お正月は子供とどんな遊びをする?意味を知ってゲームや手作りも楽しもう!




この記事の所要時間: 116

みなさんの年末年始の予定はもう決まりましたか?
お正月なんてまだまだ先!と思っていたのですが、なんだかもう年末の足音が聞こえてきているようです。

大人たちは仕事納めや大掃除に買い出し、人によっては帰省の準備なんかも予定に入ってくる頃だと思います。

我が家は毎年、元旦は私の実家で大人数が集まりワーっとお正月気分で盛り上がります。
昨年くらいまでは、我が家の子供も赤ちゃんの名残があり、人がたくさんいるだけで楽しそうでしたが…
今年はもう年少さん。
お友達から、お年玉の存在も教えてもらったようで、とっても期待しています(笑)

そろそろ今までは認識していなかったお正月ならではの雰囲気も、一緒に楽しめる年齢になってきました。
今年はお正月ならでは、お正月らしさを取り入れた遊びもしてみたいですね!

年に一回の機会です。
たくさん楽しめるようお正月に向けてどんな遊びをしようか、家族で楽しく計画していきましょう!

お正月には子供とどんな遊びをしよう?


帰省したり親戚が遊びに来たり…おじいちゃんやおばあちゃん、親戚などがいるって子供にとってもいつもと違う環境ですよね。

せっかくみんなが集まったお正月。
伝統的な遊びや、大人数ならではの遊び、ちょっと変わったゲームなどいろいろと楽しめそう!

いつもと違う環境で、ちょっと退屈しちゃう子供もいるかもしれませんが…今年は子供と遊ぶ方法をしっかり計画してみましょう!
昔ながらのお正月の遊びは、大人から子供まで楽しめるものがたくさんあります。

せっかく親戚がたくさんそろう機会。
日本ならではのお正月の伝承遊びのルーツを調べつつ、子供に教えながら一緒に遊んでみたいですよね。

さらに代表的な伝承遊びのルーツを知っていれば、子供に教えながら遊ぶこともできます。
私もお正月の伝承遊びのルーツについてはあまり知識がないので、この機会にみなさんとたくさん勉強したいと思います!

そして今回は伝承遊びだけではなく、お正月に大人数そろった時に盛り上がるゲームや、お正月遊びグッズの簡単な手作りの方法もお伝えするべくたくさんリサーチしてみました!

 

 

代表的なお正月の遊びにこめられた意味とは?


ここでは、とってもポピュラーな「お正月といえばこの遊び!」という代表的な伝承遊びを、いくつか紹介します。

その遊びにこめられた意味や由来も一緒にお話しますので、ぜひ子供や家族との話題にしてくださいね♪

凧揚げ

  • 江戸時代より前の古い時代には、貴族の遊びとして浸透していた凧揚げですが、庶民の遊びではありませんでした。
    しだいに庶民にも広まっていき、江戸時代には定番の遊びとなったそうです。
  • 「立春の季に空に向くは養生の一つ」という言葉があるのをご存知ですか?
    立春の時期に外に出て空を見上げると健康にいい、という意味で新年に健康を願いながら凧揚げをするというのが縁起がいいと言われています。
  • 年始に男の子の出生を祝い、立派に成長してくれますようにと揚げたり、子供が願いを凧に託して点まで高く届ける!など勇ましい意味合いもあります。

こま

  • 漢字では「独楽(こま)」と書く、お正月だけではなくても子供に人気の伝承遊びです。
    こまが最初に登場した文献は平安時代だと言われていて、江戸時代には庶民の間にも広くひろまり、子供たちの定番の遊びになっていきました。
  • もともとは木製でしたが、鉄製のベーゴマもこまの仲間です。
    この鉄製のこまは明治時代に登場し、大正時代には子供たちに浸透し定着していきました。
  • お正月にこま回しをするのには、こんな理由があります!
    こまがくるくると軽やかに回る姿が「お金が回る」・「頭が回る」・「仕事や物事が順調に回る」などにかけて縁起物だと言われているから。
  • こまの形状をみてみると、真ん中に一本芯がしっかりと通っています。このことから、しっかりと独り立ちして欲しいという願いをこめているという説もありますよ。
    子供たちの健やかな成長を願って、お正月にこま回しに挑戦してみるのも楽しそうですね!

