梅雨には種類がある?四季ごと春夏秋冬の名称って?時期はいつ ?




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梅雨といえばジトジトと続く憂鬱な時期ですね。

スッキリとしない天気だし、うっとうしいなってつい本音が出ちゃいます。

一番に考えてしまうのが、洗濯物乾くのかな?

毎日のお弁当の中身もおかずで一苦労・・・。

やたらと眠くていつも以上に寝たり、頭痛がしたりと大変。

そんな憂鬱さもダラダラ続く梅雨シーズンの特徴を掴み、少しでも楽しく過ごせたらいいですよね。

今回は、梅雨シーズンに知っておくと会話の話題として便利な梅雨の種類に関するお話です。

梅雨に種類があるって知っている人ってそんなに多くないのではないでしょうか?

一年の中で、四季の変わり目には必ず長雨が振ります。

実はそれぞれに名前がしっかりとついていますので、今回はその名称と特徴をしっかりと確認しておきましょう!

 

梅雨には種類があるのを知っていますか?

改めて過ごしにくい時期、梅雨到来ですね。

梅雨ってどうして梅雨というの?雨でよくない?

単純にそう思いませんか?この雨に関する呼び名、言葉って実は90種類以上あるんです!

例えば、梅雨だけでもこんなにあります。

  • 空梅雨
  • 筍梅雨
  • 照り梅雨
  • 梅雨寒
  • 梅の雨
  • 五月雨
  • さつき川
  • 青梅雨
  • 出梅
  • 梅霖
  • 走り梅雨
  • 送り梅雨
  • 戻り梅雨
  • 虎が梅雨

 

日本では古くから俳句の季語として、雨について様々な呼び名で語られているんですって。

その中で梅雨には、大きく春夏秋冬の四季ごとに4つの種類があります。

この4つの種類についてお話したいと思います。

 

 

春の梅雨

名称:菜種梅雨(なたねづゆ)

時期:3月下~4月上旬

特徴:

別名「催花雨(さいかう)」と言い、菜の花が咲く頃という意味で太平洋高気圧の縁に沿うような形で前線が停滞して雨が降りやすくなる特徴があると言われています。集中豪雨をみたりすることは少ないが、雨、曇りの日が多い。

スッキリしない天気が毎日続くと気持ちも重たいですね。

そんなスッキリしない期間は比較的短く、場所も東北地方より北はあまり見られない特徴があるとも言われています。

春の季節に欠かせない、チューリップや桜が見頃で、空模様があまりにも悪くてがっかりすることありますよね。花びらについた雨粒が綺麗に見えるのですが、桜となると散ってしまうのが本当に残念で、、、

タイミングの問題もありますが、晴れた状態で花見が出来たら言うことなしの万々歳ですよね!

 

夏の梅雨

名称:走り梅雨、梅雨

時期:5月中~7月中

特徴:

最も一般的な梅雨です。

「走り梅雨」は馴染みがないかもしれませんが、これは梅雨本番よりも少し早い5月に降る雨のことで、先駆けて訪れることがその由来と解釈されいます。

そして、本番の「梅雨」は日本列島が南北に細長いため、期間がほぼ40日と物凄く長く続きます。

例年、関東地方が梅雨入りすると暫くしてから沖縄が梅雨明けするという地域によって時期にも違いに特徴があります。

この時期は集中豪雨が起こりやすく、激しい雨が数日続いたり、ゲリラ豪雨が起こるのもこの時期の独特な現象です。

40日と長期間続くと梅雨を表す数々の言葉もでてくるのです。

・例年と比べて降水量が少ない年に使われる、空梅雨。

・天気がスッキリしない年に使われる、陰性の梅雨。(菜種梅雨に似てる)

・晴れと雨の天気がハッキリとしている年に使われる、陽性の梅雨。

・梅雨の本番直前に雨が連日続く時に使われる、走り梅雨。

・最近では一般的になっていますが、かつてはこのような認知度も出現率も現在ほどではない、ゲリラ豪雨。

夏を目の前に、雨ばかり、、、憂鬱な気分になるかと思いきや、レインコートに長靴を履いて元気にはしゃぐ子供たちを見掛けると嫌いな雨も少し好きになった気もします。

ワクワクしながら遊ぶ姿を目の前にすると、特別に感じてしまうんでしょうね。

 

秋の梅雨

名称:すすき雨

時期:8月~10月上旬

特徴:

すすきが見られる時期なので、別名「秋の長雨」とも言われています。

そのほかにも、「秋雨(あきさめ)」、「秋霖(しゅうりん)」とも呼ばれます。

夏に本州を覆っていた太平洋高気圧の南下に伴い、北から南へ張り出してくる

大陸高気圧が原因で起こります。

降り始めは勢いが強いですが、後半は弱くなっていくのが一般的みたいです。

わかりやすく言えば、「いつの間にか始まって、いつの間にか終わっている」

みたいな感じです。

 

冬の梅雨

名称:山茶花(さざんか)梅雨

時期:11月下旬~12月上旬

特徴:

さざんかの咲く頃なのでそのまま山茶花梅雨と呼ばれています。

とても期間が短いのとさほど天気の崩れがないため、4種の梅雨中で一番知名度が低い特徴があります。

よく観察をしておかないと気が付かないうちに終わっていることもあるそうです。

冬独特の安定した天気に、気持ち雨の日が多いかな?って感じです。

 

 

梅雨の季節っていつ?覚え方は?

梅雨の時期の決定って毎年ズレがありますよね。

気象庁が梅雨の季節が過ぎてから、実際の天気経過を観察して決定される仕組みになっています。

なので、梅雨の季節をハッキリと決めちゃうのは難しいことなのです。

春でもない・・・

夏でもない・・・じゃぁ、考えられるのはどちらでもない「季節の変わり目」です!

しかも、季節の変わり目って雨が多いと感じる人が多くもあるのですよ。

実際に上で紹介した四季ごとの梅雨の時期って、季節の変わり目の時期になっていますよね。

年によって、1ヶ月くらいの誤差が出て来るものなので気温の変化を気にしながら過ごして入れば、大体の梅雨時期が予測できそうですね。

気温の寒暖差も激しいので服装と体調管理も十分気を付けないといけませんが、雨でも四季を感じるってうっとうしいだけじゃなく、楽しく梅雨を過ごせそうですね。

 

まとめ

  • 梅雨は四季ごと春夏秋冬で呼び方が異なる
  • 梅雨時期は季節の変わり目

 

今回は普段馴染みのない四季毎の梅雨に関して紹介しました。

知識として語るもよし、一年の天気を把握してスケジュールを立てるのもよし、生活の知恵として活用して頂ければと思います。

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