色鮮やかで華やかな見た目と、さまざまな具材がたっぷりと盛られたちらし寿司。
想像しただけでも、おいしそうでニコニコしてしまいます!
ひな祭りが近づくと、街のあちらこちらでテイクアウトのちらし寿司のポスターを見かけます。
やっぱり、ちらし寿司はひな祭りに欠かせないメニューですよね!
女の子にとって、ひな祭りは特別な行事です。
我が家でも、今年はかわいらしく艶やかなちらし寿司を用意して、その成長を祝福したいと思っています。
やっと我が家の子供は、おしゃべりで意思の疎通がスムーズにできるようになってきました!
その子供にひな祭りのお祝いの席に出す行事食の、それぞれの意味を教えてあげたいなあという夢があります。
そのためには、まず華やかなちらし寿司にこめられている意味をわかりやすく教えてみたいのですが…
例えば、鯛の尾頭付きだったら「目出度い(めでたい)」で語呂合わせしているのかな?なんて、簡単に想像できます。
でも、ちらし寿司は…?
ちらし寿司をひな祭りに食べることに意味はあるのか?縁起物である由来やはあるの?
よく考えてみると、ちらし寿司のことを全く知りません!
このページを開いているということは、あなたもこのちらし寿司の意味を知りたがっているということかな?と思います。
今回はひな祭りにちらし寿司を食べる意味、その具材のなぜ?など、ちらし寿司に関することを紐解きながら、ひな祭りのメニューやレシピについてもたっぷりお話していきますので、ぜひお付き合いくださいね!
Contents
ひな祭りにちらし寿司を食べるのにはどんな意味があるの?
私が気になった、ひな祭りにちらし寿司を食べる意味…
いろいろと調べてみましたが、なんと「特に由来はない」そう!
え〜!これだけ世間に浸透している、ちらし寿司!特に由来がないなんてことがあるんですね!
するともっと気になるのが…どうして由来がないにも関わらず、ここまで浸透したのか?ということ!
平安時代には「なれ寿司」という魚介類をお米と一緒に発酵させた、今のお寿司の原型になるものがお祝いの席に出されていたことから、今もお祝いの席にはお寿司が用いられるという説もありますが…
ひな祭りには、普通のお寿司ももちろん出されますが特にポイントになるのは「ちらし寿司」です。
ちらし寿司の中身にはどんな秘密があって、ひな祭りに登場するようになったのかこれからもっともっと深く学んでいきましょう!
ひな祭りのちらし寿司は意味がないのになぜメジャーなの?
お寿司が縁起がいいと言われているワケ
日本でお祝いの席に欠かせないお寿司には、酢飯の上に具材をのせた「握り寿司」がお寿司界のドンですよね!
そのほかにも、押し寿司・巻き寿司・家庭でも気軽にできる手巻き寿司など、いろいろな種類があります。
ちらし寿司もその一つ。
お寿司は昔から、祝いの席などのおめでたい時に食べものでしたが、その理由は漢字の中に隠されています。
『寿(ことぶき)を司る(つかさどる)』という字が、お祝いの席にふさわしい縁起のいい文字だったので、だんだんと定着していったのではないかと言われています。
そしてそして、そんな数あるお寿司の種類の中でも、今回のテーマ「ちらし寿司」がひな祭りに定着したのは、女の子のお祝いにぴったりなお寿司だから!
ちらし寿司はたくさんの具材を『散らす』ことで出来上がるので、見た目がとっても華やかです。
さらに、 使われる具材も縁起のいいものばかりなんですよ!
ちらし寿司に使われている縁起のいい具材あれこれ
縁起のいい具材、とはどういう意味なのでしょうか?
私も最初はピンとこなかったのですが、おせち料理のことを思い出してみるととってもわかりやすかったです♪
おせち料理に入っている黒豆は、「健康でまめに生きる」などの意味がありますよね?
そういったように、ちらし寿司に使われる具材にも、縁起のいい語呂合わせのものがたくさんあるんです。
わかりやすいように、一覧にしてみました!
