家庭菜園を始めると、憧れが強くなってくるのが果物の栽培です。
赤や黄色に実った実は、見ているだけでも心が弾みますね!
だけどやっぱり難しそうでしり込みしてしまうのが果物栽培。
今回は、初心者でも簡単にベランダで栽培できるおすすめの果物を5種類選んで紹介します!
果物は植え替えることがほとんどないので、耐久性の低いプラスチックのプランターよりも、丈夫な陶器製のプランターや鉢を利用してください。
小さなプランターでも育つ!「イチゴ」
甘くて可愛い真っ赤なイチゴは、小さなプランターでも栽培可能で観葉植物としてもおすすめです。
イチゴ用や野菜用の土を使用して、苗は浅植えにしてください。
イチゴは冬の寒さを乗り越えることで実をつけますので、冬場に室内に入れる必要はありませんが根が凍ると腐ってしまいます。
根元には、マルチや藁を敷き保温してあげてください。
3月頃に咲いた花は摘んでおくと、5月頃大きくて甘いイチゴが育ちます。
水のやりすぎはよくないので、土の表面が乾いたころに水やりをしてくださいね。
みんな大好き!「ブルーベリー」
我が家の三兄弟も大好きなブルーベリー。小さな実は甘酸っぱくて濃厚です。
ブルーベリーには寒さに強い「ハイブッシュ」系。暑さに強く寒さに弱い「ラビットアイ」系があります。
選ぶ基準は住んでいる地域です。寒い地域では「ハイブッシュ」系を、それ以外の地域では「ラビットアイ」系を選びます。
1種類では実がなりにくいブルーベリーは同じ系統の品種を2つ以上、同じ鉢に植えてくださいね。
大きな陶器のプランターか大きな鉢を用意したら野菜や果樹用の土を使用してください。弱酸性の土を好むのでそこに4割ほどのピートモスを混ぜ込みます。
風通しの良い場所に置き、冬場は土が乾いたら水やりをし、春や夏場は鉢底から水が流れ出すほどたっぷりと土が乾くたびに水やりをしてください!
熟したものから摘んで、とれたてを口に頬張る幸せをぜひ味わってください!
実は育てやすい!「レモン」
レモン畑をイメージすれば分かるように、レモンは日当たりがよく温暖な気候を好みます。
だからこそ家庭菜園の場合、寒さの管理がしやすいプランターや鉢植えで育ててあげましょう。夏の日差しをたっぷり浴びたレモン。鉢植えなら冬場は室内栽培で育てることが出来ます。
レモンは寒さだけでなく、雨にも弱いので梅雨の時期も室内に入れてあげましょう。
室内で栽培する場合は、日当たりの良い温かな部屋においてあげましょう!肥料と水もたっぷり与えます。
レモンは根がよく張るので、2年ごとに大きな鉢に植え替えてあげましょう!
色々な料理に欠かせないレモン。
自分で育てた無農薬のレモンを皮ごと丸かじり!そんな夢が広がりますね!
南国じゃなくても育つ!「アセロラ」
暑さとお日様が大好きなアセロラはレモン同様、冬場は室内栽培で育てましょう!ただし、温かな気候の地域なら庭植えの方が育てやすいですよ。
レモンの20倍以上のビタミンCが含有されていると言われるアセロラは健康食としても人気ですね!
園芸店でいろいろな種類の苗が売られていますが、どれもあまり差がなく育てやすいので品種はあまり気にする必要はありません。
アセロラは植え付け後、新しい芽が出てくるまでは水のやりすぎに注意してください!それ以降、夏場はたっぷりの水を1日2回。秋と冬は朝のうちに1回です。
とれたてのアセロラは味わう機会が少ないので、ぜひ育ててみて新鮮な赤い果実を食べてみましょう!
どこでも育つ!「グミ」
今は見かけることが少なくなって残念ですが、私が幼いころは祖父母の庭や畑の脇など、どこでも見かけた真っ赤なグミの実。
その理由は、丈夫でどんな土壌でも栽培しやすいことにあります。
酸味とほんの少しの渋みがあるグミの実は、なぜだかとてもワイルドで癖になる味です。
木も小ぶりなので鉢植えにも最適です。
日当たりがよい場所が好きなので日当たりには注意してください。
どの果物を栽培する場合にも言えますが、水はけをよくする必要があるので鉢の底にはしっかり鉢底石を敷き、腐葉土、堆肥が多く含まれた土を使用してください。
野菜用や果樹用の土を使うと手間がなくておすすめです。
グミには「つる性」の物もありますが、こちらも育て方は同じです。つるを支柱に巻かせるとコンパクトに収まるのでベランダ栽培が可能ですよ。
まとめ
- 春の味!「イチゴ」
- アントシアニン豊富!「ブルーベリー」
- 生活に欠かせない!「レモン」
- ビタミンの宝庫!「アセロラ」
- 丈夫でワイルド!「グミ」
ベランダで栽培できる果物!いかがでしたか?ベランダで育っていく果実を想像するだけでウキウキしてきますね!
実がなると、子供たちも本当に嬉しそうな顔をしますよ!おうちで育てた果物は特別おいしく感じます。
食育にも一役買ってくれる果物栽培!簡単なのでぜひ、やってみてくださいね!
利用するプランターや鉢は、水はけの悪い釉薬が塗られた物より水はけがよい素焼の物を利用しましょう!
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