眠気覚ましのツボって?足にもある?座ったままできることは?




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仕事中や授業中、運転中などに訪れると困るものが「眠気」ですよね。

私もいつも睡魔との闘いで、たまに負けてしまうこともあります。

 

とはいえ、簡単に仮眠できない状況では負けるわけにはいきません。

そこで役に立つのが、眠気覚ましのツボです。

これが意外と効果的なんですよ!

手だけでなく、眠気覚ましのツボは足にもあるので、いろんなツボを試してみましょう。

 

また、眠気覚ましに座ったままできる技もご紹介!

うっかり冬眠せずに済むよう、目が覚めているうちに覚えちゃいましょう!

 

眠気覚ましに効くツボは?

 

実は、ツボとは身体を治療するためのもの。

ですから「ここを押せば眠気に効果覿面!」といえる「眠気覚ましに特化したツボ」というのは、残念ながら存在しません。

 

だからといって、諦めるのは早いですよ!

身体の調子を整えることによって「結果的に眠気覚ましになるツボ」を刺激すればいいんです。

さっそく眠気覚ましにも効果があるツボをご紹介しましょう!

 

・合谷(ごうこく)

眠気覚ましだけでなく、あらゆることに効くといわれる万能のツボ「合谷(ごうこく)」。

人差し指と親指の付け根のほう、それぞれの骨が合わさるところの少し上。その人差し指寄りのところにある、少しくぼんだような感じがする部分にあります。

押してみると痛く感じるので、わかりやすいですよ。

 

この合谷を、反対の手の親指で押します。

痛気持ちいいぐらいの強さで、左右とも押しましょう。

ただしやりすぎないように気をつけてくださいね。

万能のツボなので、頭痛や歯痛、肩こり、疲労回復、何にでも効果がありますよ!

 

 

・中衝(ちゅうしょう)

ストレスや脳の活性化に効果があるとされているツボ。

眠気覚ましとしても有名です。

ところが不思議なもので、不眠症にも効果的だというんです。

つまり、睡眠の悩み解決におすすめのツボですね。

 

場所は、中指の爪の付け根。人差し指側です。

ピンポイントで押さなくても、反対の手の親指と人差し指で挟んでグリグリするだけで大丈夫。

会議中でもできるので、いちばんお手軽で効果的な眠気覚ましのツボです。

 

・労宮(ろうきゅう)

頭をはっきりさせたいときに、脳に酸素を送ってくれる「労宮」。

ストレス解消や疲労回復にも効果的です。

 

場所は、手を握ったときに中指と薬指の先が当たるあたり。

ここを中心に、少し強めに押しましょう。

血行がよくなり、頭がはっきりしてきますよ。

 

 

眠気覚ましのツボは足にもある?

 

もちろん足にも眠気覚ましになるツボはあります。

とはいっても、オフィスなどで足裏のツボを押すのは難しいこともあるので、デスクの下に足ツボグッズを置いておいて、足裏全体を刺激するのもひとつの方法ですよ。

 

・湧泉(ゆうせん)

手にある万能のツボが合谷なら、足にある万能のツボは湧泉です。

眠気覚ましはもちろん、不眠や食欲不振、冷え性や足の疲れにも効果的な、文字通り「元気が泉のように湧くツボ」です。

 

場所は土踏まずの少し上。ちょうど足の裏の肉が「人」という字のようになっている部分の、くぼんだところです。

 

・足臨泣(あしりんきゅう)

文字通り、強く押してしまえば泣くほど痛いツボ。

足の甲側、薬指と小指の間、それぞれの骨が交わるあたりです。

血行を良くしてくれるので、生理不順や生理痛、頭痛、肩こりにも効果的です。

強く押すと痛いので、ゆっくりと押しましょう。

 

 

眠気覚ましに座ったままできることは?

 

手のツボ押しなら座ったままできますが、眠すぎてツボを思い出せないときに困ってしまいますよね。

そんなときのために、何も考えずにできる簡単な眠気覚ましをご紹介します。

 

・耳を引っ張って離す

実は耳にも眠気覚ましのツボはあるのですが、眠くてボーっとしている頭で耳のツボをピンポイントで探すより、手っ取り早く耳たぶを掴んで引っ張っちゃうほうが簡単!

両手で両側の耳たぶを掴んで、いろんな方向に引っ張って離すだけ。

身体に血が巡り、自然と頭がはっきりしてきます。

仕上げに耳全体を軽く揉んであげればさらに安心。

簡単なので、すぐにできますよ!

 

・息を止める

やり方自体は極めて簡単です。

息を大きく吸い、限界まで止めるだけ!

しかも、会議中などは大きく息を吐くわけにはいかないので、限界まで止めた上に吐き出すときにも気を使わなければならなくなり、眠気どころではありません。

ただしやりすぎるのは危険なので、無理は禁物です。

ついでに腹式呼吸や逆腹式呼吸を取り入れれば、シェイプアップにも繋がって一石二鳥ですよ!

 

・足の指を交互にグーパー

別に同時でもいいのですが、頭を働かせながら左右の足の指を握ったり開いたりすれば、そちらに意識が集中して眠気が消えていきます。

「右を2回握ったら左を3回」など、自分の中でルールを作ってやってみることで、さらに意識がはっきりすることも。

 

・諦めて席を立つ

何をやってもどうにもならないときは、諦めて席を立ってトイレにでも行きましょう。

立ち上がるだけでも目は覚めますし、冷たい水で手を洗うことでリフレッシュできます。

最終最後の手段としては有効ですよ!

 

まとめ

  • 眠気覚ましのツボとして効果的なのは「合谷」「中衝」「労宮」
  • 眠気覚ましのツボ、足なら「湧泉」「足臨泣」
  • 眠気覚ましに座ったままできることもある

 

眠気との闘いは己との闘い。

戦闘の意思がなくても勝手にやってくる強敵ですが、あらゆる方法で撃退してしまいましょう!

 

でも、できることなら不戦勝続きでいたいもの。

普段から良質な睡眠を心がけてくださいね。

 

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