えび | 腰が曲がるまで、長生きをする |
たまご・いくら | 金運・子宝に恵まれる |
れんこん | 将来・先の見通しがよくなる |
豆 | 健康で、まめに生きる |
しいたけ | 亀甲切りにし、長寿を願う |
菜の花 | 春の訪れを表現する |
ちらし寿司によく使われる具材には、こんな縁起のいい意味があるんですね〜!
菜の花もプラスすれば、緑が映えて春っぽさ満点です。
しいたけは、お煮しめではないので含め煮にしたあとは細かく切って混ぜるレシピが多いですよね。
今回調べてみたら、おせちのしいたけを亀甲切りにすることがとっても縁起がよさそうなので、次のひな祭りでちらし寿司を作るときにはいくつか亀甲切りとかわいい花切りを添えてみようかなと思っています♪
こんな風に簡単に切れるんですね!
これらの縁起のいい具材がたっぷりと使われていること、そしてお寿司自体がその文字からお祝いの席にふさわしいことで、さらに華やかなちらし寿司がひな祭りの定番になっていったのだと思われます!
ちらし寿司の作り方!お雛様にもぴったりな簡単レシピ二つ♪
さあ、ひな祭りにちらし寿司を食べるあれこれについてだいぶわかってきたところで…肝心の作り方についても学んでみましょう♪
次のひな祭りには、私もちらし寿司を作ってみたいのですが、実はそんなに経験がないんです!
でも、安心してください。
今は動画で、手順もわかりやすくしっかり手軽に学ぶことができちゃいます。
こちらのレシピはとってもスタンダードな、華やかなちらし寿司ですね。
分量も一覧になっているので、迷うことがなさそうです。
こちらはちょっとアレンジを加えた、「カップ寿司」です!
これなら見た目も新鮮で、おもてなしメニューにぴったりですね!
スタンダードなレシピか、ちょっと変わったカップ寿司か…
家族やお友達と相談しながら、ひな祭りへの気持ちを盛り上げていくのも楽しそうです♪
行事食にはこんな物も!ひな祭りの伝統メニューを紹介!
ひな祭りのお祝いの席といえば、ちらし寿司!
でも、ちらし寿司だけドーン!と出して、それで終わり。というわけにはいかないですよね(笑)
その他にもひな祭りの行事食として、よくお祝いの席にあがるものにはこんなものがあります!
- はまぐりのお吸い物
- 菱餅
- ひなあられ
- 白酒・甘酒
私もちらし寿司の他にも、これらのメニューで賑やかにひな祭りを彩ってみようと思います!
そして、最近ではお祝い事やパーティーでは定番のケーキもありますね!
ひな祭りが近づくと、ケーキ屋さんにはかわいいお雛様が乗ったケーキがずらりと並びます。
なぜひな祭りにケーキなの?と疑問に思った方は、このサイト内のこちらの記事に、ひな祭りとケーキの関係について詳しくまとめたものがありますので、ぜひご覧ください♪
ひな祭りにケーキはいつから?なぜ食べるの?予約や食べものの由来など疑問を解決!
これだけのご馳走や汁物、スイーツまで揃えば、ひな祭りのパーティもばっちりですね!
まとめ
- ひな祭りにちらし寿司を食べるのにはどんな意味があるの?
- ひな祭りのちらし寿司は意味がないのになぜメジャーなの?
- ちらし寿司の作り方!お雛様にもぴったりな簡単レシピ二つ♪
- 行事食にはこんな物も!ひな祭りの伝統メニューを紹介!
私自身ちょっとあやふやで、子供に教えるにも不安があったひな祭りとちらし寿司の秘密の関係。
今回勉強したことで、しっかりと意味を学ぶことができました!
由来がない!というのは、正直びっくりしてしまいましたが…(笑)
でも、よ〜く調べてみるとその具材の縁起のいい語呂合わせには納得!
子供の成長を願う上でも、親の願いがしっかりこめられた優しさたっぷりのメインメニューになりそうですね。
これから動画をしっかり見て、なんなら何回か練習して作ってみて…ひな祭り本番には愛情たっぷりのちらし寿司で華やかにテーブルを彩ってみたいと思います!
これから私と一緒にちらし寿司に挑戦するみなさんも、一緒にがんばりましょうね♪
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