節分の豆って何歳から食べてもいいの?アレルギーへの注意と代用品!




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皆さんは、節分で豆まきをしたり豆を食べたりしますか?

最近は、クリスマスやハロウィンなど海外から輸入されてきた行事は年々盛んになっていきますが、こういった日本の伝統的な行事は、すたれていっているように思えて悲しいですね。

子供たちには、日本の伝統や文化を少しでも体験してもらいたいものです。

ところで、節分の豆って何歳からなら食べさせても大丈夫なのでしょう?

伝統的な文化を守っていく以上に、子供の命を守ることが大切ですのでしっかりと知っておきたい知識ですね。

そこで、今回は「節分の豆は何歳から食べてもいいのか」「節分の豆のアレルギーについて」「節分の豆の代用品」を順に紹介していきます。

ぜひ、参考にしてくださいね!

節分の豆は何歳から食べても大丈夫?

 

 

結論から言いますと、節分の豆を食べさせるのは3歳からです。

乾燥した豆やナッツ類は、まだ咀嚼する力や嚥下力が未発達な乳幼児に与えるのは、のどに詰まる恐れがあり大変危険です。

また、のどが未熟な乳幼児は食べ物が気管に入りやすいため、窒息する恐れがあります。

窒息をしない程度の大きさのものでも、そのまま放置しておくと肺炎や、気管支炎を起こす危険性をはらんでいます。

事実、1~2歳の子供に節分の豆や乾燥したナッツ類を食べさせ、のどに詰まったので救急要請した例や、呼吸困難になり搬送されると気道から節分の豆の破片が摘出されそのまま入院した例などもあります。

このため、消費者庁では「節分の豆を含む、乾いた豆やナッツ類は、3歳ごろまで食べせないように」との、注意喚起を行っています。

子供を守るためにも「少しくらいなら」や「そばについてるから大丈夫」などの安易な考えは、捨てましょう。

日本小児科呼吸器学会の報告によりますと、日本では毎年約50人の子供がのどに異物を詰まらせて死亡しています。

こちらの小児科のホームページでは「赤ちゃん・子どもの誤飲時の処置について」分かりやすく、読みやすくまとめてくださっています。ぜひ、参考にしてください。

 

 

節分の豆のアレルギーに注意しましょう

 

 

節分の豆は大豆ですので、大豆アレルギーにも注意してください。

大豆アレルギーの注意すべき点は、大豆食品すべてがダメなのではなく、人によってアレルギーが出る食品が違う点です。

大豆食品は、たくさんありますよね。

きなこ、納豆、豆腐、みそ、しょうゆ、油揚げ、豆乳、枝豆、などなどですね。

「うちの子、豆腐が食べられるから大豆アレルギーはないわ」と、思っていたのに節分の豆を食べたとたん、アレルギーが出るということもあるんです。

大豆アレルギーがあるかどうか、わからない場合は柔らかい大豆の水煮を、少量与えましょう。15分後アレルギーの症状が出なければ、大豆アレルギーである可能性は低いと考えてもいいでしょう。

地域によっては、節分の豆に落花生を使っているところがありますが、こちらも同様にアレルギーに注意してください。

落花生は、食べることもそうですが、片づけがしやすいなどの理由から殻つきのまま投げられることがあり、この殻の微粉を吸い込むだけでも、アレルギーが起こる可能性があります。

 

 

節分の豆の代用品

 

 

節分の煎り豆は「福豆」といい、年の数だけ(地域によっては歳の数プラス1粒)食べると、1年間無病息災で過ごせるといわれています。

ですが、窒息やアレルギーなどの恐れがあることに目をつぶってまで、食べる必要はありません。

福豆はあくまでも「縁起物」なので「必ず食べなければならないもの」ではないからです。

ですが「せっかくなので子供に雰囲気だけでも味あわせてあげたい」と思うのも親心。

そこで、節分豆の代用品について考えてみました。

紙類で作った豆をまいてお菓子を食べる

まず、まくための豆は新聞紙や折り紙など紙類で作った豆を代用しましょう。

これなら部屋が汚れないので掃除も楽ですよ。

そして食べるものは、たまごボーロやラムネ、ポン菓子、麦チョコなど、豆のように小粒なお菓子を用意しましょう。豆を食べるときと同じように年の数だけ食べれば、十分雰囲気を味わえますね。

注意点として、間違ってもたまごボーロやラムネなどのお菓子を、まかないようにしましょう。

崩れたお菓子は、部屋を汚して掃除が大変ですし、不衛生ですからね。

まとめ

 

 

  • 節分豆は3歳まで食べさせない
  • 3歳以上でも豆を食べさせるときはアレルギーに注意が必要
  • お菓子などの代用品で雰囲気を味わおう

以上が「節分豆は何歳から食べてもいいのか」についてでした。

日本古来の伝統や行事を大切に守りながらも、時代や状況に応じて内容を変化させていけたらいいですね。

 

 

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東風花
お絵描きと創作が好きな、三兄弟の母です。 子供たちに鍛えられ、か弱い乙女も、いつしか立派な母ちゃんになっておりました。 子育てや日々の出来事をつづったイラストブログ「猫田さんちへようこそ」も書いておりますので、興味のある方もない方も、一度覗いてみてください。 当サイトでは、文章を書くお仕事に携われた事に喜びを感じながら、記事を書かせてもらっております。 読者の方の視線に立った記事が書けるよう、日々精進していきたいと思います。 ※イラストブログ【猫田さんちへようこそ】を運営。リンクは名前から✅

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