「秋は家庭菜園の季節です!」と、私が声高らかに宣言をしたら「え?」と、思われる方も多いはず。
家庭菜園は、夏のイメージがありますものね?
勿論、夏は、キュウリにトマトにゴーヤなど、葉は、青々と茂り、瑞々しい実がたくさん採れ、我が家でも庭の菜園いっぱいに野菜を育てます。
が、実は、秋こそ、家庭菜園初心者に、お勧めしたい季節なのです!
Contents
秋菜園のメリットとデメリット!
私が、秋菜園をお勧めする理由は、メリットデメリットに分けたリストを見てもらえばわかります。
【メリット】
- 秋は涼しく、作業がしやすい!
- 春や夏に比べて病害虫が少なく育てやすい!
- 暑さで根腐れや、葉枯れを起こさない!
【デメリット】
- 台風に注意!
- 連作障害や、土の痩せに注意!
上記のメリットとデメリットを見比べてみても分かりますね。
プランターで土を入れ替えて栽培する場合、連作障害や、土の痩を気にする必要はありませんから、台風にさえ気を付ければ、秋は、夏以上に家庭菜園に適した季節だということが分かりますね!
秋菜園の準備物と手順!
さて、今回も、初心者さん向けにプランター菜園に適した野菜を紹介していきますが、その前に準備物と手順をリストにしておきましたので、参考にしてください!
【準備物】
- 野菜用培養土(肥料入りの野菜を育てるのに適した土です)
- 鉢底石(水はけをよくするためにプランターの底に敷きます)
- 育苗トレー(育てる種類によっては、直接プランターに種をまかず、育苗トレーで発芽させてから定植させます。浅い発泡スチロールでも)
- プランター(果実類、根菜類を育てるなら、大きめのプランターを)
- 支柱(台風対策です)
- 肥料(追肥用)
- じょうろ(大きいものが1つあると便利)
- 防虫カバー(この季節、虫は少ないのですが、霜よけにもなるのであると便利です)
【手順】
- 鉢底石を敷く
- 培養土を入れる(プランターの8分目あたりまで)
- 種を撒く(もしくは、苗を植えます)
- 水をたっぷりやる
- 日当たりのよい場所に置く
さあ!秋菜園を始めましょう!
まずは、葉物野菜から!
秋菜園の中でも特に育てやすいのが、葉物野菜。たくさん育てるつもりがないなら、プランターも小さく、浅いもので十分です!
春菊
春菊をお勧めする理由は、栽培が簡単なこともありますが、単純に「私が大好きだから」なのです。
鍋料理に入れても、サッと茹でて、ポン酢で食べてもおいしい!「ああ、早く食べたい!」
種まきは、9月から10月下旬。
培養土を入れたプランターにバラバラっと撒いて、薄く土をかぶせてやってください。
本葉が4~5枚くらいになったら、株間が5~6センチくらいになるように間引きをします。
この頃に追肥をしてあげましょう。
草丈が15センチ以上になったら収穫時期!
根元4枚ほどの葉を残して、摘み取ると、何度も収穫可能です!その都度、追肥をしてあげましょう!
ベビーリーフ
種まきから一か月程度の若い葉をベビーリーフといいまして、そういう品種があるわけではありません。
お店には、いろんな種がミックスされたベビーリーフ用の種が売っています。
種まきに適さないのは、初夏から夏の間で、それ以外であればいつでも種まきが出来るのも魅力ですが、寒い冬は室内の日当たりの良い場所で栽培することをお勧めします。
プランターは、春菊同様、小さいもので十分です。種まきもバラマキで大丈夫。
こちらも、うっすらと土をかぶせてあげてください。込み合てきたら間引きをして、種まき後1か月ほどで、収穫可能です。
ベビーリーフも、根元を残して摘み取ると、何度も収穫可能です。
追肥は、生育が悪い時、2週間に一回程度、してあげてください。
冬に美味しい野菜を育てる!
ネギ
万能な野菜、ネギには、白い部分を食べる長ネギと、青い部分を食べる葉ネギがありますが、プランターで育てるのなら葉ネギの方が適しています。
葉ネギは長ネギよりも育てやすく、初心者向けです。
種の撒き時は秋の始めの頃。暑さや寒さに強いネギですが、あまり寒くならないうちに撒きましょう。
少し撒く時期を逃してしまったら、買ってきた苗や、スーパーのネギを根元だけ残して植えるのも簡単でお勧めです。
プランターは深さが8センチ以上あれば、どんなものでも構いません。
種は1センチの間隔をあけて撒きます。苗は、5センチほど穴を開けた土に植え付けてください。
こまめにたっぷり水をやり、日当たりのいい場所においてあげるだけで、グングン育ってくれます。
こかぶ
葉も実も美味しい、かぶ。
私は、浅漬けが好きです。
葉は、炒め物や、みそ汁に入れてもいいですね。
種まきは9月から10月中旬が適しています。
プランターは深さ20センチ以上のものを選びましょう。
撒き方は、まず、深さ1センチほどの溝を作ります。(大きなプランターを使用し、溝を何本も作る場合は、間を10~15センチくらい開けてください)
溝の中に1センチ間隔で種を撒き周りの土をかぶせて、軽く押さえましょう。
双葉が開いてきたころに株間が3センチくらいになるように間引きします。
2回目の間引きは、本葉が2~3枚の頃、5~6センチくらいになるよう間引きしたら、この頃に追肥をしてあげてください。
その後、本葉が5~6枚の頃に間が10センチ位になるよう間引きしたら、後はかぶの直径が5~6センチになるまで育てましょう!
収穫は大きいかぶから行い、出来るだけ早く収穫する様にしてください。収穫が遅くなると、すが入っておいしくなくなります。
まとめ
- 簡単で、何度も収穫可能な春菊を育ててみる!
- 色んな葉野菜の若葉、ベビーリーフを育ててみる!
- 万能野菜の葉ネギは、プランターでも簡単に育つ!
- 冬の味覚、こかぶもプランターで育てられる!
これが、初心者にお勧めな、プランターで栽培できる秋植え野菜です!
採れたて無農薬が食べられるのが、家庭菜園の魅力ですね!
間引きした野菜もおいしく食べられますし、いいこといっぱいです!
水菜や小松菜も、春菊と同じ育て方で簡単に栽培できます!摘みたて新鮮な野菜を口いっぱい頬張る幸せを味わってみてください!
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