窓枠のカビ掃除には重曹がいい!?片栗粉の使い方は?カビ予防も紹介!




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年末が近づくと大掃除が気になってきますが、窓掃除をしようとして窓枠のカビにびっくりしたことはありませんか?

私はびっくりしました。そして、見なかったことにしてしまいたい気持ちになりました。

できればそのままそっとカーテンを閉じてしまいたかったのですが、そういうわけにもいかず……。

 

そんな気の重い窓枠のカビ掃除ですが、重曹を使えば綺麗になっちゃうって知ってましたか?

他にも窓枠のカビには片栗粉を使った裏技があるとか。

この技があれば、憂鬱だった窓枠のカビ掃除ももう怖くありません。

 

では、その手順や窓枠のカビ予防について、どどーんと解説しちゃいます!

 

窓枠のカビ掃除には重曹がいい?

何かと注目されている重曹ですが、もちろん窓枠のカビ掃除にも有効です!

ただしアルミ製のサッシの場合は要注意。

アルミと重曹が反応して黒ずんでしまう場合があるのです。

パッキン部分にカビが発生している場合は、アルミサッシに重曹が付かないようにマスキングしておくと安心です。

 

では、重曹を使った窓枠のカビ掃除手順をご紹介します。

 

用意するもの

  • 重曹
  • クエン酸パウダー(または酢)
  • スプレー用ボトル2本(100均でOK)
  • 雑巾
  • 古い歯ブラシ
  • マスク(胞子を吸い込まないため)

 

まずは重曹スプレーとクエン酸スプレーを作ります。

水100mlに対して重曹小さじ1。

そして水100mlに対してクエン酸小さじ1/2。酢を使う場合は、水100mlに酢50mlです。

それぞれをスプレーボトルに入れて、よく混ぜましょう。

 

用意ができたら、カビの部分にクエン酸(酢)スプレーを吹き付けます。

次に重曹スプレーを吹き付けると、重曹のアルカリ性とクエン酸の酸性が反応して泡が出てきます。

この泡がカビを浮き上がらせてくれるのです。

 

そのまま30分~1時間程度置いて、古い歯ブラシで擦ってみましょう。

最後にきつく絞った雑巾で拭き取ればOK。

スプレーが垂れてきてしまうようなら、キッチンペーパーを乗せてラップで覆ってしまいましょう。

 

液体じゃ今ひとつやりにくいという場合は、重曹ペーストを使ってみましょう。

その場合はスプレー用ボトルは1本で大丈夫。

クエン酸スプレーの作り方は同じですが、重曹ペーストは重曹大さじ2に対して水大さじ1で練り上げます。

これをカビの部分に塗り込み、その上からクエン酸スプレーを吹き付けて、ラップで覆ってしまいます。

1時間ぐらいしたら古い歯ブラシで擦って雑巾で拭き取ればOKです。

 

頑固な窓枠のカビには片栗粉!?

もうひとつ、頑固なカビに強力なアイテムは、片栗粉+塩素系漂白剤です。

ただし塩素系漂白剤もアルミを劣化させますので、アルミサッシの場合はご注意くださいね。

 

用意するもの

  • 片栗粉
  • 塩素系漂白剤
  • ラップ
  • キッチンペーパー
  • 雑巾
  • ゴム手袋
  • マスク(胞子を吸い込まないため)

 

先ほどは重曹ペーストを紹介しましたが、今度は漂白剤ペーストです。

そのために活躍するのが片栗粉。

単に漂白剤をかけるだけに比べて、片栗粉でペースト状にしたものを使うことで、漂白剤をカビの部分に密着させることができるので効果的です。

それだけでなく、ペースト状にすれば液が垂れてしまう心配もありませんのでおすすめです。

 

漂白剤ペーストの作り方は、片栗粉大さじ1、塩素系漂白剤大さじ1。

ちょっと垂れそうだなと感じたら、片栗粉を足して硬めに練りましょう。

カビ掃除の効果をしっかり発揮させるために、作ったらすぐに使いましょう。

 

ペーストができたら、ゴム手袋をしてカビの部分に塗っていきます。

その上からラップを貼り付けて密閉します。

あまり長い時間放置してしまうとパッキンなどが劣化してしまうので、10~20分ぐらいしたらラップを剥がし、濡らしたキッチンペーパーで拭き取ります。

最後に雑巾で水拭きをして、残った漂白剤を取り除きましょう。

 

 

窓枠のカビ予防は?

上記の方法でカビを落とすことはできますが、やっぱりなるべく予防したいですよね。

 

窓枠にカビが発生する最も大きな要因は、湿度です。

梅雨時はもちろんのことですが、冬は特に結露で窓も窓枠も濡れやすくなります。

湿度が高ければ高いほどカビは大喜びして、奥深くまで根を伸ばしていきます。

なんといっても、ホコリすらカビの栄養になってしまうのですから、汚れた窓枠が結露していたらカビにはご馳走です、きっと。あんまり考えたくありませんが。

 

カビの胞子は空気中にいつもあるわけですから、虎視眈々と機会を狙っているのです。

そんなカビのご馳走を作ってしまわないために、しっかり予防しましょう。

 

カビ予防に最も効果的なのは、結露対策です。

部屋の中を暖めれば暖めるほど外気温との差が大きくなり、窓の内側は結露します。

そうならないように、窓に向けて扇風機やサーキュレーターで風を送って空気を動かすことが効果的です。

 

もちろん暖房の温度を上げすぎないことも効果がありますが、窓を少し開けておいて外気を取り込む方法もあります。

 

他にも結露防止グッズを活用する方法もあります。

今は何を選べばいいのか迷うほどにいろいろな結露防止グッズがありますから、いろいろ試してみる楽しみもありますよ。

 

こまめに結露を拭き取るという手もないわけではないですが、それだけをカビ対策とするのは心が折れるでしょうからあまりおすすめできません。

 

まとめ

 

  • 窓枠のカビ掃除には重曹+クエン酸
  • 頑固な窓枠のカビには片栗粉+塩素系漂白剤
  • 窓枠のカビ予防は結露対策が最重要

 

カビは見た目だけの問題ではなく、場合によっては胞子がアレルギーの原因になってしまうことも。

なるべく発生させないようにできればベストですが、発生してしまったら早めにカビ掃除をしてやっつけてしまいましょう。

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