唐揚げが大好きな我が家の夫。「何が食べたい?」と聞けば、9割以上の確率で「唐揚げ!」と返ってきます。
でも揚げ物って油をたくさん使うし、片付けも面倒だし、そもそも調理器具をそんなに増やしたくないし……と悩んでいました。
そこで私が辿り着いたのが「揚げ物はフライパンで!」。
フライパンで揚げ物なんて大丈夫? と思うかもしれませんが、揚げ物をフライパンでやるときは温度管理をしっかりしていれば大丈夫なんです。
さっそく揚げ物に使うフライパンのおすすめや、揚げ物にも使えるフライパンの選び方をご紹介しますね!
また、揚げ物をフライパンでするときの注意点も、併せてご紹介します。
揚げ物にフライパンがおすすめな理由は?
揚げ物をフライパンでやるメリットはたくさんあります。
- 少ない油で揚げられる
- 短い時間で油の温度が上がる
- 油が少ないので後片付けが楽
- 普段使いのフライパンなら収納するものが増えない
パッと思いつくだけでも、こんなにたくさんのメリットがあります。
これはもう、揚げ物はフライパンでやらないともったいない!
そこで、揚げ物もできるフライパンのおすすめをご紹介します!
北陸アルミニウム セレンキャストフライパン
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私が愛用しているフライパンです。
熱伝導性が高く、耐久性も高く、しかも軽い!
幅広いラインナップでサイズが選べるのも魅力ですし、何よりも安心の日本製。
我が家では揚げ物にも炒め物にも大活躍しているフライパンです。
ただしIHには対応していないので、購入する際は気をつけてくださいね。
和平フレイズ レミパンプラス
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料理愛好家の平野レミさん監修の、焼く・蒸す・揚げる・煮る・炒める・炊くの6役がこなせるというコンセプトで人気の深型フライパンです。
なんと菜箸やヘラ、ターナーなどの専用ツールがマグネットでフライパンの取っ手や付属の蓋に置けるという、便利すぎる機能も魅力。
熱伝導性も耐久性も高く、IHにも対応している優れものです。
実は私が今いちばん欲しいフライパンが、このレミパンプラスなのです。
揚げ物に使えるフライパンの選び方
揚げ物に使えるフライパン選びでまず大切なのは、深さがあることです。
普通のフライパンでは浅すぎて、油はねでコンロも汚れますし、火傷をしてしまうことも。
揚げ物をするならフライパンは深型のものを選びましょう。
また、フッ素樹脂加工などのコーティングがされたフライパンを選ぶのも大切です。
よく「コーティングされたものは熱で劣化しやすい」という意見も見かけますが、フッ素樹脂加工が劣化するのは260℃以上の高温です。
そもそも揚げ物にフライパンを使用するなら温度管理をしっかりする必要があるので、コーティングが剥がれるほどの高温にしてしまうことは避けられるんです。
どうしても不安な方は、鉄製のフライパンを選びましょう。
揚げ物をフライパンでするときの温度管理
揚げ物は温度管理が命です。
低い温度ではちゃんと揚がらないし、高すぎる温度は発火の恐れもあります。
温度計があればベストですが、なければ大体の温度は菜箸で確認しましょう。
菜箸で温度を測る際は、水で軽く濡らして布巾で拭いてから、油の中にそっと入れます。
・150℃~160℃
菜箸の先から細かい泡が静かに出てきて広がります。
芋などの根菜類にじっくり火を通して揚げるのに適した温度です。
・170℃~180℃
菜箸の先端だけでなく、全体から細かい泡が出ます。
唐揚げやカツなどの一般的な揚げ物に適した温度です。
・180℃~190℃
菜箸全体から勢いよく泡が出ます。
水気の多い魚介類などの天ぷらに適した温度ですが、これ以上は上がらないように気をつけましょう。油が沸騰したら200℃を超えていますよ!
揚げ物をフライパンでする時の注意点
油の節約や時短になるフライパンでの揚げ物ですが、注意しなければならない点がいくつかあります。
・油の量に気をつける
油はフライパンの半分以下の量で揚げるようにしましょう。そのためにも深型フライパンがおすすめです。
1センチぐらいの油でも、食材の半分に届く高さなら大丈夫ですよ。
・食材は薄く切る
フライパンでの揚げ物は鍋に比べて火が通りにくくなるので、短時間でカラっと揚げるためにも、食材は薄く小さく切りましょう。
・火加減に注意
フライパンの油はすぐに温度が上がりますので、適温になるまでは強火で手早く加熱して、あとは弱火または弱めの中火などにしましょう。
温度が上がりすぎると油の発火やフライパンの劣化に繋がります。
・少量ずつ揚げる
一度にたくさんの量を入れると、油の温度が下がってしまいます。
食材同士の間隔を空けて、少しずつ入れましょう。
こまめに油の温度もチェックしてくださいね。
まとめ
- 揚げ物にフライパンがおすすめな理由は手軽さや油の節約になるため
- 揚げ物に使えるフライパンを選ぶなら深型でコーティングされたものを
- 揚げ物をフライパンでするときは温度管理に注意
- 揚げ物をフライパンでする時は小さくした食材を少量ずつ揚げる
天ぷら鍋を使うよりも、ずっと手軽に揚げ物ができるフライパン。
一度やってみたら、その便利さから鍋には戻れなくなりますよ!
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