独身の頃は、あまり「夏バテに効く食べ物」だとか「食材は」とか「どんな栄養素を取ればいいのだろう」とか、考えたこともありませんでしたけどね。
でも、夫がいて子供ができると意識って変わるものですね。
家族の元気は、私次第だ!
と、思うとやっぱり色々と調べますし、色々と工夫するようにもなりましたよね。
だけど、夏はやっぱり冷たい物の摂取や冷房などで胃腸が弱り食欲も落ちますし、結局、夏の中盤あたりから同じような食べやすい、そうめんなどのメニューに落ち着いちゃうんですよね。
あなたもそうじゃないですか?
え?我が家だけ?
ん~。今年は何とか改善したいなぁ。
夫も毎年、夏バテ気味だし……
と、言うことでどんな食べ物が夏バテに効くのか調べてみましたよ。
Contents
夏バテに効く食材って?
夏バテに効く食材と聞いて最初に浮かぶのは、やっぱり「うなぎ」
あと、よく聞くのが「オクラ」ですかね?
上の二つは、やっぱりイメージ通り、うわさ通り夏バテには効果的です!
- うなぎは、疲労回復に効果的なビタミンB群が豊富。また、免疫アップに欠かせないビタミンAも多く含まれています。
- オクラは、ビタミンB群やミネラルの他、ねばねば成分のムチンとペクチンが弱った胃腸を保護し免疫力アップや疲労回復を手助けしてくれますよ。
昔から、夏バテには「うなぎ」と「オクラ」の名前が出るのには、ちゃんと理由があるんですね!
私は、ただただ、好きだから食べていましたが。
いや、好きで、おいしくご飯を食べて、夏バテ予防や解消ができれば言うことなしじゃないですか!
こうなると気になってくるのが「他にも夏バテに効く食材ってあるのかな?」ってことですね。
それを知るためには、まず、夏バテに効く栄養素を知っておく必要がありそうです。
夏バテに効く栄養素を確認しよう!
ではでは、さっそくどんな栄養素が夏バテに効くのか見ていきましょう!
- ビタミンB群
何といってもビタミンB群!
疲労、筋肉痛、肩こりなどは乳酸が蓄積することで起きますが、ビタミンB群はこの乳酸を消費してエネルギーに変えてくれます。
代謝のアップにもビタミンB群は効果的ですよ。
- ナイアシン
ビタミンB群の一種で、水溶性。
疲労軽減、エネルギー作りの他、ストレスや心の疲労の軽減にも役立ってくれます。
自律神経の乱れによる、気分の落ち込みにも効果を発揮してくれますよ。
- たんぱく質
たんぱく質は、血液や筋肉を作る主成分。
体調の維持に欠かせないたんぱく質は、不足すると体力の低下、免疫機能の低下を引き起こします。
体内に蓄積することができないたんぱく質は、毎日こまめに摂取する必要がありますが、脂質や糖質の少ない物を取らないと肥満の原因にもなるので注意が必要ですよ。
- クエン酸
柑橘やお酢などに含まれる酸味成分の一種。
疲れの元の乳酸を分解してくれるクエン酸は、疲労回復に効果があり、またエネルギー生成にも欠かせない栄養素。
食欲増進効果もあり、まさに元気の源ですね。
- ビタミンC
シミの予防に効果的なビタミンC。
紫外線の強い夏には積極的にとりたい栄養素ですね。抗酸化作用も強いので風邪の予防にも効果があります。
またストレス抵抗を高める効果もあるので、自立神経の乱れによる落ち込みを軽減してくれますよ。
- ムチン
ネバネバ成分のムチンは、胃や鼻などの粘膜を保護してくれます。
夏は胃腸が弱りがちなので嬉しい成分ですね。また、疲労回復の他、免疫力を高めるので暑い夏も元気で過ごすことができます。
夏バテに効く食べ物はズバリ!コレ!
では、夏バテに効く栄養素が含まれた食べ物って、どんなものがあるのでしょうか?
順番に見ていきましょう!
