「クリスマスにはサンタさんが来てくれるんだよね？」と言っていた我が子が、どうやら友達に「サンタの正体はパパとママだよ！」と吹き込まれてしまったらしい……！
そんな慌てるパパとママに朗報です！
なんと、世界中を飛びまわるサンタクロースの追跡を「NORAD（北アメリカ航空宇宙防衛司令部）」が60年以上も続けているのです！
近年ではサンタクロース追跡の模様を日本でもインターネットで中継。
戦闘機やイージス艦までも動員する一大プロジェクトなのです。
このサンタクロース追跡作戦、実はアプリもあるんだとか。
これは見逃せません！
Contents
サンタクロース追跡作戦、2018年は？
現時点ではまだ発表されていませんが、間違いなく2018年も追跡プロジェクトは実施されます！
なにしろ60年以上の伝統を誇る一大プロジェクト。
むしろもう「止めるに止められない」という状態になっています！
サンタクロースの動向が公開されるのは、12月1日以降。今はまだサンタさんのプライベートタイムということですね。
きっとトナカイに栄養をつけて、サンタさん自身も筋トレなどに励んでクリスマスに備えているのだろうと推測されます。
なにしろとんでもない速さで空を飛んで世界中を駆け回るのですから、準備にじっくりと時間をかけなければなりませんよね。
さらにサンタのソリは、どんな悪天候でも飛ぶことができる最新のテクノロジーが集結したマシンだとのこと。
そのシステムやメンテナンスはおそらく企業秘密でしょうから、12月の準備段階に入るまでは完全極秘だと思われます。
サンタクロース追跡作戦をNORADが始めたワケ
なぜ北アメリカ航空宇宙防衛司令部、通称NORAD(ノーラッド)がサンタクロース追跡作戦を始めたかといえば、きっかけは百貨店の広告の誤植という、まさかの始まり。
コロラド州にあるカタログ通販に力を入れていたシアーズという百貨店が、クリスマスに「サンタクロースへの直通電話」という子供向けのサービスを実施しようとした際に、なんと広告に掲載した電話番号を間違えてしまったのです。
その間違えた電話番号が、中央防衛航空軍基地の司令長官席への直通電話。偶然にもほどがあります。
子供がサンタクロース宛にかけてきた電話を取ったハリー・シャウプ大佐は、最初は戸惑ったものの、事態を知って速やかに対応しました。
その対応が「サンタが北極を出発して南に向かった形跡がないかを部下にレーダーで探させた」というもの。なんともアメリカらしいエピソードですね。
それからというもの、中央防衛航空軍基地ではサンタを追跡した最新情報を子供たちに伝える任務が伝統に。
そしてそれは、のちに誕生した北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)に引き継がれ、現在もなお伝統のミッションとなっているのです。
サンタクロース追跡、日本にも来てくれるの？
さて、気になるサンタクロースの動向。
何しろ世界中にプレゼントを届けて回るわけですから、アジアの小さな島国である日本にも来てくれているはずですが……。
来ています！
NORADが毎年12月1日14：30（現地時間）に開設する公式特設サイト「NORAD Tracks Santa」（https://www.noradsanta.org/）では、サンタが今どこを飛んでいるかをちゃんと中継してくれています。
もちろん日本の上空も走り抜けていますよ！
しかもサイトは日本語を含む8ヶ国語に対応していますので、英語がわからなくてもバッチリです。
NORADがどうやってサンタを追跡しているのかというと、ソリを引く先頭のトナカイ「ルドルフ君」の真っ赤な鼻からは赤外線が出ているとのこと。なんという生命の神秘。それを衛星で捉えるのです！
それだけでなく、専用のサンタカメラネットワークでサンタクロースの動向もキャッチ。
さらに戦闘機やイージス艦までもが追跡にあたっているという、すべての総力が結集されたプロジェクト。
これだけ最新鋭の技術が揃えば、サンタがどれだけ早く飛び回っても見失うことはありません。
サンタクロース追跡アプリも登場！？
冷戦時代には電話のみだったプロジェクトも、現在ではインターネットで中継されるようになり、ついにはアプリまで登場しました。
その名も「NORAD Tracks Santa」。
今年も12月に入ればアップデートが予想されますので、アプリを入れておけば、外出先でもサンタクロースの動向を追うことができますね。
クリスマスはお出かけ予定がある人も、これで安心です。
App StoreまたはGoogle Playからダウンロードできますよ！
まとめ
- サンタクロース追跡作戦、2018年は？
- サンタクロース追跡作戦をNORADが始めたワケ
- サンタクロースを追跡したら日本にも来ていた！
- サンタクロース追跡アプリも登場！？
クリスマスにはサンタクロースがプレゼントをくれる！
それは子供だけの楽しみではなく、大人も楽しめるイベントなんですね。
今年のクリスマスは、家族みんなでサンタクロースの動向に注目してみるのもいいですね！
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