赤ちゃんの柔らかな肌を見つめていると「守ってあげたい!このピュアさ!」などと思いますが(笑)
実際、赤ちゃんは大人と比べて肌のバリア機能が未熟ですので紫外の影響を強く受けます。
なのでしっかりと日焼け対策をしてあげなければなりません。
でもどうやって赤ちゃんに日焼けの対策をしてあげたらいいのでしょう?
そこで今回は、日焼け止めに有効なグッズや日焼け防止に適した服装。そして、日焼け後のケアの仕方など、赤ちゃんのためにできるUVケアについてお話していきたいと思います。
Contents
赤ちゃんに日焼け対策が必要な理由
私が子供の時はまだまだ日焼け=健康の認識がありましたが、紫外線量が多くなった最近では日焼けのデメリットに目を向けなければならなくなってきました。
【紫外線によるデメリット】
紫外線を多く浴びることによるデメリットは以下の4つです。
- 皮膚がん:発症率があがります。また発祥年齢も若年化する傾向があります。
- 白内障:これも発症率があがってしまいます。
- 免疫機能の低下:感染症にり患しやすくなり重症化しやすくなります。
- 肌の老化促進:きめが粗くなる他、しみ、しわ、たるみが若いうち肌に現れます。
【紫外線の強い時間の外出は避けましょう】
怖い紫外線。
ですが日光を浴びることでビタミンDが生成されることや、外遊びで得られる学びや心身の健康のことを考えると「じゃあ、赤ちゃんを連れて外に出ない!」というわけにはいきませんね。
特にビタミンDは骨にカルシウムを取り込むのに必要な栄養素ですが、現代っ子は不足しがちだと言われているので、適度な日光浴でビタミンDを作りたいですね。
ただ、外出時に気を付けたいのが紫外線量の多い時間帯の外出。
4月から9月の晴天時の10時~2時は特に紫外線量が多いと言われています。
この時間は不要不急の外出は避けるようにしてくださいね。
夏のお散歩は出来る限り朝の早い時間か夕方以降にしてあげましょう。
どうしてもこの時間に外出しなければいけない時はUV対策グッズや服装で、紫外線対策をしましょう。
赤ちゃんの日焼けはグッズや服装で防ごう
では、紫外線対策にはどんなグッズを使ってどんな服装で防げばいいのでしょう。
【紫外線を防ぐ服装って?】
直射日光を防ぐ長袖長ズボンが好ましいですね。
選ぶポイントは薄手で通気性が高い物。
また汗を良く吸う素材であったり速乾性の物であれば、なおいいですね。
熱中症も怖いですのであまり徹底させすぎるのも禁物。
UVパーカーなどがあれば脱ぎ着しやすいのでおすすめです。
またプールや海水浴は、特に日差しを強く感じますし長い時間日光の下にいますのでラッシュガードの着用させてあげましょう。
【日焼け止めはいつから使える?】
どうしても長袖を嫌がるようでしたら、日焼け止めを使用しましょう。
ところで日焼け止めっていつから使えるのでしょうか?
生後0カ月の頃から使える物もありますが、赤ちゃん用の日焼け止めは商品によって使える月齢が決まっていますので必ず説明文を読んで購入しましょう。
選ぶ際に気を付けて欲しいことは以下の4つです。
- 大人用の日焼け止めは使わない
- 無着色無香料
- ノンケミカル
- 紫外線吸収剤未使用
使う際は必ずパッチテストをしてからにしましょう。
また、日焼け止めは赤ちゃんの肌に負担になるので強さの違う日焼け止めを使い分けるようにしましょう。朝夕のお散歩ならSPF10の物で十分ですよ。
後は、使用量を守って適量をムラなく塗ることとと、こまめに汗を拭き2時間を目安に塗り直ししてあげることも忘れずに。
【グッズをうまく使って日焼け対策】
日焼けの対策は服装や日焼け止めだけでなく、グッズをうまく使えばさらに効果的です。
- 帽子とベビーサングラス
紫外線だけでなく熱中症対策としても有効なのが帽子です。
選ぶ基準はつばが広く通気性の良い物。汗をかくので丸洗いできる物もおすすめです。
目への紫外線の影響を考えるとベビー用のサングラスも一本用意しておきたいですね。
海辺やプールなど特に紫外線を強く感じるところで使用したいですね。
- 抱っこ紐使用時は日傘
抱っこ紐で抱っこやおんぶをしているときは日傘を使うのがおすすめです。
日陰が作れるので熱中症対策にもなりますし、ママの日焼けも同時に予防出来て嬉しいですね。
- 日よけ付きのベビーカーを選ぶ
お出かけに欠かせないベビーカーは、日よけの付いたものを選びましょう。
どの位置に太陽があってもしっかりと日陰を作ってくれる幌タイプの物がいいでしょう。
照り返しの紫外線予防に足元にタオルを掛けてあげることや、足に日焼け止めを塗ることを忘れずに。
赤ちゃんが日焼けした後のケアってどうするの?
多少の日焼けならローションを塗るなどの毎日のスキンケアで十分ですが、赤ちゃんの肌が赤くなってしまうほど日焼けしてしまったら、どのようにケアしてあげればいいのでしょう。
【日焼け後のケア3ステップ】
- 冷やす
日焼けはごく軽度の「やけど」です。
日焼け後は濡らしたタオルを肌に当ててあげる、またはタオルを巻いた保冷剤で冷やしてあげましょう
冷やしたベビーローションをパッティングしてあげるのも効果的です。
- 保湿
日焼け後のケアで次に必要なのが保湿です。
日焼けによる肌荒れの防止やターンオーバーの促進に役立ってくれます。
ベビーローションやワセリン、シアバターなど赤ちゃんにも使える保湿剤でしっかりケアしてあげましょう。
我が家ではオロナインH軟膏を使っていました。保湿と同時に肌の保護もしてくれ、やけどにも効果があるのでおすすめですよ。
- 水分補給
日焼け後は肌も体も詩文が失われやすい状態です。
しっかりと水分補給をしてあげると、日焼け後の回復も早くなりますよ。
【日焼けがひどい時は皮膚科へ】
あまりに日焼けがひどい時や日焼け後、肌に異常が見られた場合はすぐに小児皮膚科か小児科を受診しましょう。
また日焼けは思った以上に赤ちゃんにダメージがあるので、日焼けした日の昼間は元気でも夜間や翌日、発熱する、ぐったりするなどの症状がみられる場合があります。
こういう場合も必ず病院に行くようにしましょう。
まとめ
- 日焼けは赤ちゃんにとって負担が大きいのでしっかりと対策を
- グッズや日焼け対策に適した服装でお出かけしましょう
- 日焼け後のケアも忘れずに
以上が赤ちゃんの日焼け対策とケアの方法でした。
正しい日焼けの対策とケアを知って、赤ちゃんとの楽しい夏の思い出をたくさん作りたいですね。
コメントを残す