家庭菜園!土づくりの難関?畑の石を除去する方法と畝立てまで解説!




この記事の所要時間: 638

我が家の小さな庭も、根気よく土作りをしたおかげで理想的な菜園へと近づいてきました。

もともと畑を作ることを考慮していない土地で、鍬を入れるのも困難な土でしたし石もごろごろ。

この石を除去するのが、また一苦労でした。

そこで「我が家の庭にも憧れの家庭菜園を!」と考えてらっしゃるあなたのために!

今回は土づくりと石の除去の方法をメインにして、庭に畑を作る方法を紹介していきます。

 

家庭菜園の土づくりを石がはばむ!

 

 

「よし!ここに菜園を作るぞ!」

と意気込んだはいいけど、畑を作るためにはまず何が必要なのでしょう。

まずはざっと必要な道具をあげていきましょう。

  • 鍬やスコップ
  • 草刈鎌
  • ふるい
  • 土壌改良剤(または石灰や有機肥料)
  • 軍手などの手袋
  • 日よけの帽子

 

では、土づくりを始めましょう。

まず畑をどれくらいの大きさにするのか当たりをつけます。

土づくりは大変労力が必要な作業なのでまずは、土の掘り起こす作業までが一日でできるほどの広さにしましょう。

おすすめの広さは1~2畳程度です。

畑の大きさを決めたらまず、草刈りをします。

この際に大きな石が落ちていたら取り除いておいてください。(適度に休憩をはさみながら行ってくださいね)

草むしりが終わると土を柔らかくする作業です。

 

【手つかずの庭は障害物だらけ!】

 

鍬やスコップで20~30センチくらいまで掘り起こします。(できるだけ深くできればなおいいですね)

先日、私もこの作業をやっていました。

私はスコップで土を掘り起こすやり方なんですが、これがまた骨が折れる作業で、大きな石がスコップにあたったり木の根が邪魔したりで、なかなか思うように進まないんですよ!

本当に根気が必要な作業ですが、ついつい無心で作業してしまいます。(みなさんは熱中症には気を付けて休み休み作業してくださいね)

土を掘り起こすと、今度は石やゴミを取り除く作業に入ります。

石がごろごろとしている状態の畑では作物の根の成長が阻害されますので、できるだけ丁寧に取り除いておきたいですね。

と、その前に、ここまでの手順を箇条書きでまとめてみましょう。

  1. 畑の大きさを決める
  2. 草を刈る
  3. 土を掘り起こす

 

 

畑の石を除去する方法と土壌の改良

 

 

さて掘り起こされてふかふかになった土ですが、よく見ると小石がごろごろとしていてまだまだ畑らしくありませんね。

そこで石を除去するのですが一つ一つ地道に石を除去していくのは大変ですし、時間がいくらあっても終わりません。

では、どうするのか!

ここで「ふるい」が登場します。

やはり一般的な物は、以下の園芸用の丸型ふるいです。

 

我が家で使っているのもこのタイプです。

 

もう少し大量の土を一度に、楽に処理したいという方は角型ローラーのふるいがあります。

 

これならふるいを前後に移動させるだけで土の重さは直接腕にはかかりません。

ある程度のボリュームを長時間にかけてやる場合には良いと思います。

 

更に簡単を求める方には電動式回転ふるいもあります。

 

広範囲を一気に済ませたいという方は検討されても良いかもしれませんね。

 

このようなふるいに土を入れて石やゴミを取り除いていくのです。

どっちにしたって地味で大変な作業ですが、一つ一つ手で取り除いていくよりは格段に楽に作業が終わります。

この作業が終わると一気に畑の土らしくなります。

かなり大変な作業ですから、お近くに農家さんがいらっしゃる場合はストーンピッカーなどで手伝ってもらえると有難いですね。

ここからが本格的な土づくりです。

いわゆる作物づくりに適した土壌へと改良をするのですが、以前このサイト内で書かせていただいた

「家庭菜園の土作りは簡単!!初心者でも出来る理想の土作りとは? 」

に、詳しい方法を記載していますので参考にしてくださいね。

土壌の改良(土づくり)は、排水性、通気性、保水性の向上と酸度調整のためにも必要な作業です。

手順さえわかれば簡単な土づくりですが、やることが多くて面倒に感じる方には「土壌改良剤」を使うことをおすすめします。

酸度調整や良い土を作るのに必要な栄養がすべて入っていますよ。

 

