大掃除のことを考える季節がやってきました。
そうなると、子供がわんぱく盛りの我が家では問題が浮上してきます!
我が家の年少さんの子供は、それはもう元気いっぱい!チョロチョロうろうろ、いつも家の中を駆け回っています。
そんな状況で、大掃除なんて一大イベントを無事に終わらせることができるでしょうか?
年越し前には、やはり大掃除をしておきたい!
でも「大掃除の時に子供が邪魔するので、作業が進まない〜!」、「年末の大掃除の時には、子供にどう対応したらいいの?」など私と同じようなお悩みがあるお母さんたちもいっぱいいると思います。
これらの悩みを解決すべく、私はすでに動き出しています(笑)
普段の掃除を手伝ってもらうことで、大掃除に向けて子供にお手伝いをしてもらうポイントや、簡単に自作できる手作り掃除グッズを使って子供の気分を盛り上げたり…
今回はお母さんの知恵を駆使した、大掃除の子供のお手伝い対策をぜひぜひお伝えしたいと思います!
Contents
大掃除を子供にお手伝いしてもらうメリットは?
私は在宅ワークをしているため、基本的に家事は子供が保育園から帰宅する前にすませてしまいます。
理由はただ一つ、「その方がスムーズだから」です。
掃除をしている最中に話しかけられて、「今忙しいからあとにして」と子供の要求を断るのもかわいそうだし、なにしろ思い通りに進まないのがストレスになると思っていました。
でも!ちょっとびっくりした事があり、そこからちょっとずつ掃除や簡単な洗い物には子供も参加してもらうようになったんです。
それは、園でのおままごとの掃除機の使い方がわからなかったから!
我が家は子供がいる時にどうしても掃除をしなければならない時には、目を離せるお掃除ロボットで床を掃除してしまうし、ちょっとしたゴミはほうきかスティック掃除機。
一応普通の掃除機もあるのですが、子供が見ているところでは出した事がありませんでした。
園での笑い話として保育士さんから教えてもらったんですが、これは一般常識としてまずいな!と思ったんです。
子供が今後、掃除機を使う場面として考えられるのは…
- 子供同士のおままごとで、おもちゃの掃除機で遊ぶ
- 小学校などでクラブに入って、合宿などで掃除のお手伝いをする時に掃除機を使う
- 中学で部活に入り、部室の掃除などをする時に掃除機を使う
- 高校以降は、バイトなどで業務の一環として掃除機を使う
こんな場面で、「家で掃除したことないし、掃除機なんて使った事ないからわかりませ〜ん!」と言い出す子にしないためにも、今から親が掃除をしている姿を見せておくって大事なことなのかもしれません。
無意識に掃除はこうするんだな〜というイメージが、子供に刷り込まれていきますよね。
さらに、大掃除というイベントをきっかけに掃除になじんでもらって、今後お手伝いを日常的にこなしてもらうというのも子供の意識を高めるいい機会。
毎日住んでいる家を大事に、感謝しつつきれいにして、清潔に暮らすことの重要さを子供のうちから知ってもらいたい。
そうすれば、子供も大きくなるにつれ掃除が日常の生活の中に当たり前に存在し、そして自分も掃除をする役割があるのだと気づいてくれるというメリットがあるんじゃないだろうか!
そんな思いで、普段からちょっとずついろいろな方法で子供にも掃除に参加してもらうようにしたところ…年少さんでもかなり戦力になります!
当然まだまだ不器用なので、ちょっとイライラしてしまうこともありますが(笑)
子供がこれから掃除を生活の一部ときちんととらえ、自主的にできるようになるためにも、親がいろいろな掃除の方法を示しながら一緒に実践していくのはとっても大事!
そのためにも、今年の大掃除はぜひ子供にもお手伝いをしてもらって、掃除への目覚めのきっかけにしてほしいなと思います!
このあとは私が実践した、お手伝いをしてもらうためのポイントにも触れていきましょう♪
子供に大掃除のお手伝いをしてもらう時の4つのポイント
大掃除は家族総出の一大イベント!