羽根つき

  • 羽根つきは「羽子板(はごいた)」というテニスやバドミントンに使うラケットのような形の板を使って、羽根をリズミカルに板同士でやりとりする遊び。室町時代には、羽子板遊びの原型がすでにあった言われています。
  • 昔から厄を「羽根のける(はねのける)」という語呂合わせが縁起がいいとされていて、特に女の子の健やかな成長を願う意味で出産祝いにきれいな羽子板を贈る習慣が残ってます。
  • 羽子板には観賞用の物も多くあり、江戸時代には布や紙を貼り合わせる「押絵(おしえ)」という技術が発達します。
    歌舞伎の流行とともに、当時の人気役者に似せた顔を表現した「役者羽子板」も大人気となり、年末には町人が競って人気役者の羽子板を買い求めたとか。
  • 羽子板で羽根のラリーをして遊びますが、羽根を落としてしまうとペナルティとして顔に墨を塗るというのが一般的です。
    わざわざ墨を用意するのが大変だったり、汚れが心配ならフェイスペイント用の塗料で罰ゲームをしてみるというのもいいアイデアですね!

福笑い

  • 福笑いは、実は明確にいつ頃に発祥したかというのはわかっていないそうなんです。
    明治時代にはお正月の遊びとして定着していたようですから、福笑いもなかなか伝統のある遊びですね。
  • 絵柄はこれ!という定義はありませんが、昔は「おかめ」と「ひょっとこ」をモチーフに、顔の輪郭が描かれた紙に目隠しをしながらパーツを乗せていく…というのが福笑いの遊び方。
    おかめは、「お多福(おたふく)」とも呼ばれ、福を呼ぶとされています。ひょっとこは「火を守る神様」ですので、家庭を守る神様として対になっていることが多いですよね。
    どちらも福を呼び入れてくれそうな縁起物として、そのモチーフが使われているのではないかと言われています。
  • また、福笑いでおもしろい顔ができあがるとみんながドッと笑って、とっても和やかな雰囲気になります。
    「笑う門には福来たる」と言われる通り、新年に福を呼び入れる意味でも、お正月の代表的な遊びになったのではないでしょうか。
  • ルールは厳格には決まっていないので、「きちんとした顔になった人が勝ち!」や「一番変な顔を作った人が勝ち!」など、それぞれ家庭の中で話し合って遊んでみましょう♪

このお正月の歌、みなさんも子供の頃に歌ったことがあると思います。

今回はこのお正月の歌に登場する遊びを順番に…プラスとっても縁起のいい福笑いを、代表的な伝承遊びとして紹介してみました!

これらの遊びの意味や由来を覚えてから遊ぶと、またちょっと違った印象になりそうですよね。
今年はぜひ縁起も意識して、日本の伝承遊びにトライしてみましょう♪

 

 

お正月には子供とゲームを楽しもう!


お正月の歌には登場しなかった遊びでも、お正月を楽しく盛り上げるものがたくさんあります。

ここでは特に大人数でのゲーム性が高い、いろいろな遊びを紹介します♪

だるま落とし

だるまは転んでもころころと揺れて起き上がることから、新年に願いをこめながら片目を書き入れ飾ります。
願いが成就したら、もう片方の目も書き入れます。

そんなだるまを、落とさない・転ばないようにするだるま落としのだるまは起き上がりませんよね。
ですから、落とさない・転ばないように…というルールなんですね。

一番上のだるまが落ちないよう、下の段から小さな木槌で打っていくゲームですが…とっても難しいですよね!
これはお正月に大人数でトライしたら、盛り上がるのではないでしょうか?

だるま落としの顔は、キリッとした眉毛とするどい目つきで子供がちょっと怖がりそうなイメージがありますが、今はこんなものもあるんですよ!
とってもかわいい、いろいろなキャラクターの顔をしただるま落としです!
Drops(ドロップス)
これなら子供も怖がらず、楽しくトライできそう。

実は私もリサーチを進めるうちに出会ってしまい、あまりのかわいさにもう購入してしまいました(笑)

すごろく

すごろくもお正月に大人数で遊べるゲームとして定番です。

そして、すごろくの進化系といえば人生ゲーム!
人生ゲームも昔よりもたくさんの種類が出てきて、大人でも夢中になってしまいそうなものがいろいろありますよね。
人生ゲーム タイムスリップ
私がぜひともおすすめしたいのが、このタイムスリップ!

