柏餅の葉は食べれるの?皆が知りたい真実や意味を全て教えます!




この記事の所要時間: 758

我が家の近くには古くからやっている和菓子屋さんがあります。

徒歩ですぐ行けるので、和菓子大好きな私は子供が赤ちゃんの頃から散歩ついでに買い物に行っていました。

ご主人や奥様とも世間話をするようになり、子供の成長とともに一緒に食べられるものも増え、最近は季節のお菓子をすすめてもらったりしています。

夏は水羊羹、秋はおはぎ。
お正月にはお赤飯やのし餅、春には桜餅。

お雛様のころには、ご主人が作ったかわいい練り切りを買ったりするんですよ!

これからの季節の和菓子といえば、端午の節句の柏餅。

最近、桜餅デビューした我が子が葉っぱをそのまま食べるということにかなり驚いていました。
そうですよね。知らなければびっくりしちゃうのも無理はありません。

子供と一緒に和菓子屋さんでそんな話をしていたのですが、店頭に並び始めた柏餅を見て「この葉っぱも食べるの?」と聞かれました。

…答えに詰まってしまいました!

食べられなくもない…食べる人もいる…?

本来食べるのがマナーなのだろうか…

改めて聞かれると、確かによくわかりません。

これを読んでいる皆さんの中にも、迷っている方はいると思います。

さて、私も曖昧なまま大人になるまで正解を知らなかった柏餅の葉について。
今回は納得いくまで調べ尽くしていきましょう!

 

柏餅に葉っぱを巻く意味って何?

食べる食べないの前に、まずなんで巻いてあるの?という疑問から解決していきましょう!

柏餅は、端午の節句のお祝いの席に出す縁起物の和菓子として有名ですよね。

なぜ端午の節句には柏餅なの?と思われた方、ぜひこちらの記事を読んでみてくださいね♪

 

柏餅が端午の節句に縁起物として登場するようになったルーツや、端午の節句そのものにも触れています。

広く「柏の葉」と呼ばれている柏餅に巻いてある葉ですが、その正体はほとんどサルトリイバラの葉というものなんです。

江戸時代、江戸の町で使われていた柏餅の葉は正しくは「槲(読みは同じカシワ)」で、「柏」とは全く別のもの!

関東でも江戸周辺でしか本物の槲の葉で巻くことはなかったそうで、ほとんどの地域ではサルトリイバラの葉を使っていたようです。

昔は木の葉を広く「かしわ」と呼んでおり、どんな葉っぱで包んでも「柏餅」と言っていたんだそうですよ。

最近は国産のサルトリイバラの葉もコストがかかるため、大きな工場では海外からコナラやホオノキの葉を輸入していることも多いとか。

先ほど紹介した記事を読んでいただければわかるように、柏の葉を巻く理由は縁起物として重宝されているのですが、他にもいろいろな説があります。

 

 

【食べる時に持ちやすいように】

ずばり、持ちやすく手が汚れないから!

上新粉を蒸して作る柏餅は、ちょっとべたっとしていて暖かい日などは余計手について汚れてしまいます。
確かに大きな葉っぱで巻いてあるととっても食べやすいですよね。

 

【保湿効果】

ラップしておくフィルムがない昔には、上新粉を蒸したお餅を出しっ放しにしていたら翌日にはカサカサ・カピカピになってしまったことでしょう!

でも葉っぱでくるっと包んでおけば、自然の植物が持っている水分も手伝って乾燥が防げますね。

 

【香りを楽しむため】

柏餅に使われているサルトリイバラをはじめとした生の葉は独特の芳香があり、柏餅を食べる時にふわっと香ります。

もともと香りの強い葉でお餅を包むことによって、お餅本体にも良い香りがうつります。
季節を楽しむ小粋なアイテムとしても、柏餅の葉は活躍しているんですね。

 

柏餅の葉っぱ…食べる?食べない?

さあ、前置きが長くなってしまいましたが…気になる本題です。

こちらの答えは「食べられなくもないけれど、普通は食べない、これに尽きると思います(笑)

柏餅に巻いてある葉そのものは、食べても問題はないようです。

国産の槲やサルトリイバラの葉などをしっかり洗って作ってあるものなら、なおさら問題はなさそうです。

しかし近年コストの関係などで、海外からの輸入品の場合もあるので、そういった場合には農薬がどのくらい使われているかがわかりません。

そういった観点でもどんな工程を経ているかわからない生の葉っぱは、あまり丸ごと食べないほうがいいのかな?と私は思いました。

そして、どんな種類の葉だとしても大きくてパリっとかたい生の葉はとっても食べにくいです。

柏餅を食べている時にうっかり葉っぱまでかじってしまった!なんて経験はありませんか?