たとえ、一日で終わらせずに何日かに分けて実行するとしても、子供の目にはいつもと違う光景が広がるので興奮してしまいそうですよね(笑)
そこでテンションが上がったまま、お手伝いもせずまわりをうろうろしていては、子供は遊んでもらえないし大人は邪魔だし…と、悪循環です。
★そこで私が普段から子供と掃除をする時に気をつけている4つのポイントを、大掃除をする際にみなさんにも役立ててもらえるようシェアしたいと思います♪
- 家族全員が楽しく参加できるようスケジュールを立てて盛り上げていく:前日からでもいいので、明日は大掃除をするよと子供に伝え、パパはここを担当してこんなことをやる。ママはここ。あなたはここを…と役割分担を伝えておきましょう。
すると任される嬉しさと、非日常のワクワク感でけっこう子供はノリノリになってくれます。
イラストを交えた計画表を、家族で作ってみるのもいいかもしれませんね! - 大掃除当日は分担を決めて説明したあとは子供に任せる!:子供が分担する場所を決めて、やり方をこまかくわかりやすく教えてあげましょう。そのあとは、ちょっと失敗しても手際が悪くても子供の思うように最後までやらせてあげてください。
そうすると、たとえ少しやり残しがあったりしても、子供本人は達成感を得られますよね!
すると掃除への意欲がますます高まります。
最後までやり遂げたことを褒めてあげてから、「次からはここをこうするとさらによくなるよ!」など、前向きな言葉で修正箇所を伝えてあげるのがよさそうです。 - ダメだしをしない:先ほどもお話したとおり、一通り子供にやらせてみてちょっとでも成果が見えたらとにかく褒める!褒める!褒めまくる!
ダメだったところを挙げていくのではなく、よかったところを徹底的に褒めると、子供だって嬉しいですよね〜!
そして「ありがとう、本当に助かったよ」と、お手伝いをすると家族が喜んでくれるという印象を持ってもらうのも大事ですね。
掃除に対して、自分が手伝うと家族の助けになって喜んでもらえるというイメージを持ってもらえば、今後も自然にお手伝いをしてくれるきっかけになると思います。 - 子供専用の掃除グッズを用意する:子供のテンションをあげるためには「自分だけの掃除グッズ」を用意するというのも大事な事のようです。
子供って「ぼくのもの!私のもの!」というのが大好きですもんね(笑)
普段の掃除を手伝ってもらうためにも、私は子供専用掃除グッズをちまちまと集めていく事にしました。
それについては、このあとしっかりたっぷりお話します!
子供専用お手伝いグッズを作って気分を盛り上げよう!手作りもおすすめ!
子供に「手伝いなさい!」と押し付けるのではなく、自然に楽しく掃除に馴染んでもらうためにも、子供のテンションを上げてくれるようなグッズを揃えておくのもいい方法です!
そのために私は、
- 子供の手でも持ちやすい大きさで、重くないもの。
- 壊れてもいいようなもの。
- 子供が自分で選んで気に入っているもの。
- 実際に掃除する時に効果を得られるもの。
この辺りを意識して、チョイスしていきました。
大掃除におすすめの子供のお手伝いグッズ一例
こちらが、我が家の子供の専用お掃除グッズです!
普段から使っているので、ちょっと使用感がありますが…(笑)
- 子供用エプロン
- 使い捨てのホコリとりブラシ
- ミニサイズのほうきとちりとり
- 雑巾
- それらをしまう容器
エプロンは使ったら、洗濯してクローゼットに。雑巾は洗って干す。
それ以外はピンクの容器にまとめておいて、「掃除をするよ〜」と声をかけると持ってきてもらうということにしました。
子供用のエプロンは、100均の手ぬぐいを一緒に選んで子供の好きな柄をザクザクっと切ってミシンで縫い、紐を通して作ったものです。
自分が選んだ柄なので、早くお手伝いがしたい!と気分が盛り上がるようですよ♪
(このエプロンの作り方はとっても簡単なので、いずれ作り方をこのサイト内で紹介したいと思っています!)
ミニサイズのほうきとちりとりは、100均でも売っていますよね!
一緒に選びに行って、本人が使いたいというものを買ってくるのも楽しそう。
普段はこんな風にまとめてしまっています。
手作りアクリルたわしでもっと子供と楽しく大掃除を!
