立春が過ぎ、暦の上ではもう春ですね。しかし、春は名のみの風の寒さや。毎日寒くてかないませんね。
ですが、春は一年で一番、種苗が出回る時期!そろそろ準備を始めましょう!
ということで、今回は家庭菜園初心者でも簡単に育てられる春植え野菜を紹介します!
Contents
まずは準備をしてみましょう!
家庭菜園を始めるには道具が必要です。必要な道具を書き出しておきましたので参考にしてください。
- プランター
- 鉢底石
- 培養土
- 肥料
- じょうろ
- スコップ
詳しくは以下のリンクを参考にしてください。
✅家庭菜園初心者でも迷わない!道具はコレだけあれば大丈夫!4種類の道具を解説! ✅
肥料についての詳しい解説は以下のリンクにございます。
✅家庭菜園初心者がぶつかる疑問!肥料のはてなをスッキリ解決します!✅
さて何の野菜を育てましょう?
雪が解け、カエルがぴょこっと顔を出し、草木が芽を吹き春が来ます。
芽吹きの季節の春は、園芸店でもたくさんの種苗が売られ見ているだけでワクワクしてきます。
「ああ、あれも植えてみたいな」「これもいいな」収穫の時期をイメージして、手に取ってみたはいいものの、さていざ育ててみようと思ったら、うまくいかないなんてことが多々あります。
実は春の初めはまだまだ天気や気温が安定していないので管理が難しいんです。なので、はやる心を押さえて種苗の購入を控え、準備にいそしんでくださいね。
地域によりますが、植えるのはゴールデンウィーク前後が最適です。
暖かい地域ならそれより1週間以上前、寒い地域はゴールデンウィークより後にしましょう。
この時期植える野菜は、収穫が夏になります。つまり夏野菜を植えることになるのです。
春に植える!実は育てやすい夏野菜たち!
「夏野菜って本格的で育てるのなんて難しいんじゃないの?」なんて、私も家庭菜園を始める前は思っていましたが実は、追肥と水やり、日当たりの3つを意識すればプランターで簡単に育てられるんですよ!
ゴーヤ
夏野菜の中でも特に育てやすいのがゴーヤ。日当たりと水やりにさえ注意しておけばぐんぐん成長してくれます。苗を選ぶときは茎が太く葉っぱが大きい、元気な苗を選んでください。
【育て方】
- 大きくて深い、野菜用のプランターを用意しましょう。
- 鉢底石を敷き培養土をプランターの8分目まで入れます。苗同士は15センチ以上離して植え付けましょう。
- プランターは必ず日当たりのいい場所に置き、朝晩しっかり水やりをします。
- 苗が伸びてきたら支柱を立て、茎を支えます。
- 敵心を2回ほどすれば収穫量が増えます。
- 育ってくれば野菜用のネットを立て、つるを這わせましょう。
ゴーヤは水と日光さえあれば、特に追肥をしなくてもぐんぐん育ちます。成長が遅く感じられる場合は2週間おきに追肥してあげてください。
本葉が5~6枚の頃に親ヅルの先を切り落とす敵心をし、さらに子ヅルの葉が5~6枚まで育ったら子ヅルの先を切り落とす敵心をしてください。
きゅうり
夏に欠かせない野菜、きゅうりもプランターで育てることができます。育て方はゴーヤと同じです。
きゅうりはゴーヤ以上に成長するのに日光が必要ですのでプランターは一日中、日が当たる場所においてあげましょう。
一日中、日が当たる場所の確保が難しいようなら朝、昼、夕とプランターを日の当たる場所に移動してあげてください。
追肥は苗を植え付けてから2週間後にしてください。それ以降は成長の具合を見ながら2週間に一度のペースでしてください。
プチトマト
夏のお肌をいたわってくれる、リコピンやビタミンが豊富なプチトマト。お子様の好き嫌いも分かれる野菜ですが、食育の一環として育ててみてはいかがでしょう?
植え付けまでは、ゴーヤと同様です。
トマトは水をやりすぎては、根腐れを起こしやすくなるのでトマトのようすをしっかり観察しながら水やりを行いましょう。
朝のトマトのようすを見て、葉がしおれていたら水やりのタイミングです。
我が家は地植えで育てていますが、夏の終わりごろは水やりをせずともたくさん甘い実が収穫できました。
トマトの追肥は植え付けから2週間後です。その後の追肥も2週間ごとです。
ハーブ類
我が家でも毎年、種をまくバジルとシソは、サラダや薬味にと万能で、食欲が落ちやすい夏場にあると嬉しい夏野菜です。
バジルもシソも小さなプランターで育てられ、地植えなら放っておいても成長してくれるたくましい野菜です。
【育て方】
- プランターに培養土を8分目までいれ、種をまき、浅く土をかぶせます。
- 芽が出るまでは新聞紙などで土を覆いましょう。
- 水やりは土の表面が乾いてきたら、たっぷりとあげてください。
- 芽が出てきたら、間引きします。
- 育ってきたら、下の方から葉を収穫してください。
バジルは日当たりの良い場所に置くのが好ましいですが、成長こそ遅くなりますが日陰や半日陰でも育ってくれます。
ですが、たくさん収穫したいのなら日当たりの居場所に置くのがいいですね。
シソは日が当たりすぎると葉が固くなりますので、半日陰で育ててください。
バジルもシソも肥料をよく吸収します。
大きく育てたいなら1度目の間引き後に追肥を行い、あとは成長のようすを見ながら2週間ごとくらいに追肥をしてくださいね。
夏まで待てない!成長が早い春植え野菜って?
さあ、夏が待ち遠しくなってきましたね。
でも「早く収穫がしたい!」「夏まで待てない!」そんな方におすすめしたいのが成長の早いルッコラ、はつか大根と、リーフレタス(ベビーリーフ)です。
この3種類の野菜は思い立ったらいつでも育てられますが、春先ならまだ虫もつきにくく、しかも温かくなってくるのでよく育ってくれます。
リーフレタスの育て方は以下のリンクを参考にしてください。
✅家庭菜園の冬は室内栽培が楽しい!初心者にこそやって欲しい方法とコツを伝授!✅
ルッコラとはつか大根の育て方は以下のリンクで詳しく説明しています。
✅家庭菜園初心者でもベランダ菜園で簡単に収穫できる野菜6選!!✅
まとめ
- まずは準備をしてみましょう
- さて何の野菜を育てましょう?
- 春に植える!実は育てやすい夏野菜たち!
- 夏まで待てない!成長が早い春植え野菜って?
これが家庭菜園初心者におすすめしたい、プランターで簡単に育てられる春植え野菜です!
次の季節に向けて植える春植え野菜を家族と植えて、楽しく収穫できれば素敵ですね!
地植えで育てる場合も育て方は同じですので温かくなるこの時期から庭に菜園を作り、土作り始めてみてもいいですね。
その際の元肥や追肥は土を作ってくれる鶏糞がおすすめですよ!
我が家でも鶏糞を使っていて、毎年夏野菜をたくさん収穫していますよ!
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