私は何度か体験していますが、かたくて筋張っていて青臭かったり苦かったり…
中身のお餅とあんこの美味しさがあまり感じられないので、私は葉っぱは外して食べています(笑)

 

【どうしても柏餅の葉を食べたい!】

中にはどうしても柏餅の葉を美味しく食べたい!という方もいるでしょう(笑)

先ほどもお話した通り、食べても問題はありません。

いくつか食べるための方法もあるようですよ!

  • しばらく熱湯につけてみる・しっかり水で洗ってから熱湯に10分以上つければ、しんなり柔らかくなって食べやすくなると思います。
  • せいろなどで蒸す・高温の蒸気で柏餅ごと5分程度蒸しておけば、葉も食べやすくなるのではないでしょうか。少しかたくなってしまった柏餅自体もふんわり蘇りそうです。
  • レンジで温める・柏餅に軽く水をかぶせてラップで包んで30秒〜50秒ほどレンジでチン!これで蒸したような状態になります。肉まんなどを温めるプラスチックのレンジ用容器でもいいかもしれませんね。

 

ここまでして食べやすくした柏餅の葉は格別かもしれません!

 

柏餅って作れるの?

和菓子屋さんの公式サイトに、レンジで作る柏餅の作り方が動画で紹介されていました。
https://youtu.be/4Tb6NArIYC0

どうしても柏餅の葉も食べたい!という方は、こんな風に一から自分で作ってみるのも一つのアイデアかも!

先ほど紹介した柏餅の葉を食べる方法もプラスしてスペシャルなオリジナル柏餅を楽しんでみてはどうでしょう?

 

 

桜餅の葉はぜひ食べて!

柏餅の葉を食べる?食べない?論争は、「桜餅の葉は食べるのになんで柏餅は食べないの?」という疑問から発生したのではないかな〜?と私は思っています。

桜の葉は塩漬けにすることによって、クマリンという物質が生成されあの独特の芳香な香りが生みだされます。
それを巻くことで、軽い塩気とあんこの甘さが程よいハーモニーになり、おいしい桜餅ができるんですね。

ですので、ぜひ一緒に食べてほしいところですが…苦手な方はもちろん食べなくてもOK!

茶道の師範をしている母にも聞いたところ、正式なお茶会ではあまり桜餅が出ることはなく、カジュアルなお稽古の場くらいなら出すそうです。

その時に葉を外して食べている人がいても、特に気にならないそう。
みっともない!とかお行儀が悪い!と思われることはないようですよ。

ただ、「美味しいのに食べないの!?」とその席の話題にはなってしまいそうとのこと(笑)

マナー違反なわけではありませんから、自分なりのおいしい食べ方で桜餅を楽しんでくださいね。

自分が子供の頃には、柏餅の葉は食べなくていいと言われたので混乱して桜餅の葉も外して食べていました!
それを家族に、なんで食べないの!と突っ込まれて、さらに混乱…

当時の自分にこの記事を読んでほしいですね(笑)

まとめ

  • 柏餅に葉っぱを巻く意味って何?
  • 柏餅の葉っぱ…食べる?食べない?
  • 柏餅って作れるの?
  • 桜餅の葉はぜひ食べて!

意外と奥深い柏餅の葉の秘密。

食べてはいけない!というわけでなく、食べてもあまり美味しくないよ〜というのが本当のところかなと思いました。

そんな柏餅の葉の真実、我が家でもしっかり子供に教えることができそうです。

私は今年の端午の節句には自分で柏餅を作って、ついでに葉も蒸して食べてみようかな〜!とちょっとワクワクしています(笑)

端午の節句の縁起物として欠かせない柏餅ですから、ぜひ今年のお祝いの席では「食べる?食べない?問題」について話し合って、家族で盛り上がってみては?

それぞれの個性あふれる意見が飛び交ってとっても面白そう!

意外な人が葉までペロリと食べちゃうかもしれませんよ(笑)

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ふじもとつるり

ふじもとつるり

服飾科で裁縫の基本とデザインについて学び、卒業後は創作小物の製作・販売を経て一児の母になりました。今はライターとして、仕事と子育ての両立に日々奮闘しています! 趣味は手芸と製菓。それらの経験をいかした、子育て中ならではの目線の記事をみなさんにお届けできるように頑張りたいと思います。




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