先ほど私が紹介した掃除グッズの他にも、メラミンスポンジ・使い古しの歯ブラシなども子供には使いやすそうです。
そういった子供が持ちやすく、扱いやすい掃除グッズでお手伝いの気分を盛り上げていきましょう!
さらにさらに、私がおすすめするのは「子供と作る、簡単手作り掃除グッズ」です!
自分が作った掃除グッズなら、大掃除に向けて子供のテンションはマックスになりそうじゃないですか?
これから紹介する手作りアクリルたわし、作り方が簡単なだけでなく、本当に毎日の掃除にもお役に立つこと間違いなしの激推しアイテムなんです!
アクリルたわしに使われている、アクリル毛糸の繊維には、一本につき1000本以上もの単繊維がぎゅっと集まっています。
その単繊維の中にも、さらに細かい溝があり、その溝が汚れをキャッチしかき落とす働きをしてくれます。
アクリル毛糸がどんどん汚れを吸着してくれるので、洗剤を使わなくてもしっかり掃除できるエコなすぐれもの。
そんなアクリルたわしは、水回りの掃除にぴったり!
- 浴槽・洗面所・シンクについた、石鹸カスやカルキのくもりとり
- 洗面器などについた石鹸カスを落とす
- グラスやカップの茶渋を落とす
これらに大活躍してくれるので、各水回りに一つ常備しておくととっても便利。
お手入れもすごく簡単ですよ!
- 水回りの掃除をしたら、軽く水洗いをして風通しの良いところで干す。
- それでも汚れが気になる時には、軽く水洗いをした後にネットに入れて洗濯機で洗う。
- だいたい二ヶ月くらいは毎日使ってもへたらないけれど、へたってきたなと感じたら換気扇やコンロの掃除に使ってそのまま捨てる。(捨て方については、各自治体の指示に従ってください)
素材がアクリルなので、すぐに乾いちゃいます。
窓辺など風通しの良いところにポンと置いておけば、30分もすればカラッと乾くので、毎日使っても手入れが楽!
さっそくそのアクリルたわしの作り方を、画像と一緒に解説していきたいと思います!
アクリルたわしを作るのに必要な道具
材料はとってもシンプル。
- アクリル毛糸
- はさみ(できれば裁ちばさみだと、さらに切りやすい)
この二つのみです!
アクリルたわしは、100均で売っているものでじゅうぶんですよ。
ふつうのはさみでもアクリル毛糸は切れますが、裁ちばさみだとよりスムーズに作業できますので、もし自宅にあれば使ってみてください。
✴︎子供と一緒に作る時には、裁ちばさみの扱いにはじゅうぶん注意してくださいね!
アクリルたわしを作る手順
さあ、さっそく作っていきましょう♪
- まずはアクリル毛糸と裁ちばさみを用意します。
- アクリル毛糸の太さですが、あまりに細くなければどの太さでもお好みでいいと思います。
- 子供の左手にくるくると巻いていきます。自分でやる!と楽しそうです。あまりきつく巻いてしまわないように、気をつけてあげてくださいね。
- 100回くらいくるくると巻きつけたら、毛糸の端を切って手からはずします。
- さすが子供の手で巻いただけあって、とても小さいですね(笑)
この指が通る穴があいている部分を、短く切った毛糸でしばっていきます。 - 短く切った毛糸を、真ん中あたりに置いてだいたいの位置を決めましょう。
- 「わ」の部分が上になるよう、ぎゅっとしばっていきます。一回だけではすぐにほどけてしまうので、固結びをして、念のため反対方向にも固結びしてみると安心です。
- 上下が「わ」のまま、真ん中をしばった状態です。ここから「わ」を切っていきます。
- ぎゅっとかたくしばってあるのを確認してくださいね。ふわっと結ぶとすぐにほどけてしまいます。
- 「わ」の部分に裁ちばさみを入れて真っ二つに切ります。
- 片方を切った状態ですが、こんな感じでボサボサになればOK。
- もう片方の「わ」も二つに切り、ふわっとなるようほぐしてみてください。アクリル毛糸が不揃いなのが気になるようなら、丸くなるようカットしていきましょう。
左は150回くらい巻いたもの。右は100回くらい巻いたものです。
子供が握りやすい大きさですね!
