正月の料理と言えば『おせち』ですよね。
でもおせちって作るとなると大変じゃないですか?
私も去年は子供が産まれたばかりで仕事をしていなかったので時間もあり作ることが出来ましたが今年は仕事をしているので作る暇がありません。かと言ってお店に予約すると高いですよね。
そして子供のいる家庭だとおせち料理を子供が好んで食べてくれないなんて経験をされている方も多いのではないでしょうか?
そんな時間もかかるし高くて好みも激しいおせち料理ですが本当に正月に食べなければいけないのでしょうか?
今回は正月にお節以外食べてもいいのか?おせちの意味や食べない人はどれぐらいいるか等を紹介していきます。
正月料理におせち以外はダメなの?
正月料理がおせちだと考える人はほとんどだと思いますがそれと食べたいかはまた別物です。
『おせちは作るのも大変だし家族も残してしまうから出来ればおせちはしたくない』なんて考えている方も多いと思います。
『正月は必ずおせちを食べないといけないのか?』
そんな疑問を持っている方もいるのではないでしょうか?
答えは『いいえ』です。
正月のおせち料理というのは必ず食べなければいけないものではなかったのです。
ではどうしておせち料理を食べるようになったのか?
それはおせちの由来に関係しています。
正月におせちを食べる意味とは?
正月におせちを食べるようになった由来はずばり『お祝い料理』だからです。
おせちと漢字で書くと『御節』と書くように節句を祝うものとされています。
それが証拠におせちに入れる料理は縁起を担がれているものがほとんどです。
数の子なら『子孫繁栄』、海老なら『腰が曲がるまで長生き』、鯛は『めでたい』などどれも聞いたことがあるのではないでしょうか?
そしてそんなおせちを三日間食べる理由は昔からの習慣で『正月の間は炊事をしてはいけない』とされていたことが由来となっています。
なので必ずしも縁起を担いだ物を食べなければいけないこともないですし、炊事をしてはいけないわけでもないのです。
そうは言うもののやはりおせちを作らない、食べないのに抵抗がある人もいるのではないでしょうか?
『うちだけがおせちを食べないだけで他の家庭は食べているところが多いのでは…?』ときになりますよね。
おせちを食べない家庭は多い?!
『おせちを食べないのはうちだけ?』なんて気になる人もいるでしょうが実は最近おせちを食べない家庭はかなり多いのです。
https://kufura.jp/life/cooking/14161
これはkuhuraさんの調べなのですが『おせちを食べる予定がない』と答えた既婚女性は41%!
約半分近くの人が『おせちを食べない』と答えているのです。
その理由も最初の方でも書いた『あまり食べたくない』『頼むと高い』『作るのがめんどくさい』などの理由が多いです。
子供のいる家庭なら煮物や酢の物なんかは子供が嫌がることも多いですし三日間同じ料理を食べ続けるというのも飽きてしまいますよね。
そうやって残ったおせち料理も勿体ないですしそれならちゃんと食べてくれる料理を出した方が主婦としては助かります。
でも実際、おせちをしない時に食べる料理はどうしたらいいのでしょう?
正月に食べるおせち以外の料理とは?
『おせち以外を食べるのはいいけど何を食べたらいいかわからない』なんて方もいますよね。
スーパーなんかは元旦はお休みしているところが多く食材も買いに行くことが出来ません。
そこでこちらのサイトを参考にしてみることをおすすめします。
http://antakecc.com/syougatu-ryouri-oseti-711
このサイトには正月におせち以外を食べる人がどんなものを食べているかなどが細かく書かれています。
実際に私も実家でおせちを食べなかった時は『鍋』や『すき焼き』をしたことがあります。
他にもこのサイトには載っていませんが『おせち料理で好きなものだけ食べる』家庭も多いです。
『栗きんとん』や『数の子』なんかだったら食べたいと思いますよね。
他にも『縁起だけ担ぎたい』なんて方には『鯛めし』をや『海老フライ』、『ぶりの照り焼き』など縁起のいい材料を使った料理をすると縁起も担げて美味しく食べれるのでおすすめですよ。
もう一つおすすめしたいのは『新しいおせち』を作ってみるのもいいかもしれません。
おせちは入れる料理が大抵決まっていますが、家族が食べたいもの、保存がきくものなどを新しく入れて全く違ったおせち料理を作るのも楽しいですよ。
私の実家も家族で好きな食べ物が違うので栗きんとんなどはいれますが茹でたソーセージやハムを切って入れるだけなんてこともしていました。
そうすると家族の好きなもので作られているのでおせちもそれほど残ることもなく美味しく食べられるのです。
まとめ
- 正月にはおせち以外も食べてよい。
- おせちは縁起を担ぎ、風習を大切にするために作られた。
- 最近ではおせちを食べない人が増えてきている。
- おせち以外の料理には鍋や焼き肉などが食べられることが多い。
おせち=食べなきゃいけないという意識がある人も多いと思いますが最近ではそんな考えも少なくなり好きなものや手間のかからないものを食べる家庭もかなり増えてきています。
新年に縁起を担ぐのも大切かもしれませんが一番は『美味しく楽しく食べられる』ことが大切です。
これを機に是非ご家庭にあった料理を作って楽しく新年をお迎えください。
コメントを残す