おもちゃ屋さんの店頭でデモンストレーションをやっていた時に遊んでみたのですが…夢中になります(笑)
これはぜひ今年は実家に準備しておきたいと思います!

海外版のすごろくとも言える、バックギャモンもおすすめですよ。
JBL Backgammon SHOP
15個のコマを進めていって、先にゴールした方が勝ちというすごろくと似たようなルールなのですが、シンプルながらも奥が深いので大人も楽しめそうです。

かるた

かるたも年代問わず楽しめるゲームですよね!

小さな子供が参加している場合には、わかりやすくかわいらしい絵柄だとさらに盛り上がりそう。
にほんごであそぼ ことわざかるた
こちらは、Eテレで放送している「にほんごであそぼ」の中のワンコーナーでもある「ことわざかるた」が商品化されたものです。

見たことのある番組のものなら、子供の食いつきもばっちりなのではないでしょうか!
ことわざも覚えられて、一石二鳥。

今年のお正月にぜひ遊んでみてください♪

 

 

 

お正月遊びのグッズを手作りで!


我が家は、今年中に手作りのお正月遊びグッズを作ってみようかなと計画しています。

子供と作った手作りグッズを実家に持って行き、みんなで楽しく遊んでみようと思います。
何を作ろうかな…と思ったのですが、年少さんの子供と一緒に作るので、簡単なものがよさそうですね。

そこで、この二つに絞ってみました!

手作りお手玉

日本の伝承遊びのひとつ、お手玉。


こちらの動画はハギレとペレットを使ったお手玉の作り方がよくわかるので、参考にしてみようと思います!

ペレットとは、樹脂やプラスチックで作られたもので、まくらやぬいぐるみの中身に使われるもの
最近ではペレットを使ったお手玉は、虫が寄ってこないので小豆より安心ということで、主流になっているようです。

ペレットは手芸店でも購入できますが、ネットでも手軽にゲットできます!
手芸用 ペレット(500g)

500グラムあれば、いくつも作れそうですね。

虫が寄ってこないというのは、子供と遊ぶ時にもかなりポイントが高いです!
すぐに増えてしまうハギレを使って、子供と楽しくお手玉作りに励もうと思います♪

手作り福笑い

先ほどもお話した、福を呼ぶ福笑い。


こちらの動画なら、年少の子供でも使える文房具で作られているので、子供でもイメージしやすいかな?と思って、参考にすることにしました。

「家族の顔を作って」という言葉に、グッときてしまいました!
手作りの醍醐味はオリジナリティですよね。

一緒に暮らしている家族はもちろん、おじいちゃんおばあちゃんや久しぶりに会う親戚の顔で手作り福笑いを作って遊ぶなんて、とっても楽しそうです!
子供のクリエイティブな一面も見られちゃうかもしれません♪

まとめ

  • お正月には子供とどんな遊びをしよう?
  • 代表的なお正月の遊びにこめられた意味とは?
  • お正月には子供とゲームを楽しもう!
  • お正月遊びのグッズを手作りで!

実は私…ものすごく、こま回しが上手なんです!
子供の頃、木製のこまだけでなくベーゴマでもかなりの腕前で、近所の男の子にも尊敬されたりしていました(笑)

今まで子育てしている中で、こま回しの腕前を自分の子供に披露する機会がなかったのですが、お正月の遊びを通して「実はママできるんだよ!」なんてアピールしてみるのも楽しそう。

そんなふうに、私が子供の頃から…いやいや、もっともっと昔から続く伝承遊びや大人数ならではのゲームを通して、我が子にもお正月の雰囲気やそれぞれの遊びの意味にふれてほしいな〜と思います。

みなさんも、お正月には童心にかえってお正月の歌をうたったり、お正月の遊びで時間を忘れて楽しんでみませんか?

 

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ふじもとつるり

ふじもとつるり

服飾科で裁縫の基本とデザインについて学び、卒業後は創作小物の製作・販売を経て一児の母になりました。今はライターとして、仕事と子育ての両立に日々奮闘しています! 趣味は手芸と製菓。それらの経験をいかした、子育て中ならではの目線の記事をみなさんにお届けできるように頑張りたいと思います。

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