揚げ物油の処理簡単4つの方法!固める!新聞紙で!牛乳パックで!石鹸水に?




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先日、揚げ物油の保存について記事を書かせていただきました。

揚げ物油の保存法って知ってる?容器はどれがいい?いつまで持つの?

揚げ油の扱いで面倒くさいのが、この使用後の油の保存と処理の方法ではないでしょうか?

酸化の具合や汚れ具合でも変わりますが、大体2~3回使ったら交換時期になる揚げ物油。

もし、簡単に処理することができれば、揚げ物のハードルはグンと下がって、もっと献立にレパートリーが増えるんではないでしょか?

そこで、今回は揚げ物油の処理を簡単にする方法をまとめてみました!

改めて調査いるうちに、

  • 簡単に固める方法
  • 新聞紙やキッチンペーパーを使って吸い取る方法
  • 牛乳パックやペットボトルに入れてそのまま捨てる方法
  • 石鹸水に変えちゃう魔法のグッズなど

など様々な手法があることが確認できましたので、順番に紹介していきたいと思います!

ぜひ、参考にしてくださいね!

 

揚げ油の処理に簡単な方法はあるのか?

 

 

面倒くさい揚げ物油の処理。

パッと思いつくのが以下の3つの方法です。

  • 固める方法
  • 吸わせる方法
  • そのまま捨てる方法

まずは、この3つの方法の簡単な処理の仕方を紹介していきましょう!

あっ!

そうそう!間違っても油をそのまま排水溝に流すのはやめてくださいね!

「油と洗剤を混ぜるとサラサラしてくるので、もう油じゃないのでは?だから流してもいいんじゃないの?」

などと、勘違いされている方もおられるようですが、洗剤と油を混ぜても「乳化」するだけなので油であることには変わりません。

♦洗剤と混ざった油も冷めると固まり排水溝が詰まりますし

♦海や川に流出すると環境汚染につながりますし

♦下水上の処理機能が低下し、解消するのに無駄な税金がかかってしまいます

ですので、絶対にやめてくださいね!

 

 

揚げ油の処理「固める」方法

 

 

揚げ油を固めて処理する方法で、すぐに思いつくのが「固めるテンプルン」などの油の凝固剤

大量の油を一度に処理するときに大変便利です。

なんと、100均でも凝固剤は手に入るんですよ!

凝固剤は、油が熱いうちに入れ溶かし、冷めると固まるのでそのまま可燃ごみとして捨てることができ、とても簡単ですね!

油かすも一緒に固まるので、捨てた後の鍋の掃除も楽だし言うことなしです!

 

【油が少量なら片栗粉や小麦粉で固める】

 

固めて処理する方法に、片栗粉や小麦粉で固める方法があります。

凝固剤の買い置きを忘れていた時や、油が少量の時など身近にある片栗粉や小麦粉が使えると、便利ですよね。

手順はこうです!

  1. 油と同量の片栗粉や小麦粉を温かいうちに入れ、混ぜる
  2. 冷めるとドロッと固まります
  3. ビニール袋に入れ可燃ごみとして捨てる

 

揚げ油の処理は「新聞紙」などで吸わせる

 

 

我が家で一番よくする揚げ油の処理方法は「吸わせる」方法です。

少量の油なら、この方法が一番簡単だと思います。

我が家のやり方は、とても一般的で油が冷めたら、市販の廃油処理パッドで油を吸わせて、あとは、キッチンペーパーなどできれいに拭きとる方法です。

これも、可燃ごみとして捨てられます。

他にも身近にあるものでも油を吸わせることができますよ。

例えば、

  • 新聞紙
  • キッチンペーパー
  • トイレットペーパー
  • 漫画雑誌

です。

手順は

  1. ポリ袋に新聞紙などを入れる
  2. 冷めた油を流しいれます
  3. ポリ袋はしっかり縛りガムテープを巻くなどして油が漏れないようにする
  4. 一晩置き、油を吸いきったら可燃ごみとして捨てる

