子供の忘れ物は届ける方がいい?治らないうっかりの対策は?我が家の実例!




この記事の所要時間: 62

あなたに質問です。

「子供の忘れ物、届けに行きますか?」

これはそれぞれの親の考え、そして世代間の考えの違いなどもありとても悩ましいテーマですよね。

我が家の長男。現在小学3年生は、すごく忘れ物が多い子で学校に持っていくのも忘れるけれど、学校から持って帰ってくるのも忘れるような子です。(最近ではだいぶマシになってきましたが)

今回は、そんな困った我が家の長男の例を交えながらこの悩ましいテーマについて考えていきましょう。

忘れ物が治らない子供への接し方、対処方法なども合わせて紹介していきましょうね。

 

子供の忘れ物は届ける方がいいのか?

 

 

「子供に忘れ物を届ける方がいいのか?」

ズバリ!

持って行かないと周りに迷惑がかかりそうな忘れ物は届けに行く!

我が家は、このスタイルです。

もちろん、ここに至るまでに紆余曲折がありましたけどね。

では、なぜ我が家はこのスタイルに落ち着いたのでしょうか?

 

【失敗は学び】

 

「失敗は学び」らしいですよ?

うっかり者の長男のおかげで、忘れ物問題については一通り悩みつくした私。

いろいろとネットを検索し、育児書を読み漁るうちにたどり着いたのが「子供は失敗から色んなことを学ぶ」という教えでした。

恥ずかしい思いをして「今度は忘れないように気を付けよう」と思うのは「気づき」という学び。

忘れ物したから先生や友達に勇気を出して「貸して」って言えるようになるのは「人に頼る方法を知る」という学び。

家に帰ってきたら「また忘れ物して!」て怒られて「何をやってるんだろうな自分は」と思うのは「反省する」という学び。

忘れ物をすれば子供が困るからとか、可哀そうだとか言う理由でいちいち忘れ物を届けるのはこの成長のチャンスを奪っているのだそうですよ。

 

 

【届ける物、届けなくていい物】

 

 

では、届けた方がいいものと届けなくていいものはどのように判断すればいいでしょうか?

我が家の例をあげますと、

  • プリントや連絡ノートに「持ってきてください」と先生から連絡のあった物。
  • 借りられない物。

これらは、届けてあげた方がいいかもしれませんね。

教科書や筆箱などは、届けなくてもいいでしょう。

長男がよく忘れていく水筒は、学校側が、用務員室の前にいつでも誰でも飲めるお茶を常備して下さっていることを確認済みなので届けないです。

でも、学校に水分が用意されていないようなら(特に夏場は)持って行ってあげてくださいね。

 

子供の忘れ物が治らない!

 

 

中には失敗から何も学ばない、のんきな子供もいますね。

ええ、我が家の長男のことですがね!

我が家の長男は忘れ物をしても特に恥ずかしいと思わないようで「なかったら借りればいいや」「まあ、なんとかなるでしょ」くらいの気楽な感じで日々を過ごしておられます。

なので、毎日、毎日口うるさく声掛けをしてても忘れることがあるんです。

なんなら持って行ったと思ったら、集合場所のベンチに置いたまま学校に行ってしまうことも!

「だから、水筒は肩にかける!っていつも言ってるやろ!」

そんな彼は、

「興味や関心が移り替わりやすく、気が散りやすい」「整理整頓ができない」「すぐ空想世界に飛んでいく」などの特徴があります。

あなたのお子様もあてはまりませんか?

こんなタイプは、とにかく根気よく言い聞かせることと学校との連携を深めておくことが大事です。

私は毎年、学級担任には彼がうっかり屋であることをしっかりと伝え、気が付いたら声掛けしていただくようお願いしています。

 

 

子供の忘れ物対策で効果的な方法は?

 

 

「低学年の頃の忘れ物は親の責任ですよ」

これは私が、長男が1年生の時に担任の先生に言われた言葉です。

本当、反省しましたし色々と考えさせられました。

ちなみに次男は今、長男が1年の時と同じ先生に担任してもらっています。

なので「忘れ物」に対して並々ならぬ思いがあるのです。そんな私が実践している忘れ物対策とは!

 

【自分の持ち物に責任を持たせる】

 

そのためには親子でしっかりと持ち物の管理をすることが大切です。

 

  • 帰ってきたらカバンの中身を空にする
  • 宿題はすぐに済ませる
  • 筆記用具は家用の物も用意する
  • 時間割合わせは親子で一緒にする

 

上の3つは整理整頓をするためです。

机の上がごちゃごちゃしていると、どこに何があるか分からず忘れ物の原因になりますからね。

実は宿題をすぐに済ませるのも整理整頓には大事なことです。宿題をするのにも教科書ノート、プリントなどを出さなければいけませんから時間割を合わせる前に済ませておくのが鉄則です。

そして最後の項目は、確認のためですね。

時間割合わせを親だけがやってしまうと子供が自分のカバンに何が入っているか分からないので、持ち物に責任を持てないので、よくありません。

子供がちゃんと持ち物を確認しながら時間割を合わせることと、親が最後にしっかりと確認してあげることが忘れ物をなくす第一歩です。

これらの項目を徹底しているおかげか、次男は忘れ物もなく、ちゃんと自分の持ち物を管理してくれていますよ。

 

まとめ

 

  • 子供の忘れ物は届ける方がいいのか?
  • 子供の忘れ物が治らない!
  • 「子供の忘れ物対策」効果的な方法は?

 

以上が「子供の忘れ物を届けるのか?」の疑問の答えと、子供の忘れ物対策のまとめです。

子供の忘れ物(失敗)にも、学びがあることが分かりましたね。責任感を育てるためにも「借りられないもの」「学校から必ず持ってくるように言われた物」以外は、極力忘れ物を届けないようにしましょう。

そしてそもそも忘れ物をなくすためには、過保護すぎもいけないし放任するのもいけないといこと。私も、これを忘れないようにしていきたいと思います。

 

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東風花
お絵描きと創作が好きな、三兄弟の母です。 子供たちに鍛えられ、か弱い乙女も、いつしか立派な母ちゃんになっておりました。 子育てや日々の出来事をつづったイラストブログ「猫田さんちへようこそ」も書いておりますので、興味のある方もない方も、一度覗いてみてください。 当サイトでは、文章を書くお仕事に携われた事に喜びを感じながら、記事を書かせてもらっております。 読者の方の視線に立った記事が書けるよう、日々精進していきたいと思います。 ※イラストブログ【猫田さんちへようこそ】を運営。リンクは名前から✅

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