています。

 

【ママかお母さんか?私の場合】

 

ちなみに私が子供の頃の話です。これは、なぜかはっきりと覚えているのですが、それは小学校入学前でした。両親が私を呼び、改まってこう言うのです。

「○○(私の名前)も、もう小学生やな。だから今までパパママと呼んでたけど、これからはお父さんお母さんと呼ぶんやで」

この一言で私はこの日からお父さんお母さん呼びに変更したのです。

呼び方を変えるのは少し気恥しくもありましたが、大人の階段を一つ上がったような気がして嬉しくもあった記憶があります。

そして今になって思うのです。この時、両親がこういった話をしてくれなければおそらく私は切り替え時を逃していただろうと。

私は「急にお父さんお母さんって呼んだら変に思われるかな?」とか「大人ぶって、と笑われるかな?」とか些細なことで悩んでしまうタイプのこどもでしたので、切り替えたいと思いつつも、ずっとそのままだっただろうと思うのです。

もしお子さんがこういう繊細なタイプのお子さんならば、両親の方からきっかけを作ってあげた方がいいのかもしれませんね。

 

 

「パパママ」「お父さんお母さん」呼ばせ方は各家庭の個性

 

 

先にも書きましたように、家庭でどのように呼んでいても外ではお父さんお母さんと呼ぶ子供が圧倒的に多い事実があり、大人が下手に心配しなくても子供は、周りの反応で気づき、TPOによって使い分けができるようになります。時には担任の教師から指導されることがあるかもしれません。

ですので呼ばせ方を切り替えるよう指導するのも、本人に任せるのも各家庭の考え方を尊重すればいいと思います。

ただ小学生の子供がTPOに合わせて呼び方を変えていかないようなら、外では「お父さんお母さん」と呼ぶように指導してもいいと思います。

家での呼び方も今後、子供が高校生になり大人になった時「いつまでもママと呼んでいたら困るな」と思えば、切り替えを子供に提案することをおすすめしますし「本人が恥ずかしいと思わない限りは、どう呼んでもらってもかまわない」と思うのならそのままでもいいですね。

子供は呼び方を親から強制されてでもない限り、呼びたいように呼びます。

パパママと呼ばせていてもそのうち「おかん」と呼びだすかもしれませんし、母ちゃんと呼んでくれている我が子もそのうち「ババァ」と呼ぶかもしれません。(いえ、それは許しませんが)

なので、あまり親があれこれ考える必要はないのかもしれませんね。

しかし、呼び方は各家庭の個性が出て面白いですね。

 

まとめ

 

  1. ママとお母さん割合はどっちが多いの?
  2. パパママからお父さんお母さんへの切り替え時は?
  3. 「パパママ」「お父さんお母さん」呼ばせ方は各家庭の個性

 

以上パパママかお父さんお母さんか、呼ばせ方の疑問のまとめです。

パパママもお父さんお母さんも全国的には半々で、切り替え時は大体小学校入学前後ということが分かりましたね。

ですが、あえて切り替えを子供に指導せず子供が自然と気づくまで待つという家庭も多くいますね。

この場合、子供をよく観察し、呼び方の切り替えを指導したほうがいいようなら適切に指導してあげ、自然と切り替わるようなら優しく見守ってあげてください。

 

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東風花
お絵描きと創作が好きな、三兄弟の母です。 子供たちに鍛えられ、か弱い乙女も、いつしか立派な母ちゃんになっておりました。 子育てや日々の出来事をつづったイラストブログ「猫田さんちへようこそ」も書いておりますので、興味のある方もない方も、一度覗いてみてください。 当サイトでは、文章を書くお仕事に携われた事に喜びを感じながら、記事を書かせてもらっております。 読者の方の視線に立った記事が書けるよう、日々精進していきたいと思います。 ※イラストブログ【猫田さんちへようこそ】を運営。リンクは名前から✅

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