- 毛糸が中途半端にあまってしまったら、途中で違う色を重ねて巻いていくとミックスされて見た目もかわいくなりますよ!
- これはオレンジがなくなってしまったので、途中から子供のチョイスでピンクを足しました。
- 重ねて巻くこと200回くらい。「わ」の部分を切っていきます。
- あ、なんだか色味が華やかでおしゃれですね!これは子供のテンションも上がりそう!
我が子も「かわいい!」と、とってもお気に入りの様子♪
- 大人の手で作れば当然大きいものができるので、大人用に家族みんなでくるくるしてみるのもいいかもしれません!
- 先ほどの子供のものと、全く手順は一緒です。
- これは200回くらい巻きました。ボリュームが欲しい人は、もっと巻いてくださいね。
- 丸くなるよう、ちょっとカットして完成です。
手作りアクリルたわしのちょっとしたアレンジ♪
- ちょっとしたアレンジなのですが、「わ」の部分を片方切らずに残しておくと、取っ手のように掴みやすくなります!
- 出来上がりにリボンを巻くと、なんだか人形みたいでかわいらしいので、子供が選んだリボンを巻いてみてもいいですね。
- この通り、子供の手でもしっかり掴めるので、お手伝いで大活躍しそう!
以上が簡単な手作りアクリルたわしの作り方です!
本当に簡単ですよね〜!これなら、小さい子供とでも楽しく作れちゃうんじゃないでしょうか!
手作りアクリルたわしを使って子供と掃除をしてみよう!
それでは、エプロンをつけてやる気満々の我が子に、実際にアクリルたわしを使って水回りを掃除をしてもらいます!
- まずは腕まくりをして、エプロンを装着!洋服を濡らさないように注意してくださいね。
- 子供が飽きない掃除のコツは「一箇所ずつお願いすること」です。あまりにいろいろと指示すると、混乱するし飽きてしまいます。
今回は洗面器の石鹸カスをとって、ピカピカにしてもらうことにしました!
そのために、まずアクリルたわしとお湯でザッと洗面所を洗っているようです。けっこう本格的ですね(笑) - 大掃除の時期は特に寒いですから、温かいお湯で掃除するようにしましょう。
アクリルたわしで石鹸カスがたまっているところを、ゴシゴシとこすっています。
洗剤いらずなので、無駄に服が汚れず親としても安心です。 - 手で触ってザラザラしているところは、重点的にやってみるようアドバイスしました。
なかなかいい手つきです!
洗いあがりました!
見事石鹸カスを落とし切って、洗面器がつるつるに生まれ変わりました!
子供もとっても満足そう♪
- アクリルたわしで掃除をする時には洗剤を使わないので、やわらかい子供の手で水回りを掃除してもらうのにも安心です。
- 色や大きさを子供の好みにチョイスして、お気に入りを作っておくと、次の掃除を頼む時にもノリノリでOKしてくれるようになりました!
- 簡単で、便利。すぐに完成するアクリルたわしを大掃除に向けてたくさん作ってみてください!
まとめ
- 大掃除を子供にお手伝いしてもらうメリットは?
- 子供に大掃除のお手伝いをしてもらう時の4つのポイント
- 子供専用お手伝いグッズを作って気分を盛り上げよう!手作りもおすすめ!
子供と一緒に大掃除、なんだか大変そう…と逃げていた私ですが、今年からは家族みんなで大掃除を乗り切るためにも、いろいろな工夫をしてみました。
実際に子供に掃除を手伝ってもらうと、まだまだ小さいし無理だろうと決めてかかっていたことでも、なんなくやりとげてしまったりと新しい発見がたくさんありました!
ていねいに教えて、できたことを褒めていくと思わぬ才能を発揮してくれるものなんですね。
こういう子供の新たな一面を見られると、子育てってやっぱり楽しいな〜と思います。
子供に大掃除をお手伝いしてもらうためには、事前に家族みんなで盛り上げながら、ちょっとずつ準備をして気持ちも高めていく。
これがとっても大事なんだな!と、心に刻むことができました。
意外な子供の成長もかいま見れる、大掃除のお手伝い。
アクリルたわしや子供専用グッズを用意して、今年は大掃除を家族で楽しく盛り上げてみませんか?
コメントを残す