 

畑の土づくりは「畝」立てをして一区切り

 

 

土を掘り起こし石やゴミを取り除き土壌の改良をして2~3週間たつと、明らかに周りの土とは色も状態も違っていることに気が付きます。

「ああ!いい土になった!」

苦労が報われる一瞬です。(この苦労への本当のご褒美はたわわに実る野菜たちですけどね)

ここまでくると、何を植えようかなぁなんてワクワクしてきますが、その前に「畝」を作る必要があります。

畝は通気性と排水コントロールのために作ります。

畝は周囲を掘り下げて(溝を作るように)作ります。

以下の動画では、我が家でもよくお世話になっているお店が土づくりから畝づくりまで詳しく解説して下さっています。

非常にわかりやすいので、参考にしてみてください。

 

 

 

まとめ

 

  1. 土づくりは石との格闘
  2. 石やゴミは「ふるい」で取り除く
  3. 畝作りまでが土づくり

 

土が固ければ固いほど、石や木の根が多ければ多いほど土づくりは大変になってきますが手順自体は単純ですし、何より土が作りあがったときの達成感が大きいですよ!

なので私は、我が家の菜園の土に「愛着」を持っています!

ちなみに、畑を作った後もシーズンオフには土壌の改良などをします。

我が家は「自然農法」を半分取り入れるという何とも「ズボラ菜園家」らしい方法を取り入れているので、ほとんど放置状態ですけどね(笑)

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東風花
お絵描きと創作が好きな、三兄弟の母です。 子供たちに鍛えられ、か弱い乙女も、いつしか立派な母ちゃんになっておりました。 子育てや日々の出来事をつづったイラストブログ「猫田さんちへようこそ」も書いておりますので、興味のある方もない方も、一度覗いてみてください。 当サイトでは、文章を書くお仕事に携われた事に喜びを感じながら、記事を書かせてもらっております。 読者の方の視線に立った記事が書けるよう、日々精進していきたいと思います。 ※イラストブログ【猫田さんちへようこそ】を運営。リンクは名前から✅

2 件のコメント

  • アバター haorenX より:

    「土づくりは石との格闘」 まさにその通りで、実際にやってみてこそわかる大変さだと思います。私も庭を家庭菜園にしようとスコップを入れようとしたら、どこもかしこもガチンガチンで、全く入っていかず。そこで私の闘争本能がオンしてしまいました。
    備中ぐわ(三本刃のくわ)を購入、全力で掘り返すと、頑強な石だらけの庭土も少しずつ崩れ始めましたが、そのうちさらなる強敵、巨大な石出現。
    備中ぐわが大きな石に当たり、歯が全く立ちません。大きなバールを使ってもビクともしません。ムキになった私は、新兵器「ハンマードリルとセリ矢」を登場させます。
    「この野郎」とばかりに大石に穴をあけて「セリ矢」を打ち込み、石を割って完全除去。「やったー」て感じで至福にひたります。
    20平方メートルの広さで深さ50cm掘り返すのに、二年の歳月がかかりました。出てきた石の総量は4tあまり。石が一定量たまってはレンタカーのトラックを借り、1日がかりで遠くの処分場まで捨てに行っていました。かなり疲れましたが、完成した畑を見て満足しています。

    • haorenX様

      コメントありがとうございます!嬉しいです!

      やったものだけが分かるあの苦労とすがすがしい達成感!
      haorenX様の格闘の軌跡を読ませていただき、思わず嘆息してしまいました!
      なかなかの強者でございますね!素晴らしい!
      私はまだまだ未熟だと痛感されられました。
      何せ割とすぐに心が折れるタイプでして(笑)
      しかし、大変な思いをしてもう懲りたはずなのにまた耕したくなっている自分がいるのも事実。
      どうやら、私も土作りの魅力に取りつかれたようです。

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