 

揚げ物油を吸わせる時は、発火の恐れがあるので、必ず油が冷めてから吸わせましょう。

 

揚げ物油の処理は「牛乳パック」を利用して

 

 

揚げ物油をそのまま捨てる方法で使用できるのが牛乳パックやペットボトル。

他にも二重にしたポリ袋なども利用できます。

そのまま捨てるときは、必ず油が漏れ出ることのないよう細心の注意を払ってくださいね。

では、手順を見てみましょう。

  1. 牛乳パック、ペットボトル、ポリ袋などを用意する
  2. 入れ物の底に水分を含ませた新聞紙かキッチンペーパーを敷く(自然発火を防ぐため)
  3. ポリ袋は穴が開いていないか念入りにチェックし、二重にしましょう
  4. じゅうぶんに冷めた揚げ物油を入れ物に入れる
  5. 牛乳パックはガムテープなどでしっかり封をします

 

ポリ袋なら多くの量の油も処理できそうですが、量が多いと袋に圧力がかかり破裂する恐れがありますので避けましょう。

ペットボトルやポリ袋は、可燃ごみとして捨てられない自治体もありますので注意が必要です。

 

 

揚げ油の処理は「石鹸水」にして

 

 

昔、私の母親が地元の行事にて「てんぷら油で石鹸作り」をしたことがありました。

廃油から石鹸を作れると言うのはとても有名ですし、捨てるはずの物で石鹸を作れるなんてエコですよね?

でも、この、油から石鹸を作る方法は大変手間がいりますし、購入に印鑑とサインが必要な劇薬「苛性ソーダ」が要るのです。

しかも、廃油から作った石鹸は独特な臭いがあり使い道に困ります

なので、揚げ物油の処理として石鹸を作る方法はおすすめしません。

 

【揚げ物油が洗剤になるグッズがあるって知ってる?】

 

油にある液体と水を加えるだけでせっけん液(洗剤)になるグッズがあるって、ご存知でしたか?

私は知りませんでしたが、このグッズ非常に革命的なんです。

商品の名前は「アブラトールジョイ

使い方は冷めた揚げ物油にアブラトールジョイと水道水を混ぜるだけ!

あっという間にせっけん液に変わるようです。

その後の処理は、そのままシンクに流してしまえばOKなんです!

なんて簡単!

しかも、できたせっけん液は除菌と消臭の効果があるので、シンクに流せば排水管のお掃除になります。

原液は頑固な油汚れにも抜群の効果を発揮するので、一家に一本欲しい商品ですね!

近所のお店に置いてないことが多いと思いますので、ネットでの購入をおすすめします。

 

まとめ

 

 

  • 使い終わった油は絶対にシンクに流さないでね
  • 凝固剤や身近なもので油を固めて処理する
  • 揚げ物油を新聞紙などに吸わせて処理する
  • 揚げ物油を牛乳パックなどに密封して処理する
  • 揚げ物油をせっけん液にできるグッズがある

 

以上が、揚げ物油の処理の簡単な方法でした!

意外と色々とある処理方法。自分が一番やりやすい処理方法を見つけて揚げ物をもっと楽しみましょう!

私はやっぱり「アブラトールジョイ」が気になりますね!

今度買ってみよう!

 

使用後の揚げ物油。自治体によっては資源として回収している場合があります。

気になる方は各自治体に確認してくださいね。

 

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東風花
お絵描きと創作が好きな、三兄弟の母です。 子供たちに鍛えられ、か弱い乙女も、いつしか立派な母ちゃんになっておりました。 子育てや日々の出来事をつづったイラストブログ「猫田さんちへようこそ」も書いておりますので、興味のある方もない方も、一度覗いてみてください。 当サイトでは、文章を書くお仕事に携われた事に喜びを感じながら、記事を書かせてもらっております。 読者の方の視線に立った記事が書けるよう、日々精進していきたいと思います。 ※イラストブログ【猫田さんちへようこそ】を運営。リンクは名前から✅

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