- 豚肉
ビタミンBがとても豊富。たんぱく質も取れるので夏バテ予防や解消にピッタリです。
うなぎが希少になってきた今、変わって私たちに元気をくれるのは豚肉かもしれません。
脂身の少ないヒレなどの部位なら、良質なたんぱく質が取れるので特におすすめです。
- 枝豆・豆腐
ビールのお供に欠かせない枝豆。そして暑い日は、冷ややっこで食べたい豆腐にもビタミンB群が豊富に含まれています。
同時にたんぱく質も取れますが、植物性なので脂質や糖質の取りすぎを気にしなくてもいいのが嬉しいですね。
- 青魚・たらこ
ナイアシンとたんぱく質が豊富です。
心身ともに元気が足りないと感じたら、積極的にとって欲しい食材ですね。
- 納豆・山芋・モロヘイヤ
オクラ同様、ねばねば成分ムチンが含まれています。
特にモロヘイヤはビタミンやミネラルなどの栄養素も豊富なので夏バテに効果てきめんです。
ちなみに、昆布のネバネバはフコイダンと言う成分でムチンではありませんが、胃腸を保護してくれるのでこちらも積極的にとりたいですね。
- 夏野菜
夏と言えば夏野菜。
トマトにきゅうり、ゴーヤやスイカ、アスパラにカボチャはビタミンCをはじめビタミン類やミネラルが豊富。
シミ予防や夏バテのストレスの軽減に役立ちます。
また、きゅうり、ゴーヤ、スイカなどのウリ科の食べ物は利尿作用があるイスクエルシトリが含まれているので、体の余分な水分と熱を輩出してくれますよ。
熱中症の予防にも役立ちますよ。
夏バテに効くそうめんレシピ
消化に良くて、冷たくて、さっぱりしていて、食べやすい「そうめん」
夏場はついつい「食欲ないし、暑いしそうめんでいいか」となりがちです。
でも、そうめんばかりでは栄養が偏りがちになるのも事実。
栄養の偏りが、夏バテの元。
つまり、そうめんが夏バテの原因になってるかもしれないのです。
「じゃあ、夏にそうめんはダメなの?」
いえいえ、そんなことありませんよ。
そうめんでも、しっかりと栄養が取ることができれば何も問題がないんですから。
そこで、ここからは「夏バテに効く食材をふんだんに使ったそうめんレシピ」をご提案!
ぜひ参考にしてみてくださいね!
【冷しゃぶと夏野菜のそうめん】
材料(2人分)
- そうめん 2人分
- 豚薄切り(お好きな部位で) 200g
- トマト 大1個
- アスパラ 4本
- なす 1本
- 大葉 お好みで
- めんつゆ お好みの量
作り方
- 豚肉は一度沸騰させたお湯を70度くらいまで下げ茹でる。
- 豚肉は赤みがなくなったらすぐにお湯からあげ、ざるに取る
- 2を流水で洗っておくと、冷めても固くなりません
- トマトを食べやすい大きさにカットしておく
- 大葉は千切りに
- なすとアスパラは食べやすい大きさにカットして水分をしっかり拭き取ったら、片栗粉をまぶして多めの油で揚げ焼き
- そうめんはパッケージの表記通りに茹でザルに開け、しっかり流水で洗っておく
- めんつゆは表記に従いぶっかけつゆの濃度にしておく
- そうめんをお皿に盛り、具材を順に盛り付け、めんつゆをかけたら出来上がり
つゆにごま油を加える、ショウガなどの薬味を加えるなどしても食欲がそそり、おすすめ。
めんつゆの代わりにお好みのドレッシングで食べてもおいしいですよ。
【ぶっかけネバネバそうめん】
材料(2人分)
- そうめん 2人分
- 豆腐 1丁
- オクラ 4本
- モロヘイヤ 1束
- トマト 大玉1個
- 大葉 お好みで
- めんつゆ お好きな分量
作り方
- 豆腐は水切りをし食べやすい大きさにカットしておく
- トマトも食べやすい大きさにカットする
- 大葉は千切りにしておく
- オクラは塩を振り板ずりした後、塩を洗い流し水分をふき取る
- 4をみじん切りにする
- モロヘイヤは葉と茎の部分を分けておく
- 6を塩ゆでする。沸騰したお湯に茎を入れて40秒後に葉を入れて、さらに20秒茹でる
- モロヘイヤをざるにとり粗熱を取ったら、粗目のみじん切りにする
- そうめんを表記どおりに茹で、流水でしっかり洗う
- めんつゆで、ぶっかけつゆを作る
- そうめんを器に盛り、具材を持っていく
- つゆをぶっかければ出来上がり
オクラとモロヘイヤのネバネバでつるんと食べやすく、弱った胃腸も保護してくれるので食欲がないと感じたときにぜひ食べて欲しいレシピです。
まとめ
- おいしく食べて元気になろう
- 夏バテに効く栄養素を知っておこう
- 夏バテに効く食べ物で夏を乗り切ろう
- 夏バテに効くそうめんレシピ
以上が、夏バテに効く食材に関するまとめでした。
暑い夏でも、子供も夫も、もちろんあなたも元気に過ごしてたくさん思い出を作りましょう。
夏休みに食べる、元気ご飯もきっと子供たちの素敵な思い出になってくれますよ!
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